高所恐怖症克服するならここ!Tahune Forest Airwalk

17 5月
2011年5月17日

タスマニアには、数多くの国立公園があり、 充実したハイキングコースから、 何日もかけて歩く本格的なトレッキングコースまであります。

タスマニア旅行中には、私も色々なハイキングコースを体験しましたが、 中でもとてもユニークだったのは、 タスマニアの街ホバートから車で約1時間半の所にある、Tahune Forest Airwalk。 タスマニアでは人気の観光スポットの一つでもあります。

ユーカリ林のTahune Forest Reserve(タフーン保護林)内に作られた このアトラクションは、 Airwalk(エアウォーク)という名前通り、 森の中に作られた鉄橋を散策する事が出来ます。

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地上から高さ30メートルほどの所に作られた橋の上は想像以上に高く、 やや高所恐怖症の私にとっては、 この橋の上を歩く事はかなりチャレンジングでした。

長さ597メートルほどの鉄橋が森の中で延々と続く景色は、 少し異様な感じもしましたが、実際に橋を歩いてみると、 今まで見た事もない景観が目の前に広がり感動! まるで、鳥になった気分でした。

ただ、高所恐怖症の人は、なるべく足元を見ないように歩きましょう。 怖いもの見たさで、ついつい下を見てしまうと、 私の様にその場から動けなくなってしまうかも(笑) あえてスリリングにするためか、鉄橋の歩く所はほとんどが網目状。 しっかりと30メートル下の地面が遠くに見えるのが良いんだか悪いんだか。

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ここではユーカリ林、ササフラス、ブナ、 そして樹年1,000年以上のHuon Pineと呼ばれる松の大木等、 タスマニアならではの大自然を満喫できます。 また、誰が始めたのか、 途中で、たくさんのコインが落とされているブナの木の切り株を発見。 30メートル近いブナの切り株なので、もちろん地上からは見る事ができません。

この木の上に無事コインを落とす事が出来たら、願い事が叶うかも?

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実はこの橋のスリルはこれだけでは終わらないんです。 20分ほどこの橋を歩き続けると、 最終地点には片持ち梁になったプラットホームがあります。 この部分は完全に空中に浮かんでいる状態で、 しかも地上からの高さは48メートル! 人が歩く度にグラグラと揺れるので、余計に恐怖心をあおってくれます。 この時点で、すでに私の腰は完全に引けていました。

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さんざん迷ったあげく、深呼吸をしながら一歩一歩進む事に。 でも最終地点のプラットホームまで、行った甲斐がありました! パノラマに広がる景色と澄みきった空気を胸一杯に吸い込んだら、 恐怖心もすっかり忘れ、大満足。 また、ここからはタスマニアで4番目に長いと言われている Huon Riverという川も遠方に眺める事ができます。

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エアウォークを体験した後は、 今度は地上から森林の中を散歩するのもオススメです。 往復20分コースのThe Huon Pine Trackや、 1時間コースのThe Swinging Bridges at McKay’s Trackがあるので、 その日の体力に併せてコースを選びましょう。

また夏季は山火事が起こる可能性があります。 出かける前にインターネットや観光局等で、 確認してから出かける事をおすすめします。

Tahune Forest Airwalkを体験すれば、 高所恐怖症が克服出来るかも?!

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Tahune Forest Airwalk Arve Road via Geeveston, Tasmania TEL. 03 6295 7177 http://adventureforests.com.au/tahune/tahune-airwalk-home

入場料:大人$24.00 小人(5-16才)$12.00 営業時間:10月~3月 9:00am-5:00pm           4月~9月 10:00am-4:00pm 休業日:クリスマスおよび山火事等の災害をもたらす天候の日 (上記の情報は2011年5月末現在のものです)

 

ビーチワ―スで古き良き時代のオーストラリアを体験

09 5月
2011年5月9日

メルボルンから車で約3時間所にある町、 ビーチワ―ス(Beechworth)は、19世紀半ばにゴールドラッシュで栄えた街です。 また、オーストラリアでは知る人ぞ知る、 アンチヒーローのネッド・ケリーがメルボルン監獄で絞首刑になった話は有名ですが、 ビーチワ―スには彼が警察を殺害したという容疑で、 3年間入所していた元刑務所がある事でも有名な町です。

