カテゴリー: イベント

シュトゥットガルトのお散歩

02 5月
2011年5月2日

先日、友人に会うために南西ドイツ最大の町シュトゥットガルトに
行ってきました。ミュンヘンからライドシェア(Ride Share)をして
到着。ライドシェアとは同じ目的地に車で向かう人がいる場合、
一緒に乗せてもらう移動手段です。距離によって運転手に払う金額は
変わります。例えばミュンヘン~シュトゥットガルト間だと片道
12~15ユーロで済みます。(電車だと約100ユーロ!)
ヒッチハイクを計画して運転手がお金を稼ぐライドシェアはドイツでは
とても人気があります。利用者にとってももちろんメリットはあります!
まず支払う金額が電車賃よりだいぶ安いこと。目的地によっては電車よりも
早く着けることです。ドイツ語のサイトですが、安く旅をしたい方には
おすすめします(http://www.mitfahrgelegenheit.de/)
たまに運転手が事前にドタキャンしたり、あまり親切ではなかったりしますが、
Ride Shareをする数名の方の連絡先を常に控えていれば、ドタキャンやトラブルが
あった時にすぐに運転手を変えることができます。

さて、2時間半後にはシュトゥットガルトに到達。この町のイメージといえば
「汚い工業都市」でしょうか・・・きれいという意見はドイツ人から聞いたことが
ありません。工業都市である理由はダイムラー、ポルシェやボッシュの本社が
集まっているから。
市内を歩いてみると本当のシュトゥットガルトが見えてきました・・・

DE_0501_0101
これが市役所。ドイツにとっては珍しく近代的な建物です。
以前の投稿「好き勝手な四月」で紹介したアウグスブルグの市役所とは
まったく違いますね。

お店が集まるケーニヒ通り(Königsstraße)を歩くと新宮殿の広場に着きます。
中心街だというのにピクニックが楽しめる快適な場所です。

DE_0501_0102

デモではありませんが、原子力反発イベントも開催されていました。
ドイツでは日本の地震後このようなイベントやデモが開催されるようになりました。
(このことについては次回詳しく書く予定です。)
太陽エネルギーを推奨するお日様のマーク、そして“Atomkraft? Nein danke!“
(直訳:原子力?いいえ、結構です!)というキャッチフレーズが
よく宣伝に使われています。

DE_0501_0103

シュトゥットガルトの街は低い山や丘に囲まれています。
郊外の丘には一軒家がたくさん。裕福層が暮らす場所のようです。
そこであるカフェを発見。外観はまるでヨーロッパのお城の庭園内に
よくある小さな溜り場のようです。Teehaus(テーハウス。「お茶の家」と
いう意味。)では室内で座ることも、外で自然のおいしい空気とともに
ケーキを味わうこともできます。

DE_0501_0104

Teehausの近くからは街を眺められます。これがシュトゥットガルトです!
DE_0501_0105

この小旅行で私は「シュトゥットガルトは汚くなんかない!」という印象を受けました。
木々が並ぶ丘や山に登れるという田舎らしさもあり(ご心配なく、地下鉄でも行けますよ!)
静かな時を過ごせる場所だと感じました。でも中心街に行けば人口60万人の
大都市だというのは実感します(笑)静寂とにぎわいの両面を持つ都市です。

Teehaus
Hohenheimer Strasse 119
70184 Stuttgart(シュトゥットガルト)
営業時間:3月~10月のみ営業、11時~23時
電話:+49 (0) 711 236 736 0

http://www.teehaus-stuttgart.de

イースターの主役

23 4月
2011年4月23日

ドイツを含むキリスト教圏の春のイベントといえばイースター♪
イエス・キリストが亡くなり3日後に復活したことを祝うため「復活祭」
とも言います。教会歴の移動祝日で、春分後の最初の満月のあとの日曜日
がイースター・サンデーにあたります。今年は4月24日、来年は
4月8日がイースター・サンデーです。ドイツでは前後の金曜日と月曜日も
休日になるのでまるで日本のゴールデン・ウィークを久しぶりに経験する
気分です(笑)

