カテゴリー: グルメ

ケベックシティーのレストラン状況

26 6月
2011年6月26日

前々回からささやかながらカナダフランス語圏の紹介を始めた。今回はケベックシティーのレストラン状況について。 続きを読む →

料理の鉄人出演のシェフに会えるレストラン

08 5月
2011年5月8日

今年のカルガリーの冬は長い!4月中旬になっても雪の日が続き、やっと雪が溶けたと思うとまた次の雪が積もり、まだまだ冬景色。気温もなかなか上がらず、ダウンジャケットが離せない毎日。春ってほんとに来るの?という陽気だ。唯一日照時間だけは毎日確実に長くなって来て、なんとか春を感じることができてうれしい。

 

日本で春というと四季の中で一番美しい季節だが、カルガリーの春は微妙だ。まだ寒いのであまりアウトドアスポーツは楽しめないし、かといってスキーには少し遅い。また溶け始めた雪は少し泥色で、その下から冬の間隠れていたゴミや枯れた芝生が出て来て、辺り一面土色。まだ花や緑が出てくるのには早いので、実はあまり美しくない季節だ。

 

ということで、春になっても私の楽しみは食道楽。今回はカルガリーで今 人気ダントツ一位のレストラン、「NoTable」の紹介をしようと思う。

 

Bownessというカルガリーの北西のはずれの方に位置するこのレストラン。あまりポピュラーでない街はずれ的な場所にありながら、「NoTable」はいつも予約が取れないほどの大人気だ。その人気たるや、週日の夕方6時でも予約でいっぱいで、席待ちをするほど。その人気の理由はレストランのオーナでシェフのNoble氏だ。彼はカナダ人で唯一日本の「料理の鉄人」に出たことのある有名シェフ。和の鉄人森本正治氏と対決して惜しくも敗れた。このレストランを開く前は一流ホテルのシェフを何十年も勤めていた方だ。「NoTable」は彼の長年の夢だったそうで、その意気込みが伝わってくる。

 

CAN_0501_0101

客席から見える自然木を使った回転式グリル

 

さて、このレストランの大きな特徴は「料理の鉄人」のセットを思わせるオープンキッチン。キッチンと客席の間に壁がないので、厨房の様子が客席からよく見える。毎日白衣を着たNoble氏が自らキッチンに入って、目を光らせながら調理をしたり、指示を出したりする様子を楽しめる。10席ほどあるカウンター席に陣取ると、キッチンの様子がつぶさに見られるのでおすすめ。また運が良ければシェフNoble氏が話しかけに来てくれるという得点も。日本好きという気さくな彼と日本を話題に話がはずむこと間違いなし。

 

さて、肝心のお料理はカナダ風西洋料理。回転式のグリルで自然木を使って焼いたお肉や、炭火で焼いた魚、ピザなど、どれも美味!値段も良心的で、量はかなりたっぷり。原材料も地元の良い物を中心に使っていて、毎回行く度にそのおいしさに感激。

 

CAN_0501_0102

今月のハンバーガー、サラダ付き

 

さて、私のおすすめは月変わりの「今月のハンバーガー」や日替わりの回転式グリルメニューが。天然火で焼いたお肉は外側がカリカリで、中がとことんジューシーだ。前菜ではムール貝のスープのフライドポテト添えが私のお気に入り。でも何を頼んでも失敗がないので、安心していろいろな料理にチャレンジできる。

 

CAN_0501_0103

私のお気に入りムール貝のスープ。つけあわせのフライドポテトも絶品!

 

オープンしたのは去年の8月と、まだ1年もたっていない新しいこのレストラン。この先どう発展していくのか楽しみだ。カルガリーにお越しの際は、ぜひぜひお試しあれ!

 

詳しくは「NoTable」のウェブサイト(英語)でどうぞ:
http://www.notabletherestaurant.ca/

 

カルガリーのレストランをはしごできるイベント「The Big Taste」

18 4月
2011年4月18日

毎年3月になると、カルガリアンが楽しみにしているイベントがある。50から70店のレストランが参加する「The Big Taste」と呼ばれるイベントだ。ダウンタウンをはじめ、カルガリー市内の参加レストランがそれぞれ3コースの特別メニューを作り、カルガリアン達はその期間限定メニューを10日の間各レストランで試すことができる。 値段はあらかじめ決められていて、ランチは15ドル(約1300円)か25ドル(約2100円)、ディナーは25ドルか35ドル(約3000円)。ちょっと贅沢したい人には、ワイン付きのグルメメニューを85ドル(約7200円)で出しているレストランもある。普段はなかなか行くことのないちょっと高級なレストランの食事を手頃な値段で楽しめて、また新しいレストランのお料理も気軽に試せるのが醍醐味で、イベント中は予約でいっぱいのレストランが多い。

