カテゴリー: イベント

5月1日(プロトマイヤ)は花の日 

19 5月
2011年5月19日

ギリシャ語で5月1日は「 プロトマイヤ」といい、春の訪れを
喜び、野山や公園にピクニックなどに出かけて、美しく咲き誇る
花々を愛でる習慣があります。メーデーでもありますが、国民の
祝日です。 続きを読む →

魅力的なワインがいっぱい!アテネ・ワイン・フェスティバル

04 3月
2011年3月4日

ギリシャの120ものワイナリーから1000以上の様々な
ワインが出展されるディオニシア(アテネ・ワイン・
フェスティバル)に行ってきました。ヨーロッパで最初
にワインがつくられたのはギリシャ。ギリシャ固有のブ
ドウは約300種ほどあり、現代でもたくさんのワイン農
園が魅力的なワインをつくっています。 続きを読む →

2500周年記念 アテネ・クラシック・マラソン!!!

15 11月
2010年11月15日

10月31日(日)の爽やかな秋晴れの下、2500周年記念大会と
なったアテネ・クラシック・マラソンが開催されました。前回
の記事でも書きましたが、ことしは紀元前490年のマラトンの
戦いから2500年!フルマラソンのエントリーは過去最高で、例
年の3倍以上。外国からの参加が8割だそうで、あまりの人気
ぶりに3月早々に締め切られてしまったそうです。私の住むアパー
トメントでは、1週間前から急に上の階からの生活雑音がうるさ
くなりました。何事かと思ったら、奥さんがオランダ人なので、
なんとオランダから10人もマラソンに参加するために友人が来
て、現地入りして走りこんでいたそうです。すごい気合です…。

当日、ランナーたちはマラトンを午前9時にスタートするので、
ゴールのパナティナイコ・スタジアムに10時に到着しました。

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記念大会とあって、10キロコースは一番手軽に参加できるので、
参加者も有名人がたくさん。ゴール地点はものすごい混雑です。
知人のランナーなども見分けるのはほぼ不可能…。首相ヨルゴス・
パパンドレウさんをはじめ、ディミトリス・ドゥルーチャス外相、
ティナ・ビルビリ環境相など閣僚の方々の参加も多く、下の画像は
パパンドレウ首相がゴール後、メディアに囲まれているところです。

パパンドレウさんはギリシャ危機の報道で日本でもすっかり有名に
なってしまいましたが…^^;今までに偶然、2回も遭遇し、写真
を一緒に撮ったことがあります。政治家に向いているとは言い難い
ですが、エリート出の割に本当に気さくなおじさん(失礼!)。
マウンテンバイクやジョギングが趣味なので、贅肉もなく、鍛えら
れたいい体をしています。11月7日、14日にはギリシャの地方選挙
なので、閣僚の皆さんはアピールも兼ねているのでしょう。

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ここ数年は毎年スタジアムに来ていましたが、ざっと観客席を見渡
しても、例年より人々の数が明らかに多いです。観光名所を中心に
楽しみながら走る5キロや、10キロコースのランナーたちは引き
続き大人数でゴール。記念大会だからなのか、はたまたハロウィン
のせいか、変装ランナーも多し!スタジアムに来る際に見かけた
古代ギリシャ人の扮装をした男女ペアさんも無事ゴール!

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10キロコースに各国大使の参加も多かったようですが、オース
トリア大使はフルマラソンに参加して無事に完走!セルビア旧
王室の元王子にあたる人物や、バーレーンの王室関係者も参加
したそうです。
下の画像は男子優勝者ケニアのレイモンド・ベットさんがテー
プを切った瞬間です(2時間12分40秒)。ケニアの選手は上位
を占めましたが、マラトンの地の由来を知って、所属チームに
出場を直訴した選手もいたそうです。

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次の画像はギリシャ男子で最高位のミハリス・パルマキスさん、
15位。(2時間20分48秒)。ものすごい歓声と拍手に応えて(?)
早速ユニフォームを脱いで、アピール。静かに達成感に浸って
いるようでした。

ところで前回のブログで、マラトンの戦いにてギリシャ人とプラタ
イア人連合軍が勝利し、この勝利をアテネに伝えるため、伝令フィ
ディピディスは42.195kmをひた走り、アテネに到着し亡くなっ
たと書きました。
「ネニキカメ」(我々は勝利した:古代ギリシャ語)と一言、その
まま息をひきとったと言われています。が…当時の伝令は軍人とし
ての職業です。確かに42.195kmを完走するのはすごいことです
が、アマチュアランナーでも走る距離で、なぜ亡くなってしまった
のかなと思っていました。