祝い方としては教会のミサに参加したり、家族で祝うのが習慣になっています。
イースターの象徴は卵(イースター・エッグ)とうさぎです。
イースター・エッグは色とりどりに塗り、もしくは染めてゆで卵として
イースター・サンデーに食べるのが伝統です。
イースターと卵の関連性は定かではありませんが、卵はキリスト教の美術史で
「復活」を表しています。例えば聖母マリアの肖像画の背後に卵が写っている
ことがあります。
うさぎは多産なことからイースターの主役になったといわれています。
だけどこの場合も確かな歴史的な説明はありません。
うさぎはカラフルな卵をお庭などに隠してイースター・サンデーの朝に子供たちが
卵を探す、というおとぎ話をドイツの子供たちは小さい頃から絵本で学びます。
お店では3月からイースター・エッグやうさぎの形をしたチョコレートが
売られるようになり、各お店にイースター・コーナーができてかわいいですよ♪

さて、カラフルなイースター・エッグはお店でも買えますが、自分で作るのも可能です。工作好きなドイツ人の友達から教わった自作の、しかも永久保存ができる(!)
イースター・エッグの作り方を紹介しましょう。
前回、大人同士でわいわい楽しく描いたり塗ったりしました(笑)

まず卵の上と下に小さな穴を開けます。(細いキリでゆっくり開けて下さい。)

DE_0402_0201

そして息を思いっきり吹き込んで、黄身と白身を全て出します。
肺活量をたくさん使うので少し疲れる作業です(苦笑)
友達の顔も赤くなっているのがわかります。

DE_0402_0202

空になった殻(ダジャレではありません!)はマーカーで塗ったり、
お店で簡単に手に入る染料で染めます。

DE_0402_0203

テーブルもいろんなものでごちゃごちゃ・・・

DE_0402_0204

噴出した卵の中身はスクランブルエッグなどにすることをおすすめします。
私はその日、10個分の卵を食べました(笑)

そして出来上がったイースター・エッグ!

DE_0402_0205

大人でも和気あいあい楽しめる工作の時間です。
その間のイースターぴったりな飲み物といえば卵のリキュール!
これもまたドイツで年中簡単に手に入ります。
牛乳と混ぜるとカルーア・ミルクに似た味がしておいしいですよ♪

仮装のイベント、ファッシング!

20 2月
2011年2月20日

2月に入るとドイツのデパートでは仮装の衣装が売られ始めます。
定番なのはピエロや魔法使い、虎など動物の衣装です。
これは老若男女かまわず楽しめるイベント、ファッシング(Fasching)のため。
(ファッシングのことを「カーニバル」と言うこともあります。)

キリスト教の大事な儀式、イースター(キリストの復活記念祭)の前には
昔、厳しい断食期間がありました。中世では禁欲と辛い食事制限を乗り越えるために
断食の前にお祭りを開催するのが習慣でした。これがファッシングの起源です。
今日では国民の間では宗教的な意味は薄くなってきていますが、今でも
ヨーロッパの数か国で盛大に祝われています。

DE_0202_0201

私がオーストリアに住んでいた小学生時代では一日授業をお休みし、
ファッシングパーティーをしました。生徒と先生みんなで仮装をして
学校でお菓子を食べたり、ゲームをして遊びました。
ちなみに今年のファッシングは3月3日から9日、2012年は2月16日から22日
の間に行われます。

ファッシングの利点は大人でも参加できること!!ドイツ内でファッシングで
有名な町といえばケルンとマインツ。「バラの月曜日」(今年だと3月7日に
あたります。)には両方の町で大きなパレードが見られます。
観客ももちろん仮装します!

