カテゴリー: 文化・生活

イースター

02 5月
2011年5月2日

今年のイースター(復活祭)は4月24日でした。復活祭はキリスト教の祝日で、キリストが十字架に架けられた後3日目に復活したとされる日です。春分の日の後の最初の満月の次の日曜日と設定されているので、毎年イースターの日は変わります。カトリックが主なベルギーでも24日がイースターの日曜日で、次の月曜日が振替休日となり連休です。ちょうど学校の春休みと重なり旅行に出かける人もいれば、家族で集まりイースターを祝う人もいます。

イースター・エッグは、本物の卵の殻にカラフルに色付けをして飾ります。庭に隠して子供達が探す、イースター・エッグ・ハンティングも楽しみのひとつです。

街ではイースターの飾り付けを見かけます。

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チョコレート屋さんでは、イースター・エッグが登場します。卵型のチョコレートが鶏の形の箱に入っていて、キュートなディスプレイで春満載です。

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チョコレート屋さんの箱の包み紙も、この時期だけ黄緑色に変わります。
カフェやレストランでもコーヒーと一緒についてきます。イースター・エッグ・ハンティングにチョコレートのエッグを使うことも!お天気が良いと溶けちゃいそうですが(笑)。

そしてこの時期から旬な物は「ホワイトアスパラ」!ムール貝の時期が終わり、春と共に白アスパラの時期がやってきます。レストランでも特別メニューとして白アスパラが色んな食べ方で登場し、この時期を待ちわびた人達が食べている姿もよく見かけます。

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生の白アスパラはスーパーで購入できるので、家庭で茹でて食べます。味の決め手はソースです。オランデーズソースと一緒に食べる人が多いかな?そしてベルギー産のものにはちゃんと国旗マークが入っています。

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これはフランダース風の白アスパラです。これは茹でた卵を潰した物とムッスリンソースがかかっています。白アスパラと言えばドイツ?とも思いますが、ベルギーではMechelen(メッヘレン)という地域が白アスパラの名産地です。

今年はとっても暖かくてお天気の良い4月のベルギーです。
外の窓際に花を飾る人も多いので、お散歩するのも楽しくなります。

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やっぱりイースターや春といえば黄色い花が多いですね。

 

春が訪れました!

24 4月
2011年4月24日

カーニバルが終わった後の4月のベルギーはお天気も良く暖かい日が続きます。年間を通して曇りと雨の日が多く、暑い夏もありますが、寒いくらいに涼しすぎる8月もあります。

4月は「ハルの森」にブルーベルが咲きます。「ハル」と言っても、「春」ではなく、フランス語でHalという町(ブリュッセルから約20km南に位置する)にある森です。普段からサイクリング・乗馬や散歩を楽しむ人が見られますが、この時期(4月中旬~下旬頃)は特に訪れる人が多い森です。

幻想的というか神秘的というか、おとぎ話に入り込んだような不思議な感じがします。

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この紫の絨毯のように咲いているのは、「ブルーベル」という花で、野生のヒヤシンスです。青い細長いベルが付いている様な花で、とってもかわいいですよ。

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車でないと行けない場所にあるので、観光ついでに行くのは難しいかもしれません。でもこの種類のブルーベル(レアな種類だそうです)が生息している森は、他の国ではあまり無いので、観光客の方にも一見の価値があると思います。

そしてこの季節はやはりバーベキュー!
ベルギー人もバーベキューは大好きで、スーパーにもバーベキュー用のお肉が並びます。

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スーパーでよく見かけるのは、竹串にささったマリネート済みのお肉。ブロシェットです。魚(サーモン)やエビも竹串に既に刺してあるものが売られていて便利です。買ってグリルに置くだけ(笑)。その他に一般的なのは、各種のソーセージやポークリブや手羽先など。アルミに包んであるのは、ポテトです。茹でたポテトをアルミに包んで焼きます。これらにサラダを付け合わせて。とっても美味しいですよ!これからはバーベキューの季節なので楽しみです。

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これは「ベルギーのガーベラ」という名前だと友達は言うのですが・・・。中心がもう少し黒っぽくなると、ベルギーの国旗の色になるそうです。(赤色・黄色・黒色)
うーん・・・見えなくもないですが。(笑)

5月になるとイチゴの季節!バーベキューを食べる前には、シャンパン(またはスパークリングワイン)にイチゴを入れて飲むのが好きです。アペリティフ(食前酒)にピッタリ。

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今年は何回お天気に恵まれてのバーベキューができるかな?