この伝令の話自体伝説だと言われたりしますが、近年の研究でいろ
いろわかってきたようです。様々な説がありますが、ある説による
と、フィディピディスは約42kmを走って息絶えたわけでなく、
この勝利の知らせをもたらした前日になんとアテネ-スパルタ間
を往復していたというのです。

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アテネからの親書を携えてスパルタまでひた走り、またアテネに急
いでひきかえし、その足でマラトンへ走って戦いの様子をみて、また
勝利の知らせのため、アテネまで疾走……。アテネ-スパルタ往復
は約450km。アテネ-マラソン間も往復してますので、約2日間
に合計約535km走っていた!今でもアテネ-スパルタやアテネ-マ
ラトン間は起伏の激しい道のりですが、当時の道は比較にならないく
らい険しい山道だったでしょう。そりゃあ息絶えてしまいますね…。

下の画像は日本人男子・上口広之さんが20位でゴール(2時間22分
16秒)した瞬間です。ギリシャ人は外国人、特に遠い国の人々には
とても優しいので、大きな拍手を受けていました。私と友人は日本の
国旗を盛大に振ったので、周りの観客席の多くのギリシャ人が笑顔で
「ブラヴォー」と言ってくれました。

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女子優勝者はリトアニアのラサ・ドゥラズダウカイテさん(2時間31
分06秒)。男女とも優勝者のタイムは大会新記録。一昨年は田上麻衣
さん、昨年は尾崎朱美さんと日本女子が優勝したので、日本勢3連覇
なるか!と期待して女子のゴール前に陣取っていましたが、残念~。

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でも4位に日本の早川英理さん(2時間40分25秒)がゴールした
際は嬉しかったです!しかし首位ゴール後、女子のゴール地点のタ
イム電子表示板の調子が悪くなり、なぜかEnd表示に!急遽、男
子と同じゴールになりました。せっかく女子ゴールの前に陣取った
のに急に角度が悪くなり、いい写真が撮れなくて残念…。早川さん
は「思ったよりアップダウンが激しく、リズムに乗れなかった」と
コメント。このコースは起伏が激しく世界でも最もタフなコースの
ひとつとして有名です。早川さんと11秒差でギリシャ人女子最高
位コンスタンディナ・ケファラさんが5位でゴール(2時間40分
36秒)。9位にもギリシャ女子マグダ・カリマリさん(2時間44分
58秒)。

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マラソン完走者全員にメダルが授与されます。観客席でお話した
ギリシャ人の男の子。お父さんが完走したらしく、早速、メダル
を首にかけてもらって得意げ^^でも写真を撮る瞬間、大事そうに
メダル部分を隠しちゃうのです!きっと宝物になるんでしょうね。

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このスタジアムは紀元前331年に建設開始。2世紀頃、アクロポリ
スにあるイロド・アティコス音楽堂をアテネ市に寄付した大富豪
アティコスが大理石の観客席を寄付。その際の大理石は現存して
いませんが、ここで第1回近代オリンピック(1896年)が開催さ
れました。その前年に、やはり大富豪アベロフが多大な寄付をして
良質の大理石が惜しみなく使われました。五輪マークを掲げる巨大
なスタジアムは約5万人を収容。2004年のアテネ五輪で、野口み
ずき選手がトップでスタジアムに入場、テープを切った場所です。
歴史好きなランナーの方は、ぜひ噂の難コースに挑戦してください!

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ワインフェアに行ってきました

15 10月
2010年10月15日

先日、アテネのヒルトンホテルで開催されたワインフェアに
行ってきました。タダで美味しいワインが飲めるとっておきの
機会です(笑)。一般に無料公開されるものと、招待状がいる
ものなどいろいろありますが、この季節、特に10、11月は
こういったイベントが多く開催される嬉しい時期です。ドライブ
がてら、郊外のワイナリーを訪ねるのにもいい季節です。

ギリシャのワインは日本であまり流通していないと思いますが、
ヨーロッパで最初にワインがつくられた国はギリシャです。
ギリシャ神話でも酒神ディオニソスが人間に伝授したのがワイン。
紀元前3世紀頃のクレタ島ではワインが盛んにつくられていま
した。ギリシャ人が貿易によってブドウの栽培法や醸造を
他のヨーロッパの国々に伝えました。よってローマ時代には
ドイツやフランス、スペイン、ポルトガルでワインづくりが
始まり、名産地となりました。ギリシャのワインは5千年以上
の歴史があると言われています。松ヤニの香りをつけたレツィーナ
ワインも有名です。

