カテゴリー: 文化

カナダの建国記念日

26 7月
2011年7月26日

7月1日はCanada Dayと呼ばれるカナダの建国記念日で、国民の休日だった。今回はカナダのフランス語圏の紹介を一時中断して、この建国記念日について紹介したいと思う。 続きを読む →

モントリオールの教会

03 7月
2011年7月3日

カナダフランス語圏の紹介を始めて4回目。今回は場所をモントリオールに移そう。モントリオールはケベック州最大の都市で、カナダ全体でもトロントに続き第二の都市。大都市なのでフランス語なまりとはいっても、英語を話す人もケベックシティーよりずっと多く、観光しやすい。 古い文化と今風のヨーロッパの若者文化が共に生きるおしゃれな街だ。 続きを読む →

ケベックシティー フランス語圏の州都にて

19 5月
2011年5月19日

皆さんご存知のようにカナダの公用語は英語とフランス語。国内線に乗ると英語とフランス語の両方で機内放送が流れるし、製品のパッケージには必ず英語とフランス語の両方の表記がある。とはいっても10つの州と3つの準州のうち、フランス語が実際公用語として話されているのはケベック州のみ。他の州では英語しか話せない人がほとんどだ。 続きを読む →

ウクライナの大晦日パーティー

16 2月
2011年2月16日

西部カナダの内陸3州(アルバーター州、サスカチュワン州、マニトバ州)には東ヨーロッパ系の移民が多い。その中でもウクライナ系の人口は多く、大きな都市には必ずといっていいほど「ウクライナ文化会館」や「ウクライナ人会」が存在する。私の住むカルガリーにも2つの立派なウクライナ文化会館があり、ウクライナの言語や踊り、歌などの文化を守り受け継ぐ活動が行われている。

 

去る1月14日はユリウス暦の大晦日。この日には毎年ウクライナ文化会館で「Malenka」と呼ばれるウクライナの大晦日パーティーが催される。毎年気になってはいたのだが、今年は思い切って友達のウクライナ系カナダ人にくっついて、ドキドキワクワク初参加してきた。

 

カクテルパーティー、ディナー、パフォーマンス、ダンスで成るこのパーティー、参加者は100人以上と規模が大きい。そして参加者の中でアジア人はわずか3人ほど、目立ってます、私(笑)。そのおかげか、知らない人も皆優しく話しかけてくれ、料理や文化についていろいろ説明してくれた。出る釘が得をしたようだ。

 

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ディナーはセルフサービスで好きな物を好きなだけ。欲張っててんこ盛りの私のお皿…。

 

さて、私の一番のお目当てのディナーは、ビュッフェ形式。メニューは前菜がサラダ、ビートやキュウリのピクルス、ウクライナ風ソーセージ、豚の頭肉の煮こごり、カーシャ(雑穀を牛乳で甘く煮た東欧風お粥)、魚の酢漬け。主菜はごはん入りロールキャベツ、 ヴァレーヌィク(東欧風餃子)、ローストビーフ西洋わさびつき、マッシュポテト、コーンのクリーム煮、ニンニクと豆の煮たもの、ザワークラウトと豚肉の炒め物などなど。デザートは胡桃のケーキ。文化会館の会員さんが作ったということで、どれもとっても家庭的なお味。私は特にカーシャと、ザワークラウトと豚肉の炒め物、コーンのクリーム煮の美味しさに感動!きっと何代も引き継がれた秘伝のレシピなのでしょう。

 

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ウクライナの合唱グループ。民族衣装が素敵。

 

食事の後はバイオリンやマンダリンで成るウクライナ・オーケストラの生演奏に合わせて、ウクライナの民族舞踊や合唱のパフォーマンス。コサックダンスはカラフルな衣装でクルクル回る女の子達と、腰を低くして足を高く挙げたり、ものすごく高く跳躍する男の子達のハイテンポなパフォーマンスで盛り上がりを見せた。合唱は人気の高い歌になると、観衆もいっしょになってみんなで歌ってハイテンション! 最後には会場がダンスフロアになり、生演奏のポルカに合わせて老若何女皆ダンス。ウクライナ文化がギュッと凝縮された楽しい夕べだった。