 

ガレット・デ・ロワを食べる日

12 1月
2011年1月12日

ガレット・デ・ロワというお菓子をご存知ですか?
パイ生地の中にフランジパーヌ(カスタードクリームにアーモンドクリームが加えてあるもの)を包み焼いたパイ菓子です。とっても美味しいのです!普段でも食べたいくらいですが、1月中しかお店には並びません。

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このお菓子は1月6日に食べるもので、この日はカトリック教では公現祭(エピファニー)の日です。公現祭は聖書によると、イエスの誕生を祝うために東方三博士がお祝いのギフトをもって訪れた日とされています。宗教画ではこの3人が赤ちゃんのイエスにプレゼントを渡している様子がよく描かれているので、見た事がある方もいるかと思います。

ガレット・デ・ロワは「王様のお菓子」と言う意味で、元来フランスから伝わった習慣です。ベルギーでは6日だけでなく、その後も1月下旬まで食べる事もあり、その期間中はお店で売られています。

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ガレット・デ・ロワにはフェーブ(フランス語で「ソラマメ」という意味)という陶器の人形かキャラクターが入っています。このガレットは大きいので家族で切り分けて食べますが、その時に中にフェーブを見つけた人は、1年間幸せが続くと言われています。そしてガレットと一緒に付いてくる紙の王冠をかぶります。家庭では子供を喜ばせる為に、一番小さな子供から選ぶそうです。

フェーブはこの様にフランジパーヌの中に入れてあります。

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そして上からまたパイ生地をかぶせ、卵液を塗って焼くと出来上がりです。

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ではなぜ6日以降も1月中はこのガレットが売られているか?
ベルギーでは日曜日に家族が集まる習慣がある家庭もあります。おじいちゃん、おばあちゃんの家に大勢で集まることもあり、その時にこのガレットをデザートとして食べて、フェーブが当たった人が次の日曜日にまたガレットを持っていく習慣がある家庭もあるからだそうです。

家庭だけではなく会社でも社員の間でランチ時間に切り分けて食べ、フェーブが当たった社員はその日の午後は王冠をかぶって過ごしている人もいました。私も当たったことがありますが、さすがにずっとかぶる事はできず、仕事に戻る時には外しました(笑)。

日本でも売っているお店があるので、是非機会があれば食べてみてくださいね。
でもフェーブをのみ込まない様に気を付けて。

 

サッカー川島選手(リールセ)の試合観戦

20 12月
2010年12月20日

今年ベルギーのリールセへと移籍したゴールキーパーの川島選手。
寒いベルギーですが、地元のファンに愛されながら頑張っています。
ベルギー在住の日本人のファンも、毎回応援に駆けつけています!
私も便乗して試合観戦に行ってきました。
リールはアントワープの南東にある小さな町で、そこをホームとするチームがリールセです。ベルギーでもサッカーファンは多く、カフェのテレビで試合を観戦している人たちの姿もよく見かけます。プロリーグはジュピラー・カップという名前で、夏から冬が終わる頃まで続きます。冬の間の試合観戦はとっても寒いので、防寒対策が必要です!
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まずはチアガールたちの応援。ダルマの様に着込んでいた私は思わず「寒そう!」と震えてしまいましたが、やっぱり試合前のこの場面から気分も盛り上がってきます。そして選手入場があり、試合開始です!やっぱりホームグランドでの観戦は、ファンが盛り上がるので良いですね。

