ケベックシティー フランス語圏の州都にて

19 5月
2011年5月19日

皆さんご存知のようにカナダの公用語は英語とフランス語。国内線に乗ると英語とフランス語の両方で機内放送が流れるし、製品のパッケージには必ず英語とフランス語の両方の表記がある。とはいっても10つの州と3つの準州のうち、フランス語が実際公用語として話されているのはケベック州のみ。他の州では英語しか話せない人がほとんどだ。

 

言語が違えばやはり文化も独特なのがケベック州。ということで、これから何回かはケベック州について紹介してみようと思う。

 

まず今回紹介したいのはケベック州の州都、ケベックシティー。ケベックシティーは1535年にフランス人探検家、ジャック・カルティエが訪れて以来、フランスの植民地として発展。現在も約65万人の住民の90%以上がフランス系で、街で話されるのももちろんフランス語。英語を全く話さない人がけっこう多いので、フランス語がわからない私は買い物や外食の際けっこう困った。まるでカナダ以外の外国にいる気分だ。

 

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高台から見たケベックシティーの様子。右端に見えるのがシャトー・フロントナックホテル

 

北米で一番古い都市の一つであるケベックシティーの見所はなんと行っても城壁に囲まれた旧市街。ユネスコの世界遺産に登録されている街並には古い教会や聖堂がならび、石畳の道や石造りの建物が美しい。

 

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旧市街にたたずむ教会

 

古城のようなシャトー・フロントナックホテルや城壁に沿った遊歩道、若い画家が自作の絵や版画を並べて売っているトレゾール小路、ブティックやギフトショップなどが建ち並ぶローワー・タウン、戦場公園や州議事堂……。旧市街を散策していると、カナダにいるというよりはヨーロッパの小都市にいるような気分になる。城壁の上にボーッと座って街を見下ろすだけでも情緒が味わえる。

 

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町中にある銀行も由緒あるたたずまい

 

街散策している時、私が目を引かれたのがドア。古いものや新しく付け替えたもの、モノトーンや彩色のもの。どの建物にもユニークなドアがついていて、中にどんな人がすんでいるのかなと想像を誘う。壁一面全体に絵が書かれている建物も街のところどころにある。歴史ある街はフランス人のおしゃれが小さなところまで生きた街でもあるのだ。

 

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おしゃれな赤いドア

 

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細かい描写がすばらしい壁画

さほど大きくないので、2日あれば充分に楽しめるケベックシティー。カナダの古いフランス情緒を満喫できる街だ。

 

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