天然プールとのんびりムードのPraia do Forte

02 5月
2011年5月2日

サンパウロやリオなど、ブラジル各地からの観光客はもとより、地元サルヴァドールの人々からも大変愛されている小さな村があります。サルヴァドールの空港から車で約1時間半、Estrada do Coco(エストラーダ・ド・ココ、ココナツ街道の意味)を北上したところにある、Praia do Forte(プライア・ド・フォルチ)です。

正確には、Mata de Sao Joao(マッタ・デ・サン・ジョアン)という町にある地域のことで、昔は静かな漁村でした。そのビーチの美しさが次第に知られるようになり、次々に別荘や宿が建てられ、今やブラジルを代表する人気ビーチエリアの一つとなりました。

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ここで楽しみたいのは、何と言っても、引き潮時に現れるPiscina Natural(ピッシーナ・ナトゥラウ)、天然プールです。潮だまりに取り残された小さな魚やカニを間近に眺めつつ、どこまでも続く遠浅の海で遊ぶのは最高です。季節にもよりますが、真夏などは、海水温がかなり高くなり、肩まで海につかると、まるで露天風呂に入っているような感覚すら覚えます…。そんな状態で缶ビールなどを飲んだ日にはもう…たまりませんね!

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引き潮の時間帯は日によって変わってきますので、お出かけの前にはホテルなどで時間を確認するといいでしょう。満ち潮時と引き潮時では、海の表情がまるで違ってきますので、注意が必要です。

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海遊びで体を動かした後は、お楽しみのランチタイム。村のメインストリート沿いには、バイーア料理や肉料理、ピザレストランなど、各種飲食店が立ち並びます。地元の人の評価が高く、私も個人的に気に入っているのが、Souza Bar(ソウザ・バー)。砂の上にテーブルを並べ、海を間近に感じながら過ごせるロケーションがとても気持ちいいのです。この店の人気メニューは、ブラジル風の魚コロッケ、Bolinho de Peixe(ボリーニョ・ジ・ペイシ)です。スパイシーなPimenta(ピメンタ)と呼ばれる唐辛子ソースを付け、レモンをたっぷり絞って食べるのがオススメ。冷えたビールに最高のおつまみです。しっかり食事をしたい方は、ムケッカや魚の丸ごとフライもいいでしょう。

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この街はショッピングも楽しめます。可愛い小物やアクセサリーにビーチウエア、民芸品を売る店が、通りの両脇にずらりと立ち並び、見ているだけでも飽きません。サルヴァドールの旧市街で買えそうなものも多いですが、こちらの方が、断然センスのいい商品が揃っています。(お値段は旧市街よりやや高めですが)

楽しいビーチはサルヴァドール市内にもいくつもありますが、ここは、コンパクトな村の中にお店も飲食店も宿もすべて揃い、とにかく、ゆったりした空気が流れているのが市内との一番の違いです。市内に比べると治安は良く、気分的にリラックス出来るんです。

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サルヴァドールから日帰りでも十分楽しめますが、手頃なポウザーダ(民宿)もたくさんあります。ただ、連休やハイシーズンの時は予約なしでは厳しいので、ご注意ください。

時間があまりない方は、サルヴァドールからタクシーを利用するか、各旅行代理店が運営する乗合バンでのツアーに参加するといいでしょう。時間はあるけどお金が…という方は、イグアテミショッピング近くの長距離バスターミナルからバスを利用する方法もあります。ただし本数が多くないので、帰りのバスの時間を確認することをお忘れなく!

Praia do Forte 公式サイト http://www.praiadoforte.org.br/

白い砂丘の人気スポット、マンギ・セッコ

22 4月
2011年4月22日

サルヴァドールから日帰りで楽しめる人気観光スポットの一つに、Mangue Seco(マンギ・セッコ)と言うところがあります。Linha Verde(グリーンライン)と呼ばれる海岸沿いの幹線道路を、サルヴァドールから北(地図で言うと上)に向かってひたすら走り、お隣の州・セルジッペとのほぼ境にあたる場所に、静かにたたずんでいる白い砂丘地帯です。

