国立公園内にあるパエリア村

27 6月
2011年6月27日

エル・パルマールはバレンシア市の中心から南に20km弱離れたアルブフェラ湖畔にある
人口800人にも満たない小さな町。アルブフェラ国立公園の中に位置しています。
アルブフェラ湖は地中海に隣接するスペイン最大の湖で、野鳥が集まる湿地帯として有名です。
また、周辺はスペイン一の米どころ。今の時期は青々とした水田風景が広がり、日本を思い出します。
ちなみに、アルブフェラとはアラビア語で小さな海と意味だとか。

SP_0602_0201

普段は静かなこの村ですが、週末、特に日曜日になると大勢の人でごった返します。
昼の1時を過ぎると、町へ続く街道が渋滞することも。その目的は、パエージャ(パエリア)。
なんとエル・パルマールには数十のパエージャレストランがあるのです。これがパエージャ村と
呼ばれる所以。

<右も左もレストランでびっしりのメインストリート>
SP_0602_0202

どのレストランに入ってもハズレがないことが、エル・パルマールのいいところ。
お値段も安くない代わりに高くはありません(日本から来る方は「安い」と思われるはず)。
どこも何種類ものお米料理を提供していますが、はじめて行く方にオススメするのはやはり バレンシア風パエージャ。ウサギ肉、鶏肉、いんげん豆にガラフォンという大きな白いんげん、時にカタツムリやローズマリーが入っています。バレンシアでパエージャといえば、これを指します。
ほかには、アリ・ペブレといううなぎ料理も名物。皮も骨もついたままのうなぎのぶつ切りと じゃがいもをにんにくとパプリカで煮込んだワイルドな食べ物です(私はちょっと苦手・・・)。

SP_0602_0203
<これで2人前>

たいていのレストランがオープンエアのテラス席を出していますが、できれば車が通らない水路沿いに陣取りたいもの。町に入ってすぐ右にあるEL REKや、町に着く直前にある
Nou Racoのように、湖畔に面したテラス席を有する大型店もありますが、私は町の中の庶民的な雰囲気が好きです。パエージャはもともと漁師や農夫たちの食べ物なので、気取る必要はありません^^

Nou Raco http://www.nouraco.com/
EL REK  http://www.elrek.com

SP_0602_0204

SP_0602_0205
<水路脇のテラス席でおこぼれをおねだりする野良猫>

スペイン式にゆっくりと食事をとった後は、ボートでの湖遊覧なんていかがですか?
あちこちにPaseos en barcaと書かれた看板があるので、それに従って行くと船着き場に
着きます。つい最近乗った時は、45分の遊覧でおとな4ユーロ、こども2ユーロでした。
太陽の日差しと冷たい位の湖上の風が気持ちよかったです。

<最初は生い茂る草の間を進んだ後、湖の中心部に出る>
SP_0602_0206

SP_0602_0207

<こんな鳥がいました。なんだろう?>
SP_0602_0208

また、この辺りには伝統的な農民の家バラッカが残っています。白塗りで藁ぶきの三角屋根が特徴です。
現在では、この写真の家のように別荘として使われていることも多いとか。

SP_0602_0209

もともとバレンシアは農業漁業のさかんな土地です。エル・パルマールに来て、バレンシア市内では見ることのできないバレンシアの姿を目にし、のんびりとパエージャを食べボートに乗る。
そんな一日を提案します。バレンシア市内からはバスがあるものの、本数が非常に少なく
バス停もわかりにくいので、タクシーを使うことをオススメします(料金は25ユーロ前後)。

この記事のコメント

0 replies

Leave a Reply

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 2017 スペイン情報 All Rights Reserved.