カテゴリー: 観光

ミュンヘン郊外の小さな旅

09 8月
2011年8月9日

S8番線に乗ってミュンヘンを南下すると辺りは深緑ばかり。
日帰り旅行に最適な場所がたくさんあります。今日は夏の避暑に
ぴったりな観光名所を紹介しましょう。

グルメを楽しみたい方はアンデックス修道院(Kloster Andechs)
を訪ねることをおすすめします。修道院といっても民間人には
地元のビールの方が人気です(笑)
この修道院は1392年に建てられ、17世紀に火事が原因でロココ式に
再建されました。ヘートヴィヒという守護聖人の聖遺物が埋葬されていると
伝えられていて、古くから巡礼の名所として知られていました。

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(修道院の横の教会。特に内装が派手!)

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(ビールを飲んでいる人の木像を発見!)

巡礼者が増えるためビール醸造所も構えていて、アンデックス修道院でしか
手に入らないビールがあります。
ビールが売れるためにはやはりビアガーデンも必要ですよね!
今日でもわざわざ飲みにアンデックス修道院まで来る観光客がいます。
ビアガーデンでは肉料理もたくさんあり、満腹になって帰宅できます(笑)

他に有名なのは修道院が独自に作った「医薬品リスト」。中世で使われていた
薬草などが載っていて、お土産屋さんでは自然療法の本も売っています。

アンデックス修道院へはS8番線のHerrsching駅を降りてから30分ほど歩くと
着きます。バスもありますが、簡単なハイキングもたまには気持ちが良いですよ☆
まさに遠足気分♪

近くには湖もあり、泳ぎに来る人たちが多いです。有名なのは
シュタルンベルグ湖(Starnberger See)、アマー湖(Ammersee)とヴルト湖(Wörthsee)です。シュタルンベルグ湖周辺ではドイツの有名人たちが別荘を
構えています。ボートやヨットを借りられるので水泳に興味がない方にも人気!

私はこの前ヴルト湖に遊びに行ってきました。Herrsching駅ではなく、手前の
Steinebach駅を降りて歩いて10分で着きます。車がなくても便利です。
ヴルト湖は辺りを簡単に見渡せるほどの大きさですが、水はきれい。
小魚が泳いでいる姿も見えます。芝生の部分が少ないので、あまり人が
多くなくて居心地が良かったです。夏が終わる前にもう一度行きたい場所です♪

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アンデックス修道院のホームページ:

http://www.andechs.de/kloster-andechs.html

ドイツ版シンデレラ城へようこそ!

04 8月
2011年8月4日

ドイツに来られる日本人に大人気な観光スポットといえば
何でしょうか?答えは簡単。南ドイツの国境沿いにある
ノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)!
(なんて読みづらい名前…苦笑)
ディズニーランドのモデルになったと言われているこのお城は山奥にあり
「ヘリコプターなどがなかった19世紀によく建てたものだなぁ~」
と見るたびに感銘を受けます。

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(ノイシュヴァンシュタイン城)

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(お城から見えるきれいな景色。自然に囲まれているすてきな環境です。)

先月に母が日本から遊びに来たので、五年ぶりにノイシュヴァンシュタイン城
で有名な町フュッセン(Füssen)に行ってきました。
人口1万4千人の小さな町も夏になれば観光客でとても賑わいます。
さて、私は母とフュッセンからお城のふもとへ向かいます。
まずは大行列のチケットセンターへ。周りの観光客がいろんな言語で
話すので、ノイシュヴァンシュタイン城が世界中でいかに有名か分かります。

しかしフュッセンの目玉は真っ白いノイシュヴァンシュタイン城
だけではありません。もともとこの地域に存在したのは
ホーエンシュヴァンガウ城(Schloss Hohenschwangau)です。