ここに辿り着くには、ちょっとした冒険が待っています。まず、車でPontal(ポンタウ)と呼ばれる船着き場エリアに行きます。そこで、1時間に1~2本運行されている渡し船に乗り、大きな川(Rio Real)を渡ると、ようやくマンギ・セッコ…

と、思いきや、さらに別の水上交通を利用しなければいけないと。今度は水上タクシーのような、個人運営のモーターボートに乗り込みます。先ほどの渡し船とはまた違った乗り心地のスピードボートの旅、水面を渡る風が爽快です。

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そしてようやくたどり着いたら、今度はバギーに乗り込みます。と言うのも、マンギ・セッコは、真っ白い砂丘が一番の見どころ。砂の上を快適に移動するには、バギーしかありません!スピードボートを下りた地点には、何人ものバギー乗りが客引きをしています。事前に料金と時間を確認し、合意できたら、いざ出発です。

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小さな集落を抜けて、少し走ると、目の前に広がる白い砂丘…。この風景はまさに、砂丘のメッカとして人気のNatal(ナタウ:サルヴァドールから飛行機で2時間ほどの、Rio Grande do Norte州の州都)にそっくりです。ナタウまで行かなくとも、我がバイーア州でこのような素敵な砂丘を楽しめるとは!と、小さな感動を覚えます。

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砂丘で楽しめるのは、ブラジルの人気テレビドラマのロケ地にも選ばれたほどの風景はもちろん、砂を利用した遊びです。ここでは、雪の山を滑るスノーボードならぬ、サンドボードが人気を集めていました。使っているボードは雪用に見えますが、楽しむ人の姿は水着…このギャップがなんともユニークです。案外スピードも出て、スリリングで楽しいんだそうです。ま、雪を経験したことのないブラジル人の感想ですから、そのスピードの程度も実際はどうなのかわかりませんが(笑)

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砂丘遊びを満喫した後は、ビーチへ向かいます。遠浅で波がおだやかで、とにかく広いビーチ…。立地条件も手伝ってか、訪れる人の数はそれほど多くなく、とにかくのんびりできるのがいいですね。

帰り時間が近づいたころ、砂丘に夕日が沈むシーンに遭遇。いつだって夕日は美しいものですが、白い砂丘の向こうに消えてゆく大きな太陽は、ひときわ幻想的で神秘的に見えました。

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サルヴァドール中心部から223キロもあり、車で軽く片道2時間半~3時間ほどかかるのがややネックですが、サルヴァドール近辺とは思えない雄大な風景は、きっと誰もを魅了することでしょう。集落には宿もありますので、ゆっくりしたい方は宿泊をお勧めします。ただし部屋数が少ないので、事前の予約はしっかりと。

サルヴァドール郊外のPraia do Forte(プライア・ド・フォルチ)やCosta do Sauipe(コスタ・ド・サウイッピ)といったリゾート地に滞在される場合は、十分に日帰り圏内ですので、ぜひ一日観光の候補に入れてみて下さい。各ホテルのフロントでは、ツアーの受け付けも行っています。

マンギ・セッコ紹介サイト(ポルトガル語のみ) http://www.villagemangueseco.com.br/

ツアーを催行している旅行会社のサイト(英語あり) http://www.balangandanturismo.com.br/site_ingles/mangue.htm

「temakiがサルバドールの郷土食になった?」

10 4月
2011年4月10日

コミーダ・ジャポネーザ(Comida Japonesa)、つまり「日本食」は、とにかくブラジルで大人気。日系人が多く住むサンパウロやパラナのみならず、今やブラジル全土のどこに行っても必ず1軒は日本食レストランを見つけることができるほどです。

ヘルシーなイメージからか、日本食人気はブラジルのみならず全世界に広がっているとも言えますが、おそらく世界のどこを探しても、これだけ一つの料理に対して熱烈な思いを持っているところはサルヴァドールのほかにないだろう…と思います。

その「一つの料理」とは、手巻き寿司。 その名も、Temaki(テマーキ)。そのまんまですが、ポルトガル語では、後ろから二つ目の母音を強く発音することから、テマキではなくテマーキとなります。

