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カフェ事情

28 11月
2008年11月28日

バリには現地でカフェと呼ばれる店が2種類あって、
ひとつはホステスが居る、屋外に屋根だけかけたようなジモティ御用達のカラオケ店。
もうひとつは一般的にお茶をしてケーキなどをお手軽に食べられる店。

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今日はお茶をするカフェなので、お姉ちゃんの方向とは異なります。

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ビンタンスーパーの前にDelisiosoというお茶処がオープンしていました。
入り口に各種ジェラートが並んだアイスBOXを陳列し、
店内ではコーヒーやジュース、サンドイッチやケーキなどがいただけます。
ジェラートの種類の多さに悩んでいると、
スプーンですくって味見をさせてくれる、好感度の高い店です。
小さな店なんだけど、最近こんな感じのお店が増殖しつつあります。

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少し前まではレギャンやスミニャックに繰り出して、
炎天下の中を歩きながらお買い物をしていると、
体からの水分がすっかり飛んで、水分補給が不可欠になる。
そんな時、エアコンが効いた店に入りたいと思っても、そんな店は滅多になかった。
しょうがなくオープンエアーの店に座ってフレッシュジュースで一息入れても、
汗は流れ続け、水分を補給したそばから蒸発しちゃうような、そんな過酷な日中だったのを覚えている。

でも最近はこの手のカフェが至る所にあるもんだから、
涼を摂るのにはとても便利になってきた。
火照った体をクールダウンして、ニュートラルに戻し、
エネルギィーを充分に充電してから次の行動に移せる、
こんなチャージできる場所が増えてきたからだ。

コーヒーにサンドイッチを食べていると、入れ替わり立ち代りお客さんが来て、ジェラートが売れているのには驚きだ。
ここの店も途中で入店してきた初老のイタリア人がオーナーなのだろう。
外国人人口が増え続けているバリでビジネスを考えた場合、小資本でも出来る、こんな小さなカフェもありなんだと思う。

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バリ塩、やめられません

09 11月
2008年11月9日

みなさんお塩は何をお使いですか? 昔ながらのしょっぱいだけの食塩はだんだん影を潜めていますよね。 家にも頂き物の沖縄・瀬戸内の天然塩があるんですが、 ボクはバリひいきなので、バリの天然塩が一番美味しいと思い込んでいます。

塩に甘みがある。しょっぱくない。 特にこの塩に直接食材を付けて食べると、素材を邪魔せずに旨みを引き出してくれる、そんな塩だと思います。

バリでは主に、クサンバとアメドで塩が作られています。 旧日本軍が農民に現在の塩の作り方を教えたと言われているんですよ。

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海洋深層水が海底からのミネラルをたっぷり含んで海面表層に上がってきたものを、 ひしゃくを使って桶に移し、その海水を砂浜に撒くんです。 そこだけ砂浜の色が水分を含んで黒く変わっています。 何度も繰り返し、天日で水分を蒸発させた塩分をたっぷり含んだ砂を掬い取り、 水を張った桶に移し水分を蒸発させる。 濃度が濃くなった塩水をココナツをくリ抜いた樋に移し、天日でじっくりと水分を飛ばし、 結晶状になった塩を回収する。

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こんな仕事が乾期の間、毎日繰り返されるんです。 雨期は雨が混じる為に休業となります。

最近では一キロほどビニールでパックされた塩を観光客用に販売しているようです。 販売といっても店舗はなく、造っている小屋で直接交渉するんです。 ボクらは業務用に買付けしているので、飼料の空き袋に詰められたものを購入します。 お店には はかり等ないのでとてもアバウト。 袋をヨイショと持ち上げ、12キロぐらいかな~?? こっちは18キロ? などと値段を交渉しながらの買い付けとなります。

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この塩、一度食べたらもう病みつき。 塩が甘いって、考えられますか?

仕事帰り

05 11月
2008年11月5日

夕暮れが迫ってきて、少し前まで足元にあった影が著しく成長し、
褐色の肌の色が、燃える様なオレンジに染まりだした頃の風景がとても好き。
そのシーンが海辺ではなく、田んぼの農民が一日の農作業を終えて、
とても満足した顔でゆっくりと歩を運んで帰宅する姿を見るのがとても好き。

顔の皺に刻み込まれた人生の年輪が、夕日に照らされてより深くハッキリと見え、
優しい目尻の皺に、貧しくとも生きている事への感謝が現れているようで、
思わず頭が下がってしまう。
一日仕事をやり遂げられた事への感謝。
家族のために働けた事への喜びや、
神に生かされている自分への満たされている幸福感が、
疲れているにも拘らず、幸せそうな顔から伺い知れる。

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本来食物を獲得し、屋根の下で安全に眠れて、子孫を育んで活きてゆく。
その理が出来てこそ人類が築ける幸せの第一歩にも係わらず、
食糧を海外に依存し、エネルギーを無駄に使い果たし、
将棋の歩のように人々を動かし、贅沢に自分の世界に閉じこもり、
果たしてそれが幸せといえるのか?

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『生きる』という本来の人類のテーマから逸脱している現代人。
何のために生きているのか?
学生の頃よく自問自答したことを思い出す。
自己批判なんて言葉もあったっけ。
瑞々しい青々とした稲の中を一心不乱に帰宅へと急ぐ農民を見ると
走馬灯のように過去が蘇ってくる。

農民の目の輝きが違う。
濁った瞳の奥からは眩い光りが放たれている。
終電で帰宅するサラリーマンにその生気は感じられない。
バリの農民の、夕暮れ時に帰宅する姿を見ると、思わずセンチメンタルになってしまう。
でも、そんな何気ない日常風景の中で、生きることへの希望を与えてくれるバリが好き。

バリで一番のケーキ屋さん

05 11月
2008年11月5日

『旨いケーキ屋ができたよ。バリでは一番だと思う』
こんな話を聞いたら、もう居ても立っても居られない。
朝一番から朝食を兼ねて、突入した。

場所はラヤスミニャック通りをクロボカン方面に北上して突き当たるように左に曲がる右コーナー。
ガラス張りにティント張りの店内は、暗くて外からは様子が伺えない。
夜になると店内の明るさが勝ってよく見えるんだけど・・・・

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もうオープンしているのかな?と恐る恐るガラスのドアを開くと既に客が入っている。
清潔な店内。
中央に総てが揃っていて、そのまわりにハイスツールとテーブルが配置されている。

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ショーケースに並べられた様々なケーキ。
同じデザインのプチタイプも揃っている。
代表的なフランスケーキのようだ。
マネージャーにお薦めをお伺いしてサバランとオレンジチョコムースをお願いする。

いや~、これは絶品。
バリでこんなにクオリティの高いケーキが食べられるなんて。
人生で一番の美味しいケーキとの出会いかもしれない。

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フランス人のオーナーとお話させていただいた所、
彼の夢は東京にショップを出す事だそうだ。
『だって日本人が一番クオリティを理解してくれるから』と、自分の作りだすケーキに自信たっぷり。
『海山』にもスタッフを連れてよく行くんだよ、と大の日本びいきのようだ。

お値段はバリ価格ではなく、日本価格に程近い。
それでも店内は欧米人で溢れている。
バリも質の時代に突入してきたのかもしれない。

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