月別アーカイブ: 7月, 2009

白い石のカエル君

21 7月
2009年7月21日

大量生産された規格品の中で生活していると、
世界で一点しか存在しない貴重な手作り製品に憧れませんか?
しかもそれが存在感のあるものだったら、感慨ひとしおですよね。

バリ島ではご存知のように石像の宝庫です。
どこを歩いても至る所でヒンズーの神様やバリ島の神様の石像と対面できます。

photo2_01

こんな石像で溢れ返る世界をバリ島で見ていると
『自分の家の玄関に小さな石像を置きたいな』って思ってしまいます。
それってなんとなく家がバリっぽく変わるじゃないですか。
『でもガネーシャだとちょっと怖いし、やっぱりかわいい蛙がいいかな』って。

そんなこんなで石像の村、バトゥプラン、に着きました。
ウブドへ行く途中の村なので、道すがら石像が沢山並べてあるこの村を、
車内から見た方は大勢いらっしゃることと思います。

沿道の両側を埋め尽くす石像やさんを一軒一軒廻ってみることにします。
表に石像のディスプレイ、裏で製作、というのが一般的のスタイルです。
一軒の店になんとなく引かれるものがありました。

photo2_02

そこにはボクが探していた【白くて小さな合掌をしている蛙】と目が合ってしまったからかもしれません。
優しい目で、しかも何かを語りかけるように。
なんだかとても波長が合うような気がする。優しい気持ちにさせてくれるカエル君です。

店主といろいろな話をして、作っているところを見学させてもらいました。
はるばるジャワ島からやってきた白い石を、
いろいろな形をしたノミで彫ってゆく、とても細かい作業です。
一個一個がハンドメイドのため、デザインは同じでも顔や形は微妙に違うけど、とても存在感があってかわいい。
自然の素材が形になって息吹を吹き込まれ、
海を渉ってはるばる日本までやってくる、世界でひとつしかない優れものです。

癒される子供の笑顔

16 7月
2009年7月16日

バリに行くと子供の接する機会がたくさんある。 知り合いのバリ人宅や、 ふと道を尋ねて入り込んだバリのお店に、 抱きかかえられる乳飲み子や、小中学生など、 初めて会った子供が今までにたくさんいる。

photo1_01

そして驚くことに、そのバリに生まれて育った子供たちは、 初めて遭遇したエイリアンのような外国人に対して人見知りもしないで、 満面の笑みを返してくれる。

photo1_02

photo1_03

そんな物怖じしないで育った子供たちの笑顔は、まさしく環境から培われたと思う。 子供の親たちは、わが子に対して猫っかわいがりのような接し方を常にしている。 子供たちは、大人は可愛がってくれるものという認識が、心の中に宿っているに違いない。 なので外国人に初めて出会っても、笑顔が返ってくるのだろう。

photo1_04

子供を連れてバリに行くととても楽チン、っていうお母さん方が大勢いらっしゃる。 確かに食事時でも店のウエイトレスなどが寄ってたかって子供の面倒を見てくれるから、 親は子供に手を焼かずにゆっくりと食事を楽しめるという理由でだ。

photo1_05

photo1_06

子供好きのバリ人にしてみると、真っ白でお人形さんの様な日本人の子供を、 自分の子供と同じように接して可愛がってあげると、 他人の子供でも愛情を感じられるから積極的にそんな行動に出るのだろう。 しかし中には自分たちの子供と違ってわがままに育った子供たちもいる。 勝手な行動をする子供は、レストランの中でやり放題。 親は子供をまったく無視して食事と話に熱中している。 子供を怒る訳にも行かず、親に注意もできない。 このエイリアンの子供はどんなしつけをされて来たの、と思いつつ、必死に子供の行動を阻止する。 バリで育てている自分の子供と、日本人がバリまで連れてきた子供のギャップに戸惑いながら。

photo1_07

こんな光景を見たことがあります。 育児教育がしっかりできていない子供を、育児教育が何たるかもわからない親が、 人の迷惑をも気づかずに、バリは子供も連れて行ける楽園と銘打って大挙して押し寄せる現状。 バリ、バリ人にとっては、とても迷惑な話です。 しつけに自信のない親は、子供をほったらかしにしないで、日本に居るのと同じように子供に意識を注いでいるべきだと思います。 そうすれば日本の子供もバリ菌が伝染して、 初めての大人に対しても微笑を返すようになることでしょう。

それぞれの顔

11 7月
2009年7月11日

バリは単なる世界的に有数なリゾートではない。
海や山、町、景色、カルチャーと、
あまりに贅沢で、他に類を見ない程の極上リゾートだ。

photo2_01

バリに何度も足を運ぶ理由のひとつとしては、
見るもの感じるものが豊富にありすぎるのが原因だと思う。

クタらしさ
ウブドらしさ
サヌールらしさ
タバナンらしさ

といった、地域ごとの特有な顔を持っていて、
一度や二度、バリを訪れたからといって、らしさの全容はわからない。

photo2_02

その地域に根ざした、
空気、色、気、音、湿り具合、光、密度、丸み、濃さ、
などが絶妙にマッチして、
ひとつの地域らしさを作っているように思う。

photo2_03

photo2_04

photo2_05

慣れてくると写真一枚を見ただけで、
ウブドだ!サヌールだ!ヌサドゥアだ!と
五感で感じるバリ通に成長してゆく。

そんな有り余るほどの贅沢が凝縮されている島。
こんなリゾートは世界のどこにも無いと思う。
バリを好きな皆さんは、その辺を自然と肌で感じていらっしゃるんじゃないかな?

photo2_06

幻想的なアイアンランプ

02 7月
2009年7月2日

また在庫が少なくなってきたので、追加発注をするために、
アイアンのフロアースタンドを製作している現場を訪ねました。
ウブド・テガラランから少し入ったところにあります。

ここは家内工業とは違ってしっかりとした工場です。
小さいですけど。
中で働いているのは男の子ばかり、外の仕上げをするところに
女の子がいました。
鉄板がアイアンランプになるプロセスをご紹介します。

1. 平らな鉄板に鉛筆で柄を描きます。この時なんと、フリーハンド。
だからうちで大量に仕入れたときでも、まったく同じものがない訳です。
2. 全体を切断して筒状に丸め溶接します。
3. ラインに沿ってアセチレンガスで切り抜きます。
この時良く見ていると、指先を細かく震わせて、ラインにギザギザを入れていきます。技です。
4. 表面を削り、始めは錆止めの黒を塗装します。
5. 乾かした後、最終塗装に入ります。
6. 色を重ねるときなどは筆を使う場合もあります。

photo1_01

photo1_02

フロアースタンドを1本仕上るのに2日かかるそうです。
日本だとガチャンガチャンとプレス機の出番ですが、
ここバリ島は完全な手作業です。

photo1_03

だからこそ味があって、癒される、そんな商品になるのではないでしょうか?
無機質な工業製品インテリアより、
「お帰り」と声をかけてくれるようなインテリアのほうが、
心に安らぎを感じられるのではないでしょうか?
バリ島のハンディクラフトって、みんな、【ハートのおまけつき】と感じるのは、
ボクだけではないと思います。

Copyright© 2017 バリ島情報 All Rights Reserved.