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ブームに火がついたのはかれこれ3年ほど前のこと。あれよあれよという間に手巻き寿司専門店であるTemakeria(テマケリーア)が何店も誕生し、しかも、いずれも閉店に追い込まれることなく、3年たった今も元気に営業を続けているのです。

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むしろ、支店を出すテマケリーアは少なくなく、新規出店も続いていますから、その店舗数は増える一方です。

人気の秘訣は、やはり、日本食であることのヘルシーさと、アイスクリームコーンに似た、あのカジュアルな形!実際に、日本の喫茶店などでたまに見かける、アイスのコーンを立てるための専用スタンドのようなものに、手巻き寿司を立てて提供されることがあります。日本ではありえないスタイルですよね。

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具で一番人気があるのは何と言ってもサーモン。大きめの角切りサーモンをクリームチーズで和えたものも人気があります。さらには、そこにマンゴーやキウイなどのトロピカルフルーツを加えるあたり、非常にクリエイティブでブラジルらしい手巻きですよね。私はクリームチーズ入りもフルーツ入りも、断じて食べませんが(苦笑)。

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海苔ではなく、軽くグリルしたサーモン薄切りでご飯と具を巻いたり、春巻きの皮のようなパリパリの皮で巻いたり… 日本人にはとうていイメージできないような「変わり手巻き」のバリエーションもものすごいです。

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そういえば3月の初旬にはカーニバルが開催されましたが、そこでも人気を博したのがtemakiでした。カーニバル見物のための有料観覧席(カマロッチと言います)には、飲食エリアが必ず設けられますが、どのカマロッチにも必ずテマキを出す屋台がありました。カーニバル直前の新聞には、テマキのススメ的な記事が掲載され、「低カロリーで栄養価が高く、軽く食べられて消化もいいから、カーニバルで騒ぐための栄養補給にピッタリ!」とのコメントが、栄養士から出さるほどでした。

かつてはカーニバルの食べ物といえば、油で揚げた郷土料理のアカラジェや、豆の煮込みといった「重い」料理が主流だったそうです。今はすっかりテマキがその座を奪いましたね。

カーニバルの群衆の中にいる日本人の数は少ないけれど、食の面では日本が優位だなんて、なんだかおもしろい現象です。こんなにも愛されるテマキが地球の反対側に存在することを、ぜひぜひ、お見知りおきくださいませ。

(テマケリーア情報につきましては、ご宿泊のホテルなどにお尋ねください。簡単にわかります。なにせ、数が多いですから!)

暑い時こそショッピング、のススメ

20 3月
2011年3月20日

いよいよ夏本番のサルヴァドールです。カルナヴァル(今年は3月3日~9日)が終わっても、3月中はまだまだ夏の観光シーズン真っ盛り。 歴史地区のペロウリーニョや、カラフルリボンで知られるボンフィン教会などは、観光客で大賑わい!

それにしても真夏のサルヴァドール散策はなかなかハードです。照りつける日差しは非常に強烈で、最高気温は34度くらいまで上がりますから、結構体力を消耗します。 道端の売り子から水を買って水分補給するのはもちろんですが、時々日陰に入って一息つくこともお忘れなく。

ちなみに、散策が最も辛く感じられる時間帯は、やはり太陽が高く昇る頃。午前10時にもなれば、かなり暑くなり、ピークは正午から午後2時頃でしょうか。なるべくならその時間帯を避けて旧市街巡りをすると良いでしょう。

ではその暑さのピーク時に何をするか…。 オススメは、市内にいくつかある大型ショッピングモール(地元ではショッピンギと発音)でのウインドウショッピングです。近代的で冷房や警備が完備されているショッピングモールは、とにかく「快適」の一言に尽きます! 日本のアウトレットモールをイメージしていただくのが近いでしょうか。大規模店舗(おおむね2~3階建てで、地下に駐車場がある)の中には、家電、寝具、男女・子供服、靴、バッグ、トイレタリー、雑貨などなど、あらゆる種類のお店が入居しています。