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今回のフェアはギリシャだけでなく、フランス、イタリア、
スペイン、アメリカのカリフォルニア、オーストラリア、
ニュージーランドと国際色豊かなフェアで、数え切れないほど
たくさんのワインを試しましたが、ここではギリシャのワイン
で特に女性に人気な甘口を中心に紹介しようと思います。
私はどちらかというと白の辛口が好きなのですが、サントリー
ニ島の甘口ワインはやはり美味しいですね。

ラベルはギリシャ語&英語表示が多いので、見つけやすいように
そのまま書きますが、ΚΤΗΜΑ ΑΡΓΥΡΟΥ(クティマ・アルギルー)
のVINSANTO(ヴィンサント)は有名なデザートワインです。
クティマとはブドウ畑と醸造所(ワイナリー)を所有するワインの
大農園のこと。
サントリーニ島のアルギロスさんの大農園(1903年創業)でつくら
れているとびきりスウィートなワインで、短期間、太陽の下に干した
ブドウで作られます。このワインは食後にいただくもの。美しい琥珀
色なので、色も楽しみながらゆっくりと味わいたいですね。多くの賞
を受賞しているワインです。

輸出マネージャーのイオッタさん、何度も注いでくれました
(ありがとう!)。ヴィンサントでつくったジェリー入りの
チョコもいただき、すっかりほろ酔い気分♪チョコレート
トの相性はばっちり!VINSANTO(熟成期間17年)は56
ユーロ、VINSANTO MEZZO(熟成期間5年)は27ユーロです。
ここの農園のΑΣΥΡΤΙΚΟ(アスィルティコ)という辛口白ワインも
有名なワインで、素晴らしく美味しかったです。魚介に良くあい、
和食にも相性抜群でしょう。

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次はペロポネソス半島の西部にある老舗大農園 ΚΤΗΜΑ
ΜΕΡΚΟΥΡΗ(クティマ・メルクーリ)。ここの代表的ワイン
はΚΤΗΜΑ ΜΕΡΚΟΥΡΗ CAVA(クティマ・メルクーリ
カヴァ)です。一粒、一粒選ばれたブドウを使って醸造
されており、肉料理やハードチーズに良く合います。

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現在の当主のメルクリスさんと彼の甥御さんです。とっても
気さくなおじさまで、語りだすと止まりません。クティマ・
メルクーリ・カヴァについて滔々と話し始めます。「このワイン
はチョコレート、熟したプラムの香りがするだろう」と。また
「煙や上質なレザー(革)の香りもする」そうです。この手の
表現はよくワインの批評に使われますね。私はそこまで専門的
なことはわかりませんが、こういうレクチャーはとても興味
深いです。世界で最上級とされるフランス産オークの熟成樽
からのバニラやシナモンのような芳香も含むのだと説明して
くれました。

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続いてエヴィア島のワイン農園ΚΤΗΜΑ  ΜΟΝΤΟΦΩΛΙ
クティマ・モントフォリ)。ここのデザートワインも
すごく美味しかったです。一緒に行ったギリシャ人女性は
5杯以上も試飲させてもらっていたほど(笑)。

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農園名そのままのΚΤΗΜΑ  ΜΟΝΤΟΦΩΛΙ(クティマ・
モントフォリ)は23ユーロ。きれいなハチミツ色です。
ΚΤΗΜΑ ΜΟΝΤΟΦΩΛΙ GOLD(クティマ・モントフォリ・
ゴールド)は36ユーロ。GOLDの方はより深くしっかり
した味わい。熟成期間が長いので琥珀色に輝いています。
とても美味しいのにお値段が手頃なのでお土産にもぴったり
かと思います。

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ご紹介したワインは数々の賞に輝いた代表的なものなので、
当地だけでなく、アテネ市内でもリカーショップに置いて
います。ギリシャにお越しの際はぜひ試してみてください。

