月別アーカイブ: 10月, 2009

天然素材のパーテーション

28 10月
2009年10月28日

日本人村内のスパで、ちょっとした間仕切りが欲しいよね、
ということになり、
そう言えばウブドで見たような気がする、
といった曖昧な記憶を辿って、
急遽、ウブドへ出陣しました。

1号線バイパスからムングイを抜け、ウブドまでは50分のドライブ。
一気にテガラランまで駆け上る。
確かこの辺に・・・・確かこの辺りに・・・・
パーテーションを置く店はなかなか見当たらない。

竹で作られたパーテーションを置く店があった。
趣味と違う。
スパの仕切りに使うので、もっと高級チックでなければ・・・・

ラタンをくねくねと巻いて枠に収めたパーテーションが、ど~んと目に入ってきた。
やったね!
ここだここだ、たぶんこの店だ!

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店内を巡回する。
店員が後ろから付いてくる。
片っ端から値段を聞いてゆく。

4枚欲しいんだけど、もっと負けてよ!
自分じゃ太刀打ちできないと知った店員は、奥からオーナーを連れてくる。
『ヴィラに使いたいんだけど、4枚サンプルで買うから安くしてよ』
話のわかるオーナーは気軽に値引きに応じてくれる。

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天然素材を組み合わせたパーテーションは、
スパのコンセプトにもマッチして、なかなかいい味を出している。
自然のものをこよなく愛して、製品としての素材を生かす。
絶妙のバランスが、規格化された工業製品の中に埋もれている自分をくすぐる。

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バリの良さのひとつはこの自然素材にあると思う。
日本ではなかなかお目にかかれないナチュラルな素材に触れるたびに、ドキドキしてしまう日本人です。

汗まみれのお札

18 10月
2009年10月18日

紙幣は国の顔なんて言われるほど、
国家の権威を象徴するものでもあるわけです。
ドルのように偽札が世界中に流通してしまったり、
円のように偽札作りが困難なほど、緻密に計算されていたりと、
紙幣にどれだけの国の技術を組み込めるか、
またそれを使う国民の意識が、どれだけ紙幣に対するプライドを持っているかで、
その国の紙幣の価値が問われるように思います。

バリの場合、
10万ルピア札や5万ルピア札の高額紙幣はそこそこ綺麗なんですが、
通貨の価値が低くなってくるにつれて、お札の姿が貧相になってきます。
特に1000ルピア札は最悪。
汚れていたり、くしゃくしゃだったり、耳が折れていたり、汗まみれでヨレヨレだったり。

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おつりを貰うときに、場合によっては丸められたままにお札をくれることがあります。
バリ人を見ていると、支払うときもお札を丸めたまま、なんていうのも良くみます。

この汗まみれのお札、
庶民のお札と呼んでもいいんでしょうね。
一番庶民の間で流通しているお札。
お金の苦労や労働に対する対価が、汗まみれのお札となって人々の手から手に渡ってゆく。

10万ルピアの、場合によってはキャッシャーで、
ブラックライトを使って偽札判定をするほど大事に扱われているのと裏腹に、
1000ルピアの取り扱いの雑なこと。

それでもいつの間にか、お財布の中にはこの汗で膨らんだ1000ルピア紙幣が数を占めるようになり、
スーパーや駐車場などで、積極的にまとめ使いをするようになります。

日本で流通している綺麗な紙幣に比べると、この汗まみれでヨレヨレのお札をもらった日本人は、
あまりのボロさに、ビックリすることでしょうね。

とってもエコなゴミ箱

10 10月
2009年10月10日

『総ての物は土に帰る』
この言葉を信じて疑わないバリ人は、
プラスティックであろうと土に帰そうとする。

テイクアウトのご飯やおかずを、昔はバナナの葉で包んでいたのが、
現代ではビニール袋やプラスティックトレイ、防水処理を施した紙に変わり、
葉と同じ感覚で土に帰そうとするものだから、
それがそのまま残って、つもり積もって町を汚す結果となる。

最近は政府のキャンペーンなどで、バリ人の思考に変化が見られるが、
クリーンナップ作戦が浸透するにはまだまだ時間がかかるだろう。

そんなのとは裏腹に、
リサイクルでエコを実行している製品もあるのでご紹介します。

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使い終わったドラム缶やオイル缶をゴミ箱に加工しています。
もち手や足、蓋を付け、ペンキで色を塗って大小さまざまなサイズがあります。

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店内に入ってびっくりなのは、
どこかで見たことのある図柄がびっしり並んでいる缶があったこと。
これっていわしの缶詰のラベルでしょ!
食べ終わった缶の有効利用で、繋げてもっと大きな缶に作り変えたのでしょうか。
同じ缶を集める根気の強さには脱帽です。

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捨てるごみあれば拾うごみあり。
バリの陰陽の文化に根ざしているようなごみとゴミ箱。
バリ人の意識に変化が見られます。

国内線の帰り道

07 10月
2009年10月7日

インドネシアは自然がとても濃いと思う。
同じ緑でも深みが全然濃厚だし、
光も何をも通してしまうような強さがある。

国内線でボロブドールからの帰り、
機内からの眺望は、絶景を目の当たりにして、
感動の嵐に変わるかもしれません。

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西にお日様がそろそろ地平線に沈む準備を始めている頃、
離陸をした機はバリへ、東へと向かいます。

穏やかな海面に斜めから差し込む日の光に、
乱反射した光を雲が受け止めて、
幻想的な光のライブ演奏の始まりです。

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まるで生きているように刻々と形を変えてゆく雲と、
それに息吹を吹き込み、生命を与え続けている光のエネルギーに、
目を見張るように機内の自分と一体になってゆく。

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車窓のロードショーを特等席で観賞していると、時の立つのはあっという間。
自然の織成す劇的な物語は、フィナーレへとシーンを変えてゆきます。

高度を下げてきて、着陸態勢に入ってきました。
風向きで今日は湾側からの着陸です。
右手にウルワツの崖が見えてきました。
機体はさらに海面近くまで高度をさげ、
滑り込むように滑走路に進入してゆきます。

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