月別アーカイブ: 12月, 2009

タナロット寺院はオダランの真最中

28 12月
2009年12月28日

バリヒンドゥー教では海の向こうに他界があり、
その常世の国から神が寄り付く場所としての岬は、たいがい何らかの神が祀られている。

タナロット寺院もそのひとつ。
海岸から離れた島に寺院が建立されている。
満潮では離れ小島になり、干潮時のみ徒歩で渡れる類まれな珍しい寺院である。

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明日が満月という善き日のタナロットは、お寺のお祭り【オダラン】に詣でるバリ人と観光客で、ものすごい賑わいでした。
駐車場も満杯。
帰りの道中も大渋滞が予想されます。

タナロット寺院を望む海岸に祭壇が設けられ、
お坊さんがマントラを唱え、目の前に座っている信者に聖水をかける。
心身を清められた信者は、寺院へのお供え物を携えて海の向こうのお寺へと足を運ぶ。
この祭事が何回も繰り返される。

祭事が行われている周りを、世界中からバリを訪れた観光客が取り囲み、
なんとも珍しいカルチャーに感動し、カメラに収めている。
祭事が執り行われている同じ空気の中、
同じ目線で同調するので、
異宗教の外国人でありながらも、オダランに参加しているような気になってくる。

タナロット寺院が見渡せる丘の上のスポットに移動すると、
夕日がだいぶ傾いてきた。
タナロットの最良である劇的な時間の幕開けである。
【夕日のタナロット】と呼称されるほどの至極な時の瞬間だ。

夕日はタナロット寺院にオレンジ色のスポットライトを当てるかのように、輝きだした。

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大盛況・ウルワトゥのケチャ

19 12月
2009年12月19日

短い旅行になればなるほど、どこを観光の中心に巡るのか、
とても重要なポイントですね。
ましてバリのように見所がテンコ盛りの優良観光地では、
お勧めが沢山あって迷ってしまうことでしょう。

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そんな数ある有名スポットの中にあっても、
一番のお勧めはウルワトゥです。
無限に広がるインド洋に包まれた大自然の威圧感や
切り立った崖の上にそびえるヒンドゥー寺院。
野生のサルが至る所でウルワトゥのサポーターを務め、
そして圧巻は、夕刻に開催されるケチャダンスです。

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ウルワトゥは贅沢すぎると思います。
寺院周りだけでも観光地として充分に成り立っているのに、
沈む夕日を背景に、男たちが舞うケチャダンスは、
バリ島の虜になってしまう濃厚な要素を、これでもかって与えてくれる、
これ程楽しめる場所は他に例をみません。

円形劇場だけでは収容しきれないので、臨時の椅子まで並べられ、
数えてみるとなんと観客600人。
ウルワトゥの崖の上のケチャ広場が熱気で充満します。
何度か足を運んでいる場所ですが、
観るたびごとに観客数が増え、ケチャの内容が分かりやすくアレンジされ、
主催者の努力が見え隠れしています。

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オレンジ色の大きな夕日が、一日の勤めを果たしてため息を付きながら沈んでゆく頃、
灯りが点されケチャの始まりです。

世界一といわれるバリの塩

14 12月
2009年12月14日

サヌールから車で東海岸を走ること約30分。
最近はバイパスが開通したので、昔に比べてぐっと近くなりました。
クサンバという漁村に到着です。

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この辺は海がとてもきれいです。
浜辺に下りてゆくと砂浜に掘っ立て小屋が建っていて、
その隣になにやら雨どいの大きな物体が水をたたえて沢山おいてあります。

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小屋から皺の深いおじさんやおばさんが出てきて笑顔で迎えてくれます。
出来たばかりの塩がピクニックシートのような袋に入っています。

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ここはバリでもっとも有名な塩を製造している地域です。
しかも家内工業的に2~3人規模で、
自ら製造して販売をして生計を立てています。

袋を持ち上げてみると・・・・
おもーい!!!!
20キロはあります。

しめて約40キロの塩と自家製豆腐に使うにがりを買いました。
日本じゃ天然塩はとても高価なんですが、ここの現地価格は驚くほど安いものでした。
世界中からの有名な塩がスーパーの店頭に並んでいる日本ですが、
輸入認可手続きが非常に煩雑でコストがかかるため、高価なお値段で販売される訳です。

さて塩ですが・・
海水を汲んで砂浜に直接撒き、天日で水分を蒸発させ、
濃い塩分を含んだ砂を壷に移した後、
さらに海水を混ぜ、上澄みを先ほどの
雨どいのような物体(椰子の木を二つに割ったもの)に移し
天日で干して水分飛ばします。

出来上がった結晶を絞ると、にがりと塩に分かれるわけです。
昔ながらの製法で 天然塩と呼ぶのにふさわしい塩です。
なめてみるとトゲトゲしさがなく、塩なのに甘味を覚えます。

世界で一番おいしいとさえ言われているバリ島クサンバ産の塩が、こうして生まれるのです。

ウルワトゥのサルにご用心

03 12月
2009年12月3日

ハイシーズンではないのに何でこんなに車が多いんだろう。
観光地に行くと、どこもかしこも車車車、人人人。
以前の感覚で久しぶりに訪れると、景色が違うバリが在る。

お気に入りの観光地のひとつウルワトゥで、ケチャダンス観光と決め込んだ。
向かう道中でここの決まりごとをお話しする。

サルが多く、いたずら好きなので身の回りのものには充分に注意すること

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同行者は息子夫婦。
息子は過去にウルワトゥに来た経験があり、
ここのサルがどれほどのものかは知っているはずだった。

ところが、

いい調子でキラキラ光るインド洋を眺めていると、
彼の手から一瞬にしてデジカメのケースが盗られた。

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追いかけるも、威嚇するもサルは決してケースを手放さない。
それどころか屋根の上に居座り、ケースをガシガシ噛みだした。
ウルワトゥの入り口で食べたとうもろこしの甘い匂いがケースに付いていたのが、
あきらめずに噛んでいる原因だと見られる。

屋根の上からぱらぱらと、切手大のプリクラが落ちてくる。
恥ずかしいツーショット写真を、世界中から来たお客様に見せてしまうことになる。
そして仕舞ってあったスペアーのメモリーカードも、しっかりと歯型が付いたまま落っこって来た。

もうあきらめるしかないよね、
と話している瞬間に、
今度は彼の頭から帽子が消えた。

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ひとつどころか二つも盗られる大ドジは見たことが無い。
その時ウルワトゥの寺院の周りはふたつのグループが出来ていて、
ひとつは屋根を見上げるカメラケース派、
もう一組は盗られたばかりの帽子を指差す派で、
たいそう盛り上がっておりました。

それでも皆さん口々に、ドジなやつが居るなあと苦笑をしながら各国の言語で話しており、
息子は国際的な恥を晒したのでした。

皆さん、ウルワトゥのサルは、以前に比べテクニックに磨きがかかっているように思えます。
大切なものや、プリクラなどは彼らの目に付かないところにお持ちください。(笑)

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