ギリシャ年末の天使の歌声「カランダ」

07 1月
2010年1月7日

ギリシャの年末には、子供達が「カランダ」という歌を歌う習慣があります。「クリスマスのカランダ」は、クリスマス・キャロルのことで、キリストの誕生を祝う喜びの言葉がつづられていて、トライアングルをたたきながら、何度も何度も、延々と同じ節回しで歌うのが特徴的です。
旧約聖書の預言通り、へロデ王の統治時代にキリストは降誕しました。東方の三博士が星の導きによってベツレヘムの馬小屋にたどりつき、マリア様から生まれた救い主、キリストの誕生のお祝いに、黄金・乳香・没薬を捧げたと聖書に書かれています。この場面をモチーフにしたクリスマスの飾りは至る所で見られ、子供が幼稚園で工作を作ったり、このストーリーで演劇をしたり、この時期には欠かせないものとなっています。

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うちの子供達も、そろそろ歌を覚えられる年齢になり、今年はおじいちゃんから「カランダ」のリクエストがありました。孫の成長が一番のクリスマスプレゼントとなると考え、私も必死に練習につきあいましたが、歌詞が古いギリシャ語で難解なため、覚えるのが大変!トライアングルを叩くと歌詞を忘れたり、歌に集中するとトライアングルを忘れたり・・となかなかうまくいきません。節が似通っているのでどこまで歌ったか忘れたり、他の曲と混乱してしまったり。人前で歌うのも勇気がいるようです。

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でも、一方、子供達にとっては、やりがいもあるのです。「カランダ」は、実は、子供達にとっては、絶好のお小遣い稼ぎのチャンス!色んな家を次々と回って玄関口で「カランダ」を歌うと、大人達はお小遣いをあげることになっているからです。強者は、クリスマスイブの前日から始めたり(反則ですね!)、100ユーロ以上も稼いだりもします。子供に優しいギリシャ人のこと、つい、天使の歌声に、財布の紐がゆるくなるのですね。子供達同士の情報交換もあるらしく、「あの家の人は、お小遣いをはずんでくれる」と聞くと、そこにたくさん押しかけたり(笑)。
ただ、子供だけで知らない家を回るのは危険なので、大人がつきそったり、知人の家だけ回るなど、注意は必要です。

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この「カランダ」ですが、クリスマスイブと、大晦日と、2回歌う習慣があります。大晦日に歌う「新年のカランダ」は、新年を祝い、キリストを祝福し、アギオス・バシリスというギリシャ版のサンタが来る喜びを歌っています。

アテネ中心部のクリスマス風景

05 1月
2010年1月5日

今回は、アテネの中心部で見られる、クリスマスの雰囲気をお伝えしましょう。
去年の年末は、暴動が起こってシンタグマ広場のツリーが放火されたり、街中が破壊されたりしたことが嘘のような、今年は穏やかなクリスマスです。本当に、平和のありがたみを実感します。
家族そろって、のんびり街を散歩できることが、「当たり前ではない」幸せなのだということが、分かりました。

さて、今年のシンタグマのクリスマスツリーは、ちょっと色彩的に地味な印象ですが、本物の樹木からできています。小さいツリーをたくさん集めてつなげ、大きなツリーを作ってあり、噂によると、クリスマス後は、どこかに植林する予定だとか・・・夏の山火事で沢山の木を失ったギリシャなので、エコや自然保護の観点からもとても良い案ですね。

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シンタグマ広場は、また去年のような騒ぎが起こるのを警戒してか、他に何もありませんが、近くの国立庭園には、こんな可愛いクリスマスの家が建っていて、ギリシャのクリスマスにつきものの、カリカンザロスと呼ばれる木の妖精や、サンタにも出会えます。

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入り口で地図をもらい、スタンプを押してもらいながら、お伽の国の森を散歩してみて下さいね。それぞれの家で、子供が顔にボディーペインティングしてもらったり、クリスマスの工作をしたり、サンタの家を訪れてサンタと一緒に写真を撮ったり、願い事を書いてカードを作ったり、クリスマスの劇を見たり・・・と、子供連れの方にはお勧めです。

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この庭園は、昔はギリシャ王室の庭だったところで、世界各国から色々な植物や木が集められており、緑がとても豊か。今では一般開放され、市民の憩いの場となっています。小さい動物園やカメ池、遊具の充実した公園、子供用の図書館、カフェなんかもありますよ。(1/6まで  10:00~17:00)

さて、そのすぐ隣にあるザピオン庭園では、メリーゴーランドが無料で乗れます!白いツリーの両側には、エスキモーの家のようなドームが二つあり、クリスマスの劇や、音楽を楽しむことができます。楽器のドームに入ってみましたが、色んな楽器を子供達が自由に触れられ、音楽と楽器を楽しむイベントが行われています。(1/6まで 10:00~21:00、イベントは、ほぼ30分ごと)

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また、この時期に旅行される方のために、一般のお店などの営業日ですが、下記の日は休みとなります。
12/25(金)、26(土)、27(日)、 1/1(金)、2(土)、3(日)、6(水)休業

今年のアテネのクリスマスは?

