月別アーカイブ: 3月, 2007

お金の数え方

30 3月
2007年3月30日

面白いもので、みなさんもご存知の通り、お国柄でお札の数え方がそれぞれありますよね。 いろいろな国を訪ねていると、何処からの発想でこういうやり方になったんだろうって、 お国柄が出ていて、とても楽しいパフォーマンスを観ているようです。

ボクたち日本人がよくやる親指と中指を使って一枚一枚数えるやり方や、 銀行の様にトランプを広げるように4枚ずつ数えるやり方は、 外国じゃお目にかかったことはありません。

バリの両替商では帯のついている束のお札は機械にかけて、100枚あるかどうか チェックするんだけど、機械が誤作動を起こすと人が数えることになる。

ボクがよく利用するバリ島の両替商で、お札の数え方に関心してしまう。

かれらは左手でお札を持ち、右手の薬指~中指~人差し指とリズミカルに 夏木マリの様に(知ってる?)動かし、3枚区切りであっという間に数えてしまう。 3枚という所が、日本の銀行より1枚足りない所が面白い。

自分のお財布のルピア札を、彼らのまねをして数え方の練習をしたことがある。 でも全然うまくいかなかった。 よくみると汗にまみれた、クチャクチャの1000ルピア札が行く手を阻んでいた。 庶民に一番使われている1000ルピア札だ。 かれらにお札のまとめた数え方なんて、あまり必要ないんだもんね。

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養アヒル

17 3月
2007年3月17日

日本の長野県の山道で蜂蜜を製造している養蜂農家が、 蜂と共に季節の花を追いかけて移動してゆくトラックに出くわした事がある。 レンゲ、アカシア、そばの花など、高級な蜂蜜の原料となる花の、 一番の最盛期を求めて転々と移動するわけだ。

そんな光景を、バリで見た。

ボクの車の前をトラックが坂を下ってゆく。 荷台をよく見ると、籠に寿司詰め状態に押込まれたアヒルが何百匹も乗っている。 カーブでもびくりとも動けない状態のアヒルは、満員の通勤電車を想像させる。

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これから売られに行くのだろうか? ボクの疑問にドライバーはすぐに答えてくれた。

あれはね、稲を刈った後の田んぼに放すと、こぼれ落ちた米を食べるんですよ。

なるほど、大量のアヒルが田んぼに残った米を食べ、その排泄物が土に栄養を与える。 なんとも合理的で、アヒル農家も餌代がかからないし、 米つくり農家は土の管理が出来てしまう。

たぶん契約している農家の収穫に合わせてアヒルを移動させているんだろう。 でもアヒルにしては大ストレスだろうに。

トラックから降ろされて、籠から出されて、広い田んぼの 米が沢山散らばってるところに開放され、やった~、とばかりにつらかった事も忘れ、 一心に餌をついばむ。 その一瞬が、彼らにとって最高の幸せなんだろう。 でもそれもほんの束の間で、また籠にぎゅうぎゅう詰めにされて、次の土地に移動する。

身動きできないアヒルの目だけがこっちを恨めしげに見ているような気がして、 それでも何か、人の人生にとっても近いかな、って、神妙な気持ちになってしまった。

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焼きそば うえだ

09 3月
2007年3月9日

おいおい、こんなに無造作に看板かけて置いたら、持って行かれちゃうんじゃない? 直筆の看板がブノアのJLプラタマにひっそりと掛けてある。 ここは別称『まるこのやきそば屋』

さくらももこが『焼きそば うえだ』を執筆するにあたり、ここHome Stay Pension 【PONDOK AGUNG】の協力を得て、ワルンをオープンさせた所だ。 ロスメンの庭に4席ほどの簡単なテーブルがセットされている。 緑のふんだんに溢れかえる庭は、 どこか田舎に来た様な錯覚さえも覚える。

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看板だけでなく、メニューも手描きのようだ。 焼きそば25000ルピア、お好み焼き25000ルピア。 同じメニューにミーゴレン10000ルピアも載っている。 おなじ焼きそばでもバリと日本じゃこんなにお値段の差がある。 思わず笑っちゃいながらも、この差がなんの差なのか、覗いてみたくなる。

突然の6人の団体の出現に、お料理がなかなか出てこない。 頼んだ事も忘れてしまう位時間が経過した頃、 やっと2人前のお好み焼きがやって来た。 暫くして更に2人前。 頼んだ焼きそばとお好み焼きが全部揃うのに、バリ時間を意識する。 そうか~、この店はコンロが2基しかないんだ~! だから二人前ずつしか出てこないんだ!(笑)

焼きそばはローカル麺をソースで炒めた物。 具材は豊富でキャベツ、肉、イカ、桜海老、紅しょうがが見え隠れする。 お好み焼きはもっちりで、マヨネーズ付。 焼きそばよりお好み焼の方がおいしいね、とは大阪人の意見。 今度ブンクスして家でご飯のおかずにしましょうよ。

『焼きそば うえだ』 より、『お好み うえだ』 だねって皆で相槌を打ちながら、 まるこの看板にお別れしました。 バリでまるこに出会う。 何ともアンバランスな感覚が楽しいんじゃない♪

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ビーチおばさん出勤風景

05 3月
2007年3月5日

日本でスーパーにお買い物に行くのに、 殆どの皆さんがお車をお使いでしょ? 一週間に一回の買出しで冷蔵庫を満杯にすれば、 後は出かけなくても済むもんね。

それも近代国家日本だから出来ることで、 バリじゃ、毎朝お買い物は籠をぶら下げて、その日の食品を買うのが主流だね。 冷蔵庫なんて、普通の家庭にはないものね。 お買い物も車じゃなく、普通バイクか徒歩だよね。 バリでもお金持ちで車を持っている人は冷蔵庫もあるだろうから、 日本と同じにマクロあたりの大きなスーパーでまとめ買いをするようですけど。

クタビーチなどにいくと、マッサージおばちゃんとか、みちゅ編みおばちゃん軍団が、しつこい位に迫ってきますよ。 あなたが初バリなら慣れないその風景に、尻込みしちゃうかもしれない。 でも、ご心配なく。 あの人たち、本当は心優しい、家族思いの苦労人なんですよ。

ビーチにマッサージやミチュ編をするおばちゃんたちの商売道具を見たことありますか? 砂浜に敷くマットでしょ。それとバスタオル。マッサージオイル。お弁当。水。 最低でもそれくらい、外国人をマッサージするのに必要です。

それを日本みたいに車でぶ~んって持っていけたら楽チンですね♪ でも売り上げ見たら、ガソリン代に消えちゃいそうですよ! だからおばちゃんたちは、商売道具を抱えて抱えて、乗っけて、歩いて運ぶんです。 その頭に、肩に、腕に、足に、 家族からの期待を一心に集めて、重い想いをしながらも仕事場まで運んで行くんです。 砂浜を長く、長く歩いて・・・・

これを見てると、なんだか自分が楽をさせて頂いていて、 とっても申し訳ない気持ちが生まれてきます。 おばちゃんを手助けする気持ちじゃなくて、 『もっと人生一生懸命やらんかい!』 『楽して生きて行けるほど、甘くないよ!』 こんな言葉をバリの神様から頂いている気がします。

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