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例えば、テレビや冷蔵庫などのトレンドを知りたいなら、Ricardo Eletro(ヒカルド・エレトロ)やFAST Shop(ファスチ・ショッピ)、CASAS BAHIA(カーザス・バイーア)などの家電店へ。 ブラジルの庶民的なファッションを取り入れたいなら、Riachuelo(ヒアシュエロ)、C&A(セーアンドアー)、RENNER(ヘンネール)、MARISA(マリーザ)といった総合服飾店へ。 高級カジュアル服がお好みなら、Coluchi(コルッチ)やEllus(エルース)、Osklen(オスクレン)などのブラジルブランドを探すといいでしょう。 本やCD、DVDならSaraiva(サライーヴァ)、Livraria Cultura(リブラリア・クルトゥーラ)。 日用品や文房具、パーティグッズ、おもちゃなどを探すなら、Lojas Americanas(ロージャス・アメリカーナス)、Le Biscuit(レ・ビスクイ)。 ショッピングモールの中には、食品スーパーのBom Preço(ボン・プレッソ)などが入っているところもあるので、市民の台所を垣間見てみるのも楽しいと思います。 (写真は服飾総合店のC&Aの紳士服売り場)

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買い物はあまり好きではない…という方でも、ショッピングモールは楽しめます。期間限定で行われる写真展などもありますし、新車の展示販売コーナーが設けられているところもあります。食事に迷う場合も、ショッピングモールの飲食広場(Praça de Alimentação、プラッサ・ジ・アリメンタサォン)に行けば、バイーア料理からイタリアン、寿司、ポルキロ(料理の量り売り)まで、各種料理店のテナントがずらりと並びますから、お好きなものを目で見て選び放題です。 セルフサービス式でカジュアルに食べるも良し、テーブルサービス式のレストランでゆっくり過ごすも良し。 選択肢が多いのが嬉しいですよね。 (写真はShopping Iguatemi内のBaby Beef Expressのランチ)

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時間があり余る…という方には、映画の1本でもご覧になってはいかがでしょう。どのモールにも必ずシネマ・コンプレックスが入っています。日本よりも少し早くアメリカ映画が上映されているようです。英語音声・ポルトガル語字幕付き(Legendado、レジェンダード)、もしくはポルトガル語吹き替え音声(Doblado、ドブラード)の2タイプあります。平日の日中ですと、かなりすいていて、映画館独り占め状態になることもしばしばです。

このように、一旦中に入ればさまざまな楽しみが広がっているショッピングモールは、地元の住民たちにも大人気です。と言いますか、他にあまりレジャー要素がない街だからショッピングに行くしかない…とも言えますが(苦笑)。 商品の価格は決して安くはないので、あまりに貧しい人たちはここで買い物することが出来ませんが、中流階級から、Classe A(クラッセ・アー)と呼ばれる上流階級の人たちは頻繁に訪れています。

旧市街とはまた違った顔の、「最新の」サルヴァドールを見るのも、興味深い経験になると思います。 BR2011_0315_04

どこも旧市街や観光スポットからは離れているのがやや難点ですが、中には、主要ホテルを巡る無料シャトルバスを運行しているところもあります。ホテルのフロントでご確認ください。

 

◆サルヴァドール市内の主なショッピングモール ・Shopping Barra(ショッピンギ・バッハ)観光スポットから近く、便利。 http://www.shoppingbarra.com/ ・Shopping Iguatemi(ショッピンギ・イグアテミー)多くの路線バスがここを通る。長距離バスターミナルから近い。 http://www.iguatemisalvador.com.br/ ・Salvador Shopping(サルヴァドール・ショッピンギ)市内最大で、最も充実している。 http://www.salvadorshopping.com.br/ ・Shopping Paralela(ショッピンギ・パラレーラ)新しく、広々としている。 http://www.shoppingparalela.com.br/ ・Salvador Norte Shopping Norte(サルヴァドール・ノルチ・ショッピンギ)オープン間もない、最新のモール。空港からすぐ。

ブラジルのカーニバルあれこれ

05 3月
2011年3月5日

いよいよ今年もやって来ました、カーニバル(カルナヴァル)シーズン。 祝日としてのカルナヴァルは、毎年日付が変動するキリスト教由来のイベントです(今年は3月8日火曜日)。ブラジルではその前の土日あたりから、リオに代表されるサンバパレードのような、賑やかなお祭りが各地で繰り広げられるのです。今や、世界的にも有名で、日本のニュース番組でも短く報道されるようですね。