20 12月
2009年12月20日

12月も中旬に入り、いよいよ、クリスマスシーズンもたけなわですね。アテネの街にも、チカチカとライトがともり、ショーウィンドーにもクリスマス賞品が並び、華やかな雰囲気になってきました。店ごとに違う、ツリーの飾りを見て回るのも楽しみです。

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ギリシャのクリスマスイベントは、日本と違って、1/6の「主顕現祭」頃まで続きます。
例年のことながら、この時期になると待遇向上を求めて、ゴミ回収の人たちがストライキをするので、今は街がゴミだらけ・・・本当に困ったものです。(わざと困らせるためにやっているのですが。)
去年の今頃は、警察の流れ弾で若者が死亡した事件がきっかけになって暴動が発生し、センターの店や公共物が破壊されたり、シンタグマ広場のクリスマスツリーが放火されたりして、大変な騒ぎになりました。今年は、どうなるのかと思っていたら、先日、シンタグマ広場に大きなクリスマスツリーが立てられ、飾りはまだでしたが、準備中でした。周囲を厳重に囲って、中に入れないようになっていましたが・・どうなるのか楽しみです。

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今年、アテネ市が主催するクリスマスイベントは下記の通りです。
1)シンタグマ広場のクリスマスツリー 点灯
12/11 19:30
2)ザピオン庭園(シンタグマ広場から徒歩5分 入り口Amarias通り沿い):
12/18 ~ 1/6  10:00~21:00
2つのドームが建ち、映像ドームではクリスマスのおとぎ話の映像ショー、音楽のドームでは、様々な楽器に触れたり、デジタル音楽を楽しむことができる。メリーゴーランドもあり。
3)国立庭園(シンタグマ広場斜め前 入り口Amarias通り沿い):
12/18 ~ 1/6 10:00~17:00
子供向けのイベント(入り口で地図を渡され、要所要所でスタンプを押して貰いながら、サンタの家、カリカンザロス(クリスマスの時期に地下から出てくると言われるいたずらな妖精)の家、クリスマス音楽の家、など、クリスマスのおとぎの森の中を探険する。「希望の森」というショーは毎日10:30から16:30まで7回の上演、他、フォトスポットなど)
4)コジア広場 (オモニア広場より3分 Athinas通り沿い):
12/31 23:00~ 年越しイベント(花火、DJ、スクリーン映像)
5)ストリートライブ
12/30 まで、エルムー通り、コーライ広場、モナスティラキ、ティシオ、などで、ライブの演奏があったり、クリスマスの御菓子の無料配布があったりしますので、もし、偶然出会うことができたらラッキーですね。
www.christmasinathens.gr (ギリシャ語ですが、写真で雰囲気が分かると思います。)

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この写真は、おととしのシンタグマ広場の夜景です。

また、バドミントンシアターという劇場のすぐ隣でも、クリスマスマーケットをやっています。場所的にアクセスが悪いのが玉に瑕ですが、こちらでは、スケートリンク、クリスマスグッズを売る出店、子供用のイベント、トランポリン、子供用クリスマストレイン、メリーゴーランド、ライブショーなどがあり、親子連れが楽しめる内容となっています。

「Christmas magic world」11/21 ~1/10  バドミントンシアター横
(地下鉄Line3 カテハキ駅下車徒歩10分 )
www.christmasmagicworld.gr

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アテネ 冬の日曜日は無料で遺跡や博物館へ!

