カテゴリー: グルメ

ご当地料理以外のサルヴァドール・グルメ

28 7月
2011年7月28日

せっかく遠くブラジルまで旅行するのだから、ブラジルらしい典型的な料理を楽しみたい!と多くの方が思うことでしょう。韓国なら焼肉、イタリアならパスタ、フランスなら正統派フレンチ…と言うように。旅の醍醐味の一つは、その土地の食事。特に食いしん坊ならなおさら、食事に旅のウェイトを置く人も多いですよね(はい、それは私です!)。 続きを読む →

海の街ではシーフードを味わおう

15 7月
2011年7月15日

サルヴァドールをはじめ、ノルデスチ(北東部)沿岸の街は、美しいビーチとシーフードがご自慢。サンパウロやブラジリアなど、海のない街ではなかなか出会えない、新鮮なエビや魚が豊富に出回っています。海辺では、獲れたての魚を即売しているテントも見かけます。 続きを読む →

「temakiがサルバドールの郷土食になった?」

10 4月
2011年4月10日

コミーダ・ジャポネーザ(Comida Japonesa)、つまり「日本食」は、とにかくブラジルで大人気。日系人が多く住むサンパウロやパラナのみならず、今やブラジル全土のどこに行っても必ず1軒は日本食レストランを見つけることができるほどです。

ヘルシーなイメージからか、日本食人気はブラジルのみならず全世界に広がっているとも言えますが、おそらく世界のどこを探しても、これだけ一つの料理に対して熱烈な思いを持っているところはサルヴァドールのほかにないだろう…と思います。

その「一つの料理」とは、手巻き寿司。 その名も、Temaki(テマーキ)。そのまんまですが、ポルトガル語では、後ろから二つ目の母音を強く発音することから、テマキではなくテマーキとなります。

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ブームに火がついたのはかれこれ3年ほど前のこと。あれよあれよという間に手巻き寿司専門店であるTemakeria(テマケリーア)が何店も誕生し、しかも、いずれも閉店に追い込まれることなく、3年たった今も元気に営業を続けているのです。

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むしろ、支店を出すテマケリーアは少なくなく、新規出店も続いていますから、その店舗数は増える一方です。

人気の秘訣は、やはり、日本食であることのヘルシーさと、アイスクリームコーンに似た、あのカジュアルな形!実際に、日本の喫茶店などでたまに見かける、アイスのコーンを立てるための専用スタンドのようなものに、手巻き寿司を立てて提供されることがあります。日本ではありえないスタイルですよね。

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具で一番人気があるのは何と言ってもサーモン。大きめの角切りサーモンをクリームチーズで和えたものも人気があります。さらには、そこにマンゴーやキウイなどのトロピカルフルーツを加えるあたり、非常にクリエイティブでブラジルらしい手巻きですよね。私はクリームチーズ入りもフルーツ入りも、断じて食べませんが(苦笑)。

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海苔ではなく、軽くグリルしたサーモン薄切りでご飯と具を巻いたり、春巻きの皮のようなパリパリの皮で巻いたり… 日本人にはとうていイメージできないような「変わり手巻き」のバリエーションもものすごいです。

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そういえば3月の初旬にはカーニバルが開催されましたが、そこでも人気を博したのがtemakiでした。カーニバル見物のための有料観覧席(カマロッチと言います)には、飲食エリアが必ず設けられますが、どのカマロッチにも必ずテマキを出す屋台がありました。カーニバル直前の新聞には、テマキのススメ的な記事が掲載され、「低カロリーで栄養価が高く、軽く食べられて消化もいいから、カーニバルで騒ぐための栄養補給にピッタリ!」とのコメントが、栄養士から出さるほどでした。

かつてはカーニバルの食べ物といえば、油で揚げた郷土料理のアカラジェや、豆の煮込みといった「重い」料理が主流だったそうです。今はすっかりテマキがその座を奪いましたね。

カーニバルの群衆の中にいる日本人の数は少ないけれど、食の面では日本が優位だなんて、なんだかおもしろい現象です。こんなにも愛されるテマキが地球の反対側に存在することを、ぜひぜひ、お見知りおきくださいませ。

(テマケリーア情報につきましては、ご宿泊のホテルなどにお尋ねください。簡単にわかります。なにせ、数が多いですから!)

