フランス気分をあじわうことができる本

18 5月
2011年5月18日

凱旋門の秘密は?パリにあるアパートに住む人々の話、フランス菓子。次のフランス旅行に役立ちそうなエピソードが詰まった本や日本に居ながらフランス気分をあじわうことができる本を紹介いたします。
凱旋門は実はバスチーユに建てられるはずだった?! パリの地名に隠された歴史や古くから残るパリを紹介したのが、鹿島茂さんの「パリの秘密」。 他にも19世紀のパリのファミレス、日本風建築のサンジェルマン地区の映画館、植物園の熊の名前は“マルタンくん”、パリで一番幅が狭い道‥などパリ歩きが楽しくなりそう。2ページ程度の短い文章にまとめられて、読みやすく、パリを訪ねてみたくなる本。
本の名前 パリの秘密
著者 鹿島 茂
出版社 中央公論新社
RF 0502 0101
パリの高級マンションの管理人、ルネは未亡人。体重70キロの巨漢で朝起きがけの息はマンモスのように臭い。これといった特徴もない一般的な“管理人”を演じるルネは、管理人室にこもって、マルクス、ロシア文学、日本文学や17世紀のオランダ美術の本に没頭しています。同じマンションに住む元大臣を父親に持つパロマ。まるで金魚鉢の金魚のような生活に嫌気がさして13歳の誕生日に死ぬことを覚悟しています。変わることのない日々が繰り返されるマンションに、日本人男性オヅカクロウが引っ越して来ます。その後、ルネとパロマの世界が少しずつ広がり始めます。たわいのない人に言うには物足りないような、喜びと心の動きが詰まった本「優雅なハリネズミ」。著者のミュリエル・バルベリは、控えめな女性で宣伝することを好まなかったのですが、フランスの書店で働く人々に推薦され、「書店員賞」に選ばれ、ロングセラーとなりました。この本は、フランス人らしい表現に出会うことができる1冊。ちなみに著者のミュリエルは、ずっとあこがれだったという京都で生活しているのだそう。
本の名前 優雅なハリネズミ
著者 ミュリエル・バルベリ
出版社 早川書房
RF 0502 0102
フランスの地方のお菓子を楽しいエピソードとともに読むことができるレシピ集。
大森由起子先生は、フランス菓子研究家の第一人者。大森先生がフランス各地を巡りながら、そこで出会った出来事や人、フランス菓子のレシピも掲載しています。フランスの地方を回るのが楽しくなる本。
本の名前 新版 私のフランス地方菓子
著者 大森由起子
出版社 柴田書店
RF 0502 0103.
フランスで見つけた本
Quand nos Grand-mere cuisinaient en Alsace
アクリル絵の具のイラストとアルザスの伝統的料理のレシピ集。
フランスの家庭には、大抵1冊のレシピ帳があります。おばあちゃんが集めたレシピに娘が書き足して行く年期のはいったものも。おいしかったもの、どこどこの誰さんに教えてもらったレシピ、などちょっとしたメモ、時には雑誌の切り抜きが貼ってあるものも。キッチンに常備されて、家庭に代々引き継がれています。フランス人にとってこだわりのあるもののひとつ。このレシピブックもそのようなイメージで作られて、 ベーシック・アルザスレシピが美しいイラストと共に。 クグロフ、ミラベルのタルト、シュークルートなど、楽しく見ることができる1冊。
本の名前 Quand nos Grand-mere cuisinaient en Alsace
著者 Michele Delsaute, Florence Dognon-Schmitt
出版社 Equinoxe
RF 0502 0104

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