月別アーカイブ: 7月, 2010

北野武展

28 7月
2010年7月28日

以前から行きたいと思っていた、カルティエ博物館で開催されている北野武/ビートたけし展「Gosse de peintre – 絵描き小僧」が9月まで開催が延長されたと聞き、とうとう行って来ました。
フランスに来るまでは、正直ほとんど北野監督の映画は観たことがなかったのですが、こちらへ来てから日本映画好きのフランス人に必ず薦められたし、また近くのお店でもDVDが手軽に手に入るので、よく観るようになりました。
黒澤監督や小津監督の作品ももちろんいいのですが、個人的には北野武監督の独特の日本の視点はとても魅力的で、フランス人の若者たちにも受け入れられやすいのもわかる気がします。

ただ、今回の北野武/ビートたけし展はまさに「Gosse de peintre – 絵描き小僧」の名のとおり、とても遊び心の溢れる装置やオブジェの展示が満載で、北野監督の映画監督としての顔よりも私たちのよく知る「ビートたけし」の色が濃い展示会だったので、すごく気楽に楽しむことができました。
とにかく子供から大人まで楽しめるちょっとしたアミューズメントパークのようになっていて、彼独特のユーモアが散りばめられたあらゆる装置に思わず吹き出してしまいます。
室内の写真撮影ができなかったため、一部しかお見せできないのが残念です。

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カルティエ博物館の外観のガラスには、あちこちに北野監督の絵画が。

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私は今まで北野監督が絵を描いているということを知らなかったのですが、地下の展示室にはたくさんのおもしろい絵画作品が並んでいました。
例の事故にあった当時から描き始めたのだそうです。

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また、北野監督の「本当の仕事」と称したブースには、私たちのよく知るお笑いの「ビートたけし」の映像やコスプレなども放映されていました。

こちらに住む日本人のファンの方もいるだろうと思いきや、当日会場には日本人は私だけでした。きっと北野監督の映画を観てファンになった人たちなのでしょうか。でも、今回の展示会はお笑いの「ビートたけし」とアーティストとして「北野武」をコンセプトにしたもののようだったので、彼のまた違った一面が見られたのではないでしょうか。
ちょうど夏休みに入ったばかりとあって、小学生の団体も来ていましたが、凝った装置やユニークなオブジェばかりなのでとても楽しそうでした。

JAPAN EXPO

14 7月
2010年7月14日

今年も毎年恒例のJAPAN EXPOの季節がやって来ました。
といっても、毎年噂に聞くだけでパリに住んでいながら一度も足を運ぶ機会がありませんでした。JAPAN EXPOは、きっとフランスにもたくさんいるアニメオタクのための祭典なのだろうと思っていましたが、実は日本のゲーム・アニメ・マンガ・音楽などのポップカルチャーから書道・茶道・武道などの日本の幅広い文化を紹介するイベントで、昨年はなんと4日間で16万人を超える人が来場したのだそうです。
今年も、パリはシャルル・ドゴール空港の近くのエキスポ会場で4日間にわたり開催されました。ちなみに、今年は私はたまたまこのJAPAN EXPOにブースを出展する知り合いの手伝いを頼まれ、このイベントに参加することになりました。

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パリの日本食料品店や、日系会社、団体などがお店やブースを出展していました。

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とにかく凝ったコスプレが多かったのですが、全てこちらで紹介できないのが残念です。

毎年一年に一回きりのこのイベントのために、かなりの時間とお金を費やしていると言っていた方もいました。
さすが日本マニアの祭典とあって、日本語を喋るフランス人の多いこと。
フランス全土からだけではなく、隣のイギリスやイタリア、北欧から来ている方もいて驚きました。

マンガのコーナーはやはり大人気で、各ブースには立ち読みのコーナーも設置されていました。
今年は、フランスでも大人気の「シティハンター」の作者・北条司氏が来場するとあって、ファンがサインを求め行列を作っていました。
彼らにとっては、神様のような存在なんですよね。
ちなみに、フランスでは主人公の「冴羽獠」はなぜか「ニッキー・ラーソン」という名前になっています。

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その他にたくさんの人で賑わっていたのが、今年初出展の「ニコニコ動画」のブース。
会場のたくさんのコスプレイヤーたちが列を作り、大画面を通して日本にライブ中継。
「ダダ漏れ生放送」といい、そこに映った人たちに対して観ている日本のファンが直接コメントを書き込み、そこで会話ができる仕組みになっています。

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自分の母国日本の文化ですが、このようなエキスポで新しいことがたくさん発見できるとは思ってもみませんでした。
また、フランスでこんなにも日本の文化を愛してくれる人たちがいることも嬉しいことですよね。

チーズ?ヨーグルト?

