月別アーカイブ: 5月, 2010

白いマンゴー

28 5月
2010年5月28日

雨期が終わってもいいのに、毎日雨が降るバリ。
しかも時としてバケツをひっくり返すほどの土砂降りだったりする。
日本も桜も散って春だというのに雪が降ったり、
世界はどこに向かっているのだろう。
バリ人もこんな天候は初めてのことだって、首を傾げています。

今の時期、マンゴーは旬でなく、店頭に並ぶのはほんの少しだけ。
でもこんなオフシーズンだからこそ出ているマンゴーがあります。
『マンゴー・プティ』

形はマンゴーそのままなんだけど、皮を剥くとビックリ。
黄色いはずの果肉が真っ白なんです。
どうみてもマンゴーというイメージからは外れています。

BL502_02_01

味もマンゴーとはちょっと違う。
どちらかというとライチに近いかな。
舌触りやジューシーさはマンゴーそのものなんだけど、
味がマンゴーとは別物の気がする。

BL502_02_02

シーズンから外れても、その中で珍しいものとめぐり合う幸せ。
バリの暦がずれて来ている昨今、
それからはシーズンってどんなものになってゆくのだろうか?

手作りの島

23 5月
2010年5月23日

物が充分でない人々は、先進的な画一製品を望み、
物に溢れた国になると、人々は手作りの良さの引かれる。

BL502_01_01

無機質な機械で大量に生産されたモノではなく、
人が関与した手作りの味わいに、心の糧を求めるようになる。

BL502_01_02

BL5020_01_03

バリは手作り製品に溢れている。
写真のお店は、雪平鍋を作るように金槌でトントンと銅版を加工して、
製品に仕上げている。
なのでひとつとして同じ製品がない代わりに、
規格品にはない、味わい深い作品に仕上がっている。

BL502_01_04

BL502_01_05

恐るべしはバリのプラスティック製品のお値段。
スーパーにいって家庭用品売り場でプラスティック製品を見ると、
どれも日本より高いんじゃない?というのばかりだ。
場合によっては100円ショップにあるよといわんばかりの製品が、
数倍で売られている場合がある。

このように画一大量生産された製品の価値観の方が、手作り製品を上回っている。

癒しを求める外国人にとっては、
手作り製品がお手ごろに手に入るのはラッキーなんだけど、
反面、プラスティック製品を見ると複雑な気持ちになってしまう。

考えられますか?甘い緑茶

12 5月
2010年5月12日

お寿司にブルドックソースが付いていたら、あなたは怒りますか?
イチゴのショートケーキのクリームが塩味だったらどうします?

日本人にとって味覚の常識というものがあって、
それから外れると複雑な気持ちになりますよね。

もっとも地方によってはそこの常識が通用していて、
日本だからという共通な認識も薄らぐ場合もあるんですが・・・・

でもね、日本人が好きな緑茶は、
どう見ても繊細な味や香りを楽しむ飲み物ですよね。
微妙な味の違いで、産地や等級まで当てちゃうソムリエもいるようですが。

緑茶が甘いんですよ。
それもお茶の味が消されてしまうほど、しっかり甘い。

ペットボトルのお茶はスーパー、コンビニ、自動販売機で見慣れているものだから、
似たようなグリーンが基調のボトルが売られていると、
日本に居るのと同じ感覚で買っちゃう訳ですよ。

蓋を開けてひとくち口に含むとビックリしちゃいます。
あの甘さといったら、溶けたカキ氷に残ったシロップくらいの甘さです。
脂っこいものを食べた後にサッパリしたい時、あれをいきなり飲んだら、
脂肪が数倍、体に吸収されちゃうような感覚に陥ります。

甘いものが大好きなインドネシア人にとって、
微妙な緑茶の味よりも、パンチの効いた甘い緑茶の方がおいしいと感じて、
自信を持って発売されている緑茶だと思います。

BL0501_02_01

もっとも日本人だって、紅茶に砂糖を入れて飲むことがあるから、
お相子なのかも知れませんね。

汗を沢山かいて疲れたときは、お勧めのお茶かもしれません。
ポイントは、お茶だと思わないで飲むことです。

欧米人感覚

06 5月
2010年5月6日

バリにいらっしゃると、あちこちに首チョンパの仏像を見かけませんか?
本物の仏像の首がはねられたものではなく、
それをモチーフに作られた、ディスプレイ用の首だけ仏陀です。

BL0501_01_01

小さな机の上にでも飾るサイズから、大きなものでは庭にで~んと置けるようなものまで。
われわれ仏教徒の日本人から見ると、
なんとなく首から上の仏陀の顔が尋常に見えないのはボクだけでしょうか?

欧米人の感覚はずいぶん違います。
彼らは首チョンパの仏像を美術品や造形物として捕らえ、
宗教的な感覚は持ち合わせていないからかも知れません。

仏教の遺跡で、敵方が攻めてきて、次々と仏陀の首をはねた歴史からこの像は生まれたのでしょうが、
もしキリストの首があのように売られていたら、
彼らはどんな風に考えるのでしょう。

感覚の差は文化の違いでもあるわけで、
われわれは触らぬ神にたたりなしではないものの、
宗教がかった仏像の首は、
見てはいけない、触れてもいけない、そっとしておかなければ罰があたる感覚があるからに違いありません。

バリ島に来る観光客は、圧倒的に欧米人のほうが多いわけですから、
作って売る方もそれを意識しているんだと思います。

Copyright© 2017 バリ島情報 All Rights Reserved.