カテゴリー: グルメ

密かなブーム、フローズンヨーグルト

30 7月
2011年7月30日

最近スペインで密かに流行っているのがフローズンヨーグルト。さっぱりしていて冷たくて、
暑い夏にぴったりのスイーツですね。アメリカではかなりポピュラーだと思うのですが、
スペインではこれまで見かけたことはありませんでした。現在バレンシア市内でもチェーン店
2社が出店しています。 続きを読む →

世界が注目するキケ・ダコスタをリーズナブルに味わう

23 7月
2011年7月23日

以前ここでも紹介した、ミシュランでバレンシア州最高の評価を誇るレストランEl Poblet。http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/00100/00108/2010/032970.php
とにかく創作性に富んだアートな食事が楽しめるものの、場所と値段から気軽に行ける
レストランではありません(涙) 続きを読む →

スペインのトマトいろいろ

04 7月
2011年7月4日

私が一番好きな野菜はトマト。日本に住んでいた時は特に意識していなかったものの、
今では毎日食べるほど好きな野菜になりました。日本のトマトはダメだけど、
スペインのトマトなら食べられるという日本人がいるくらいスペインのトマトはおいしいんですよ。 続きを読む →

セビージャっ子に人気のバル

19 6月
2011年6月19日

“タパス”というスペイン語は、日本でもすっかりお馴染になったようですね。“タパ”とは
もともとフタの意味。動詞の“タパール”だと、覆う、フタをするという意味になります。
タパスの語源には諸説があります。 続きを読む →

オーブンで作るお米料理 アロス・アル・オルノ

04 2月
2011年2月4日

スペイン料理といえば、パエージャが有名ですね。
(日本ではパエリア、パエリヤと呼ばれていますが、スペインでそう発音すると多分通じないと
思います。エにアクセントを置いてパエーヤ、パエーリャ、パエージャと発音しましょう^^)
パエージャは米どころバレンシアの郷土料理。ここでは、日本でポピュラーな魚介類や
イカ墨に限らず、本当にいろんな種類のパエージャを食べることができます。
また、直火でつくるパエージャ以外に、オーブンを使うお米料理もあります。
バレンシア県南部の内陸地方が発祥と言われるアロス・アル・オルノです。まさに私の住むあたり^^
ここハティバの町では、毎年アロス・アル・オルノ国際コンクールが開かれています。
もともとはコシード(スペイン各地で食べられる煮込み料理)の残りを使った料理だったとか。

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パエージャより簡単に作れるというので、先日ママ友宅で作り方を教わってきました。

<3人前の材料>
豚の厚切りバラ肉 : 適量
豚の耳: 適量(耳に限らず顔ならどこでもOK)
モルシージャ(血を使った黒い腸詰): 1本
豚の肉団子: 適量(ハーブや松の実を入れるとなお可)
トマト: よく熟したもの2つ
じゃがいも: 中1つ
ガルバンソ(ひよこ豆): お玉1杯くらい
にんにく: 丸ごと1つ
米: お玉3杯
オリーブオイル: 鍋底全体を覆う量
塩: 適量

量なのですが、大ざっぱですみません。言い訳するわけではありませんが、
スペインのレシピは日本に比べると大ざっぱです^^; 写真でだいたいの量を見て下さいませ。

<作り方>
鍋底全体を覆う量のオリーブオイルを熱し、外側の皮を剥いただけのにんにく丸ごと一個、
一口大に切ったバラ肉、耳を炒める。

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①の鍋から火がよく通ったものを取り出し、代わりに肉団子、じゃがいもを入れて焼く。

肉団子とじゃがいもに火が通ったら取り出し、肉類を戻す。そこにすりおろした
トマト1つ分を入れ、中火で煮立てる。

③の鍋にお玉7杯分の水、ひよこ豆、塩を入れ、約15分中火にかける。

その間に土鍋にお米を入れ(スペインでは洗いません)、その上にモルシージャ、
輪切りにしたトマトとじゃがいも(各1つずつ)、鍋から出しておいた肉団子を並べておく。

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④の味見をし、足りなければ塩を追加。ややしょっぱめにしておく。
それからまず鍋から具だけを取り出し土鍋の上に並べ、出汁はお米のちょうど2倍量注ぐ。