 

毎年嬉々として参加する私は、今年ももちろんレストランのはしごをして来た。その中でも印象に残ったレストラン2件を紹介しようと思う。

 

まずは去年の夏にオープンしたばかりのレストラン、 Charcut Roast House。エアカナダのenRouteマガジンでカナダの6番目のレストランに選ばれたこのお店は、カルガリーダウンタウンで今最も人気の高いレストランだ。普段は主菜だけで40ドル前後だか、このイベント中は35ドルで3コースのディナーをいただけるのがうれしい。前菜は薄切りハムのマスタード添え、メインコースはサラダ菜とパリパリボテトが乗ったステーキ、デザートはジャム用のかわいいビンに入ったチーズケーキ。全体的に素朴な味でおいしかったけれど、 残念ながら「カナダで6本の指に入る」レストランとは思えなかった。正規の高いお値段でもう一度行きたいかと聞かれたら考えてしまうかも、というのが率直な感想だ。

http://www.charcut.com/(レストランのウェブサイト)

 

CAN_0402_0101

お店で作られた手作りハム

 

CAN_0402_0102

お肉がちょっと固めなのが気になったメインのステーキ

 

2件目は知名度ではCharcut Roast Houseにははるか及ばないが、同じくダウンタウンに去年10月にオープンしたレストラン、 Home Tasting Room。 店内はシンプルな内装だが、大きめのテーブルとゆったりした椅子でとても心地よい。客席から良く見えるキッチンがすごく小さいのには驚いた。お料理は35ドルのディナーで前菜は西洋かぼちゃのスープ、 主菜は鴨の脂の中でさっと火を通したステーキ、デザートはクリームブリュレ。どれも控えめな味付けで素材の味が最高に引き出されていて、美味!の一言だった。地元で採れた材料を大切に調理しているこのお店。私のお気に入りレストランになった。 http://www.hometastingroom.ca/(レストランのウェブサイト)

 

CAN_0402_0103

お口でとろける絶品ステーキ

 

CAN_0402_0104

甘すぎず、しっとりまろやかなクリームブリュレ

 

カルガリーの様々なレストランを気軽に楽しめる「The Big Taste」は、雑誌や人気ランキングに惑わされず、自分の好きなレストランを開拓できる絶好のチャンス。カルガリーの寒い春を大いに楽しくしてくれるイベントだ。

余寒を肉三昧で吹き飛ばせ!

22 3月
2011年3月22日

もう3月だというのに、零下15度以下の気温が続き、雪もまだ降るカルガリー。冬が長いのは毎年のことだが、今年の冬は特別長い!!!本当にやってくるのかなあ、春。こう寒さが続くと疑いたくなる。

 

CAN_0301-0101

外はまだまだ冬景色

 

ほぼ冬眠状態で、家にこもりながら寒さを愚痴っていたら、「これは焼き肉で元気つけるしかない!」と、友人に連れ出された。日本では夏バテのスタミナつけに焼き肉に行くような気がするけど……。

 

さて、友人に連れられて行った所はブラジル風バーベキューの店、「Gaucho」。さほど大きくない店内は満員状態の大にぎわい。予約を取ってくれていた友達に感謝!シェラスコと呼ばれるブラジル風焼き肉は、韓国の鉄板や網焼き肉と違い、鉄串に牛肉豚肉鶏肉を刺し通し、荒岩塩)をふって炭火でじっくり焼いたもの。余分な脂身が落ちて、なかなかヘルシーだ。ここの店には常時13種類以上の肉があり、威勢のいいお兄さんが大串の肉を持ってテーブルを回って来て、肉をお皿に直接切り分けてくれる。

 

CAN_0301-0102

これは串焼き牛肉

 

お肉は外側が炭火でカリカリ、内側はジューシーで美味。味付けはシンプルだが、その分お肉の味がはえる。机の上にある牛さんカードが緑色の表側のうちは、ウエイターさんが休むことなくお肉を運んできて、お腹がいっぱいになったら牛さんカードを白色の裏側にして、「もういらない」というサインを見せるしくみ。

 

CAN_0301-0103

牛さんカードの裏側には「No Thanks」の文字が

 

