カフェ事情
バリには現地でカフェと呼ばれる店が2種類あって、
ひとつはホステスが居る、屋外に屋根だけかけたようなジモティ御用達のカラオケ店。
もうひとつは一般的にお茶をしてケーキなどをお手軽に食べられる店。
今日はお茶をするカフェなので、お姉ちゃんの方向とは異なります。
ビンタンスーパーの前にDelisiosoというお茶処がオープンしていました。
入り口に各種ジェラートが並んだアイスBOXを陳列し、
店内ではコーヒーやジュース、サンドイッチやケーキなどがいただけます。
ジェラートの種類の多さに悩んでいると、
スプーンですくって味見をさせてくれる、好感度の高い店です。
小さな店なんだけど、最近こんな感じのお店が増殖しつつあります。
少し前まではレギャンやスミニャックに繰り出して、
炎天下の中を歩きながらお買い物をしていると、
体からの水分がすっかり飛んで、水分補給が不可欠になる。
そんな時、エアコンが効いた店に入りたいと思っても、そんな店は滅多になかった。
しょうがなくオープンエアーの店に座ってフレッシュジュースで一息入れても、
汗は流れ続け、水分を補給したそばから蒸発しちゃうような、そんな過酷な日中だったのを覚えている。
でも最近はこの手のカフェが至る所にあるもんだから、
涼を摂るのにはとても便利になってきた。
火照った体をクールダウンして、ニュートラルに戻し、
エネルギィーを充分に充電してから次の行動に移せる、
こんなチャージできる場所が増えてきたからだ。
コーヒーにサンドイッチを食べていると、入れ替わり立ち代りお客さんが来て、ジェラートが売れているのには驚きだ。
ここの店も途中で入店してきた初老のイタリア人がオーナーなのだろう。
外国人人口が増え続けているバリでビジネスを考えた場合、小資本でも出来る、こんな小さなカフェもありなんだと思う。