10 7月
2010年7月10日

フランスはご存知のとおり乳製品が豊富で、とても種類の多いチーズが自慢です。
ヨーグルトも種類が多いのは、私にとってはとてもありがたいことです。

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スーパーに行くと、ほらこのとおり。

ただ、こんなにたくさんあるヨーグルトのなかで、実は「ビフィズス菌入り」と表示のあるものしかビフィズス菌が入っていないことを知ったのは、フランスに来てだいぶ経ってからでした。「ヨーグルト=全てビフィズス菌が入っている」というわけではないんですね。
ビフィズス菌を摂るためにヨーグルトを食べると思っていた私は、一体こんなにたくさんあるビフィズス菌の入っていないヨーグルトを、フランス人は何のために食べるのだろうと思っていました。
ちなみに日本であれば、だいたいこのヨーグルトの棚の隣にはゼリーが置いてありますよね。不思議なことに、フランスにはいわゆる日本のようなゼリーがありません。
さて、その代わりにこのヨーグルトの隣に並べられているものが、フランスに来るまで出会ったことのなかった食べ物「フロマージュブラン」です。

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これはチーズになる前のチーズらしいのですが、当初すっかりヨーグルトだと思いこんで買ってしまったのが最初の出会いでした。
チーズともされデザートともされ、さらには料理のソースとしても使われます。
見た目は本当にヨーグルトのようなのですが、味はまるでヨーグルトとは違う、クリームチーズとヨーグルトの中間のような味で、私は砂糖を入れたり、ジャムなどを入れてデザートとして食べています。
フロマージュブラン入りのケーキなどもあります。
このフロマージュブランにはビフィズス菌入りというものもあり、また脂肪分0%のフロマージュブランもかなり出回っています。
脂肪分0%のほうはたしかにダイエットにはいいけれど、この脂肪分20%と0%のものでは、だいぶ味が違います。
味通の方に言わせれば、フロマジェリー(チーズ屋さん)のフロマージュブランが本物の味なのだそうです。

ブランジェリー

05 7月
2010年7月5日

フランス人の生活にブランジェリー(パン屋さん)は欠かせません。
朝、お母さんは会社への出勤前にブランジェリーに立ち寄ってクロワッサンを買って朝食、そして夕食前にはバゲットを買いにまた立ち寄って家に帰ります。
子供のおやつには、もちろんブランジェリーのパンオショコラ(チョコレート入りパン)やパンオレザン(レーズン入りパン)などのヴィノワズリー。
ヴィノワズリーとはウィーン風のパンのことで、マリー・アントワネットがウィーンから持ち込んだクロワッサンや、ブリオッシュなどの甘いパン類です。
朝食には必ず甘いものを口にするフランス人は、このヴィノワズリー類を朝食にしたり、子供たちは学校帰りのおやつに食べたりします。

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こちらはフランス各地にあるおなじみのブランジェリー「Paul」最近は、日本にも進出していますね。

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こちらが典型的なヴィノワズリー

フランスに来たばかりの頃は、まさに私がイメージしていたように、本当にフランス人がみんなバゲットを持ち歩いていたので、いったいみんな一日にどれだけのバゲットを食べるのだろうと思いました。
当初はこのできたてのバゲットが本当に美味しく、一人でいつも色んなブランジェリーのデミバゲット(一本の半分)を買い歩いていたものです。
みんな家庭での食事にはたいていバゲットのようですが、我が家はなぜかいつもシリアルの入ったパンオセレアルです。

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一番人気はやっぱりバゲット。パリの中心部なら平均だいたい一本1ユーロ(130円)くらいでしょうか。

もっと健康にいいパンなら、黒いパンオセーグル(ライ麦パン)。
最近知ったのですが、ドイツに行くと黒いライ麦パンの種類がより豊富なのは、ドイツはフランスよりも寒い土地なので小麦が育ちにくくライ麦を育てていたからなのだそうです。
黒パンは鉄分も食物繊維も豊富で健康にいいので、私もダイエットをしているときはよくスーパーなどでドイツの「フォルコンブロート」を買っていました。
最初は独特の苦味があるのですが、慣れるとチーズとの相性もいいし、とても美味しいのオススメです。
最近は、日本でも輸入品の多いスーパーに行くと売っているようですね。

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