月別アーカイブ: 10月, 2010

「サルヴァドールのホテル、どこにしよう?」

15 10月
2010年10月15日

サルヴァドールは、旧市街が1985年にユネスコの世界遺産に登録され、観光都市として特にアメリカやヨーロッパ、それに南米の近隣諸国(アルゼンチン、チリなど)からの旅行者に非常に人気があります。そのため、市内の宿泊施設も豊富で、よほどのことがないかぎり、市内中のホテルが満室ということは起こりません。(さすがに、街最大のイベント・カルナヴァル期間中は満室に近くなりますが)

選択肢が多い分、では一体どこに宿を取ろう…と悩んでしまう方も多くいらっしゃいます。ブログを通じてよくお問い合わせメールをいただくのですが、多くはホテル選びに関するものです。

まずホテル選びの前に、地区選びをする必要があります。旧市街散策をメインにし、夜の路上ライブなどを楽しみたいなら、旧市街(ペロウリーニョ)地区。もしくは少し範囲を広げてカンポ・グランジ地区もいいでしょう。安宿から超高級ホテルまで、グレードの幅が広いのも魅力です。外観も可愛いユースホステルのLaranjeirasは、大部屋の他、二人部屋の個室などもあり意外と使えます。

BR2010_1015_0101

外国人ツーリストが多く、灯台やビーチなどの観光スポットにも近くて便利なのがBarra(バッハ)地区。こちらも、安宿から三つ星までバリエーションも豊かでお勧めです。日本人がよく利用するのはMarazulホテル。フロントの対応も親切で、部屋や朝食もなかなかとの評判です。個人的にお勧めなのは、ヨーロッパ人オーナーのプチホテル、Noa-Noa。アットホームで、英語が通じます。旅行代理店も併設しているので、ブラジル国内線の手配などもお願いできるのが心強いですね。

BR2010_1015_0102

海沿いに建ち、太平洋を望むオーシャンビューが魅力なのが、Ondina(オンジーナ)地区とRio Vermelho(ヒオ・ベルメーリョ)地区。後者は、夜も賑わうバーやレストランも多く、賑やかに過ごしたい人にも向いています。サルヴァドールで一番有名なアカラジェの屋台、Dinhaの店も近いです。ここでのお勧めは、全室オーシャンビューが売りのPestanaや、ロケーションの割に手頃な価格が嬉しいIbis、Mercureの両チェーンホテルです。

BR2010_1015_0103

市内中心部からは離れますが、やはり灯台とビーチが人気のItapoã(イタポアン)地区にもリーズナブルなポウザーダ(民宿、プチホテルの意味)が集まっています。夕日が美しいことでも有名な地区です。

BR2010_1015_0104

さらに海を間近に感じ、静かで落ち着いた雰囲気を感じたいなら、Stella Mares(ステラ・マーリス)地区。大型の高級リゾートホテルも多く、ちょっとリッチな休日を満喫できますよ。

どんな過ごし方がお好きかによって、宿選びの観点もずいぶん違ってきますよね。悩ましいところですが…もし私がこの街に1泊しかしないなら、迷わずペロウリーニョに宿を取ります!とだけは言っておきましょう。

バイーア州サルヴァドール

11 10月
2010年10月11日

ブラジル北東部(ノルデスチ)観光のハイライトとも言えるのが、私が住む街、バイーア州サルヴァドール。ブラジル最初の首都として栄え、当時はアフリカから数多くの奴隷が到着する港でもありました。今でもアフリカにルーツを持つ褐色の肌のブラジル人が住民の大多数を占め、他の地域とは一味もふた味も違う雰囲気を醸し出しています。(サンパウロやリオに住むブラジル人に言わせれば、「バイーアは外国だ」とのこと…)

さてそんな独特のキャラクターを持つサルヴァドールには見どころがたくさんありますが、もしあなたが現地ガイドを依頼せず、団体ツアーにも入らず、全くの個人旅行で訪れるとしたら、まずは迷わずSalvador Bus(サルヴァドール・バス)に乗りましょう!

BR2010_1001_0101

これはいわゆる「2階建て定期観光バス」で、一度乗車すると、市内の必見ポイントを一通り巡ることが出来ると言うもの。料金は一人30レアル(約1500円)で、日・祝を除く毎日運行されています。ガイドが一人乗車し、各スポットでは、ポルトガル語、英語、スペイン語の音声ガイドが流れます。

バスはまず、大型ショッピングモールのShopping Iguatemiからスタート。途中、いくつかの大型ホテルでお客さんを広い、Farol Da Barra、Praça Municipal、Mercado Modelo、Igreja do Bonfim、Ribeiraを回ります。どれもガイドブックには必ず載っている観光スポットですが、たとえば一番遠いRibeiraなどは、Iguatemiからタクシーで移動すると、片道40レアル(約2000円)程度かかります。結構、サルヴァドールは広い街なんですよね。ですから、このバスは、交通費の面だけ見てもお得!

BR2010_1001_0102

これだけのスポットを巡り、約5時間でスタート地点に戻るので、各地の停車時間が短くなるのは仕方がないですかね。Farol Da Barra、Igreja do Bonfim、Ribeiraでは各10分間のみの滞在です。街一番の見どころである旧市街(Praça Municipal、Mercado Modelo)での滞在は1時間半と割合たっぷりと取られているのですが、教会をじっくり見たり、お土産選びをしていると、ついランチの時間が足りなくなってしまったり…

BR2010_1001_0103

ただ、夏のハイシーズン(12月~3月)になると、バスの本数が1日2本から5本に増えます。5本とも同じルートをそれぞれ1時間ずらして巡りますから、例えば第一バスで最初のスポットに到着し、10分後に同じバスに乗らず、1時間後にやって来る第二バスに乗ってもOKというわけです。

BR2010_1001_0104

ところで私がこのバスをお勧めしたい理由…それは、バス自体が絶好の写真撮影場所になるということ!視点が高く、窓のないオープンタイプ(天井にテントが張られ、直射日光や雨は避けられます)。と言うことは、何にも遮られることなく、安全な場所から街の様子を思う存分撮影できるんですね。観光地ではない普通の庶民が利用する市場や通りなどは、治安の面からなかなか気軽にカメラを向けることは出来ません。が、このバスからは撮り放題!おかげで、今まで上手く撮影できなかったサンジョアキン市場(激安の庶民派市場)もこんな風に撮れましたよ。

BR2010_1001_0105

詳しい時刻などについては、空港やホテルでお問い合わせ下さい。よほどの混雑期でない限り、予約なしでも乗れます。ホテルからの乗車を希望する場合は、ホテル経由で前日までに予約するといいでしょう。

Copyright© 2017 ブラジル情報 All Rights Reserved.