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死ぬまでに一度は訪れたい、ワイングラス湾

19 2月
2011年2月19日

年明け早々、オーストラリアの各地で、大雨による洪水被害が起きました。
被害が一番大きかったのは、ブリスベンや郊外地域のクィーンズランド州、
そして、ビクトリア州でも、観光スポットで有名なグレートオーシャンロードの一部が、
一時期は土砂崩れなどにより、通行止めになりました。
現在は、各地で洪水被害地区の復興作業が行われており、
一日も早く住民が通常の生活に戻れるよう、
市民ボランティアや政府による支援活動が続いています。

幸いにも、私の住む街は、今回の災害とは縁の無い所でしたが、
オーストラリアに住む人間の一人として、この場を借りてお願いがあります。
経済専門家によれば、今回の被害総額は300億ドル(約2億5,000万円)
と言われています。
一人でも多くの方々がオーストラリアに観光で足を運んでいただく事が、
被災地の復興支援につながります。
ぜひとも、皆さまのお越しをお待ちしています。

さて、今回ご紹介したいのが、オーストラリアでは日本から最も遠い、タスマニアです。
地図でオーストラリアの本土と比べると、とても小さく見えるタスマニア州。
実は想像以上に広かったです。
1週間もあれば、ぐるっと島を周遊できるかと思っていたら大間違い!
自分の無知な距離感の為に、非常に駆け足の旅となってしまいました。

大自然を体感してなんぼのタスマニアですが、
その中でも、この時期にオススメしたいのが、
フレイシネ国立公園(Freycinet National Park)です。

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タスマニアには、幾つもの国立公園がありますが、
フレイシネ国立公園は、東海岸に位置し、
フレイシネ半島全てが国立公園になっています。
公園と言っても、オーストラリアの公園は規模が違いますよね。
ホバートやロンセストンからは、車で約2時間半~3時間で行けます。
主要都市からのツアーも出ていると思うので、
レンタカーを利用しない人は、それらを利用するのも良いかもしれませんが、
せっかくなら、フレイシネで何泊か滞在される事をオススメします。

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また、忘れてはいけないのは、
タスマニア州内の国立公園のほとんどで、入場料がかかるという事。
1日券というものありますが、国立公園の何ヶ所かを周る場合は、
1週間パスがあるので、こちらを購入した方が断然お得です。
入場券は、国立公園内にあるビジターセンターか、
或いは観光インフォメーションで購入できますし、
事前にオンラインでも購入できます。

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公園内には、幾つかのトレッキングコースがあって、
20分程度のコースから、3時間~5時間コースもあります。
ビジターセンターで、その日の体調やお天気に併せて、
オススメのコースを教えてくれますので、大いに活用しましょう。

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今回私が挑戦したトレッキングは、20分程度のコース。
本当は、一番の目的だった、ワイングラス湾(Wine Glass Bay)まで
歩きたかったのですが、残念ながら時間がなく、
遠方からワイングラス湾を眺める事ができるコースにしました。
それなりに急な山道を、歩く事20分。
多少息切れしてきた頃に、突然広がるワイングラス湾の絶景!
この感動を写真で表現しきれないのが、とても残念です。

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海からの澄み切った空気を、胸一杯に吸い込みながら望む、
美しい海岸線は、心から「生きてて良かった」と感じさせてくれる場所です。
次回行く時には、必ず海岸まで足を運びたいと思っています。

ここでワイングラス湾の名前の由来を少し。
地元の人の話によると、実は由来は二つあるのだとか。
一つは、湾の形がワイングラスのように見える事からという説。
もう一つは、1800年代前半に、この周辺で捕鯨が行われていた時期があり、
今のワイングラス湾一帯が、捕えられた鯨から流れ出た血で
真っ赤に染まっていた時があり、それがまるいで赤ワインのように見えた事から、
という説があるそうです。
現在のアンチ捕鯨国、オーストラリアからは想像の出来ない話ですね。

フレイシネは、オイスターや魚介類の生産でも有名な土地でもあります。
トレッキングでお腹がすいたら、
ぜひ、Freycinet Marine Farmで採れたての新鮮なオイスターをどうぞ。

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フレイシネ国立公園の情報:www.parks.tas.gov.au/?base=3363
Freycinet Marine Farm: www.freycinetmarinefarm.com

Mareebaでコーヒー三昧

08 2月
2011年2月8日

2月に入り、史上最大と言われるサイクロンが、 北クィーンズランド州の各地を襲いました。 年々世界中で天災の規模が大きくなってきていると 感じているのは、私だけではないと思います。

このサイクロンが上陸する数日前まで、 実はケアンズに旅行で滞在していました。

1週間の旅行で体験した、大自然と、 強く心に焼き付いた、グレートバリアリーフの 美しい珊瑚礁と熱帯魚たち。 これらの自然を守っていくのは、 私達人間の責任だと、痛感した旅でもありました。

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さて、今回は、旅行中に出会った、 The Coffee Worksというコーヒーの専門店を紹介します。。

ケアンズから車で約1時間の所にあるこの店、 マリーバ(Mareeba)という小さな町の一角にありました。 観光地としては、正直地味な町ですが、 アボカド、マンゴー、サトウキビ、マカデミアナッツ、 パイナップルなどの生産で知られている所です。

そして、実は国内のアラビカコーヒー豆の約8割が ここマリーバで生産されているのだとか。 オーストラリアでコーヒー豆を生産しているなんて、 ここに来るまでは知りませんでした!

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The Coffee Worksでは、 カフェでマリーバ産のコーヒーを楽しむ事ができたり、 ギフトショップでそれらのコーヒー豆を購入する事ができますが、 折角ここまで来たのなら、ぜひオススメしたいのが、コーヒー博物館。

有料(19ドル)ですが、コーヒー博物館の見学の他に、 マリーバ産のコーヒーや、 世界の有名なコーヒーを試飲出来ます。 又、お店で手作りのチョコレート(18種類ほど)を好きなだけ試食できます。 コーヒーと相性の良いチョコレートに、 ついつい食べ過ぎちゃいました。

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コーヒー博物館には、世界中から集められた、 コーヒーやお茶に関する、ありとあらゆる情報や歴史、 発明当時からの、古~いコーヒーメーカーなどの 商品が紹介されています。

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英語のみの解説になってしまいますが、 携帯のガイダンスを利用しながら、 展示品の説明を聞く事もできます。

1674年のイギリスで、一時女性達が、 コーヒーの飲み過ぎが、夫達の性欲を弱める事を理由に、 カフェの閉鎖を訴える運動を起こした、 なんていう珍話も紹介されていたのが面白かったです。

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じっくり見て、読んで楽しむには、半日かかるかもしれません。 ケアンズ産のコーヒーを味わいながら、 世界中のコーヒーの旅を体感できますよ。

ここで少しオーストラリア産コーヒー豆の豆知識。

コーヒー豆の生産は、 実は1832年にブリスベンでスタートしたそうです。 その生産地は、1880年代には、ニューサウスウェールズ州北部から、 クィーンズランド州の海岸線に広がり、 1900年までには、ケアンズ地区で50~60ものコーヒー生産農家が あったそうです。 その後財政難などから、多くの農家が倒産していった時期も あったようですが、現在マリーバは、国内最大の生産地として、 上質のコーヒー豆を生産し続けています。

マリーバ産のコーヒーは、まろやかで香ばしく、 まるで、ケアンズの大自然と太陽を思わせる味でした。

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The Coffee Works 136 Mason Street, Mareeba, QLD 営業時間:9am-4pm Website: www.coffeeworks.com.au

 

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