さてブラジルのカーニバルですが、料理や人種などと同じで、これだけ広い国ですから、地域によってお祭りの雰囲気や形態は全然違って来ます。今回は代表的な3つの都市の様子をお伝えします。

まず一番イメージしやすいのがリオですね。華やかな衣装を付けた美形のお姉さんたちがサンバステップを踏み、巨大できらびやかな山車がパレード会場を練り歩き、観客はそれを大規模な桟敷席から観賞する…というもの。やはりこれは、ブラジル文化を代表するものの一つであると思いますし、実際に会場に足を運びこの目でパレードを見ると、それはそれは感動します。

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リオは世界中から観光客が集まりますから、どうしてもチケット代が高くなりがちです。そして、扱う代理店によっても値段が違うものです。初めての方はやはり信頼のおける代理店を通して、会場への送迎付きツアーなどを購入することになりますが、驚くほどの価格(1日で数万円)になることを覚悟して下さい。さらにホテル代もこの期間は非常に高騰(通常の1.5~2倍、しかも最低3泊以上などの制限あり)します。また、桟敷席の場所によっても値段が違いますが、あまりに安い席だと、時に柄の悪い客層に囲まれることもありますから、そのあたりも注意と理解が必要です。安全と便利をお金で買う、それがブラジルです。

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サンパウロのカーニバルも、形式はリオと同じですが、規模はリオの半分くらいでしょうか。それでもサンバダンスや山車の見事さはかなりのもの。時間と予算がなくてリオまでは行けない、という方は、サンパウロでも十分パレードを楽しめると思います。この場合も、旅行代理店に相談し、チケットを確保するのが良いでしょう。自力でチケットを買う場合は、チケット販売サイトでオンライン購入もできますが、支払いはブラジルで発行されたクレジットカードでしか出来ない場合もあります。サンパウロで一番安い席(上位グループを観賞、アルキバンカーダ席のE、Fエリア)はR$47(約2400円)です。

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サルバドールでは、全く違ったお祭り騒ぎ体験が出来ます。サンバに代わって街を占領するのが、Axe(アシェ)と呼ばれるバイーアならではの音楽です。リオやサンパウロを「観賞型」と呼ぶなら、ここは「参加型」。パレードには変わりありませんが、サンバダンサーが主役ではなく、ここでは「トリオ・エレトリコ」という大型トレーラー上に作られた移動型ステージで歌う人気アーティストたち。国民的歌手の一人と言えるイヴェッチ・サンガーロや、毎年絶大な人気を誇るシクレッチ・コン・バナナと言った大物たちが、ファンの群衆を率いて街を練り歩くのです。BR2011_03_01_03

誰でもお金を払ってアバダー(カーニバル参加者のみが着られる揃いのシャツ)を買えば、好みのアーティストの後に着いてパレードの一員になれるので、とてもエキサイティングな体験が簡単に出来ます。ただ、このアバダー代も毎年高騰していて、前述のイヴェッチなど有名アーティストになると、1日でR$600(約3万円)など、目が飛び出るような価格になります。そして一旦パレードの中に入ると、それはそれはものすごい状態に…。例えるなら、満員電車の中で酔っ払いたちがビール片手に飛び跳ね歌い踊る、といった状況の中に身を置く、ということです。世界中どこを探しても、ここまでの馬鹿騒ぎはないのでは?と思えるほど、ものすごいです。

いずれの都市においても、この時期、観光客を狙ったスリなどの犯罪も急増します。酔っ払い同士のケンカも多発します。そういったものに巻き込まれないよう、常に身の回りに気を付けながら行動する必要があります。最近はデジカメを持参しカルナヴァル撮影をするブラジル人も増えていますが、カメラを盗まれる話も非常によく聞きます。楽しいお祭りを楽しいままで終われるよう、注意できるところは注意して、エンジョイしましょう!

リオのカーニバルチケット購入サイト http://www.ingressoecarnaval.com/ サンパウロのチケット購入サイト   http://www.ingressofacil.com.br/ サルバドールのアバダー購入サイト  http://home.centraldocarnaval.com.br/ http://www.axemix.com.br/

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