03 12月
2009年12月3日

ギリシャの日曜日は、観光地を除き、ほとんどの店が閉まってしまうので、ショッピングはできません。日本のように、いつでも夜遅くまで店が開いている便利さに慣れてしまうと、不便に思えますが、日曜日位はリラックスして、ちょっと別の物に目を向ける良い機会かもしれません。

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アクロポリスのパルテノン神殿

ギリシャで冬場(11月~3月)の日曜日のメリットは、主要遺跡や博物館が無料になること!
特に、アクロポリスの共通チケットは通常12ユーロ、国立考古学博物館のチケットは7ユーロですから、かなりのお得感があり、お勧めです。古代アゴラ、ゼウス神殿、ケラミコス、ローマンアゴラなどの遺跡も無料なので、散策すると楽しいですよ。また、冬場の日曜日以外にも、下記のように入場無料の日が色々ありますので、利用してみて下さいね。
(私設の博物館など、例外もありますので、ご注意下さい。)

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国立考古学博物館の展示

主要博物館・遺跡入場無料の日
<冬場の日曜日>
11/1~3/31の毎週日曜

<春・秋の第1日曜日>
4、5、6、10月の第1日曜日(第1が法定祝祭日の場合は第2日曜)

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ゼウス神殿

<各種記念日・祝日>3/6 メリナ・メルクーリ(前文化大臣)記念日
4/18 世界遺跡の日
5/18 世界博物館の日
6/5  世界環境の日
9/27 世界観光の日
9月最後の土・日曜日: ヨーロッパ文化遺産の日
その他 ギリシャ法定祝日

アテネ・コンサートホールにて「Japan Week」開催

25 11月
2009年11月25日

今年、2009年は、日本とギリシャが1899年(明治32年)に修好通商条約を結んでから、110周年目にあたります。日本とギリシャは、それ以来、第2次世界大戦時の外交断絶があったものの良好な関係を保ち、特に、最近の10年間では両国の首脳会談が4回も行われ、ますます日本とギリシャの友好関係は深まっています。
二国間関係の更なる発展と相互理解を目指して、この1年間、日希修好110周年を記念し、日本の伝統、芸術、映画、書籍、音楽、文化などに関し、様々な行事が行われました。私も、10月の、日本画家による展覧会に行って感銘を受けました。
この一年にわたる記念行事も終わりに近づき、11月は、アテネ・コンサートホール(メガロ・ムシキス)に於いて、11月22日から28日まで「日本週間“Japan Week”」というイベントが開かれます。建築、音楽、食、踊り、ビジネス、本、生け花など、日本を紹介する行事が目白押し。このようなイベントで日本とギリシャの交流が深くなり、私の悲願である「直行便復活!」が実現すると良いなあと思っています。

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<11月22日(日)-28 日(土) 日本週間“ Japan Week ” イベント>
22(日)-28(土) 隈 研吾氏(上の写真、右側)建築 作品展
22(月) 18:00 講演会 24(火)-28(土) 10:00-18:00日本・ギリシャ学生参加ワークショップ
22 (日) 20:30 音楽公演  服部譲二氏率いる 室内管弦楽団「東京アンサンブル」
(上の写真、左側)
22(日) – 28(土) 木戸修氏 彫刻作品展示
23(月) – 28(土) バーチャルリアリティ上映(凸版印刷株式会社が先端映像技術を駆使して、幻の城郭「江戸城-本丸御殿と天守」を再現)
23(月) – 28(土) 日本関連ブックフェア
(アテネ・コンサートホールのブックストアに日本関連の書籍コーナー設置)
23(月) 20:30  エルゴン・アンサンブルによる日本・ギリシャ現代音楽公演
24(火) 11:30 日本・ギリシャ交流シンポジウム
24(火) 19:00 作曲家 松平頼暁氏による講演会
24(火)・25(水)  現代音楽に関するワークショップ (ギリシャ現代音楽グループが現代作曲家の作品を演奏)
25(水) 17:00  和菓子作りのデモンストレーション
25(水) 18:30  現代日本演劇講演会
25(水)・26(木) 現代ダンス (日本のダンスグループ『Damp Type』 による『Voyage』の公演)
26(木) 11:00  日本ビジネス戦略に関する講演会
26(木) 20:30  ギリシャ現代音楽グループによる演奏会 (武満徹や松平頼暁などの現代作曲家による作品を演奏)
27(金) 19:00  日本酒紹介
27(金) 20:30  江戸の新内浄瑠璃と八王子車人形
(下の写真は、コンサートホールのプログラムパンフレットより)

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28(土) 19:00  生け花展示・デモンストレーション

詳しいイベント内容は、下記の在ギリシャ日本大使館のページをご参照下さい。
http://www.gr.emb-japan.go.jp/portal/jp/friendship/schedule.htm#nov

場所:アテネ・コンサートホール (メガロ・ムシキス)
住所: Vasilissis Sofias Ave.&Kokkali st., Athens  地下鉄Line3「メガロ・ムシキス」駅前主催:メガロ・ムシキス/日希商工会議所/大使館
チケットお問い合わせ:アテネ・コンサートホール Tel.210 7282333www.megaron.gr

ちなみに、このコンサートホールは、各種コンサート、オペラ、ダンス、演劇などの公演会場としてとても有名で、最近できたオペラハウスも素晴らしいです。

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アテネ・マラソン女子部門で日本人選手が優勝!

