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奇跡を起こすマリア様のイコン

10 3月
2007年3月10日

今日は、奇跡を起こすと評判のマリア様のイコンがある教会のご紹介です。どこのガイドブックにものっていないのですが、現地では知る人ぞ知る・・・という教会です。

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アクロポリスのふもと、モナスティラキという電車の駅から程近い場所に、ギリシャ正教の古い教会があります。パナギア・グリゴルサ、アギイ・タクシアルへス、アギオス・ファヌーリオスと3つ名前があって、看板のようなものは見当たらないのですが・・地図にはそう書いてあります。

さて、この教会ですが、9世紀に建設され、トルコ占領時代に火事で損傷したのですが1922年には修復され、内装はその時以来変わっていない古い教会。外装のみ、1995年に綺麗にされているので、外側からは新しく見えます。建物は上から見ると十字の形をしていてドームがあり、中にはビザンティン時代と西側の技術を融合したザキンソス島出身のイコン画家、ペレカシスのイコンが見られます。

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1945年に教会に寄贈されたマリア様のイコンは、人々の精神的苦痛や病気をあっという間に癒すという、知る人ぞ知る奇跡のイコンで、奇跡を求める多くの信者の巡礼の場所となっています。そのご利益(?)が素早く顕れることから、ギリシャ語でグリゴルサ(早い人―早く願いをかなえてくれる人、の意味)と呼ばれています。
中は敬虔な信者たちの神聖な場所なので、写真を撮るのもはばかられる雰囲気です。祭壇左側の赤い花で囲われているところにマリア様のイコンがあります。その中には、タマと呼ばれる貴金属のお供えものも見られます。

さて、この教会は、アギオス・ファヌーリオスと呼ばれる聖人もまつられていて、そのイコンは入って中央右側の壁面にあります。この聖人は、貧しい民に多くの施し物をしたことで有名です。その名残なのか、この教会では、決められた時間になると、毎日ファヌロピタと呼ばれるパウンドケーキを持って信者が訪れ、そのピタ(ケーキ)を前にして聖職者が願い事をする人の名前を読み上げ、神のご加護を得るという儀式があります。そして、そのピタを食べると神のご加護を受けられるというので、教会の出口には、その時間になると待ち受けていて、ピタのおすそ分けをもらおうとする人々も見られます。

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祈願成就には、3回行くことになっているそうです。9/8と11/8には、特別な大きなミサがあるようです。

また世間でも良く知られていて、ガイドブックにものっている奇跡を起こすマリア様のイコンが有名な教会は、ティノス島のパナギア(マリア様の意味)・エヴァンゲストリア教会です。ここには、毎年マリア様の日である8/15には、全国各地からの多くの巡礼者が訪れます。

パナギア・グリゴルサ、アギイ・タクシアルへス、アギオス・ファヌーリオス
場所:Dexipou Street and Taxiarchon (電車のモナスティラキ駅からAreos通りをアクロポリス方面に坂を少し上ったところ、風の塔の近く)
夏期開館時間:6:30~20:45 祈祷:9、10、11、18時  ピタの祈祷:9:30,10:30,11:30,17:45
冬季開館時間:6:30~18:45 祈祷:9、10、11、17時  ピタの祈祷:9:30,10:30,11:30,16:45
日曜日のピタの祈祷:10:00,11:30のみ
(これは、2007年1月現在掲示されていたスケジュールで、時間などは、予告なく変更になることがあります。観光地ではないので、訪問する方は、信者の方の迷惑にならないようにお願いします。)

シンタグマ近くの観光案内所

10 3月
2007年3月10日

アテネの観光案内所は、空港とシンタグマ近くにあります。
アテネ中心部の案内所は、シンタグマ広場と国会議事堂の間の通り、Amarias通りを国立庭園の方へ歩いて5分ほどの右側にあります。ここ、入って驚くのは、中があまりにもガラーンとしていること。資料は、ほとんどカウンターの向こうです。もうちょっと、壁に情報を貼ったりしてもいいと思うんですけれど・・

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でも、頼めばいいものが出てくるんですよ。(逆に言うと、頼まないとくれません!)まず、この地図(写真下)が優れものです。ラテン表記でセンターの主要な場所、通り、バス・トローリー路線などがとても分かりやすく書かれていて、裏にはピレウスやアテネ郊外の広域地図ものっていて、ギリシャに来たばかりの頃は、いつも私のかばんの中に常備してありました。特に、トローリーの番号と通り道が書いてあるのが便利です!また、下の索引を見れば、通り名が分かれば場所がすぐ分かるようになっています。

