月別アーカイブ: 11月, 2007

600キロを持ち上げる

29 11月
2007年11月29日

日本って便利ですよね。
重たいものをトラックに積んだり降ろしたりしなければならない場合、
フォークリフトやクレーンのお世話になりますよね。
もし日本にそんな文明の力がなかったらどうなるのでしょう?
まず運ぶのを諦めちゃうでしょうね、きっと。
 

バリ島では日本のようにフォークリフトやクレーンをめったに見る機会がありません。
あったとしてもそれ程数がないものと思われます。
じゃあ重たいものはどうするの?って?
人海戦術を使うしか有りませんね。
 

重たいものの代表格、石に登場してもらいましょう。
バリ島では石による石像作りが盛んです。
場合によっては巨大なものも。
それを積み込んでいる現場を、ボクは見てしまいました。

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お店の前に横付けされたトラックの荷台に、600キロの石で出来た石仏を積んで、
カーゴ会社で梱包し、オーストラリアに送るんだそうです。
地面から荷台まで太い木の板を渡し、ロープを架けた石仏を上から引っ張り、下から押し上げ、
一時間もかけてトラックに積み込んでいるのでした。
見物人も含めると20人ほどが仏像積載に参加しています。
うなり声とも似つかない掛け声を合わせながら、微妙にずり上げられてゆくのでした。
 

文明ってなんだろう?
この光景を見て、つくづくそう思ってしまいました。
文明の結果が、罪のない人や島や国や自然や地球を破壊して・・・・
便利の代償はとてつもなく大きいかもしれません。
 

石仏を積み込んだ後のみんなの爽やかな笑顔や額に光る汗が、
とっても印象的でした。

前世をみてもらいますか

17 11月
2007年11月17日

インドネシアの宗教色の強い厳格なお国柄にあって、
『宗教はみな同じだから』といって
宗教の則を越えているジャワ人の知り合いがいる。
彼はタバコも吸うし、ビールも飲む。
昔は船員をしていて世界各国を旅してきた経験からなのか、
インドネシア人でありながら非常にグローバルな考えの持ち主である。

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彼は言う。
『ぼくはもう少し働いたら、人々を救う道に入るつもりなんだ』と。
いまは浄水器で『アクア』よりも高品質の水を作って、一般家庭やお店に卸している商売をしているんだけど、
将来の設計が既に出来ているようだ。

彼は前世を見たり、ブラックマジックを体から取り去る力を持った霊能者なのだ。
名前は『Redy』 Rは巻き舌で発音してくださいね。
彼との付き合いはかれこれ3年になる。
奢る事もなく、いつも真面目な印象の彼に、
3ヶ月に一回くらいのペースで会っている。
ブログ仲間がタイミングよくバリに来て、ボクのスケジュールとピッタリだったりすると、
食事の場所に彼を呼んで、前世を見てもらったりすることがある。
彼曰く、『修行中なのでハッキリした事は言えないけど、だいたい三代前まで映像として見えてくる』のだそうだ。

いろんなバリ好きさんの前世を伺っていると、
前世がバリ人だったリ、宗教的な係わり合いが強かったり、ヒーラーだったりと、
バリを好きになる理由と前世との接点が納得できる所で交わっているのが面白い。

 
彼は商売で前世を見ているわけではないので、お金は決して受け取らない。
悩みがある人のために自分が何かをしてあげられる、それがよい方向に向かっていったら、
それが彼のこの世に生を受けたお役目だからだそうだ。
いかがですか今度バリに行かれた時に、Redyに会って見ますか?

 
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モンキーフォレスト・ジャランジャラン

05 11月
2007年11月5日

遮るものがないバリにあって、森林浴が全開で出来る森は貴重な場所だ。
一歩森の中に足を踏み入れると、そこはもう別世界。
喧騒は遮断され、照りつける太陽の熱も木々に吸収され、
気が充満した空間を作り出している。

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ここはウブドのモンキーフォレスト。
入り口の切符売り場のすぐ横を入ってゆくと、
石畳の苔むした舗道になる。
木々と川に挟まれた狭い舗道は、時折地元のバイクがゆっくりとすり抜けてゆく。
道が狭いので、その都度立ち止まって隅に寄り、
彼らをやり過ごすのが賢明だろう。

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木漏れ日に申し訳程度に照らされた葉っぱの集団は、
緑を取り戻したように光り輝いている。
苔むした石積みの塀が、時の流れとともに、ひっそりと息づいている。
蔓が根に変化して奇妙な根っこの固まりに見える大木が、
何百年もの息吹をじっと守っている。

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植物が発するエネルギーを体全体で取り込みながら歩を進める。
濃い緑が優しく目に入ってくる。
木立をかすかに振るわせる風が皮膚に心地よい。
右下を見下ろすと、観光客の姿が。
ここはモンキーフォレスとの外遊舗道なので、公園内の道と平行しているのだ。

 

暫く散歩を続けると森の外れに出てくる。
空にはぎらつく太陽が容赦なく大地を照らして、
今までの森の中とは別世界を作り上げている。
そして道は、ニュークニンへと続いている。

石彫りの村

03 11月
2007年11月3日

サヌールからウブドの町に向かう途中に、なにやら石で彫ったヒンドゥーの神様や、
細かくカービングを施された壁飾りや巨大なオブジェが目に飛びこんでくる。

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ここが石彫りの村『バトゥプラン』である。
道路を挟んだ両側に何十という石やさんが店を構えていて、
のしかかって来るような迫力が圧巻である。

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白やグレーといった、素材の異なった石やコンクリートを使い、
お店それぞれにデザインの特徴を出している。
圧倒的にジャワで採取される、白くて柔らかい火山性凝灰石を材料に使用しているお店が多く、
良く見るとお店によって石の白さが異なっている。

聞くところによると、産地や地層で純白のグレードの高いものから、石の中に茶色の縞が混入した標準グレードのものまで、遠路はるばるジャワ島からバリ島までやってくるらしい。

殆どのお店の裏手は工房となっていて、作業を垣間見ることが出来る。
バリ人やジャワ人の混成チームが、大きな石と格闘している。
ライン取りされた石板に張り付くように彫っている姿は、バリクラフトの無限の可能性を示唆している。

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ウブドの通りがかりに車窓から眺めるだけでなく、
めぼしい店でちょっと車を止めてもらって、中を見せてもらうのも楽しいと思います。
小さな石彫りをお土産に買って、バリ記念には丁度いいかもしれない。

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