アントワープで有名なものは?

18 6月
2011年6月18日

アントワープはベルギーで2番目に大きい市で、フラマン語圏(オランダ語圏)にあります。アントワープは英語読みですが、現地のフラマン語ではAntwerpen(アントウェルペン)、フランス語ではAnversとそれぞれ異なります。高速道路上でも地名の表記は両語圏で違います。最初は運転中や電車に乗る時に混乱します。笑
前回はブリュッセルのグランプラスの紹介でしたが、アントワープにもグランプラスがあります。グランプラスはフランス語の呼び名なので、フラマン語では「Grote Markt (グロトマルクト〉」と呼びます。アントワープのグロトマルクトは、あの有名なアントワープ大聖堂の辺りにあります。

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アントワープ大聖堂が日本で有名な理由のひとつには、「フランダースの犬」の最後のシーンの舞台であることです。ルーベンス(ベルギーの画家)に憧れたネロが、ルーベンスの三連祭壇画の前でパトラッシュと天国へ旅立つシーンがありますが、それはこの大聖堂の中です。

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大聖堂の中にはルーベンスの絵が3作品飾られており、祭壇には上の写真の「聖母マリア被昇天」があります。ネロの最後にはまだ隠されていて見る事の出来なかった絵は、「キリスト昇架」と「キリスト降架」で、下の写真が「キリスト昇架」です。

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実はベルギーでは「フランダースの犬」の物語は有名ではなく知らない人の方が多いのですが、この大聖堂やルーベンスの絵画は有名なので、たくさんの観光客が訪れます。もちろん建築物としても素晴らしく、ステンドグラスも素晴らしいので、ヨーロッパの中でも私のお気に入りの教会のひとつです。

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そして大聖堂を出てグロトマルクトへ行くと、市庁舎の前には「ブラボーの噴水」があり、英雄ブラボーの銅像があります。英雄ブラボーは巨人の手を持っていて投げる態勢をとっています。

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言い伝えではこの巨人は川の通行料を不当に要求し、払わなかった人の手を切って川に捨てたそうで、英雄が巨人を退治した際に大きな片手を切り投げ捨てたそうです。まさにその瞬間の銅像です。そしてこの町の名前「Antwerpen」はオランダ語で「手を投げる」という意味があり、この英雄の話からアントワープの名前が付けられました。

そしてアントワープの地ビール「デ・コーニック」。下の写真のグラスをよ~く見てください。手のマークがちゃんと入っています!このビールの色は黒いですが、軽くて飲みやすいですよ♪

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