カテゴリー: 文化

世界遺産大国スペイン <アリカンテ・バレンシア編>

16 7月
2011年7月16日

イタリアに次ぎ、世界遺産の数で2位にランキングされている世界遺産大国スペイン。
スペインの旅行の目的に世界遺産を挙げる人も少なくないことでしょう。 続きを読む →

JAPON(日本)という姓のあるスペインの町

11 6月
2011年6月11日

今から14年前。まだスペインのことをよく知らなかった頃、セビージャで一緒に住んでいた
スペイン人の友達がコリア・デル・リオという近郊の町に連れて行ってくれました。
そこでグアダルキビール川沿いに立つサムライの銅像を見せられ、なぜこんなところに?
と驚いたことを覚えています。そこには支倉常長と書いてありました。 続きを読む →

2人のローマ法王を生んだ歴史ある町ハティバ

16 5月
2011年5月16日

ここでスペイン情報を書かせて頂いて1年以上が経ちますが、まだ自分の住む町の宣伝を
していないことに気付きました。マイナーながら観光地なので、ご紹介したいと思います^^

スペイン語でJativa(ハティバ)、現地語であるバレンシア語でXativa(シャティバ)と
呼ばれるこの町は、バレンシア市から南に60kmほどのところにある盆地の端に位置します。
山の裾野に開けており、その山頂には大きな城跡があります。人口は約27,000人で、
町の公用語はバレンシア語。幼稚園や小学校も、標準スペイン語クラスよりもバレンシア語クラスの
定員の方が多く、息子を幼稚園の標準スペイン語クラスに入れる際には非常に苦労しました(><)

<険しい山の上にそびえるハティバ城は観光のメインスポット>
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<山から見下ろしたハティバの旧市街>
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8世紀から何百年もイスラム勢力の支配下にあった後、13世紀の半ばにハイメ1世王率いる
キリスト教軍によって再征服され、中世にはバレンシア王国で首都バレンシアに次ぎ栄えた
町だったそうです。今は貴族の紋章がついたお屋敷が並ぶモンカダ通りに、その名残をとどめています。

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ハティバ出身の歴史上の有名人は、16世紀末に生まれイタリアで活躍したバロック期の画家の
ホセ・デ・リベラ、そして名門貴族ボルハ家(イタリア語でボルジア家)が生んだ第209代ローマ
教皇カリストゥス3世と第214代アレクサンデル6世です。悪名高きアレクサンデル6世も、
ここでは“おらが町の偉人”で、生家跡や洗礼を受けた教会は今も旧市街に残っています。
マキァヴェッリが『君主論』で称えたチェーザレ・ボルジア(アレクサンデル6世の息子)は、塩野七生の小説や惣領冬実の漫画に描かれていますね。ただ、チェーザレ自身は、ボルハ家の故郷
ハティバの地を踏んだことはなかったそうです。

<アレクサンデル6世の生家と洗礼を受けた教会に続く道>
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<町で一番大きな教会の前には2人のローマ教皇の像が>
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<教会の前にある15世紀に建てられた病院は、今も医療関係施設に使われています>
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私がこの町を気に入っている理由のひとつは、田舎町ながら活気があることです。
ポプラ並木のメインストリートにはカフェやバルのテラスが並び、いつも人で賑わっています。
また、年間を通して、東方の三賢王のパレード、中世市場、火祭り、聖週間、聖体祭、夏祭り等々、
さまざまな行事があります。細い道が入り組んだ旧市街に、古き良きスペインの雰囲気が
残っている点も好きですね。

<聖体祭のパレードの先頭をゆく巨人たち>
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<お城に向かって山を登ると、こんなのどかな一角に出くわします>
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<カラフルに塗られた古い建物に囲まれたマーケット広場>
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郷土料理は、以前ここでも紹介したアロス・アル・オルノ(http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/00100/00108/2011/053583.php)、
そしてアルナディというアーモンドペーストを使ったお菓子。
毎年アロス・アル・オルノのコンクールが開かれていますが、まだ日本人の参加はないようです。

