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アテネ 国立考古学博物館 特別展

17 2月
2007年2月17日

アテネ観光の目玉、国立考古学博物館にて、「色彩を持った神々―彩色された古代彫刻」と題して、特別展が開かれています。(期間:3月24日まで)

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21の有名な彫刻のレプリカに彩色を施されたもの、オリジナルの色彩が残っている彫刻や壷、偶像など51点が一同に介されています。
色彩を施した21のレプリカ彫刻の展示は、2004年のミュンヘンを皮切りとして、ヨーロッパ各国で開催されてきました。この古代彫刻への彩色のコンセプトは、1982年以来ミュンヘン大学によって行われてきたリサーチに基づいています。この展示により、今では色がはげ落ちて真っ白になっている古代彫刻が、本来の色があった時はどんな風だったかを知ることができ、新たな視点で彫刻を鑑賞することできます。紫外線を当てて色や模様などの細部を調べる方法や、現存する他彫刻からの類推、残存色の分析などから割り出した本来の色を、岩石や植物の根から取られた当時と同じ顔料で復活させています(レプリカに彩色)。この極彩色に彩られた彫刻は、今までのギリシャ彫刻のイメージをガラッと変えてくれる別の躍動感にあふれています。

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常設展も、絶対に見逃せないギリシャの文化遺産の数々。是非、訪れて古代への思いを馳せてください。展示物は、1階(イソギオ)は彫刻、先史時代、ブロンズ像、エジプトコレクション、壷・陶器その他、2階(ギリシャでは1階と呼ばれる)は壷・陶器その他のコレクションとなっています。地下にはミュージアムショップ、くつろげる中庭もあります。細かい説明はガイドブックに任せますが、時間がない場合は「ミケーネの黄金のマスク」「馬に乗った少年」「ポセイドン像」など、お見逃しなく!歴史の教科書などに載っていた美術品の本物に出会えます。

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古典期の墓碑も、故人の生涯を象徴するような場面が、陰影のあるドラマティックな彫刻で表現されていて素敵です。

中は広いので、クロークに荷物を預けて身軽にどうぞ。写真は、フラッシュなしならば許可されています。ただ、彫刻と同じポーズをとった写真は、美術品に対する冒瀆と見られ、係員に注意されますので控えてくださいね。広々とした前庭には、アウトドアのカフェもリニューアルオープンしましたので、ここで見学後の感慨にふけるのもいいかもしれません。

下記は2月時点での情報ですが、予告なしに変更になる場合がありますのでご注意下さい。
入場料は結構高いですが、3月までに行かれる方は、冬季は毎日曜日、入場無料になりますのでお得です!その他、下記の日も入場無料になりますので、チェックしてみてくださいね。

国立考古学博物館(NATIONAL ARCHAEOLOGICAL MUSEUM、ギリシャ語では、エスニコ・アルヘオロギコ・ムシオ)

1)開館時間 :月 13:00-19:30 火~日、祝日 8:30-15:00

2)休館日: 1/1、3/25、5/1、復活祭の日曜日(2007年は4/8)、12/25、12/26

4)入場料: 大人 7ユーロ、 EU国以外の学生、65歳以上 3ユーロ

5)入場無料の日(2007年2月時点で、ギリシャ文化省HPに記載されていた情報):
4月、5月、6月、10月の最初の日曜日、11/1~3/31までの毎日曜日、3/6、4/18、5/18、6/5、9月の最終週末、祝日)

6)住所、電話
44 PATISSION ST. ,ATHENS
TEL: 210-8217717, 210-8217724

7)行き方:2、3、4、7、9、11,13番のいずれかのトローリーバスで「POLITECHNION(ポリテクニオン)」下車すぐ

ヒオス島のマスティックを使用した話題のギリシャ土産

11 2月
2007年2月11日

マスティック(ギリシャ語でマスティハ)は、ギリシャのヒオス島でのみ産出されるマスティハという木から取れる貴重な樹液で、殺菌、抗菌作用、様々な病気を治す作用があることから、古代ギリシャ時代から珍重されてきました。ギリシャでは、その卓越した効能のために金と同等に珍重され、その貴重さゆえに、無断で持ち出すと罰せられた時代もあったのです。ギリシャのお土産にも最適、自分用にも試してみてはいかがでしょうか。

