カテゴリー: ショッピング

素晴らしい彫刻技術にため息!!

04 6月
2011年6月4日

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中国で大きなホテルや会社のロビーに入ると、大抵どこでも見かけるのが「彫刻」です。
木や石を素材とした彫刻は小ぶりなものから人の背丈ほどもある大きなものまで様々。 続きを読む →

中国でもっと気軽に「オーダーメイド」

15 3月
2011年3月15日

中国に遊びに来たらぜひ試してほしいものがあります。
それは「オーダーメイド」。
世界にたった一つ、「自分だけのもの」を作る楽しみは格別です。
今回は中国で試せる「超お手頃な値段のオーダーメイド」についてご紹介します。

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「オーダーメイド」とひと口に言ってもその種類は様々です。
洋服からバッグに靴、家具からペットそっくりの縫いぐるみまで何でもありますね。
でも問題はその金額の高さ。
一点もののハンドメイドともなればどうしても値段は高く付きがちですが、中国ではそんなことはありません。
例えば私が「オーダーメイド」で作ったこちらのジャケット2点。
一枚(薄緑色)は中華風に“くるみボタン”をつけ裏地も同系色、もう一枚(黒)は雑誌から気に入ったものを選び、それと全く同じ形に作ってもらいました。

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お値段は薄緑色の方が45元、黒い方は150元(どちらも生地は別料金)、日本円に計算すると585円と1950円ですから(1元=約13円)、こんな安い買い物はありません。
デザインには細かい指示を出せるし、生地は色も材質も好きなものを選べます。
生地はモノによって値段が違いますが、これも決して高いわけじゃありません。
シワになりにくいものを選び、充分な寸法を切ってもらい、それでもこのジャケット一着分が3~40元で済みました。

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私が作ったのは深セン市の羅湖地区にある有名なショッピングセンター「商業城(上の写真)」の中、「布市場」のあるフロアです。
ここには布屋もテーラーもそれぞれ数十店舗ずつはあるでしょう。
まさにフロアいっぱいにひしめき合うと言った感じです。
これだけ多いと店選びも大変ですが、テーラーはどこの店でも必ず「出来上がり品」を展示していますから、それを良くチェックするのがポイントです。
私もそんな風にして初めての店を選びましたが、キレイな出来上がりに大満足です。
日数は通常なら1週間はかかるのですが、旅行で来ていることを言って急いで貰うよう交渉するとよいでしょう。
よほど予約がいっぱいじゃない限り請け負ってくれることと思います。
幾らかチップを置いていくと、より丁寧な仕上がりになるかも(?)知れませんね。

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こちらは「ミニチュアそっくり人形」です。
数枚の写真を元に見た目から服装、小物に至るまで本物そっくりの人形を作ってくれます。
作風はお店によって様々で、うんとマンガっぽいものも有れば、逆にかなりリアルな顔つきのものもあります。
こちらも店頭にサンプルが並んでいるので、好みの作風の店を選べばよいでしょう。
私の場合、リアル過ぎずマンガっぽくなく、更に表情が生き生きしているかどうかが店選びのポイントでした。
ズバリ「ここだ!」と思った店に飛び込み、出来上がった作品がコレです。
お値段は本体のみで230元ほど。
台やケースをつけて合計260元ほどだったと思います。
ウエディングなど定番のボディはひな形が置いてあるので、それを選べば(顔だけの制作で)お値段はずっとお安いようです。

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このそっくり人形は、全工程にかかる日数が通常で約2週間。
旅行者の場合はあらかじめ写真を送っておくか、あるいは出来上がった作品を日本まで送ってもらう手続きをする必要があります。

この頃はすっかり「中国の食べ物は貰っても困るわぁ」と言う風潮ですが、こういうギフトなら喜んでもらえそうです。
クオリティーの高い作品を売る店があちこちにあり、だからこそお値段は“よりお手頃”になるのですからお客にとっては嬉しい限り。
やっぱり中国は「手作りの国」です。

在住日本人に大人気!「切り絵アート」の魅力とは

07 1月
2011年1月7日

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中華料理店の窓に赤い「福の字」の切り絵が貼られているのを見た事ありませんか?
あの切り絵、実は「剪紙(せんし)」って言うんです。
剪紙は中国の伝統文化のひとつ、紙を切り抜いて描く“絵”のことです。
本来はその用途に合わせ種類や貼る場所も色々ありますが、色の違った台紙に合わせ、
額に入れた装飾用の剪紙を、私は特に美しいと感じます。
筆も絵の具も使わない「剪紙」が描く“絵”の世界、今回はその魅力についてご紹介します。

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ひと口に“紙を切り抜く”と言っても、その方法にはいくつかの種類があります。
ハサミで切るもの、小刀を使って彫るもの、先の細いナイフで刺しながら切り抜いて
いくもの、そして手でちぎるもの。
いずれも「剪紙」ですが、手法ごとに個別の名称があります。

使う道具によって、出来上がった作品の風合いにも違いがあります。
例えば、手でちぎって作る作品には「手作業」ならではの味わいがありますが、
繊細な線を描き出すことはできません。
逆に、先の細いナイフを使って刺すようにして切り抜いた作品は、細かな線まで緻密に
表現することが可能です。
繊細な曲線が描く剪紙の世界は、作者の手によって無限大の広がりを見せるのです。