現在は人口3,200人(2006年現在)足らずの小さな田舎町になってしまいましたが、かつては金鉱の噂を聞きつけた人達が国内外から集まり、 人口が3万人もいたのだとか。 街の中心地は30分程度で見て回れる程度の本当に小さな町ですが、 当時の面影が町のあちらこちらで見られます。

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町の中心から徒歩5分の所にあるSambell湖から出発し、 Spring Creekに沿って歩くこと10分、 地面の至る所にボコボコとかなり深い穴が空いている場所があります。 何と昔の金鉱の採掘場所だった所なんだそう。 ここでもゴールドラッシュ時の歴史を垣間見られます。 2年間で10万オンスの金(約28トン)が採掘されたってすごいですよね!

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アンティークな建物を眺めながら、中心地でウィンドウショッピングをするのも楽しいですが、 車の数が少ない田舎町だからこそ、レンタルサイクリングもおススメです! レンタルサイクリングの店では、 サイクリング用の「Ride Guide」という地図を含め、 マウンテンバイク、ヘルメットなど一式を貸し出しています。 息を飲むような数々の美しい景色に出会える事間違いなし! カメラはお忘れなく。

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ビーチワ―スは地産の宝庫でもあります。 地元の食材を利用したジャムや蜂蜜の専門店、 そして昔ながらの手作りのキャンディーが所狭しと並んだ The Beechworth Sweet Coなど、お土産にぜひ!

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美しい自然と古き良きオーストラリアが残されたこの町は、 田舎ならではの人の温かさにも触れられる、どこかほっとする場所です。

毎年季節ごとにミュージックフェスティバルや 収穫祭などのイベントが開催されているようですが、 個人的には初秋の紅葉の季節(5~6月頃)が特におススメです。

都会の喧騒から離れコテージタイプの宿で、 夜は地元産のワインを飲みながら、 ゆらめく暖炉の火を眺めて過ごすひととき・・・・。 そんな贅沢な時間をビーチワ―スで過ごしてみませんか?

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Beechworth Visitor Information Centre website www.beechworthonline.com.au

 

 

スリル満点!クロコダイルファーム

26 4月
2011年4月26日

オーストラリアと言ったらワイルドな赤土のアウトバックや 沼地を這い回るクロコダイル(ワニ)を想像する人が多いかと思います。 映画「クロコダイルダンディー」や今は亡き、 クロコダイルハンターのスティーブ・アーウィン氏のイメージが強烈なせいか、 オーストラリアへ行けばどこでもクロコダイルに遭遇しそうですが、 実は広いオーストラリアでの生息地域は北部の熱帯地区のみ。 川等の淡水に住むフレッシュウォータークロコダイルと 海水に住むソルトウォータークロコダイル(イリエワニ)の2種類が オーストラリアには生息するそうですが、 そんなワニ達に出会えるのが、 今回ご紹介するクロコダイルファーム“Hartley’s Crocodile Adventures”です。

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ケアンズから車で約40分、ポートダグラスから約20分の所にある このクロコダイルファームは、ワニの養殖場ですが、 オーストラリアのワイルドライフを体験できるテーマパークになっています。 広い敷地にはクロコダイルがどうやって養殖されているのか、 クロコダイルの世界的な皮や肉の需要の高さ等、 実際に説明を受けながらワニの養殖場を見学できます。

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またボートに乗って敷地内のラグーンに住むワニを真近で見るクルーズツアーに参加できたり、 スタッフがワニと戦うパフォーマンスが見られるショーがあったりと、 大人でもここで一日十分に楽しめます。

グルーズツアーでは沼地に潜むワニがどこから現れるか分からないので、 ボートに乗っている間もドキドキ。 (ボートには強化ガラスがついているので安全ですが、やはりコワイ!)

