メルボルンの交通事情

21 6月
2011年6月21日

年々人口が急増し続けるオーストラリア。 今年5月の政府の発表では、 2050年までに、国内人口は現在の約2,255万人から、 2,900万人~4,300万人まで増加すると予測されています。

国内で主要都市のメルボルンも、 近い将来はシドニーの人口を超えると言われているほど、 人口はどんどん増えています。   渋谷の駅前交差点に比べたら、 まだまだと言えるでしょうが、 それでも私が移住をした5年前と比べると、 街の中心地を歩く人達の数は、 驚くほど増えているように思えます。

人口が増えると、経済も発展し、 社会が活発になるのは嬉しい事ですが、 実はその反面、インフラが追い付いていないのが現実。 特に、公共交通機関の改善の遅れが、 今のメルボルンでは、深刻な問題となっています。

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例えば、朝夕の通勤ラッシュ。 日本から見たオーストラリアは、 広大な大地で、道路も広く、 交通渋滞なんて言葉が想像つかないかもしれませんが、 とんでもない! 都心一極集中のオフィス構成になっているので、 朝夕の交通渋滞は、年々深刻化しています。

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また、渋滞の車通勤を避けたい人達が、 電車通勤に変えるようになった事と、 人口増加により、郊外に住宅を持つようになった人達が増えた為、 今度は電車の通勤ラッシュが起こるようになりました。 5年前には、毎朝30分の通勤で 必ず席に座れていましたが、 今は席を確保するのが難しくなってしまいました。

オーストラリアに来て、 「東京の地獄の通勤ラッシュをもう体験せずにすむ!」と思っていたのも ほんの束の間でした・・・。

そしてそれに輪をかけて悪条件なのが、 メルボルンの電車事情。 時間通りに来ない、キャンセルになる、途中で停まる等‥、 こちらの電車には「正確」という言葉がまず存在しません。 市民からの不満が爆発寸前になり、 数年前に運営会社が新しくなりましたが、 残念ながら、その後もサービスの向上はあまり見られず。

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昨年からMykiというカード式の チケットシステムが導入されましたが、 導入当時は、必要より多くに課金されてしまったり、 機械が故障していて入金できなかったりと トラブルが続き、何億ドルと投資して導入されたシステムも、 利用者が増えないので、「廃止にする」という噂も ささやかれています。

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そんなストレスから逃れるかのように、 最近ブームになりつつあるのが、自転車通勤。 市内でも自転車利用者の姿を随分見るようになりました。

今回は、色々と現実的な話を書いてしまいました。 どこにいても、長く住んでいると、 その街の”Love & Hate”が出てくるもの。 最近では、電車の遅れが当たり前に思えるようになってきました。

在住者にとってみたら、はなはだ頭の痛い問題も、 旅行中のそんな不便な電車の体験は、 旅の想い出ひとつになるかもしれません。

ちなみにキセル乗車の罰則はとても厳しく、 チケットを所持していない場合は、 容赦なく150ドルの罰金を科せられるので、 くれぐれもご注意を。

Metro www.metrotrains.com.au

 

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