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剪紙では動物や人物のほか、花や鳥、物語などがモチーフとなります。
中でも干支や十二支などの縁起物は、春節の季節に限らずいつでも人気があるのだとか。
白の台紙に赤の切り絵というシンプルな組み合わせが、部屋のインテリアとしても
好まれるのでしょう。
実際、額に入った剪紙は、色を重ねた絵画にも引けを取らぬほど、爽やかな存在感があります。

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上の写真は剪紙家の趙放(チョウ ホウ)さん。
今回私に剪紙のことを色々教えてくださった方です。

趙放さんは剪紙歴8年、大連市内で剪紙の店を経営するオーナーであると同時に、
新しい作品を生み出す剪紙デザイナーでもあります。
またオーダーメイドの注文はすべてご自身が手掛けるという、超多忙な人物です。
かつて日本にも長く住んでおり、日本語を大変流暢に話されることもあって、
店を訪れるお客の多くは日本人とのこと。
しかし趙放さんの作品が日本人に人気の理由は、それだけではありません。
彼の描く作品の世界は中国の伝統的なモチーフにとどまらず、海外のテイストも積極的に
取り入れた、ユニークで斬新なものなのです。
まずはこちらをご覧ください。

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これはアンモナイトのような渦の中に「人間の一生」を描いた作品です。
新しい生命の誕生から老いへと続く時間の経過を見ていると、喜びと同時に切ない感情が湧いてきます。
想像力を膨らませ、絵の中に自由に入り込むことが出来るのは、まるで投影を思わせる
切り絵ならではの魅力と言えます。
また、作風がシンプルだからこそ多くの要素を同時に描くことも可能なのでしょう。

そしてこちらはクリスマスの一日を描いた作品。

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太陽が輝く時刻には、皆クリスマスの準備に向けて賑やかに動き回っていますが、
日が暮れて夜になると、次第に厳かなクリスマスムードへと変わっていきます。
曲線の繊細さも見事ですが、何より今にも動き出しそうなライブ感と、朝から夜へと
移行する時間の経過が、物語を読むように伝わってくることに驚かされます。

さらに趙放さんは新たな試みとして「切り絵の表札」作りも始めました。
デザインから名前の字体まで全てがオーダーメイドです。
これが在住日本人から大変な人気で、いまや出来上がりまで数カ月待ちの状態だとか。

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意外な作風が日本人の若い世代にも受け、次第に知られつつある中国「剪紙」の世界。
趙放さんのような存在が、その文化を世界に広める担い手となっていることは間違いありません。
中国の伝統文化から生まれた“現代アートとしての剪紙”、皆さんもお気に入りの一点を
探してみませんか。
部屋を彩る素敵なオブジェとなることは間違いないでしょう。
趙放さんの店 三星文化礼品店 zhaofang71@gmail.com (日本語可)

「天津街」で食い倒れ、大連の味覚はここにあり

21 10月
2010年10月21日

大連の中心部、中山広場からほど近い「天津街」は、市内で最も賑やかな通りとして知られています。屋台や海鮮料理のレストラン、みやげ物屋に古物商、果ては日用雑貨に至るまで実に様々な店が並び、まるでお祭りのような雰囲気を醸し出しています。

天津街は大連駅から歩いて5分ほどの距離。列車を降りた観光客は、まずここに立ち寄ります。彼らのお目当ては種類豊富な屋台の食事、それから貝細工や乾物類を売るみやげ物屋です。

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中でも人気なのが、厚手のクレープ生地に肉や野菜をはさんで食べる「灌餅(グヮンビン)」や、豆腐を発酵液に浸して作る「臭豆腐」など。他にも肉や魚介の串焼き、たこ焼き、焼き栗、旬のフルーツにスイーツなど盛りだくさん。運が良ければ(悪ければ?)ムカデやクモなど驚きの食材が並ぶ店まで登場します。

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そして夕飯時に混み合うのが海鮮料理のレストラン。「大連と言えば海の幸」と言われるだけに、これを楽しみにやってくる観光客も少なくありません。各店の外には“生け簀”があり、客が好きな魚を選べるようになっています。カニやロブスター、ウニやイカに貝類など、大連の魚介類は豊富で味が良いと評判です。

料理の仕方を注文したら、あとは出来上がりを待つばかり。しかし、その前に忘れてはならないのが値段の確認です。食べ終わってからお勘定を見てビックリ仰天!なんてことになったら大変。

高いと思えば値段交渉もできるのが天津街の醍醐味、交渉に成功したら美味しさも倍増です。

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食べ物の店だけではありません。日用雑貨屋の出す屋台には、老眼鏡から海水パンツ、鼻毛切りにマトリョーショカ等など、雑多な品物がズラリ。まるで「何でも屋」のようですが、意外にもお客は引きも切らずやってきて、売れ行きは決して悪くありません。

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そして更に進むと今度は古物商の屋台通りです。こちらは天然石や瀬戸物、コインなど、古めかしい品々を並べては、静かにお客を待っています。品物の価値の程はわかりませんが、ブラブラと冷やかしで見て歩くにはもってこいです。この界隈は長い天津街の通りの中でも一番静かでホッと落ち着ける場所、老人たちの憩いの場にもなっています。

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戦前には「浪速街」と呼ばれ、やはり大層な賑わいだったというこの通り。今ではすっかり様変わりしたものの、賑やかさはそのまま受け継いでいます。ひしめく店を覗きながら、旬の味覚に舌鼓を打つのが天津街の楽しみ方。これからの季節は海鮮料理屋の店先が気になります。大連の秋は、どこよりも早くここ天津街に訪れるのです。

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