ラーケン王宮温室

25 5月
2011年5月25日

ラーケンはブリュッセルの北部に位置していて、そこにある王宮は実際に王室の住居です。
そうです、通称「ベルギー」は、実は「ベルギー王国」が国名です。

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その王宮の一角にこの温室があります。温室と言っても、簡易的なものではなく、ガラス張りの巨大な建物です。ガラス部分の面積だけでも2.5ヘクタールあるそうで、この温室の建物だけでも一見の価値があります。

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当時の国王レオポルド2世により1874年から約30年かけて建築され、この建物は19世紀のアールヌーヴォー様式で、ヴィクトル・オルタの師であるアルフォンス・バラ(Alphonse Balat)によるデザインの建築です。 その素晴らしさから「ガラスの宮殿」とも呼ばれるそうです。

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温室の中はレオポルド2世によってアフリカで集められた珍しい植物が茂り、見た事のない花がたくさん咲いています。レオポルド2世は当時中央アフリカの動物や植物に魅了され、探検家と共に開拓していきました。現在のコンゴ(元ザイール)は、当時ベルギー王室の私有地となり、その時にベルギー王室は財を積んだとも言われています。その時に持ち帰った植物や花などが、今でもこの温室で大切に育てられています。もちろんアフリカ生息以外の植物や花なども、ここでは育てられており、多数の温室に分けられそれぞれに温度や湿度の管理下に置かれています。素晴らしく手入れされているので、王室のイベントにも使われています。

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ラーケン王宮温室は、毎年4月中旬から5月上旬にかけて3週間ほど一般公開されます。
2011年は4月15日から5月8日でした。

そして温室の外は、大きな公園があり、万博で使われた日本館や中国館、そして五重塔もあり、温室の一般公開の時期には桜が咲き「和」を満喫する事もできます。

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オランダではちょうどキューケンホフでチューリップが満開となる時期ですね。
4月はオランダ・ベルギーと合わせて春のヨーロッパを楽しむには最高の時期だと思います。

 

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