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町で出会ったオダランの風景

26 9月
2008年9月26日

バリに行かれると真っ先に目に飛び込んでくるのが独特のカルチャーですね。
ボクも初めてバリに行った時は、チャナンを見て感激し、クバヤを見て胸がときめいて、それこそ10分おきに脳に衝撃が走りました。

こんな別世界があるのか?
ボクたちが暮らしている俗世界とはひと味違う異空間。
見るもの聞くもの感じるもの体験するものが余りに衝撃的で、
ずるずると深みに嵌ってきたのかもしれません。

車で細い道路を通過した時に突然の渋滞にはまり、
のろのろになった車窓からはこんな光景が飛び込んできました。
同乗者にカメラを預け、シャッターを押し続けてもらいました。

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オダランという一年に一回執り行われるお寺の建立記念のお祭りです。
いわばお寺のお誕生日に檀家がお供えをもって駆けつけるという習しになっています。
村の人々が正装して祭りに参加しています。

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人手を当てにして屋台のサテー屋、風船売り、おもちゃ売り、ゲーム屋なども俄かに現れて、狭い舗道に人人人でごった返す中、すぐ脇を車が徐行してすり抜けて行きます。

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こんな日常も、突然に現れて、いつも目が離せません。
こんな風景に至る所で出くわすのもバリのよさのひとつです。

海辺のプール作り

17 9月
2008年9月17日

労働賃金と機械力の関係は国によって大幅に異なる。
工事現場を見て、スコップを持っている人間がどれだけ多いか、
機械がどのくらい入っているかで労働賃金が想像できる。

途上国では圧倒的に人が勝る。
機械の償却よりも人件費のほうがはるかに安いからだ。

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海に面した敷地にプールを造っていた。
数人の男が穴に入り、スコップで砂を上に揚げる。
上がった砂を男達がスコップで桶やバケツに移し変え、
女達はそれを頭に乗せて運んでゆく。
バックホーがあれば一日で作業は完了しちゃいそうな穴の大きさなんだけど、
人海戦術では4~5日は掛かるのだろう。
それでも人のほうが機械より安いのだろう。

相手が砂だから作業効率が良いのだろうけど、
土や岩盤だったら大変だ。
ましてや太陽が照りつける日中の作業。
高い所から見ていると、なんだか申し訳なくなってくる。

こんな工事現場はよく遭遇する。
労働者の日当は、熟練クラスで最低賃金の2倍ほど。
手伝いクラスで最低賃金をやや下回る。
女性も男性も変わらない様だ。

何気に触れている建物や道路が、彼らの汗で造られている。
正にハンドメイド。
機械力がないので少しくらい曲がってたって、真っ直ぐじゃなくたって、それはそれ。
それをバリのアジとみるか幼稚と見るか、
ボクたちの判断の分かれ目でもある。

面白日本語レストラン

11 9月
2008年9月11日

バリ島でも日本ブーム。
日本食レストランにも大勢のインドネシア人が駆けつけるし、
箸を器用に使ったり、簡単な日本語での挨拶などは皆さん得意だ。
日本びいきのインドネシアだし、世界的な和食ブームで、リッチ層が世界の潮流に乗っかっろうとしている気がする。

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そんなブームにあやかって、お店の名前も日本ぽくつけて、
此処のオーナーは日本人なのかな?って想像させるようなお店が増えてきている。
そうする事で売り上げ倍増を狙っているに違いない。

レギャンにあるMIKIキッチンもそのひとつ、かもしれない。
インドネシア料理から中華、西洋料理とレシピは幅広い。
でもそこのオーナーが日本人かどうかは、ボクたちから見るとすぐに化けの皮が剥れてしまう。

メニューを見ると面白日本語のオンパレード。
インドネシア語、英語、日本語で書かれているんだけど、

* ミッキ キッチン の 好物
* ミッキ は 壁 を 飛び越え 汁
* アイス ポン酢  (Ice lime juice)
* 御八つ (おやつのことですよ!)

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などなど、笑わせてくれる日本語のオンパレード。

お値段も高くはないし、おいしいし、お店も綺麗だし、
隣にホテルやスパがオープンするというし、
特に文句をつけるところは何もないんだけど、
メニューを見ているだけでお腹を抱えて笑える、
なかなか楽しい、なんちゃって日本語レストランでした。

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笑いすぎてお腹が減って、たくさんオーダーしてくれる事を狙っているのだとしたら、
まんまとやられてしまった!(笑)

ちょっと寄り道バトゥブラン

03 9月
2008年9月3日

ウブドへ向かう街道で、石で出来た像がたくさん並んだお店が出現してくる。
石像で有名なバトゥブラン村に入ってきた。
だんだんその数は増え、道路の両側が石だらけの様相を呈してくる。

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殆どのお店は奥が工房になっていて、裏手に回ると職人が石に向かってノミを打ち、彫刻を繰り返している。
細かな作業に気の遠くなる程の時間をかけて、毎日毎日、同じ作業を継続する。
職人はジャワからの若い出稼ぎも多い。

一軒の店に入ってみる。
この界隈では腕がいいと信頼されている店だ。
職人の腕ばかりでなく取り扱っている石の品質、納期、このどれもがきちんと守られていないと、一流の石商店とレッテルを貼られない。

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取り扱っている商品は大きく3パターンに分かれる。
ひとつはパネル。
様々なモチーフ、様々な大きさで、立体的に詳細に彫られている。
石の性質から大きなものは数枚のパネルに分割される。
組み立てる際に、柄をあわせて一枚のパネルにみせるようだ。
もうひとつは石像。
宗教的なモチーフからバリニーズのガムラン隊、ヨーロッパの天使まで器用に彫ることも出来る。
そしてすかし柄の石柱。
見事な中をくり抜いた彫刻は、エントランスのランドマークに用いられる。

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殆どの方がウブドへ向かう途中の車窓からの眺めるだけの観光で、
実際にお店の中を歩いた経験がないかもしれないけど、
もし少しでも時間に余裕があったら車から降りて、実物を間近で見ていただきたい。
インドネシア人の根気と芸術性を目の前で実感して欲しい。
息をのむ作品に出会い、きっと感動が生まれてきますよ。
そして日本人が忘れてしまった何かを想いだせるかもしれません。

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