大統領の食べるパンとは?

04 6月
2011年6月4日

ブーランジュリー(パン屋さん)の前を通ると焼きたてのこんがりした小麦の香りが漂ってきます。朝はクロワッサンが山積みされ、クープの入った大きな丸いパンやレーズンの入ったもの、シリアルが周りに付いたもの。どのブーランジュリーもおいしそうです。おいしそうなブーランジュリーをパリジャンはどうやって選ぶのでしょう。大統領ニコラ・サルコジさんはどんなパンを食べている?
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パリで一番のバゲットを決めるコンクールが、先日パリで開かれました。このコンクールで優勝したブーランジュリーは、大統領の住むエリゼ宮に1年間パンを納品する権利が与えられるのです。流行に敏感なパリジャンたちもコンクールの結果を参考にバゲットを買い求める様子。優勝したブーランジュリーは、30%から50%も売上げが上がるそう。
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審査は、まず審査員を決めるところから始まります。800人の審査員希望者から厳選されて6人が残ります。審査当日1220ものバゲットがパリ市庁舎に届けられ、審査が始まります。バゲットの基準であるパンの重量250g前後、長さ約65cmの規格から外れるものは除外。
1、見た目
2、焼き方、焼き色
3、バゲットの中のパンの部分
4、香り、味
を審査していきます。

さて、今年の優勝者は?
パリ18区のブーランジュリー
「Boulangerie au levain d’antan」(ブーランジュリー・オー・ルヴァン・ダンタン)
住所 6 rue d’Abbesses 75018 Paris
食いしん坊な私も早速味見をしてみたところ、
皮がしっかりとしていながら厚すぎず、少しもちっとした食べごたえがあるバゲット。クープ部分もきれいにおいしそうに焼き上がっていました。そして、塩味がしっかり効いていながら丸い味わい。
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優勝が決まった当日から行列ができていました。
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バゲットとは、フランス語で細い棒という意味です。ナポレオンが遠征する時に持ち運びやすいように長細くしたのが始まりだそう。現在では、気軽に購入できる食事パンとしてフランス人に重宝されています。簡単な昼食は、バゲットにソーセージやハムをサンドしてサンドイッチに。10cm程度の長さに切り、半分にスライスしたバゲットにバターとジャムを塗って朝ご飯に。1本1ユーロ前後と安価で購入できるため、フランス人にとっては生活に欠かせない身近なもののひとつ。皆さんもパリでバゲットを試してみてくださいね。

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