21 11月
2009年11月21日

毎年、秋に行われるアテネ・クラシックマラソン。マラソンの発祥地・ギリシャで、マラソンの起源となった史実を元にしたコースを走るレースで、世界各国からランナーが集まる華やかなイベントです。
マラソンの起源は、ペルシア戦争の際の「マラトンの戦い」。紀元前490年に、アテネ軍が、圧倒的優位にあったペルシア軍をマラトンの戦場で破って、奇跡の勝利を収めました。そのニュースを伝えるために、ある兵士がマラトンからアテネまで伝令のため必死に走り、勝利を伝えた後に息絶えたという武勇伝が、マラソン競技誕生の起源となったわけです。コースとしては、東部のマラトン市をスタート地点、アテネ競技場(パナティナイコ・スタジアム)をゴールとし、高低差が激しく、かなり難易度が高いと言われています。

11月8日(日)、あいにく雨模様の中でのスタートでしたが、今年は、ゴールとなるアテネ競技場(パナティナイコ・スタジアム)まで観戦に行ってきました。去年のアテネ・マラソンでは日本人女性が優勝、また、9月に行われたスパルタスロン(アテネ・スパルタ間の246キロを走り抜く苛酷なレース)でも、日本人が優勝したこともあり、今回も?と、期待を胸に会場へと急ぎました。異国に住む者にとって、祖国の人の活躍というものは、とても励みになるのです。今年は、世界中から、3600名以上の参加があったそうです。

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当日は、走路となる主要道路が閉鎖になってしまいますが、シンタグマ広場から歩いても、ゴールのスタジアムまで10分程度。路上の応援者もたくさんいますが、スタジアム内にも、無料で入場できます。このスタジアムは、1896年、近代オリンピックの第1回大会が開かれた場所で、総大理石の客席は、約5万人の観客を収容できます。普段は中に入れないので、入場できるだけでもラッキー!雨だったせいか、観客はあまり多くありませんでした。

さて、結果は、男性部門は1位から3位まで、すべてケニアの選手で、圧倒的な強さです。優勝タイムは2時間13分44秒でした。上位10位までの選手のうち、なんと8名がケニア勢、1名がエチオピアの選手という顔ぶれの中、日本から参加の高見沢勝選手が、2時間17分24秒で7位にくいこみ、大健闘!!そして、それから待つこと22分、なんと、日本の尾崎朱美選手が、女性選手のトップで、スタジアムに入場してきました。そして、大きな拍手に迎えられて堂々の優勝!!本当におめでとうございます!

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悪天候の雨の中、2位を大きく引き離して、記録は2時間39分56秒。ゴール後もほとんど疲れを見せず、にこやかな笑顔が印象的でした。調度、この優勝が決まった頃から雨もやんで青空がのぞいたと思ったら薄日が差し始め、まるで、選手達を祝福しているようでした。それにしても、努力の末に大仕事をなし遂げた人たちの表情というのは、なんとも清々しくて良いものですね。

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アテネ・マラソンは、約42キロの通常のフルマラソンの他に、気軽に誰でも参加できる10キロコースと、5キロコースというのがあります。フルマラソンのスタート地点は、マラソン発祥の起源となったアテネ東部の街マラトンですが、10キロ・5キロコースのスタート地点は、ゴールと同じアテネ競技場のアベロフ像の前。この人は、1896年、オリンピック発祥の地ギリシャで、近代オリンピックの第1回大会を開こうとした時に、莫大な資金提供をして貢献した大富豪です。
5キロコースは、シンタグマ、国会議事堂、ゼウス神殿、アクロポリスなどの観光名所を縫ってのコース。無理に走らなくても制限時間内にゴールできそうで、参加費もリーズナブルなので、体力に自信がない人にもお勧めです。来年は、アテネの思い出にいかがですか?

下の写真は、尾崎選手の表彰式の様子です。ギリシャの民族衣装も綺麗ですね。

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