ウミガメプロジェクトを見学しよう

19 5月
2011年5月19日

前回ご紹介したサルヴァドール近郊のビーチスポット、プライア・ド・フォルチですが、通りを歩くと、あちこちでとある生き物をデザインした看板を目にします。その生き物とは、こちら。 BR2011_0515_01

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ウミガメです!

プライア・ド・フォルチならではのお勧めアクティビティと言えば、このウミガメを見ることなんです。

きれいな海でしか産卵しないと言われているウミガメですが、ブラジルでは、ここを含む21か所に、IBMBio(ブラジル環境省の下部組織)が運営するProjeto Tamar(プロジェット・タマール、ウミガメプロジェクトの意味)の施設があります。これはウミガメを保護するためのプロジェクトですが、海の環境保全の大切さを人々に伝えていくことも、一つの大きな目的です。そのため、楽しみながら環境を学ぶことが出来るさまざまな活動が展開されています。

プライア・ド・フォルチにあるプロジェット・タマールは、施設の規模や内容から、国内でも一番楽しめるプロジェクトと言われています。メインストリートの突き当りにある施設に入場料を払って入ると、そこはちょっとした水族館のようになっています。

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巨大なカメが悠々と泳ぐプールがあったり、小さなサメがいたり。子どもたちにはもちろん、大人でも楽しめるミニ水族館です。(ただし規模はとても小さいので、日本の水族館を想像してはダメですよ!)

ここでのメインイベントと言えば、やはり、子ガメの放流でしょう。10月~3月頃までの期間限定ですが、この時期に産卵するウミガメの卵を施設が保護し、子ガメが生まれてくるのを待ちます。産卵場所はネットで囲われ、外敵が来ないように守られます。

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その中で無事生まれた子ガメたちは、夕方、多くの観光客に見守られながら、ヨチヨチ歩きで海へと帰っていくのです…。

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夕日をバックに小さなカメたちが必死に海へと向かうシーンは、なかなか感動的なもの。取り囲む人たちは、みなカメラを片手に声援を送りながら、子ガメたちの最初の一歩を見守ります。

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自然に卵が孵化(incubação、インクバサォンと発音)するのを待つため、日によっては孵化がなく、放流イベントが行われないこともあります。こればかりは、カメのみぞ知るということになります。幸運にも放流がある日に訪れたら、ぜひ、夕暮れ時を待って、プロジェット・タマールを再訪して下さいね。(放流があるかどうかは、当日の午前中にわかりますので、一度確認に行くか、電話確認するかして下さい。)

なお前回紹介したレストランSouza Barは、この施設内にあります。また、カメのロゴ入りグッズや洋服を売るブティックもあり、人気です。観光地にありがちな、ちょっとダサめなTシャツとは一味違う、なかなか洗練されたおしゃれなデザインが揃いますから、ぜひチェックしてみて下さい。お値段はやや高めですので、その点は覚悟でお願いします。

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ところでバスでプライア・ド・フォルチを訪れ、日帰りでサルヴァドールに戻る方は、放流イベントが終わってからの帰りのバスがあるかどうか、事前に確認して下さい。放流イベントは午後5時ごろからのことが多く、全部見ると6時を過ぎてしまい、最終バスに乗れない可能性があります。(なので、本当は、1泊することをお勧めします。)

プロジェット・タマール公式サイト http://www.tamar.org.br/

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