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イースターの主役

23 4月
2011年4月23日

ドイツを含むキリスト教圏の春のイベントといえばイースター♪
イエス・キリストが亡くなり3日後に復活したことを祝うため「復活祭」
とも言います。教会歴の移動祝日で、春分後の最初の満月のあとの日曜日
がイースター・サンデーにあたります。今年は4月24日、来年は
4月8日がイースター・サンデーです。ドイツでは前後の金曜日と月曜日も
休日になるのでまるで日本のゴールデン・ウィークを久しぶりに経験する
気分です(笑)

祝い方としては教会のミサに参加したり、家族で祝うのが習慣になっています。
イースターの象徴は卵(イースター・エッグ)とうさぎです。
イースター・エッグは色とりどりに塗り、もしくは染めてゆで卵として
イースター・サンデーに食べるのが伝統です。
イースターと卵の関連性は定かではありませんが、卵はキリスト教の美術史で
「復活」を表しています。例えば聖母マリアの肖像画の背後に卵が写っている
ことがあります。
うさぎは多産なことからイースターの主役になったといわれています。
だけどこの場合も確かな歴史的な説明はありません。
うさぎはカラフルな卵をお庭などに隠してイースター・サンデーの朝に子供たちが
卵を探す、というおとぎ話をドイツの子供たちは小さい頃から絵本で学びます。
お店では3月からイースター・エッグやうさぎの形をしたチョコレートが
売られるようになり、各お店にイースター・コーナーができてかわいいですよ♪

さて、カラフルなイースター・エッグはお店でも買えますが、自分で作るのも可能です。工作好きなドイツ人の友達から教わった自作の、しかも永久保存ができる(!)
イースター・エッグの作り方を紹介しましょう。
前回、大人同士でわいわい楽しく描いたり塗ったりしました(笑)

まず卵の上と下に小さな穴を開けます。(細いキリでゆっくり開けて下さい。)

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そして息を思いっきり吹き込んで、黄身と白身を全て出します。
肺活量をたくさん使うので少し疲れる作業です(苦笑)
友達の顔も赤くなっているのがわかります。

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空になった殻(ダジャレではありません!)はマーカーで塗ったり、
お店で簡単に手に入る染料で染めます。

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テーブルもいろんなものでごちゃごちゃ・・・

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噴出した卵の中身はスクランブルエッグなどにすることをおすすめします。
私はその日、10個分の卵を食べました(笑)

そして出来上がったイースター・エッグ!

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大人でも和気あいあい楽しめる工作の時間です。
その間のイースターぴったりな飲み物といえば卵のリキュール!
これもまたドイツで年中簡単に手に入ります。
牛乳と混ぜるとカルーア・ミルクに似た味がしておいしいですよ♪

好き勝手な四月

07 4月
2011年4月7日

春分の日も過ぎ、桜が咲く頃の日本の四月といえばもうあたりが
春らしく変わっていますね。日本に住んでいた時の私は「春眠、暁を覚えず」
にちなみよく昼寝をしていました(笑)
だけどこの気持ち良い習慣も住んでいる国が変われば実行するのが
難しくなっていきます。なんとドイツの四月といえば晴れ続きではなく、
雨、あられ、雪まで降ってもおかしくないくらい狂っているのです!

ドイツ語でAprilwetter(直訳「四月の天気」)といえば変わりやすい天候を
意味します。そして天気の変動が激しい時期は四月にあたります。
それにまつわる格言があるくらいですからね!
April, April, der macht was er will!
(直訳「四月、四月、四月は好き勝手なことをする!」)
この格言は昔、天候に左右され農作に困った農民たちが考えたものと言われています。

今のドイツでももちろん気温は上がってきていますが、四月に雪が降るケースも
あるので油断はできません。衣替えがきちんとできない時期なのです。
私の好きな春眠も五月まで待たないとできそうにないですね(笑)

そんなドイツ国内の天気予報を見ると西側のケルン、デゥッセルドルフ、
フランクフルトがある地域が他よりも気温が2、3度高いことがよくあります。
山々しい南ドイツより標高が低く、海に近い北ドイツのように風が強くないことが
関係しているのでしょう。
例えば南ドイツのバイエルン州ではミュンヘンを少し南下しただけで街では
見られなかった大量の雪に遭遇することがあります。(オーストリアとの国境沿いに
住んでいる友達と電話していて向こうの悪天候に驚かされたことが幾度かあります。)
そのため、南ドイツにはスキー場もたくさんあり先月はスキー世界選手権が
ガルミッシュパーテンキルヘンという町で開催されたばかりです。

そんな寒い冬とおさらばできそうな暖かい日が来るとドイツ人は真っ先に外出します。
まだ肌寒くてもオープンエア・カフェはかかせない社交の場。
オープンエア・カフェは数えきれないほどあるのですが、ここでは私が
学生時代を過ごしたアウグスブルグのカフェを紹介します。
ロマンチック街道の最終点であり、フッガー家が栄えたことで有名なアウグスブルグ。
中心街にある市役所広場(Rathausplatz)にあるHenry’s Coffeeでは室内でも外でも
ゆっくりお茶ができます。種類が豊富なドリンクの他にケーキや
サンドイッチも用意されています。外ではちゃんとパラソルがテーブルに
ついているので日光が眩しすぎる心配もありません。市役所を眺めながら
一息がつける賑やかな場所です。

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(アウグスブルグの市役所広場)

春のドイツを訪れる場合は、太陽が照っている日を大いに楽しんでください。
そして念のために毎日天気予報のチェックをすることをおすすめします。

Henry’s Coffee
Philippine-Welser-Straße 4
86150 Augsburg(アウグスブルグ)
Tel:0821 3198828-0

http://www.henrys-coffee.de

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