6月はフォホーの季節

04 6月
2011年6月4日

サルヴァドールの音楽と言えば「Axé:アシェー」、そしてサルヴァドールの祭りと言えば「カルナヴァル(カーニバル)」です。しかし、2月(年によっては3月上旬)のカルナヴァルが終わると、街で流れる音楽は「アシェー」から「Forró:フォホー」に取って代わられます。

さて、Forróとは一体どんな音楽でしょうか? フォホーもアシェーもブラジル音楽のジャンルの一つなのですが、語り始めると大変長くなりますので、ここは簡単に説明いたしましょう。

アシェーが、パーカッションが効いた元気のいいダンサブルな音楽とすれば、フォホーはそれとはずいぶん雰囲気が違います。サンフォーナ(アコーディオン)の切ない音色が欠かせない、ゆったりとしたリズムの、田舎風の音楽とでも言えましょうか。

ブラジルの6月は、全国的にFesta de São João(フェスタ・ヂ・サン・ジョアォン)もしくはFesta Junina(フェスタ・ジュニーナ)と呼ばれる郷土祭りが開かれます。

この祭りで流れる音楽がフォホー。おじさん3人組などが、まったりと歌いながら体を左右に揺らしつつ演奏する様子は、まさに典型的な6月祭りのシーンですね。

さて、ここサルヴァドール近郊では、もう少し商業的な、ショウビジネス的なお祭りが展開されています。フォホーの人気アーティストたちが郊外の特設野外ステージに集い、多くのファンを集めて、夜通しコンサートを行うのです。5月に入り、街中のあちこちに、開催を知らせる大型看板が並ぶようになりました。

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このイベントは、フォホーアーティストのみならず、イヴェッチ・サンガーロやシクレッチ・コン・バナナといった、カーニバルの常連人気歌手たちも参加することが多く、その盛り上がりと言ったらかなりのもの! カーニバルの時は、巨大トレーラーの上で歌う、手の届かない存在のアーティストたちが、この祭りでは比較的ファンの近くに来る…という、アットホームさも人気の秘訣です。

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参加の仕方は、カーニバルと似ています。事前に入場料を払いチケット代わりの指定タンクトップを入手し、当日はそれを着て会場に入ります。入場料は飲食費込みのオールインクルーシブスタイルから、リーズナブルな立見席まで、券種は様々。市内の主要ショッピングセンターにあるチケットセンターで相談してみましょう。

便利なのは、送迎バス付きのプラン。夕方サルバドール市内を出発し、夜通し飲んだり踊ったりして、戻ってくるのは午前6時…というような、完全な夜型スタイルです。このあたりもカーニバルに似ていますね…。

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フォホーの音楽に合わせて踊る時、基本は男女がペアになります。ということで、6月祭りは、恋人探しのいい機会になるという話もあります。甘いけど強い果実リキュールを飲み、切ないフォホーの音色に合わせて踊れば、確かに恋が芽生えるかも…知れませんね?!

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この時期、郊外まで足を延ばす時間がない人も多いと思いますが、その場合はぜひ旧市街(ペロウリーニョ)へ。祭り用の飾り付けが施され、とても華やいだ雰囲気になります。今年は6月23日~26日の4日間が祭り期間となり、伝統の踊りや歌のショウが楽しめます。

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6月のサルバドールは朝晩意外と冷えるので、夜遅くまで楽しむ方は上着のご用意を。そしてこの時期、雨も降りやすくなっています。風邪をひかないよう、楽しい6月祭りを楽しみましょう!

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バイーア州の6月祭りのチケット情報サイト http://www.ticketmix.com.br/index.php

チケット販売所(Ticketmix、ingressorapido) Shopping BARRA,Shopping IGUATEMI,Shopping PARALELA,Salvador Shoppingの4か所にあり。

 

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