ステーキからソーセージ、ラム肉、手羽先、ハツまでいろいろ。さらにサラダバーもあり、野菜だけでなく、肉や魚、カレーなどもあり、結構豪華。中でもヤシの芽の水煮が筍のようでとてもおいしかった。肉を全種類食べようと頑張った私は、最後の方は息をするのが苦しいほど(笑)満腹になった。

 

CAN_0301-0104

こんもりよそられたサラダバーのアイテム

 

ウエイターさんを始めお店の雰囲気もとても陽気で、なんだか南国に来たような気分。本場の各国料理が気軽に食べられるのは移民の街、カルガリーの長所だ。つかの間とはいえ、これは寒さからの良い脱出になったかもしれない。毎年寒い季節になると、カナダ人の厳しい冬をなんとか楽しんで乗り切ろうとする姿勢には感心させられるが、これもその一環。愚痴っても変わらない天気なら、そんな日にできることを楽しまなくっちゃ。

 

カナダ流冬の処世術よりも、私が一番身に付けているのは実は脂肪のような気がするが、それは考えないでおこう……。

 

カルガリーの人気クリスマスパーティースポットは学校内?

20 12月
2010年12月20日

日本では忘年会シーズンの12月。カナダでも11月末から12月末にかけては会社や友人間の「クリスマスパーティー」で忙しい。カナダで何件か違う会社に勤めたが、こちらの忘年会は「十社十色」だ。レイクルイーズの高級ホテルに泊まりがけで盛大なダンスパーティーを開く会社。部署の仲間だけでクリスマスランチに出かける会社。市内のレストラン貸し切りでクリスマスディナーをする会社。社員の家でホームパーティを開く会社。社風や景気がクリスマスパーティーから垣間みられて、なかなか面白い。

 

さて、この時期ランチやディナーパーティーで常に混み合い、予約を取るのがほぼ不可能なレストランがカルガリーに何件かある。その中でも最も人気が高いのがHighwoodだ。

 

CAN_1202_0101

レストランの入り口

 

Highwoodのロケーションはレストランの多いダウンタウンや17アベニューではなく、なんと SAITという公立専門カレッジの中だ。 SAITはビジネスやコンピューター、エンジニア関連のプログラムなどを幅広く提供している学校で、 Highwood はこの学校の旅行、ホテル関係の学部に運営される。レストランは生徒達の実習の場なのだ。

 

シェフ志望の学生が料理を作り、飲み物はバーテンダー志望の学生担当。注文や案内をしてくれるのは、旅行関係のマネージメントを学んでいる学生達。初々しい学生が一生懸命注文を取ったり、先生に直されながら飲み物を作ったりしている様子が見られて、なんだか可愛らしい。

 

さて、学生の学び舎であるこのレストランがなぜこんなに人気が高いのか。

 

まずは値段の安さ。5コースのディナーが44ドル(約4000円)とかなりリーズナブル。コースはパンで始まり、スープ、サラダ、前菜、主菜は数種類の中から選び、デザートは食べ放題のビュッフェ。カルガリーで4000円で5コースお腹いっぱい食べられるレストランは他にないだろう。

 

CAN_1202_0102

前菜の海老のココナッツ仕立て

 

CAN_1202_0103

トマトとモッツアレラチーズのサラダ

そして、人気の一番の理由はなんといってもおいしさ。儲けではなくて学生育成が目的のため、使っている素材の品質がまず高い!調理も先生の厳しい指導のもと行われるためか、お肉の焼き加減やソースの味などもすばらしい。パンもデザートもすべて学生達がその日に作った新鮮なもの。メニューは創作的なものも多く、盛りつけも凝っていて、さすが料理学校。メニューは一年に一度変わるので、毎年足を運ぶのが楽しみだ。

 

CAN_1202_0104

主菜のラム

 

CAN_1202_0105

主菜のサーモン

 

さて、クリスマスシーズンが終われば予約が取りやすくなるこのレストラン。カルガリーにお出での際はぜひぜひお試しあれ! 学校が開いている間のみの営業のため、週末や夏休み(6月中旬から9月初旬まで)はお休みなのでご注意を。

 

CAN_1202_0106

デザートビュッフェ。今回はタルトが中心。

 

ウェブサイトはこちら(英語):

http://sait.ca/pages/about/organization/departmentlistings/hosptour/highwood/

 

Copyright© 2017 カナダ情報 All Rights Reserved.