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リールセのユニフォームは黄色と黒色がドレードカラーです。
遠くて写真がボケていますが、真ん中のピンクのユニフォームが川島選手。
やはり嬉しい事にゴールキーパーは目立ちますね。

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そしてやはりドキドキするのはコーナーキックの場面です。
川島選手のファン達はここで手に汗を握ります。

地元ファンのベルギー人からも「カワシマー」と声援が飛びます。
「お!負けていられない!」と私たちも「カワシマー!頑張れ~~~!」と大声援!
この日は日本人学校の生徒たちが招かれていた様で、可愛い声援も聞こえました。

この日は残念ながら相手チームが後半で2ゴールをきめリールセは負けてしまいました。
でもまだリーグは続きます!
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ショップではたくさんグッズも売っています。
これは友達が購入したマフラー。ユニフォームも売っています。
私は試合前ギリギリで到着した為、応援グッズが入手できず残念!
次回は早めに行ってゲットしようと思います。

日本からも川島選手の応援に駆け付けているファンもいるとか。
これからもベルギーで頑張ってほしいですね。

リールセの公式サイト(日本語)
http://www.lierse.com/ja

 

シンタクラースがやって来る!

11 12月
2010年12月11日

12月6日はベルギーでは子供達が楽しみにしている特別な日です。良い子にしているとシンタクラースがプレゼントを持って家に訪れてくれます!

シンタクラースはオランダ語、そしてフランス語では「サン・ニコラ」と呼ばれ、300年頃に実在していた聖ニコラがモデルになっています。聖ニコラは現在のトルコにあたる場所の出身で、実際に貧しい子供達に食べ物を与える活動をしていたそうです。ベルギーやオランダでは、聖ニコラの日は子供達がお菓子やプレゼントをもらう日となりました。
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お話の中ではシンタクラースはみかんを船に積んでスペインからやってきます。お供に「黒いピート」とロバを連れています。子供たちが良い子にしていればお菓子が貰え、悪い子にしているとピートに連れ去られるそうです。(実際には連れて行かれる事はありませんが、子供にはそう言い聞かせるそうです。笑)

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なぜスペインから船で司教の服装のシンタクラースがみかん(マンダリン)を積んで?と疑問に思いますが、昔はスペインからの貿易船はオランダへの輸出用のみかんを輸送していたそうです。

みかんやピートは別として、「赤い服のおじさんが子供達にプレゼントを持って」・・・どこかで聞いた事のあるお話ですよね。そうです、サンタクロースのお話です。実はシンタクラースはサンタクロースの原形と言われています。サンタクロースの話はアメリカへ移民したオランダ人がシンタクラースのイベントを行っていた事から出来あがったそうです。最終的なサンタクロースの容姿はコカコーラ社が作り、その後全世界に広まったとか。赤い服に白い髭はまさにシンタクラースとそっくりです。

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聖ニコラの日は12月ですが、実際にシンタクラースは11月中旬に船でベルギーやオランダに上陸します。そのイベントが各地で行われ、パレードがあったりお菓子を配ったり。子供達は目を輝かせてシンタクラースを迎えます。そしてその後の12月5日の夜中にシンタクラースは子供達がいる家に煙突からはいりプレゼントを置いていきます(もちろん実際には親御さん達が準備していますが)。子供達はシンタクラースのロバの餌のニンジンを準備し、プレゼントを入れて貰う靴や靴下もそばに置いてから、眠りにつきます。次の朝起きるとプレゼントが待っています!
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この時期にはシンタクラースを象ったクッキー(スペキュロース)やチョコレートがスーパーに並びます。11月初めにその光景を見かけると、「ああ、シンタクラースの時期だな~」と冬の訪れを感じます。聖ニコラの日は子供達にとってはクリスマスよりも重要ですが、クリスマスにもプレゼントがもらえます!嬉しそうな子供達の顔が目に浮かびますね。

 

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