セビージャっ子に人気のバル

19 6月
2011年6月19日

“タパス”というスペイン語は、日本でもすっかりお馴染になったようですね。“タパ”とは
もともとフタの意味。動詞の“タパール”だと、覆う、フタをするという意味になります。
タパスの語源には諸説があります。

甘いワインにたかる虫よけのためにパンや生ハム、チョリソのスライスでフタをした説。
あまりおいしくないワインも熟成したいいチーズと一緒に頂くとおいしく感じるものです。
よって、不出来なワインを匂いと味の強い熟成チーズと一緒に出したという説。
また、19世紀にアルフォンソ13世王がカディスを訪れ居酒屋のテラスでシェリー酒を飲んだ際に、
強風で飛んでくる砂が入らないように生ハムをフタ代わりに使った説もあります。もっとも、
これだと生ハムに砂がつきますし、その前にもタパスについての記述が残っていることから、
語源ではないと考える人が多いそうです。

私が住むバレンシア地方にはタパス文化があまり根付いていません。町を歩いていても、
バルよりカフェが目立ちます。タパスとバルのはしごが好きな私としては残念な限り。
そこで、先日セビージャに行った際には、地元のお友達夫婦に人気のバル2軒に連れて行って
もらいました。もちろんはしごです。

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エスラバは、有名なグラン・ポデールのキリスト像が安置された聖堂のあるサン・ロレンソ
広場のすぐ横。入るとまず長いバーカウンターがあり、その奥にいくつかのテーブル席が
ある小さなお店です。創作系タパスを出すだけあって、店内もややおしゃれな雰囲気。
夜8時半のオープンと同時に入らないと座れないと言われ、その時間に行くと、既に半分以上の席が埋まっていました。1時間ほどして店を出る頃には、カウンタースペースはラッシュ時の電車状態。店の前に出た席もいっぱいで、テーブル席を待つ人もいました。週末ではなく、火曜日の夜でこの混み具合。人気のほどがうかがえますね。

<創作系タパスコンクールで入賞したという2品>

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Eslava
Calle Eslava, 3 Sevilla
TEL 95-490-6568

その後に向かったのは、アラメダ・デ・エルクレスにあるカサ・パコ。私が初めてセビージャに 訪れた15年前からこの辺りは夜になると人が湧いてくるバルが多い地域でしたが、ヒッピーや 薬中、売春婦などが目立ち、荒んだ空気を感じたものです。その後整備が入ったそうで、 おしゃれなバルやテラスが並んでいました。

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ここはいわゆるバルの店構えで、狭い店内とは対照的にお店の前にはかなりの数のテラス席が出ています。10時前に着くと、既に満席。テラス席希望だったので、20分ほど待たされました。友達いわく、ここはグラタン系がおいしいそうで、鱈のマヨネーズグラタンを注文。
ほかには豚頬肉煮込みなどに舌鼓を打ちました。夜のテラス席でつまむタパスとワインは最高!

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Casa Paco
Alameda de Hercules, 23 Sevilla
TEL 95-490-0148

バルがたくさんあっても、知らない土地だとどこが美味しいのかなかなかわかりませんよね。
セビージャに行かれる時は、ぜひエスラバとカサ・パコに行ってみて下さい。

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