ハティバは田舎町のわりにおいしいレストランが多いことでも知られています。
グルメライターが編集する2011年版バレンシア州レストランガイドで高い評価を受けた
若きシェフが切り盛りするPortal Foscは、旧市街にある隠れ家的レストラン。
バレンシアからわざわざ食べに来る人がいることもうなずける味とサービスを提供してくれます。

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<私の最近のお気に入りのレストラン、Els Borja>
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http://www.elsborjarestaurante.com/

バレンシアからは車でも各駅電車でも1時間弱なので日帰り観光にはもってこいのハティバですが、
時間が許すなら1泊してのんびりしたいもの。ヨーロッパ専門の某旅行理店がお勧めするスペインの
ホテル18選に選ばれたMon Santは、お城のある山の中腹にあります。実は私が初めてこの町を
訪れたのは、日本人と友人とこのホテルに泊まることが理由でした。
Hotel Mont Sant http://www.mont-sant.com/

本数は少ないながら、ハティバにはバルセロナやマドリー、アリカンテからの列車も停まるので、
機会があればぜひこの歴史ある小さな町にお立ち寄りください。

<町の人の憩いの庭園パラシエ。私もよく行きます>
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ハティバ観光サイト:
http://www.xativaturismo.com/ (スペイン語とバレンシア語しかありません^^;)

セビージャに来たら立ち寄りたい美術館

29 4月
2011年4月29日

スペインで有名な美術館といえば、マドリードのプラド、ソフィア王妃芸術センター、
ティッセン・ボルネミッサやバルセロナのピカソ、ビルバオのグッゲンハイムの名前があがります。
どこも素晴らしいところですが、私の一番のお気に入りはセビージャ美術館です。

1835年に絵画美術館としてスタートしたこの美術館は、所蔵する芸術品はもちろんのこと、
建物もとても魅力的。もともとは17世紀に建てられた修道院だったそうで、重厚で宗教的な
入り口にその名残を感じます。館内のあちこちには、陶器を使った古い装飾が。アンダルシアらしい
光溢れる中庭も印象的です。

<美しい彫刻が施された入り口>
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<入り口を入るとすぐに目に入る陶器のタイル画>
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<太陽の光がまぶしい中庭>
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<中庭の一角にあるポプロの聖母(上)、聖女フスタとルフィーナ(下)を描いたタイル装飾>
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所蔵されている絵画の多くは宗教画。特に、バロック期に活躍したセビージャ出身の宗教画家
ムリーリョの作品の宝庫と言われています。(ムリーリョについては以前書かせて頂きました。
http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/00100/00108/2010/043322.php )ムリーリョ作品は、
天井画がほどこされた旧教会棟にまとめて展示してあります。ほかに、有名な宮廷画家ベラスケス、
エストレマドゥーラ出身のスルバラン、セビージャ出身のバルデス・レアル、ベラスケスの師匠であり
義父でもあったパチェーコなどの作品が収められています。

<ムリーリョの作品が集められたコーナー>
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また、私がオススメしたいのは19世紀末から20世紀前半に描かれたセビージャの風俗画。
当時の人々がとても生き生きと描かれているのです。

これは、かの有名なカルメンが働いていたタバコ工場を描いた絵。

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およそ3×4mの大作です。赤ちゃんに授乳する女性や楽しそうに働く女性たちが、明るい光の中
やさしいタッチで描かれていますね。ちなみにカルメンは実在の女性ではありませんが、
セビージャにタバコ工場があったことは事実で現在では大学として使われています。

ほかには、偉大なる闘牛士の死を扱ったもの、

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お祭りに向かう着飾った女性を描いた幻想的な作品、

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漆黒の髪と瞳が美しいアンダルシア女性の肖像などが展示されています。

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収蔵された作品や歴史ある建物の素晴らしさ以外に、大き過ぎず疲れないサイズであることも
嬉しいセビージャ美術館。セビージャに行かれる際は、ぜひ足を延ばしてみて下さいね。