名物「ムケッカ」を食べよう

30 1月
2011年1月30日

ブラジル北東部、特に私が住むサルヴァドールの名物料理の1つがMoqueca(ムケッカ)。ブラジル料理店はもとより、カジュアルなバール(おつまみとお酒を楽しむ店)や、時にはフレンチやイタリアン系のお店まで…実に数多くのレストランに、このメニューが存在します。ぽってりとした土鍋の中にはぐつぐつ煮え立つ黄色いスープ、具には魚介類がたっぷり入り、トマトやピーマンがカラフルに彩りを添え…見た目にも華やかで、気持ちが明るくなるような、とてもバイーアらしい一品です。

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私自身、ブラジルに来るまで見たことも聞いたこともなかったこの料理。なんでも、「デンデヤシというヤシの木から取れるデンデ油」と、「ココナッツミルク」を使うことが特徴だということですが…まず、デンデ油というのが想像しにくいですよね?

でも、サルヴァドールに引っ越してきて、近所のスーパーで普通に売られている「デンデ油」を見て、なるほどこれは独特だな…と一目でわかりました。まず、色が濃いんです。例えるならコーヒーのような茶褐色。これが食用油?と一瞬、ぎょっとするのですが、ここバイーア地方では、ムケッカのみならず、ほとんどの料理にこの油が使われています。

世界の郷土料理の中には、「地元では愛されているかも知れないけど、旅行者の口にはちょっと…」という一品もありますよね?しかし、幸いにして、ムケッカは、口にしたほとんどの方々から「これは旨い!」との評価を頂いているのです。魚介のスープ煮をご飯にかけていただくスタイルは、どこかカレーライスにも似て…日本人には特に受け入れやすい料理と言えるかも知れません。(ただし、デンデ油が強すぎてお腹を壊す方がまれにいますのでご注意下さい。)

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もちろん私も大好きなので、ずいぶん食べ歩きました。今回はその中から、私のお勧めで、かつ、地元ガイドブック(Guia Quatro Rodas BRASIL2011)誌においても高評価を得たお店を紹介します。

海沿いのメインストリートに面したアクセスの良さ、バイーア観光局のお墨付きを得ているという信頼感からも人気が高いのがYemanjá(イエマンジャー)http://www.restauranteyemanja.com.br/。ムケッカの具は、魚、エビ、泥ガニ、タコなどから選択できます。週末は混み合うので、静かに食事を楽しみたい方には不向きかも。

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バイーア料理レストランのランキング1位に選ばれることも多い人気店Paraíso Tropical(パライゾ・トロピカウ)http://www.restauranteparaisotropical.com.br/は、自家製農園に囲まれた自然いっぱいの環境が魅力。ムケッカの種類も豊富で、食材の多くを自家栽培している点がポイントです。花をあしらった盛り付けも華やかで、誰もがその姿に感激するはず。場所が不便なところにあるのが惜しいところ。

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ベロオリゾンチやレシフェにも支店を持つBargaço(バルガッソ)http://www.restaurantebargaco.com.br/も、安定した美味しさを誇る老舗です。スタンダードなムケッカを味わえます。ここは広い庭に面したセミ・オープンのテーブルが心地よく、子ども向けの遊具もあり、家族連れに最適です。   旧市街・ペロウリーニョでムケッカなら、Sorriso da Dadá(ソヒーゾ・ダ・ダダ)がお勧。場所柄、外国人観光客も多いためか、デンデ油を控えめに、マイルドに仕上げているようで、とても食べやすい味です。

