月別アーカイブ: 4月, 2011

白い砂丘の人気スポット、マンギ・セッコ

22 4月
2011年4月22日

サルヴァドールから日帰りで楽しめる人気観光スポットの一つに、Mangue Seco(マンギ・セッコ)と言うところがあります。Linha Verde(グリーンライン)と呼ばれる海岸沿いの幹線道路を、サルヴァドールから北(地図で言うと上)に向かってひたすら走り、お隣の州・セルジッペとのほぼ境にあたる場所に、静かにたたずんでいる白い砂丘地帯です。

ここに辿り着くには、ちょっとした冒険が待っています。まず、車でPontal(ポンタウ)と呼ばれる船着き場エリアに行きます。そこで、1時間に1~2本運行されている渡し船に乗り、大きな川(Rio Real)を渡ると、ようやくマンギ・セッコ…

と、思いきや、さらに別の水上交通を利用しなければいけないと。今度は水上タクシーのような、個人運営のモーターボートに乗り込みます。先ほどの渡し船とはまた違った乗り心地のスピードボートの旅、水面を渡る風が爽快です。

BR2011_0415_01

そしてようやくたどり着いたら、今度はバギーに乗り込みます。と言うのも、マンギ・セッコは、真っ白い砂丘が一番の見どころ。砂の上を快適に移動するには、バギーしかありません!スピードボートを下りた地点には、何人ものバギー乗りが客引きをしています。事前に料金と時間を確認し、合意できたら、いざ出発です。

BR2011_0415_02

小さな集落を抜けて、少し走ると、目の前に広がる白い砂丘…。この風景はまさに、砂丘のメッカとして人気のNatal(ナタウ:サルヴァドールから飛行機で2時間ほどの、Rio Grande do Norte州の州都)にそっくりです。ナタウまで行かなくとも、我がバイーア州でこのような素敵な砂丘を楽しめるとは!と、小さな感動を覚えます。

BR2011_0415_03

砂丘で楽しめるのは、ブラジルの人気テレビドラマのロケ地にも選ばれたほどの風景はもちろん、砂を利用した遊びです。ここでは、雪の山を滑るスノーボードならぬ、サンドボードが人気を集めていました。使っているボードは雪用に見えますが、楽しむ人の姿は水着…このギャップがなんともユニークです。案外スピードも出て、スリリングで楽しいんだそうです。ま、雪を経験したことのないブラジル人の感想ですから、そのスピードの程度も実際はどうなのかわかりませんが(笑)

BR2011_0415_04

砂丘遊びを満喫した後は、ビーチへ向かいます。遠浅で波がおだやかで、とにかく広いビーチ…。立地条件も手伝ってか、訪れる人の数はそれほど多くなく、とにかくのんびりできるのがいいですね。

帰り時間が近づいたころ、砂丘に夕日が沈むシーンに遭遇。いつだって夕日は美しいものですが、白い砂丘の向こうに消えてゆく大きな太陽は、ひときわ幻想的で神秘的に見えました。

BR2011_0415_05

サルヴァドール中心部から223キロもあり、車で軽く片道2時間半~3時間ほどかかるのがややネックですが、サルヴァドール近辺とは思えない雄大な風景は、きっと誰もを魅了することでしょう。集落には宿もありますので、ゆっくりしたい方は宿泊をお勧めします。ただし部屋数が少ないので、事前の予約はしっかりと。

サルヴァドール郊外のPraia do Forte(プライア・ド・フォルチ)やCosta do Sauipe(コスタ・ド・サウイッピ)といったリゾート地に滞在される場合は、十分に日帰り圏内ですので、ぜひ一日観光の候補に入れてみて下さい。各ホテルのフロントでは、ツアーの受け付けも行っています。

マンギ・セッコ紹介サイト(ポルトガル語のみ) http://www.villagemangueseco.com.br/

ツアーを催行している旅行会社のサイト(英語あり) http://www.balangandanturismo.com.br/site_ingles/mangue.htm

「temakiがサルバドールの郷土食になった?」

10 4月
2011年4月10日

コミーダ・ジャポネーザ(Comida Japonesa)、つまり「日本食」は、とにかくブラジルで大人気。日系人が多く住むサンパウロやパラナのみならず、今やブラジル全土のどこに行っても必ず1軒は日本食レストランを見つけることができるほどです。

ヘルシーなイメージからか、日本食人気はブラジルのみならず全世界に広がっているとも言えますが、おそらく世界のどこを探しても、これだけ一つの料理に対して熱烈な思いを持っているところはサルヴァドールのほかにないだろう…と思います。

その「一つの料理」とは、手巻き寿司。 その名も、Temaki(テマーキ)。そのまんまですが、ポルトガル語では、後ろから二つ目の母音を強く発音することから、テマキではなくテマーキとなります。

BR2011_0401_01

ブームに火がついたのはかれこれ3年ほど前のこと。あれよあれよという間に手巻き寿司専門店であるTemakeria(テマケリーア)が何店も誕生し、しかも、いずれも閉店に追い込まれることなく、3年たった今も元気に営業を続けているのです。

BR2011_0401_02

むしろ、支店を出すテマケリーアは少なくなく、新規出店も続いていますから、その店舗数は増える一方です。

人気の秘訣は、やはり、日本食であることのヘルシーさと、アイスクリームコーンに似た、あのカジュアルな形!実際に、日本の喫茶店などでたまに見かける、アイスのコーンを立てるための専用スタンドのようなものに、手巻き寿司を立てて提供されることがあります。日本ではありえないスタイルですよね。

BR2011_0401_03

具で一番人気があるのは何と言ってもサーモン。大きめの角切りサーモンをクリームチーズで和えたものも人気があります。さらには、そこにマンゴーやキウイなどのトロピカルフルーツを加えるあたり、非常にクリエイティブでブラジルらしい手巻きですよね。私はクリームチーズ入りもフルーツ入りも、断じて食べませんが(苦笑)。

BR2011_0401_04

海苔ではなく、軽くグリルしたサーモン薄切りでご飯と具を巻いたり、春巻きの皮のようなパリパリの皮で巻いたり… 日本人にはとうていイメージできないような「変わり手巻き」のバリエーションもものすごいです。

BR2011_0401_05

そういえば3月の初旬にはカーニバルが開催されましたが、そこでも人気を博したのがtemakiでした。カーニバル見物のための有料観覧席(カマロッチと言います)には、飲食エリアが必ず設けられますが、どのカマロッチにも必ずテマキを出す屋台がありました。カーニバル直前の新聞には、テマキのススメ的な記事が掲載され、「低カロリーで栄養価が高く、軽く食べられて消化もいいから、カーニバルで騒ぐための栄養補給にピッタリ!」とのコメントが、栄養士から出さるほどでした。

かつてはカーニバルの食べ物といえば、油で揚げた郷土料理のアカラジェや、豆の煮込みといった「重い」料理が主流だったそうです。今はすっかりテマキがその座を奪いましたね。

カーニバルの群衆の中にいる日本人の数は少ないけれど、食の面では日本が優位だなんて、なんだかおもしろい現象です。こんなにも愛されるテマキが地球の反対側に存在することを、ぜひぜひ、お見知りおきくださいませ。

(テマケリーア情報につきましては、ご宿泊のホテルなどにお尋ねください。簡単にわかります。なにせ、数が多いですから!)

Copyright© 2017 ブラジル情報 All Rights Reserved.