Museo de Bellas Artes de Sevilla
住所:Plaza del Museo, 9 41001 Sevilla
電話:+34-95-478-6500
http://www.juntadeandalucia.es/cultura/museos/MBASE/?lng=es (スペイン語、英語のみ)

蚤の市で掘り出し物を探そう

12 4月
2011年4月12日

週末になるとスペインのあちこちで蚤の市が開かれます。

一番有名なのは、毎週日曜日と祝祭日の午前中に開かれるマドリー(マドリッド)の
ラストロでしょう。公式サイトもあります。 http://www.elrastro.org/
スペイン最大の蚤の市で1000軒近い出店があり、ヨーロッパでも有数の規模だそうです。
場所はマドリー南部の古い地域で、最寄り駅は地下鉄5号線のラ・ラティーナ駅。
なんでも15世紀頃にここで開かれていた肉市場が時の流れとともに蚤の市に変わったとか。
商店が閉まってしまう日曜祝日に買い物ができるのは嬉しいですね。
ただ、スリが多いことで有名なのでご注意を。

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マドリーのラストロにはまだ行ったことがない私ですが、先日初めてバレンシアの蚤の市に
足を運んでみました。毎週日曜日の午前中に、サッカーのバレンシアC.F.のホームスタジアムである
メスタージャ横で開催されます。規模は小さいですが、いやー、面白いです。
だって、誰が買うの?というような品物ばかりなんです。見て下さい、このズタズタに破れた絵。

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通路にまで投げ出された古本。売る気あるんでしょうか?

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この瓶の価値はいかに???

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別名泥棒市と言われるのも納得。
路上に止めておいた自転車から車輪だけ盗まれることは日常茶飯事ですからね。

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古い人形をよく目にしました。このお人形は日本でも見たことがあるような・・・

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こんなお人形なら買う人がいるのも納得。お上品なアンティークちゃん達。

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でも、この子たちは無事里親が見つかるのだろうか・・・なんて心配になったり^^;
まあ、もっと哀れな子たちもいましたが。

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私の目にとまったのはアンティークのアクセサリー。ペンダントヘッドやブローチです。
まったく知らない故人の古い写真が加工されたものは少々気味が悪くて食指が動きませんが、
カメオや花模様がついた陶器のものはなかなか味があり素敵です。が、息子と一緒に行ったのもので
じっくり掘り出し物を見つけることができませんでした。唯一買ったのは(買わされたのは^^;)
ポケモンシール3シート、1ユーロなり・・・。近々リベンジに行きます!

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なお、バルセロナの蚤の市は週に4日間、月・水・金・土に開かれます。最寄駅は1号線の
グロリエス駅。マドリーのラストロ同様歴史ある市で、起源は14世紀にまで遡るとか。
夕方5時頃まで開いている所もあるものの、午前中で閉める所も多いので、行くなら午前中がオススメ。
一番出店数が多いのは土曜日だそうです。

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掘り出し物が見つかれば、旅のいい思い出になりますね。

2011年バレンシアの火祭り報告

06 4月
2011年4月6日

バレンシアがもっとも盛り上がる火祭りが終わりました。

例年のごとく15日の朝には成人の部、子供の部すべてのオブジェが揃います。17日、18日には
386の火祭りグループによる恒例の献花パレードがありました。バレンシアの豪華な民族衣装を
まとったメンバー達は、楽隊を従え、老若男女問わず誇らしげに聖母広場に向かいます。

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広場は花で埋め尽くされ、体の部分を木枠で作ったバレンシアの守護聖母デサンパラードの
巨大なレプリカは花束で覆われていきます。

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後ろ姿をご覧下さい。花束でこんな風にマントを作り上げていきます。まさに職人技。
上部には聖母への祈祷である『アヴェ・マリア』のAとMを組み合わせたマークが見えますね。

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今年はバレンシアと隣接する4つの町だけで、400近い成人の部のオブジェが立ちました。
制作費を合計すると670万ユーロ(約7億7000万円)。子供の部のオブジェも入れると、
一晩で863万ユーロ(約9億9000万円)が灰になったわけです。 これでも大不況の影響で
ずいぶん金額が低くなったんですよ。