氷砂糖の純粋な形で売られていたり、ガムやお菓子などの食品、シャンプー・リンス、歯磨き、石鹸などの日用品や化粧品にマスティックが添加されている商品が色々出回っています。

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毎日新聞では、下記のように、ピロリ菌に効くという記事が取り上げられました。

★抗ピロリ菌作用持つマスティック★

ピロリ菌は、胃の中に生息する細菌で、胃潰瘍(かいよう)、十二指腸潰瘍、胃がんの発生に大きくかかわっています。今日、日本人の40歳以上の人では、約7割がピロリ菌に感染しているといわれています。
最近、「マスティック」という名のギリシャのハーブが、抗ピロリ菌作用をもつことが注目を集めています。マスティックは、ギリシャのヒオス島だけに生えているウルシ科の高木で、その樹液を言います。ヒノキの香りがします。
ギリシャでは5000年も前から、ハーブやスパイスとして日常的に利用されてきました。昔からミイラの保存にも使われ、その殺菌力はよく知られていたのです。
このマスティックを一躍有名にしたのは、98年12月24日号の「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」という医学雑誌に掲載された「マスティックがピロリ菌を殺す」という論文です。英国のバーネット総合病院のフウェズ医師らは、マスティックを薄めた溶液をピロリ菌に加えたところ、ピロリ菌が検出できないほど減少したと報告したのです。
日本でも、静岡県立大学食品栄養化学部微生物学教室の研究者たちが、胃や十二指腸の患部から採取したピロリ菌で同様の効果を確認しました。
さらに、英国のフウェズ医師らは、難治性の胃潰瘍の患者に、1日1グラムのマスティックを2回に分けて、4週間与えたところ、わずか7日間で全患者(6人)の自覚症状が消え、4週間後には、内視鏡検査で8割の人が治ったと報告しています。
このほか、マスティックは「消臭」「歯を白くする」「歯周病を予防する」効果もあります。
(九段クリニック理事長)
(毎日新聞2002年3月14日東京朝刊より抜粋)

アテネでは、このマスティック製品は下記の店で買うことができます(下記以外の店舗もあります)。

ガムなどは、普通のスーパーやキオスク(売店)でも買えます。安いので、大勢に配るのにいいかもしれませんね。ただし、味の方はちょっと癖があるかもしれませんけれど・・・・

「Mastiha shop」
純粋なマスティハの結晶粒、歯磨き、石鹸、ガム、マスティックウォーター(料理用)、オイル、マスティハ入りギリシャの伝統的菓子、ギフト商品、本、オリーブ、オリーブオイル、ジャム、パスタ、チョコレート、ワイン、リキュール、クッキー、ラスク、化粧品(クリーム、シャワージェル、ボディーミルク、シャンプー、コンディショナー、クレンジングなど)
www.mastihashop.com/EN/home_en.htm

Panepistimiou & Kriezotou, 10671 Athens Tel: 210-3632750
アテネ国際空港内 Tel:210-3532969
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「mastic spa」
マスティハ入りの化粧品、メイクアップ用品、ボディケア、ヘアケア、バス用品、男性用化粧品、子供用パーソナルケア用品、マスティックとオリーブオイル・チョコレート・ワインなどを組み合わせた商品、石鹸、歯磨きなど
www.masticspa.com/index.php?lang=en

Iraklitou 1 & Solonos, Kolonaki , Athens Tel: 210-3603413
オモニア ホンドス・センター内 Tel:210-5282800

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