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ここに住むワニ達は主にイリエワニですが、 このワニ、世界で一番大きく育ち凶暴なワニなんだとか。 ガイドさんがワニを餌でおびき寄せると、 その大きな肉の塊を捕らえようと、信じられないほどのジャンプ力! その時に歯がガチンと当たる音が何と恐ろしい事! あんな歯で噛まれたら、人間なんて簡単に食いちぎられてしまうんでしょうね。

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園内で見たクロコダイルは、大きくて全長が3メートルほどでしたが、 イリエワニは7メートルほどまで成長するのだとか。 スタッフがクロコダイルと戦うパフォーマンスショーでは、 足元でさまようワニがいるにも関わらず、 淡々とワニについて説明をするスタッフ達。 オージー男子のたくましさを感じながらも、 「いつかガブッと食われるんじゃないか」とついつい彼らの説明も上の空に。

ちなみに、オーストラリアで人間がワニに襲われる確率というのは 実はとても低いそうです。 そうは言っても一番襲われる可能性が高いのが、 酔っ払った20代~30代の男性なんだとか。 まぁ、夜の川に飛び込むおっちょこちょい層がちょうどその年頃なんでしょう。

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園内には、他にコアラやヒクイドリという絶滅の危機にある野鳥や ヘビ等の野生動物を見学する事ができ、 時間によってはコアラやクロコダイルに餌を与える事もできます。 散々クロコダイルでスリルを味わった後には、 コアラの寝ぼけた姿にやけに癒されたりします。

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これだけ恐ろしいクロコダイルを観た後にはあまり食欲が湧かないかもしれませんが、 パイで有名なポートダグラス市内のお店”Mocka’s Pies”で、 クロコダイルのパイを試食してみては? クロコダイル肉は初体験でしたが、 鶏肉の様にわりとあっさりとしていて美味しかったです。

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[Hartley’s Crocodile Adventures] Captain Cook Highway, Wangetti Beach, Queensland www.crocodileadventures.com 入場料:大人$33.00 小人(4-15才)$16.50 開園時間:8:30am-5:00pm

[Mocka’s Pies] Shop34, 9 Grant Street, Port Douglas, Queensland Tel: (07)4099 5295

田舎町の隠れた名所を訪れる

10 4月
2011年4月10日

今年に入り次々と世界中で大きな天災が起きている中、
日本の大震災のニュースを耳にした時は、信じられない思いでした。
この場をお借りして、東北地方太平洋沖地震により被害を受けた皆様、
またそのご親族の方々に心よりお見舞いを申し上げます。
そして1日も早い復旧を祈るばかりです。

さて、今日ご紹介するのは、タスマニアのROSSという町です。
タスマニアに旅行をした人には既に「知っている」と言われるかもしれませんが、
実はこの町、日本と縁があるんです。
タスマニアの東の内陸部に位置するRossは、
北部の街Launcestonから車で1時間ほどの所にある小さな田舎町です。
1836年に作られた、オーストラリアでは3番目に古いRoss橋を始め、
国家遺産として登録されている建築物が多いこの土地は、
毎年国内外からたくさんの旅行者達が訪ねて来るほどの魅力を持っています。

人口が300人程度の本当に小さな町にも関わらず、
わざわざ皆が訪ねたくなるその魅力は何なのか。
一つには、1800年代前半の古い街並みがそのまま残された場所である事でしょう。
ノスタルジックなその町を歩いているだけでも、
趣があって良いものです。

そしてもう一つ、日本人がここへ足を運ぶ理由には、
この町のパン屋さんにあります。
ロス・ビレッジ・ベーカリー(Ross Village Bakery)は、
宮崎駿夫氏のアニメーション、
「魔女の宅急便」の舞台となるパン屋さんのモデルになったと噂される店。

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確かに店の外観と言い、裏庭から見た建物と言い、
あの魔女の宅急便のパン屋を彷彿させるものがあります。
一帯誰がこの店を探しだしたのか・・・。
またこの店に隣接する建物は、宿泊施設にもなっていますが、
驚くなかれ、屋根裏部屋の一室は、主人公キキの部屋が存在するんです!

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この日はお店が忙しそうだったので、
部屋の中を見せてもらう事は遠慮しましたが、
オーナーのクリスさんの話では、
あまりにたくさんの日本人がキキの部屋を見たさに次々と訪ねて来るので、
この1室を「Kiki’s Room(キキの部屋)」と名付けてしまったとか。
これで先ほど「日本と縁がある」と言った理由がお分かりいただけたと思います。

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アニメに興味がない方でも、
1832年に建設された国家遺産にも登録されているこの宿に滞在し、
また、100年以上も美味しいパンを焼き続けているこの店で、
出来たてのパンを朝食に味わう・・・・。
オーストラリアの開拓時代の陰影を存分に楽しみながら、
ゆっくりと流れる時間をこの町で過ごすのも良いかもしれません。
ちなみにここで食べたマッシュルームパイはとても美味しかったです。

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また、LauncestonからRossへ向かう途中にあるEvandaleという町(村)では、
毎週日曜日にサンデーマーケットが開かれています。
アンティークや地産の野菜や手作りジャム、ソース等が販売され、
観光客以外に多くの地元の人達の台所にもなっているようです。
Rossの町へ行くついでに、ぜひ立ち寄って見ては如何ですか?