成人の部のオブジェは制作費によって17ものカテゴリーに分けられ、各カテゴリーの中で
順位が発表されます。もっとも制作費が高い特別部門の上位2オブジェをご紹介しましょう。

昨年に続き1位に輝いたグループのオブジェは高さ20mで制作費は19万ユーロ(約2200万円)。
今年から新しいデザイナーに変わったようで、今までの作風が好きだった私はあまり魅力を
感じませんでした。(昨年のオブジェの写真は2つ前の記事にあります。)

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2位はまさに私の好み。この写真ではわかりにくいのですが、バレンシア生まれの高級
ポーセリンブランド、リヤドロを彷彿させる優美なオブジェ。テーマは『禁断の果実』。
リンゴを持った裸の女性はエバですね。高さは21m、制作費は同じく19万ユーロ。
これが燃えるところを見たかったものの、消防車の関係で夜中の1時半になると聞き、諦めました。

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3位は場所が離れていて見に行けませんでした。一昨年まで数年に渡り巨額を投じて1位に
輝き続けた成金グループですが、不況で制作費がガクッと下がり(1、2位と同額)、今年は3位に。
景気のいい頃には、60万ユーロ(約6900万円)もの制作費を使ったこともあるんですけどね。

ちなみに4位はこちら。

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<今年もキラキラと美しかったルサファ地区のイルミネーション>
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火祭り最終日19日の24時は、成人の部のオブジェを燃やす時間です(その年の1位は24時半、
市役所広場は25時)。イギリスから来た友人家族と燃やすのに立ちあったのは、このやや小ぶりの
オブジェ。17ある制作費別カテゴリーでいうと上から3番目のセクションで7位でした。

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大きなオブジェが燃えるのは迫力がありますが、混みあう上、危険なのでかなり離れて見ないと
いけませんが、小さいものは見物人も少ないこともありすぐ目の前で見ることができるのです。
時間になるとブラスバンドが音楽を奏でた後に花火が上がり、爆竹が鳴り響き、グループの女王(ミス)が
オブジェに点火。一瞬爆発したかのように燃え上がると、やがて赤い炎がオブジェを包みます。
最前列にいた私たちはあまりの熱さに何歩も後ろに下がりました。炎ってあんなに暑いんですね。
ほぼすべてが焼け落ちて灰と化す前には、グループの人達が輪を作ってオブジェを囲んでいました。

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こうして火祭りは幕を閉じましたが、どのグループも既に来年に向けて動き出しています。
これをお読みの皆さま、ぜひ来年の火祭りにはバレンシアにお越しくださいませ。

バレンシアの火祭りを楽しもう!

15 3月
2011年3月15日

バレンシアの町のあちこちで、火祭り最終日3月19日に燃やすオブジェの設置が始まりました。
世界的に有名なこのお祭りはスペインではラス・ファジャス(Las Fallas)と呼ばれており、
一般にオブジェや火祭りグループのことをファジャ(Falla)といいます。

<市役所広場に設置中のオブジェ。完成すると25mの高さになる予定>
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ところでお祭りの由来ですが、中世の昔に遡ります。カトリックでは3月19日は聖ヨセフの日。
イエスの父であり大工だった聖ヨセフは大工の守護聖人なので、大工達がこの日にいらなくなった
木片や木材を集めて火にくべたことが起源だと言われています。

現在バレンシア市内にある火祭りグループの数は400近く。各グループに成人の部、
子供の部があるので、ほとんどのグループが大小2つのオブジェを町角に作り上げます。
グループ内では、毎年成人、子供の部から1人ずつのミスが選ばれます。今年、各グループから
選ばれたミス達の頂点に立ったのが、ラウラさん(23歳)とカルメンちゃん(10歳)。
連日いろんな行事に参加し、TVや新聞で2人の顔を見ない日はないと言えるほど引っ張りだこに
なります。ラウラさんと人の12人の準ミスの写真はこちら:
http://www.fallas.com/index.php/module-positions/without-right-modules/corte-de-honor-mayor-2011

