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地獄の1,000ステップス

29 3月
2011年3月29日

メルボルンはオーストラリア国内でもシドニーに続き、 大都市ですが、中心地から1時間程度の所で 大自然を体験できるというのが、メルボルンの魅力の一つだと思います。

今日ご紹介するのは、地元メルボニアンに人気のスポット、 「1,000ステップス(1,000 Steps)」です。 1,000ステップスは、メルボルン市内から車で約1時間の所にあります。 Dandenong Range National Park(ダンデノン地区国立公園)内にあるこのスポット。 名前からも想像がつくかと思いますが、 ここは山の中に1,000段近い階段があり、 頂上に向かって昇る、ハードなトレッキングコースです。

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通称は、「1,000ステップス」で知られていますが、 “Kokoda Track Memorial Walk(ココダトラック・メモリアルウォーク)” という名前も付いています。 第二次世界大戦中にパパニューギニアのココダトレイルで 当時の豪兵士達が苦しい思いをして歩いた山道を、 疑似体験できる場所でもあるんですね。

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週末になると、午前中からトレーニングに来るスポーツ選手や、 家族連れでとても賑わいます。 先日私が出向いた時にも、午後3時近かったにも拘らず、 多くの人達が、1,000ステップで汗を流していました。

それにしても、階段の第一歩に行くまでにも、 急斜面の坂を登っていくので、 それだけでもかなり体力消耗。 日頃の運動不足がたたって、既に息切れ状態・・・。 情けないったらありゃしない(苦笑)

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狭い階段を上っていると、 頂上から階段を駆け下りて来る人達と行き交いますが、 通常の道幅の広いトレッキングコースとは違い、 お互いに挨拶を交わす余裕もないです。 行けども行けども急な階段が目の前に続き、 10分も経たないうちに、息が苦しくなってきました。

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それでも、この地区が”Fern Tree Gully”という地名なだけあり、 木生シダがうっそうと茂る景色は、圧巻。 上に上っていくに従い、空気も徐々に冷たくなってくるのが 感じられ、それが心地良かったりします。 また、緑の木々からのオーガニックな香りが、 日頃の体に溜まったストレスや疲れを清浄してくれるようで、 一歩一歩昇りながらも、満足感を味わう事が出来ます。

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あと100段ほどで階段が終わるゴールに近づくと、 傾斜はさらにきつくなり、疲れはピークに。 ゴール地点は広場になっているだけで、 素晴らしい景色を楽しむ事は出来ませんが、 それでも、「1,000ステップスを昇りつめた」という達成感を味わう事ができます。

帰りは、同じ階段を下る事も出来ますが、 坂道を下っていく事もできます。 いづれにしても、「行きはよいよい、帰りは怖い・・・」ではなく、 「行きは大変、帰りもキツイ・・・」のこの1,000ステップ。 かなりハードな運動ですが、なぜか「また来たい」と思ってしまう場所です。 ちなみに、翌日は筋肉痛を覚悟して行きましょう。

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1,000ステップスのふもとには、BBQやピクニックが出来る施設も 整っているので、気持ち良い汗を流した後に、 ピクニックを楽しむのも良いかもしれませんね。 但し、ここでは環境保護の為、ゴミはすべて持ち帰るようになっています。 持って来たゴミは、自分で持ち帰りましょう。

Kokoda Track Memorial Walk (1,000 steps) Burwood Highway and Mt Dandenong Trourist Road Upper Ferntree Gully 3156 入場料:無料

B&Bのススメ(タスマニア編)

16 3月
2011年3月16日

オーストラリアも3月に入り、夏もそろそろ終盤にさしかかってきました。
相変わらず雨の多いメルボルンですが、
それでも青空の広がる夏日は、
近所を歩いているだけでも、バービー(BBQ)の美味しそうな香りが
各家から流れてきます。

さて、「B&B(ビーアンドビー)」という言葉は聞いた事がありますか?
B&Bは、Bed & Breakfast(ベッド&ブレクファスト)の略名ですが、
つまり、お部屋と朝食を提供する宿の事です。
日本で近い存在では、ペンションや旅館かもしれません。
英国圏の国では、一般的なもののようです。

B&Bの多くは、都市部よりも郊外に多くあるので、
日本から短期間でオーストラリアの主要都市だけを観光する場合は、
なかなか体験する機会が少ないと思います。

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B&Bのほとんどは家族経営で、比較的小規模。
ホテルや旅館がそうであるように、B&Bもやはりピンキリで、
例えばオーナーが元シェフで、朝食が高級レストラン並みの
豪華な朝食を用意してくれる所から、
パン、コーヒー、ビスケット、シリアルと
ごく簡単なものを用意している所まで、色々あります。

では、どうやってそれを見分けるのかというと、
オーストラリアでは、AAA Tourismという機関が、
各ホテルの格付けをしているので、
私の経験上、AAAで平均的に4ツ星以上の所は、
朝食も期待できると思います。

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今回ご紹介する四つ星のB&Bは、タスマニアの郊外にある、
Cambridge House(ケンブリッジハウス)。
ここは、前者のグルメな朝食が楽しめる宿です。
タスマニアのホバートから1時間程度の所にある
Geevestonという小さな町(村に近い?!)にあります。

この日は、宿の予約を取っていなかったので、
直接Cambridge Houseのオーナーと会い、
空室状況などを確認。
「客室が見たい」とお願いすると、
快く各部屋を案内してくれました。
全5部屋で13人しか泊まれない宿でしたが、
ローシーズンだったのもあり、
その日のゲストは私達だけでした。

それぞれの部屋はインテリアや雰囲気が違い、
オーナーから、「好きな部屋を選んでいいよ」と言われ、
どの部屋も可愛く、しばらく悩んでしまったほど。

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基本的には事前にインターネットや電話で、
予約をしておく事をお勧めしますが、
今回の私達のように、直接交渉するのも
旅の楽しさの一つかもしれませんね。

ちなみに、この建物は1870年に建設されたもので、
昔からの英国調の建物の味わいをそのまま生かした、
素敵な宿でした。
オーナ夫婦のカレンさんとグレンさんは、
もともとはブリスベン出身だそうですが、
タスマニア郊外の美しさに魅せられて、
この地でB&Bの経営を始める事にしたのだそう。
二日間この町で過ごして、
その気持ちが少し理解できました。

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ここで用意された朝食の食材は、
ほとんど地元で採れたものばかり。
地鶏卵から、宿の庭で採れた、ルバーブのジャムまで、
心のこもった手厚い料理に、
気持ちの良い朝のスタートでした。

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地元の人とのふれあいや、温かいホスピタリティー等、
シティホテルでは味わえない経験ができ、
しかも値段も手頃なB&B。
旅慣れた方には、ぜひオススメです。

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Cambridge House www.cambridgehouse.com.au
AAA Tourism www.aaatourism.com.au

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