寺院の装飾

16 6月
2011年6月16日

かつてのインドネシアで、
ヒンドゥー支配のマジャパイト王国がイスラムによって滅亡されるに至り、
ジャワを追われた僧侶や学者、貴族がバリの地に逃れてきて、
現在のバリヒンドゥーの基盤が築かれた。

その宗教色の濃いヒンドゥーの装飾物が、
バリ島内の歴史ある寺院の至る所に無造作に点在している。

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古ければ古いほどその姿は苔むして、
800年もの間、風雨にさらされて、
さりげない態度でボクたちを迎えてくれる。

石像やレリーフは、
ヒンドゥーの神々や、
ヒンドゥーの聖典に描かれた物語を石に形を残したものが大部分。
寺院でそれらを漠然と眺めるよりも、
何を意図しているかを事前に理解していれば、
歴史の奥に潜む伝説を目の前で感じることが出来る。

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バリ島っていうと、
エステ、グルメ、カルチャー、リゾートが中心なんだけど、
堅っ苦しく歴史を考えなくても、
寺院の入り口や奥にひっそりと護衛している神々の姿に、
少しの感動を覚えてくれればよいと思う。
そしてあんなに広いインドネシアの国土に対して、
あんなちっぽけなバリ島だけが、何ゆえにヒンズー経なのか、
歴史の不思議に対峙していただければ、バリがより理解できる。

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