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今年は2月27日にお祭りの開始を宣言する式典がありました。3月1日からは毎日午後2時に
市役所広場でマスクレターと呼ばれる轟音をとどろかせる爆竹ショーが開かれます。広場は毎日
大勢の人で埋め尽くされ、TVでは欠かさずにこれを生中継。

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しばらくすると闘牛の連続興業もスタートします。今年は3月12日から20日まで。
初日と火祭りメインの19日には、地元が生んだ一流闘牛士エンリケ・ポンセが登場します。

2週間に渡り徐々に盛り上がったお祭り気分が一気に高揚するのが15日以降で、
朝8時には完成した子供の部のオブジェが揃います。夜の12時には花火大会。
日本では考えられない遅い時間ですが、子供も見に来ています^^

16日の朝には成人の部のオブジェも完成した状態で町にお目見えするので、
この日から町はあちこちのオブジェを見物してまわる人でごった返します。民族衣装をまとった
人々やにぎやかな音楽を奏でる楽隊が練り歩き、子供たちが投げて遊ぶ爆竹音が響き渡ります。
夕方には市役所広場で子供の部のオブジェの表彰式、夜中の1時にはまた花火大会が。

<昨年の特別部門で1位を受賞したオブジェ>
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17日の朝には、同様に市役所広場で成人の部のオブジェ表彰式が開かれます。(2010年撮影)

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17日、18日両日の夕方の4時から日付が変わるまで、豪華な民族衣装で正装した火祭りグループの
メンバーたちが、聖母広場に作られたバレンシアの守護聖母デサンパラードに花を捧げる
パレードがあります。17日は夜中の1時、18日は夜中の1時半(!)から花火が打ち上がります。

最終日19日の夕方7時には火のパレードがあります。夜になると、まずは子供の部のオブジェの
点火からスタート。特別部門で1位に輝いたオブジェ(10時半)、市役所広場のオブジェ(11時)を除き、
10時には一斉に火がつけられます。12時になると大人の部のオブジェが燃え上がります。
そして12時半には特別部門1位、1時には最後に残った市役所広場のオブジェに点火。
何百ものオブジェが燃やされたバレンシアの空は煙で曇り、空からは灰が降って来ます。
こうして長く続いたお祭りは終了。火祭りグループはすぐに翌年のお祭りに向けて始動します。

<明かりの消えたイルミネーション設備の向こうで燃え上がるオブジェ。2010年撮影>
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さて、実際に行かれる方へのアドバイスです。
●観光案内所で地図と火祭りのパンフレットをもらいましょう。
詳しい有料ガイドブックは町中の新聞スタンドで売っています。
●スリが多いのでご注意を。
●火祭り期間中は至るところに揚げドーナツの屋台が出ます。人気があるのはかぼちゃの揚げ
ドーナツ。スペイン人はホットチョコレートに浸して食べるのが好き。ぜひ試してみて下さい。
●ルサファ地区は美しいイルミネーションで有名です。ぜひ夜に行きましょう。
ファジャ密集地区なので、いくつものオブジェを見物することもできます。
●通行止めの道路が多く中心部の交通はマヒし、バスのルートも変わるので要注意。
基本的に徒歩になるので、歩きやすい靴を履きましょう。
●最後に燃やされるオブジェがある市役所広場は通勤ラッシュの山手線並みに混み合うので、
オススメしません。
●小さいオブジェほど間近で見ることができます。
●この時期の天候はまだ不安定で夜は冷え込むこともあります。ご注意を。

<揚げたてが美味しいカボチャの揚げドーナツやチュロス>
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<まばゆいばかりのルサファ地区スエカ通りのイルミネーション>
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では、楽しい火祭りを! 私も楽しみます^^

火祭り公式サイト: http://www.fallas.com/
(スペイン時間午後2時には爆竹ショーの映像が見られます)

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