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Ross Village Bakery & Inn
15 Church St. Ross Tasmania
www.rossbakery.com.au

Evandale Sunday Markets
Falls Park, Logan Road Tasmania
毎週日曜日 8:00am-1:30pm

地獄の1,000ステップス

29 3月
2011年3月29日

メルボルンはオーストラリア国内でもシドニーに続き、 大都市ですが、中心地から1時間程度の所で 大自然を体験できるというのが、メルボルンの魅力の一つだと思います。

今日ご紹介するのは、地元メルボニアンに人気のスポット、 「1,000ステップス(1,000 Steps)」です。 1,000ステップスは、メルボルン市内から車で約1時間の所にあります。 Dandenong Range National Park(ダンデノン地区国立公園)内にあるこのスポット。 名前からも想像がつくかと思いますが、 ここは山の中に1,000段近い階段があり、 頂上に向かって昇る、ハードなトレッキングコースです。

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通称は、「1,000ステップス」で知られていますが、 “Kokoda Track Memorial Walk(ココダトラック・メモリアルウォーク)” という名前も付いています。 第二次世界大戦中にパパニューギニアのココダトレイルで 当時の豪兵士達が苦しい思いをして歩いた山道を、 疑似体験できる場所でもあるんですね。

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週末になると、午前中からトレーニングに来るスポーツ選手や、 家族連れでとても賑わいます。 先日私が出向いた時にも、午後3時近かったにも拘らず、 多くの人達が、1,000ステップで汗を流していました。

それにしても、階段の第一歩に行くまでにも、 急斜面の坂を登っていくので、 それだけでもかなり体力消耗。 日頃の運動不足がたたって、既に息切れ状態・・・。 情けないったらありゃしない(苦笑)

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狭い階段を上っていると、 頂上から階段を駆け下りて来る人達と行き交いますが、 通常の道幅の広いトレッキングコースとは違い、 お互いに挨拶を交わす余裕もないです。 行けども行けども急な階段が目の前に続き、 10分も経たないうちに、息が苦しくなってきました。

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それでも、この地区が”Fern Tree Gully”という地名なだけあり、 木生シダがうっそうと茂る景色は、圧巻。 上に上っていくに従い、空気も徐々に冷たくなってくるのが 感じられ、それが心地良かったりします。 また、緑の木々からのオーガニックな香りが、 日頃の体に溜まったストレスや疲れを清浄してくれるようで、 一歩一歩昇りながらも、満足感を味わう事が出来ます。

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あと100段ほどで階段が終わるゴールに近づくと、 傾斜はさらにきつくなり、疲れはピークに。 ゴール地点は広場になっているだけで、 素晴らしい景色を楽しむ事は出来ませんが、 それでも、「1,000ステップスを昇りつめた」という達成感を味わう事ができます。

帰りは、同じ階段を下る事も出来ますが、 坂道を下っていく事もできます。 いづれにしても、「行きはよいよい、帰りは怖い・・・」ではなく、 「行きは大変、帰りもキツイ・・・」のこの1,000ステップ。 かなりハードな運動ですが、なぜか「また来たい」と思ってしまう場所です。 ちなみに、翌日は筋肉痛を覚悟して行きましょう。

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1,000ステップスのふもとには、BBQやピクニックが出来る施設も 整っているので、気持ち良い汗を流した後に、 ピクニックを楽しむのも良いかもしれませんね。 但し、ここでは環境保護の為、ゴミはすべて持ち帰るようになっています。 持って来たゴミは、自分で持ち帰りましょう。

Kokoda Track Memorial Walk (1,000 steps) Burwood Highway and Mt Dandenong Trourist Road Upper Ferntree Gully 3156 入場料:無料

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