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ホーエンシュヴァンガウ城は12世紀に建てられ、19世紀に廃墟になっていた
お城を当時のバイエルン州王マクシミリアン2世が購入し改築しました。
シュヴァン(Schwan)とは「白鳥」という意味で、城内には白鳥が描かれた
壁画や置物が多くあります。
(撮影禁止なので画像をお見せできないのが残念です・・・)

このお城でマクシミリアン2世の長男ルートヴィヒ2世は
少年期を過ごしました。ルートヴィヒ2世は18歳で父の後を継ぎ
バイエルン州王になります。ノイシュヴァンシュタイン城の建築は
彼の希望によって1869年から始まりました。
しかし残念なことに計画された作業は未だ終わっていません。
(今日ではそんなことに気が付かずに見学できるようになっていますが。)

このお城を魅了するのはおとぎ話に出てくるような外観だけではなく、
ルートヴィヒ2世にまつわる様々な噂です。生涯独身でいた王は
政治的関心はほとんどなく、音楽作家で有名なリヒャルト・ワーグナーの
ファンであり、オペラの世界に陶酔していたことで知られています。
1886年には精神病のために廃位されミュンヘン郊外にあるシュタルンベルグ湖で
謎の死を遂げています。ルートヴィヒ2世は担当の精神科医と共に水死体として
発見され、自殺か他殺だったのかは今日まで明らかになっていません。

ホーエンシュヴァンガウ城とノイシュヴァンシュタイン城は近距離にあり、
各お城には30分の音声もしくは個人のガイドが付きます。
建築の特徴以外にマクシミリアン2世とルートヴィヒ2世の生い立ちに
ついても学べるのでなかなか興味深いです。
自然のおいしい空気を吸って観光を楽しんでください☆

http://www.neuschwanstein.de

http://www.hohenschwangau.de

未来都市ハンブルグ

26 7月
2011年7月26日

先月、友達と北ドイツのハンブルグに行ってきました。
ハンブルグといえば、港に魚市場。そして私が絶賛したのは近代的な
建物が並ぶ街並み。ガラス張りのビルや鉄骨建造物がとても目立ちました。
建築関係の勉強やお仕事をしていらっしゃる方におすすめの街です!

東京のお台場やみなとみらいに似ている地区がHafen-City(ハーフェン・シティ。
「港町」という意味)です。エルベ川沿いにある小さな島でハンブルグの中心街とは
橋でつながっています。

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(渡る瞬間を楽しめるかわいい橋。)

Hafen-Cityの目玉は2013年完成予定のElb-Philhamonie (エルベ・
フィルハーモニー。音楽ホール)です。近くから見るとガラスが波打っているのが
分かります。

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他にもきれいな建物はたくさんあります。Hafen-Cityには学校などの公共施設も
設備され、マンションもあります。ただレンガ造りの建物などがないので、
ハンブルグの歴史は感じません。ここだけ市内と区切られているイメージを受けます。

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ハンブルグの街並みをぐるっと見渡すには船で観光することをおすすめします。
例えば地下鉄3番線(U3)が通るBaumwall駅を降りるとエルベ川沿いに
たくさんの船が並んでいます。いろんなツアーがあり、大体15ユーロ
(約1700円)で1時間の船の旅ができます。

ドイツ第2の都市に来て見落とせないのはミュージカル「ライオン・キング」の劇場。
川沿いにあるのでとても目立ちます。港からシャトル・バスではなくシャトル船が
出ています。

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ドイツ語になりますが、一度ミュージカルを楽しみたい方は
ぜひハンブルグで「ライオン・キング」をご覧になって下さい。
チケット情報はこちら↓
www.stage-entertainment.de/musicals/koenig-der-loewen/koenig-der-loewen.html

そして中心街で食事を取りたい方へ。雨の中を彷徨っていて見つけたイタリアン・
レストラン「La Pergola Due」を紹介しましょう。ショッピング街にあるので
休憩する場所には最適です。
初めに出るパンは温かく、パプリカ入りのサワークリームが付いてきます。
食後にはグラッパもしくはサンブッカを頂けます。お値段も中心街にあるわりには
良心的でサービス精神も旺盛。もちろん肝心のお料理もおいしかったです。
偶然隣に日本からの観光客が座っていて、その人たちはピザを頬張りながら
「おいしいね。ちゃんと焼けているね。」と話していました。笑