DE_0202_0202

旅行する際にこのイベントに参加したい方は衣装をそろえた方がいいですよ!
顔も塗れば本格的です!プラスチックのラッパなども用意したら盛り上がります。

そしてファッシングでよく食べる菓子パンもぜひ味見してみてください!
クラプフェン(Krapfen)といわれる丸いパンはクリスマスにも売られていますが、
もとはと言えばファッシング定番の食べ物です。
中にはマーマレード、チョコクリーム、バニラクリームなどがはいっています。
生地はもちっとしていておいしいですよ!

DE_0202_0203

ドイツ風の年越しとお正月

10 1月
2011年1月10日

皆さん、新年明けましておめでとうございます!
私は2011年も皆さんのお役に立つドイツ情報を書き続けていきたいと
思います。今年もよろしくお願いいたします。

新年第一回目の記事はもちろんドイツで過ごす年越しとお正月について
お伝えしましょう!初めに言っておくと、日本の文化と比べてドイツでは
お正月はあまり重要視されません。1月2日からは仕事を始め、家族に
会うための里帰りは大抵クリスマスに済ませるので少し地味なのが
ドイツのお正月。でも中にはおもしろい風習もあります。

まずは大晦日。どんちゃん騒ぎを行う日です。大晦日ではよく友達と
集まりパーティーをするのが主流。レストランも予約でいっぱいに
なります。飲んで騒いでいざカウントダウン、新年の幕開け!そして
同時に外では打ち上げ花火が始まります。各自が花火を道路に持ち出して
火をつけます。12時30分ぐらいまではドイツの空には大量の打ち上げ花火が
あげられ、とても綺麗です。(もちろん、素人があげる市販の花火ですから
日本の夏祭りの打ち上げ花火には負けますが。笑)

日本では新年の挨拶として年賀状をもらいますよね。ドイツではクリスマス
カードに新年のお祝いを付け足すので、お正月になってカードが届くことは
ありません。お祝いの決まり文句は
Frohes neues Jahr!
(英語のA happy new year!にあたります。)
Einen guten Rutsch ins neue Jahr!
(直訳:新年に向かって良い滑りを!)
これは相手の幸運を祈る言い回しです。

新年を幸運に導くためにドイツでは大晦日にある「ゲーム」をする習慣があります。
それはろうそくで鉛を溶かし、水に流し、表面に現れた鉛の形で将来を
占うという子供騙しのゲームです。
例えば鉛がハート型になれば恋が訪れる、などと解釈します。
このゲームはBleigiessen(ブライギーセン。「鉛を流す」という意味。)といい、
インターネットで検索するとおもしろいことに鉛の解釈の仕方が載った占いサイトを
たくさん見かけました。

ブライギーセンのセットは簡単にスーパーやデパートで手に入ります。
中にはドイツで幸運をもたらすと言われている豚や毒きのこの形をした鉛と
溶かすために使うスプーンが入っています。それに小さなろうそくと水が
入ったボールを用意すれば簡単にブライギーセンができちゃいます!

DE_0101_01

その他のドイツ特有のラッキーアイテムは四葉のクローバー、コイン、
てんとう虫、煙突掃除人と馬の足につける蹄鉄です。
(ドイツの迷信や占いについては一度まとめて書きたいと考えています。)

ラッキーアイテムはお正月になると例えばケーキの飾りつけに使う
マジパンの形で登場したり、ポストカードに載せられたりします。

DE_0101_02

(豚とクローバーときのこのマジパン。ケーキ屋さんで売っています。)

幸運を祈ったところで新年は始まります。
皆さんにとって2011年が素敵な年になりますように!

オクトーバーフェスト豆知識

21 10月
2010年10月21日

今年も9月18日から始まりました、ミュンヘンを代表する世界最大のビール祭り

「オクトーバーフェスト」(直訳:「10月祭」)!

中央駅から少し離れたテレージエン草原(Theresienwiese)で16日間

開催されます。そのために多くの巨大テント、屋台と遊園地が用意されます。

続きを読む →

Copyright© 2017 ドイツ情報 All Rights Reserved.