月別アーカイブ: 11月, 2010

「真夏のクリスマスは音と光の一大スペクタクルで!」

23 11月
2010年11月23日

南半球に位置するブラジルで迎えるクリスマスは、雪の降る中ロマンチックに白いイブ…というのがありえない、夏真っ盛りのクリスマスです。だからと言って、盛り上がりに欠けるわけではありませんよ!南部のリオ・グランジ・ド・スル州Gramado(グラマード)市では、おそらく世界中見渡しても他に例がないと思われる盛大なクリスマス・イベント「Natal Luz(ナタウ・ルース)が2ヶ月半に渡って開催され、国内外から多くの観光客が訪れます。

BR2010_1115_0101

ナタウはポルトガル語でクリスマス、ルースは光を意味し、さしずめ「クリスマス・イルミネーション」と言ったところ。しかし、単に町じゅうをイルミネーションで彩るとか、巨大なツリーが置かれるとか、クリスマス市が立つ…というのではありません。まさに「クリスマス」をネタにした様々なアトラクションが展開されるんですよ。

例えば、「Fantastica Fábrica de Natal(クリスマスの夢の工場)」と題されたミュージカルショウ。歌あり、踊りあり、サーカスありの実に見事なエンタテイメントです。小さな男の子がサンタクロースに手紙を書くシーンから始まり、おもちゃの兵隊が出て来たり、クルミ割り人形を彷彿とさせるシーンが出て来たり…。家族みんなで楽しめるストーリーです。

BR2010_1115_0102

クリスマスデコレーションで美しく飾られた街を、サンタや天使が賑やかに練り歩く「Grande Disfile do Natal(クリスマス大行進)」も人気のアトラクションの一つ。キャストたちは、この街の住民の大半を占めるヨーロッパ移民の子孫(ドイツ系、イタリア系)が中心。金髪に青い目は、およそブラジル人のイメージとは程遠いかと思いますが、ブラジルの奥深さを実感できるパレードであります。

そして私の一押しが、「Nativitaten(ナチビターテン)」と呼ばれる一大スペクタクル・ショウ。湖のほとりに設けられた見物席から、湖上に浮かぶステージを眺めると言う、その状況からして珍しいのですが(イメージとしては、東京ディズニーシーの水上ショウ)、内容がまた素晴らしいのです。オペラ歌手のような歌い手が何人も登場し、イルミネーションに輝く噴水、そして夜空に放たれる花火に合わせ、クリスマスソングを歌い上げるのです。

BR2010_1115_0103

これも一応ストーリー展開があり、大地の誕生、人類の誕生、そして救世主キリストの生誕…と、なかなかに壮大なのですが、そのようなことはあまり考えず(笑)、とにかく目の前に次々に繰り出されるド派手な、しかし聖なるシーンの数々を堪能しましょう。神聖なはずのクリスマスが、ブラジルの手にかかるとこうなるのね…と圧倒されること間違いなしです。   以上の3大アトラクションは、それぞれ入場料が必要(約2000円~)ですが、他にも 子ども向けのマリオネット・ショウやクリスマス・グッズを売るマーケット、コーラス隊や器楽隊の演奏など、無料イベントも豊富です。ヨーロッパ風の街をぶらぶら歩きつつ、ふらっと人の輪をのぞいてみたりするだけでも楽しめますよ!

BR2010_1115_0104

こんなブラジルもあるんだ…と、感動すること請け合いです。かなり穴場的スポットと言えますが、陽気で楽しい夏のクリスマスは、忘れがたい思い出になることでしょう。11月4日~来年1月16日まで開催しています。ショウの日程などは公式サイトhttp://www.natalluzdegramado.com.br/でご確認ください(英語あり)。

BR2010_1115_0105

ペロウリーニョで極上ステイ

05 11月
2010年11月5日

前回、サルヴァドールで1泊するなら、私なら迷わず世界遺産地区であるペロウリーニョに宿を取りたいですね…と書きましたが、さて、そのココロは?

やはり、ペロウリーニョは「夜」が楽しいからです。特に、11月からカルナヴァルが終わって数週間(3月頃)までのハイシーズンには、毎晩のように広場で音楽ライブが繰り広げられ、それはそれはサルヴァドールらしいエンタテイメントが楽しめるのです。

BR2010_1101_0101

宿がペロウリーニョにあれば、飲んで踊って疲れてもすぐに部屋に帰って眠れます。ここ以外の地区にもし宿を取ったとしたら、夜ですと治安の面からも必ずタクシーを使わなければならず、ちょっと面倒ですよね。

そしてペロウリーニョの表情は、朝・昼・夕方そして夜…と、それぞれに違って見え、どれも素敵です。その地区にベースがあれば、違った時間に何度も通りを歩くことになりますから、時間ごとに違った発見があっておもしろいかも知れませんよ。

今回ぜひご紹介したいのが、この地区にある高級ホテルたち。かつては、どちらかと言うとバックパッカー向けのシンプルな安宿が多いイメージがありましたが、ここ数年、旅慣れた大人も満足できる、クオリティの高い高級宿がいくつも登場しました。

代表格はやはり、「Pestana Convento do Carmo(ペスターナ・コンヴェント・ド・カルモ)」。元修道院が改築され、5つ星ホテルへと生まれ変わりました。広々とした中庭、落ち着いたプール、スタッフの対応も洗練されていて…。どれもサルヴァドールには珍しいものばかり。私はランチ時にレストランしか利用したことがありませんが、とにかく静かで居心地がよく、すぐそばにペロウリーニョの雑踏が広がっていることを忘れさせられました。無料ライブなどが行われるエリアから少し坂を上って歩きます。宿泊料金は1泊1室ツイン25000円から。

BR2010_1101_0102

BR2010_1101_0103

この地区に来たら必見の「黄金の教会」、Igreja Sao Franciscoの目の前にあるのが、オープンしてまだ数年の「Villa Bahia(ヴィラ・バイーア)」。入り口は一見普通の歴史建造物にしか見えませんが、1階には素敵なレストランがあり、意外にも奥行きがある建物です。部屋も明るく清潔感があり、値段に見合ったサービスが受けられると好評のようです。こちらもランチ時のレストラン利用のみですが、なにしろメインの広場に面しているので、のんびりとマンウォッチングをするだけでも楽しめました。1泊1室ツイン18000円から。

BR2010_1101_0104

最後にもう一軒。旧市街散策ルートのまさに真上にあり、とにかくロケーションがいい「Casa do Amarelindo(カーザ・ド・アマレリンド)」。ここも、知らないと通り過ぎてしまいそうな入口です。お土産屋さんが建ち並ぶ小路にさりげなく佇んでいるのです。しかしいったん中に入ると、別世界が広がっています。なんと海を見渡せるプールもあるんですって!残念ながらここは入り口とパンフレットのみでしか知らないのですが、世界中を旅した友人がこの宿を絶賛していました。オーナーは英語もOKの知的な方でしたよ。旅行クチコミサイトの「tripadvisor」で、市内ナンバーワンに輝くのもうなずける宿ですね。1泊1室ツイン13000円から。

BR2010_1101_0105

市内在住ですと、なかなか泊まる機会のないホテルですが、この三軒にはいつか必ず…と思っています。きっとサルヴァドールの思い出が2倍も3倍も素敵なものになるに違いありませんから。

Copyright© 2017 ブラジル情報 All Rights Reserved.