どのお店でも、ムケッカを一品頼むと、必ずご飯とファロッファ(マンジョッカ芋の粉)、ピラォン(魚介のエキスたっぷりの、とろみの強いスープ)、それにピメンタ(自家製の辛味ソース)がセットで付いて来ます。そのボリュームたるや、1人前を二人で食べても多すぎるほど!他の料理も試したいなら、4人以上が理想ですね。

とにもかくにも、サルバドールに来たら、いえ、ブラジルに来たら一度は味わっていただきたいムケッカ。病みつきになること、必至です。

「海に一番近いレストランin サルヴァドール」

02 12月
2010年12月2日

12月になると、真夏と言う表現がぴったりくるサルヴァドール。一番寒い7月でも最低気温が20度を下回る日の少ない常夏のこの街ですが、やはり、夏は夏!観光のハイシーズンも12月~3月の真夏に設定されていて、この間、ホテル代は閑散期の数割増しになったりするのですが、それを考慮しても、夏のサルヴァドールはオススメです。

この時期、何と言っても、海の色がとても美しくなります。気温が低い時期は、同時に雨期でもあるので、雨水のせいで海の色が暗く濁ってしまうんです。もっとも、一時期しか滞在しない旅行者の方にしてみれば、その頃の海も「あぁ、素敵ねぇ」と思えるのかもしれませんが…1年中定点観測している立場から言わせていただきますと、真夏の海と雨期の海ではもう、全然ブルーのキレイさが違います!

そんな真夏のランチのおすすめは、サルヴァドール市内でたぶん一番海に近いレストラン「Mahi-Mahi(マヒマヒ)」。なんだかアジアンチックなネーミングですが、一応、少しばかりタイ料理のテイストも意識しているようで、メニューには「サテ(焼き鳥)」なども登場します。そしてここでいただくムケッカ(この地域の郷土料理)もなかなかレベルが高いのですが…

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料理はさておき、レストランのロケーションにまず驚いて下さい。昔からの高級住宅街であるVitoria(ヴィトリア)という地域に建つビル群の中の一つに「Sol Victoria Marina(ソウ・ヴィキトリア・マリーナ)」というホテルがあるのですが、レストランは、ホテルに付属する私設ケーブルカーに乗って海辺の桟橋まで下りたところにあるのです。

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サルヴァドールが誇る美景の一つ、Todos os Santos(トードス・オス・サントス)湾に浮かぶような形でレストランがあり、飛び込み台や滑り台(かなり高い位置にあるので大人向けですが)などのアトラクションまで併設されているあたりは、もう、飲食を楽しむと言うより、海をまるごと楽しもう!と言うにふさわしい施設です。

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海は砂浜ではなく岩場で深さもあるので、泳げない人や浮き輪を持たない人には向かないのですが、ちゃんとプール(子ども用の浅いものと、それなりに深いものの2つ)もありますので、暑い日には海を眺めながらプールにつかるのもいいですよね。

こちらは夕陽が非常に美しいスポットでもあるので、私のおすすめは、遅めのランチからそのまま夕暮れまでのんびりする過ごし方。食事を済ませた後に、冷たいビールとおつまみ(isca de peixe、イスカ・ジ・ペイシ…小魚のフリット)でまったり2次会なんていうのはいかがでしょう?夏は夕方になってもまだ気温がかなり高いので、海遊びも十分楽しめますよ。 BR2010_1201_0104

ホテル宿泊者以外のビジターは、ケーブルカー料金として一人約1300~1750円(曜日による)を支払いますが、同額の飲食チケットをもらえますのでだいたい元は取れます(笑)。 砂浜のビーチもいいですが、プライベートな空間でのんびりする時間はまた格別ですよ。詳しくはホテルのサイトでご確認ください。(英語あり) http://www.solexpress.com.br/SolVictoriaMarinaGastronomia.aspx

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