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200度に温めておいたオーブンに入れ、約45分。温度は途中で190度、その後180度に。

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時間になったらオーブンを開け、お米の炊け具合をチェック。水分が完全に飛んでいれば
出来上がり。ここで水分がないのにお米が硬かったら、⑥の時点で残った出汁を入れて
もうしばらく焼く。

この日の出来上がりが一番最初の写真。脂がたっぷりでカロリーは高いですが、おいしいです。
材料が手に入るようなら、ぜひ作ってみて下さい。パエージャ用着色料やサフランを使うと、
おいしそうな黄色いご飯に。具には、一口大の骨付き豚リブ肉、豚の脂身、また大根を使うことも。
あります。食べる時には、にんにくの中身やモルシージャ、トマトはつぶしてご飯に混ぜるとグー。

ちなみに、これは行きつけのバルのおばさんが作るアロス・アル・オルノです。
トマトやじゃがいもは使わず、骨付きのリブ肉がゴロゴロ。
山間のおばさんの村では、このバージョンがポピュラーだとのこと。

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最近では、日本のスペイン料理屋さんでも食べられるところがあるようですが、
やはり本場で食べて頂きたいものです^^

1年でもっとも日本が恋しくなるスペインのお正月

11 1月
2011年1月11日

いよいよ暮れも押し詰まってきました。2011年はもう目の前。

日本の大晦日には年越しそばを食べ、除夜の鐘を突く習慣がありますね。
スペインで一番ポピュラーな大晦日の習慣といえば12粒のブドウです。
31日の夜12時に鳴る12回の鐘に合わせて12粒のブドウを食べ、
新しい年の幸運を願います。簡単そうに聞こえますが、なかなかタイミングが難しいんですよ^^;
豪快に皮も種も口に入れる人もいますが、あらかじめ食べやすく皮や種をのぞく人が
多いようですね。こんなお手軽な12粒のブドウ缶まで売っています。

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スペインのNHK的存在TVEは、大勢の人で埋まったマドリッドのソル広場にある
市庁舎の鐘が鳴るところを生中継。大晦日を家で過ごす人たちはこれを見ながらブドウを食べます。
1年前の中継の様子はここ: http://www.youtube.com/watch?v=SqNoBHS0opM

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そして男女ともにこの年が変わる瞬間に赤い下着をつけると縁起がいいと言われているため、
クリスマスを過ぎるとショーウィンドーに飾られた刺激的な赤い下着が目につきます。

また、メジャーな習慣ではないものの、ブドウを食べた後に乾杯するシャンパンのグラスに金のものを
入れておくと金運がつくと言う人もいます。(私も何度か試しましたが、効果は薄いような・・・)

日本のように眠らずに歳神様をお迎えする、除夜の鐘で煩悩を除くなどという厳かな気持ちは
みじんもなく、ホームパーティーやディスコ、クラブ、大晦日ディナーショーに行き
お祭り気分でワイワイ楽しく新しい年を迎えるのがスペイン流です。

<ディナーショーのメイン料理>
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<年明けの乾杯をした後のダンスタイム>
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その結果、元旦は朝帰りや二日酔いで迎える人が大勢いるわけです。
元旦には特別な習慣もなく翌日からは平常モードに戻るので、単なる休日といった扱い。
これが日本人には物足りないんですよね。この時期に日本が恋しくなるという在住日本人は
少なくありません。年越しそばを食べたり手に入る食材でお正月料理を作ったり、
初日の出を拝むことで新年気分を味わおうとがんばる人も。私もここ数年、年越しそばだけは
欠かさずに食べています。長く日本を離れていても、幼少期を過ごした故郷の習慣というものは
身にしみついているものですね。