 

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ウクライナの民族舞踊団。生演奏に合わせて踊る。

 

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刺繍された洋服や、赤いブーツがかわいい。

 

人種のるつぼのカナダならでは各国文化のイベント。改めてカナダの多様さを実感できる時間だった。インド、中国、イタリアなど大きな移民のコミュニティーが他にも多々あるカルガリー。今度はどの国のイベントに参加してみようかしら、と今から物色中の私なのであった。

カナダのクリスマスとお正月

05 1月
2011年1月5日

日本でクリスマスと言えば、カップルで過ごすロマンチックな時というイメージがある。これをカナダ人に言うと、すごくびっくりされる。カナダのクリスマスは日本のお正月のように家族と過ごすファミリーイベント。キリスト教の家は家族そろって教会に行ったり、クリスマスイブやクリスマスの日は親戚一同集まっての夕食パーティー。宗教的な人には神聖な、そしてそうでない人にも家族や周りとの絆を深めることのできる大切な文化的行事だ。

 

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家族でジンジャーブレッド(クッキー)ハウスを作るのも楽しい時間

 

とは言っても、子供達(そして一部の大人も)がパーティーよりもずっと楽しみにしているのは、やっぱりクリスマスプレゼント。カナダでは家のクリスマスツリーの下にそれぞれへのプレゼントを飾っておいて、25日の朝に家族みんなで集まってプレゼントを一斉に開ける。子供だけでなく、大人もそれぞれにプレゼントを買い合う習慣がある。家族や、友達、同僚なども入れるとけっこうな量のクリスマスプレゼントを買い込むことになり、毎年11月末から12月末にかけては駐車場所を探すのに困るほどにショッピングモールが混み合う。クリスマス商戦が激しいためセールも多く、人混みを厭わなければ買い物にはお得な季節だ。

 

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ショッピングモールのクリスマスデコレーション

 

さて、クリスマスシーズンに買い物以外に人々が夢中になるのがクリスマスの飾り付け。日本でクリスマスのイルミネーションというと商業施設が主だが、カナダでは自宅をクリスマスライトで飾り付ける家庭もとても多い。零下10度のなか、はしごを使って家の周りに一生懸命クリスマスライトをつけている人も良く見かける。自分ではできない人用に、クリスマスライト飾り付け専門会社まであるほどだ。凝る家庭はとことん凝って、お隣に負けるなとばかりに屋根や庭の木にたくさんのライトが光る。クリスマスライトで有名な

家もカルガリーに何件かあり、地域の人がミニ観光にやってきて写真を撮ったりするほどだ。

 

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クリスマスライトが光る家々

 

 

年賀状の変わりにクリスマスカードを送ったり送られたりするのもカナダの習慣だ。遠くの人には郵送するが、普段会う人には直接会って渡すのが年賀状と違って面白い。

 

 

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もらったクリスマスカードを家に飾るのもカナダの習慣

 

さて、そんな風に盛り上がりを見せるクリスマスだが、お正月はうってかわって静か。1月1日は休日だが、特に何もしない人が多い。唯一盛上がるのが大晦日の夜の年が変わる時だ。人々はバーやクラブ、友人宅などで年が変わる瞬間をカウントダウンし、友人と共に賑やかに過ごす。都市によっては年越しの瞬間に花火を上げる所もある。どちらかというと若者がワイワイ騒ぐイベントという感じだ。カナダ人のクリスマスの過ごし方は日本のお正月の過ごし方に近く、お正月の過ごし方は若者のお祭りという点で日本のクリスマスに近いと言えそうだ。

 

文化や行事は違っても、イベントを通して人との絆の大切さを再確認できるこの季節。みなさんもご家族やお友達と楽しい時間を過ごしてくださいね。2011年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

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