La Pergola Due
Collonaden 72
20354 Hamburg
Tel. +49 (0)40 5770 9910
www.lapergola-due.de
開店時間: 11:00~24:00 (定休日なし)

自然に触れるミュンヘンの旅

06 6月
2011年6月6日

ヨーロッパで観光するといえば教会、古城、博物館巡りにショッピング。
それが大抵の目的だと思います。
ところがミュンヘンではピクニックや川遊びも楽しめます。
この町の最大の魅力は歴史的な観光名所と並んで都内に存在する自然環境です。

今回は夏を味わえるピクニックと水浴びスポットを紹介いたします。
観光や買い物に疲れた時、なんとなくイライラしている時に一息つける場所。
ドイツの夏は30度を超えることはほとんどなく、湿気も日本に比べたら
ないに等しいので外にいても気持ちがとても良いです♪
(ドイツ人が「今日はジメジメしているね。」と言うと「この程度で不満があるなら
この人は日本に来たらどうなるのだろう。」と苦笑してしまうことが度々あります。笑)

まずご紹介するのはミュンヘンで最も有名な中世の美術館アルテ・ピナコテーク
(Alte Pinakothek)の前後に広がる野原。週末には読書をしている若者やボール蹴りを
する親子を見かけます。

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美術館の壁に寄りかかりおしゃべりをしたり、お昼寝をする人達もいます。
日差しが当たって気持ち良さそうです。

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ミュンヘンに自然が多いのは町の真ん中を流れるイーザル川(Isar)のおかげでも
あります。川沿いで寝たり、水着姿になって遊ぶことができるのでわざわざプールに行く必要がありません。イーザル川の水も大雨の後でない限りは透き通っていて綺麗です。
ただしひやっと冷たい!!

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石で作ったアート作品を発見。橋を渡る際に見かけてつい笑顔になりました。

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暖かくなるとドイツ人は電車よりも自転車を使うことが多くなります。
ミュンヘンの歩道では自転車道を設けているところが多く、自動車に
ぶつかる心配がないように工夫されています。

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自転車を持っていない人のことを思って、レンタルサービスをしているお店も
あります。一つ紹介しますと中央駅のすぐそばにあるRadius Tours&Bike Rental
というお店では1日17ユーロ(約2000円)から借りることができます。
ちなみにミュンヘンは自転車利用者にとても優しく駐留はどこでも無料です。
道端に置いて鍵さえしっかりかけておけば安心。

自転車に乗って美術館で芸術観賞。野原で一休みした後は川遊び。
こんな健康的な遊び方はミュンヘンならでは経験できることです!
私も来週末はまたピクニックに行ってきます♪

Radius Tours & Bike Rental
Arnulfstraße 3
80335 München(ミュンヘン)
tel (089) 54 34 87 77 30

http://www.radiusmunich.com

開店時間:月~金曜日9:00~18:00
土日祝日9:00~20:00
(ただし10月16日~3月31日間の開店時間は不定期です。)

居心地が良いお城

05 3月
2011年3月5日

先日、天気がよかったのでミュンヘン市内にあるニンフェンブルグ城
(Schloss Nymphenburg)に行ってきました。このお城の設計は1664年に
バイエルン選帝侯フェルディナント・マリアの希望により始まりました。
今では横に長く伸びている建物ですが、それは年月を重ねて徐々に付け加えたようです。
最初に建てた中央の建物は1675年に完成したといわれています。

森のようなお庭があることから地元の人の間では安らぎの場所として人気があります。
「今日は晴れているから散歩しようか。」という話題があがると
「じゃあ、ニンフェンブルグ城に行こう!」と気軽に出入りできる公園のような
遊び場なのがこのお城の特徴です。