それでは皆さま、良いお年をお迎えください。

信仰と伝統を感じるスペインのクリスマス

03 1月
2011年1月3日

ジングルベル、ジングルベル、クリスマスです♪
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12月になると町のあちこちにイルミネーションがつき、装飾がほどこされ、
どこからともなくビジャンシーコ(スペイン版クリスマスキャロル)が聞こえてきて、
クリスマス気分が盛り上がります。カトリック国のスペインでは、
クリスマスは国中が1年でもっとも華やぐ季節です。

今では日本のイルミネーションや飾り付けの方が大掛かりで洗練されていることでしょうが、
日本の商業主義的なクリスマスとは違い、スペインのクリスマスには信仰と伝統があります。
ささやかなイルミネーションとベレンでも、そこにこもった心を感じることができます。
私はこの時期にイルミネーションやベレン(前々回の記事に書きました^^)、クリスマスモードに
装飾された商店のウィンドーを見て歩くのが大好きです。

<市役所広場のベレンとツリー>
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<思わず見入ってしまう個人商店のウィンドー>
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<窓やベランダにサンタクロースを飾る家も>
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クリスマスは家族と過ごす1年で1番大切なイベント。
イブの24日は夕方になると商店やバル、レストランまでが店じまいを始めます。
この時期に観光にいらっしゃる方はご注意くださいね。私がスペインに越してきて初めての
クリスマス・イブの夜に、日本から来た友達とどこか開いているだろうとバレンシアの町中を
さまよったものの中華料理店くらいしか見つからず、タクシーを捕まえるのも困難だったという
苦い思い出が・・・。なお、25日になると開く飲食店もあります。

イブの夜9時になると、フアン・カルロス国王のクリスマスの挨拶がTVで流れます。
これを見ながらイブの夕食を始める家庭が多いとか。

さて、気になるクリスマスのご馳走。まず前菜として一般的なのが
スペインに世界に誇る生ハムやチーズ、腸詰類、そして各種シーフード、特にエビ類です。
高級品としてはウナギの稚魚があげられます。メインは地方や家庭によってもことなりますが、
子羊や七面鳥のオーブン焼きなどでしょうか。
バレンシアやアリカンテなど、25日の昼にはコシードという煮込み料理を食べる地方もあります。
カタルーニャ地方では26日もお休みで、この日はカネロニを食べるそうです。

<私はちょっと苦手な子羊のオーブン焼き>
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食後のデザートには、日本のような生クリームにイチゴののったクリスマスケーキも
ブッシュ・ド・ノエルも存在しません。もっともポピュラーなお菓子はトゥロンという
アーモンド菓子です。最近はチョコレートバージョンが幅をきかせていますが、
伝統的なものはアーモンドペーストと蜂蜜を練ったソフトタイプ(トゥロン・デ・ヒホナ)と
丸ごとのアーモンドと卵白、蜂蜜をカチカチにかためたハードタイプ(トゥロン・デ・アリカンテ)
の2種。ほかにもポルボロンとよばれるアーモンド粉を固めたお菓子やクッキー類、
マジパンとさまざま。この時期になるとスーパーにクリスマス菓子コーナーが設置されるので、
スペインのお土産に買って帰るのもいいですね。

<頂き物のクリスマス菓子>
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<お菓子屋さんのウィンドー。上段と下段にトゥロンが>
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クリスマスのミサに通う人はずいぶん減ったそうですが、
それでも普段は教会へ行かない人も足を運ぶのがクリスマス。私も一度のぞいてみたいものの、
好奇心で参列するのは敬虔な信者の方々に失礼な気がしてまだ実現できていません。

さて、25日が終わってもスペインのクリスマスは終わりません。
なんと、この国では1月6日までクリスマスが続くのです。この話はまた次回に。

Feliz Navidad!(スペイン語でメリークリスマスの意。バレンシア語ではBon Nadal!)
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