まずはお城の外観を紹介しましょう。手前にある大きな池には白鳥や鴨がたくさんいます。

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お城のお庭には無料で入れます。そこではジョギングや散歩をしている人が
ぽつぽつ。木に寄りかかり読書をしているおじいさんも発見。
とてものどかな光景です。

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お庭には運河が流れています。川沿いを歩いているとあっという間に
お城から遠ざかってしまいました。深緑の中では珍しい小鳥にも出会えます。

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お散歩後に小腹がすいたらお庭にあるカフェに行くことをおすすめします。
大きくて種類が豊富なケーキがたくさん!
天気次第では外でも食べることも可能です。
夏に行った時は結婚式が行われていました。ニンフェンブルグ城のお庭で
式を挙げるなんて素敵です。

城内の見学は有料(大人6ユーロ)になります。開放されているお部屋は少ないので
30分で見回れます。室内は金箔をふんだんに使った派手だけど、上品な
ロココ建築様式でまとめられています。

M?chen, Deutschland, Schloss Nymphenburg

他におすすめなのは昔の馬車やそりが展示されている「馬車博物館」
(Marstallmuseum)。お城の左側にあります。そこには豪華な金の馬車やそりが
飾られています。メルヘンチックな仕上がりでとても現実で使用したとは
考えられないものばかりです。昔では今でいうポルシェなどの高級車と
同等な乗り物だったのでしょうね(笑)

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ニンフェンブルグ城が誇るものといえば城内にある陶磁器の工場です。
1747年からPorzellan Manufaktur Nymphenburgというブランド兼工場名で
いろんな陶磁器が作られています。コレクションをまとめた博物館も
ニンフェンブルグ城にあります。陶磁器はミュンヘン中心部にある
Bayerischer Hofホテル内などで販売されています。動植物、人間像などの置物や
食器を創造するPorzellan Manufaktur Nymphenburgに興味がある方はホームページを
ご覧ください。http://www.nymphenburg.com/us/nymphenburg

歴史あるニンフェンブルグ城は散歩やジョギング、ピクニック、城内もしくは
博物館見学などの多目的で遊びに行けます。
都会の中にあるのに時間がゆっくりと流れ、心が癒される空間です。

Schloss Nymphenburg
80638 München
最寄駅:トラム12もしくは17番線 ”Schloss Nymphenburg” 駅
開館時間:4月1日~10月15日 9:00-18:00
10月16日~3月31日 10:00-16:00
休館日:元旦、12月24、12月25日、大晦日、ファッシングの火曜日
(今年は3月8日)

ドイツ観光注意報

31 12月
2010年12月31日

ツアー旅行が苦手で、自分で調べて観光したい方へ。

今回はドイツ内を巡る際に気をつけてもらいたい注意事項を教えましょう。

 

まず、これは私の友達もドイツに来た際に勘違いしていたことですが

彼らは「ドイツでは電車のただ乗りができるんだね!」

と喜んでいました。それが本当なら私も毎月定期券を買わずに済むのですが、

残念ながらドイツでは切符を買って電車やバスに乗るのが常識。

勘違いの落とし穴は改札機にあります。

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第二次世界大戦を振り返る<ベルリン編>

30 11月
2010年11月30日

この前ニュースで得た情報。

ベルリンにあるドイツ歴史博物館でドイツ史上初のヒトラーの展覧会が

開催されました。「え?ヒトラーについては映画も出ていて、資料もたくさん

あるのに今更初の展覧会?」とつい首を傾げてしまいました。

戦後60年経った今でもネオナチが存在するドイツではヒトラーについては公で簡単には

語れないようです。ヒトラーが国家社会主義のイデオロギーをまとめた「我が闘争」

(”Mein Kampf”)は今でもドイツ国内で出版が禁止されているくらいですから!

現にこの展覧会でもあらゆる問題を防ぐためにヒトラーの私物は公開されていません。

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