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それから、右のアテネのガイドブックは英語ですが、オールカラーでとても綺麗。内容も結構充実しています。写真も豊富だし、記念にもなりますね。右から2番目の冊子は、全ギリシャの地域別ガイドで、欲しい場所を言えば、そこが含まれる地域のガイドを出してくれます。それから、アテネの情報誌(左から2番目)、メガロ・ムシキス(アテネ・コンサートホール)のプログラム(一番左)などもあります。

ザピオンやゼウス神殿に行く途中にでも寄ってみて下さいね。

観光案内所
月-金 9:00~19:00
土日祝 10:00~16:00
Amarias 26, Ahtens  tel:210-3310392

ギリシャ独立記念日とサマータイム

10 3月
2007年3月10日

3月25日はギリシャにとって大変重要な祝日、独立記念日です。

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ギリシャ人は、ビザンチン帝国がトルコに滅ぼされてから400年近くも、異民族の占領下で辛酸をなめてきました。その間、自由を愛するギリシャ人は何度も独立のために蜂起しましたが、そのたびに弾圧を受けてきたのです。しかし、遂に、1821年の3月25日、「自由か死か!」「勝利か死か!」という信念のもと、パトラ近郊のアギア・ラブラ修道院にて、パトラ主教のゲルマノスがトルコに対して独立戦争の宣言をし、1830年に待望の独立を成し遂げたのです。このような歴史背景があり、この日は、ギリシャの誇りと愛国心を、国民全体が感じる日でもあります。

この日、ギリシャの主要都市では記念式典が行われ、大規模なパレードが見られます。この式典の練習のためか、ただの移動のためか、数日前には、戦闘機が何機も、ものすごい爆音とともに街中を飛んでいき、知らない人は、戦争でも始まったのかと思いびっくりすることでしょう。
センターのシンタグマ広場(国会議事堂前)からオモニア広場まで、パネピスティミウ通りを行進する独立記念日のパレードは壮観です。

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見物客もすごいですが、こんなにたくさん兵士がいるのだとびっくりします。ギリシャは、今でも男性のみ徴兵制があり、陸、空、海、鼓笛隊などなど、それぞれの制服で隊列を組み、勇ましく行進していきます。中でも観衆からの拍手や歓声が多い人気者は、「チョリアデス」と呼ばれる、スカートのような伝統的な白い衣装に身を包んだ兵隊さん達です。彼らの衛兵交替は、シンタグマの国会議事堂前で日常的(1時間おき)に見られます。

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空には、戦闘機やヘリコプターなどが旋回し、パレードにはジープや戦車なども登場するので、見物の男の子達は大喜びです。

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また、3月25日は、聖母マリアが神の子を身ごもったことを知らされた日「エヴァンゲリスモス(受胎告知)」の祝日でもあります。

どちらにしても、ギリシャでは、3月25日はとっても大切な日で、街中にギリシャの青と白の国旗が誇らしげにはためいています。そして、翌日からギリシャはサマータイムに変わり、日本との時差は7時間から6時間となり、いよいよ、ギリシャらしい太陽の季節の到来となります。

アテネの交通機関

10 3月
2007年3月10日

アテネの公共交通機関は、トローリー、バス、地下鉄(電車)、タクシー、トラムがあります。これを乗りこなすのには、まず、観光案内所(空港内とシンタグマ近く、Amarias St. 26 にあります)で地図と地下鉄の路線図をもらいましょう。この地図には、トローリーの番号と通る道(往復で違う場合もあり)が矢印で書いてあるので分かりやすく大変便利です。

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バス・トローリーのチケットはキオスクで1枚0.5ユーロで売っています。チケットはギリシャ語でイシティリオと呼びます。一番重要な点は、乗ったらすぐにチケットを刻印機に入れて刻印することです。混んでいる場合は、刻印機のそばの人に渡すとやってくれます。電車の場合も改札はノーチェックですが、入り口に刻印機がありますのでお忘れなく。これを忘れると、抜き打ちの検札がきた時に大変なことになります。チケットを持っていても、刻印されていないと有効と見なされず、チケット代の40倍もの罰金を取られてしまうのです。しかも、その場で払えなければ警察に連行されます!

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アテネでの公共交通機関乗り継ぎには、便利で安い方法があります。地下鉄、ISAP電車(LINE 1)、トローリー、バス、トラムなどを乗り継ぎしてどこかに行く場合、90分以内ならば1ユーロでどの線にでも自由に乗れるintegrated ticket (ギリシャ語ではエニエオ・イシティリオ)というのがあります。これは、現地の人もあまり知りません。また、1日乗り放題チケット(one day ticket)は3ユーロ。1週間乗り放題チケットは10ユーロ。ただし例外があり、空港往復のエクスプレスバスとSaronida linesは使用不可です。この便利なチケットはキオスクでは置いていないことが多く、地下鉄の窓口で買えます。

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また、タクシーは相乗りが常識で、行き先が同じなら乗せてくれるので、手を上げて、人が乗っていても行き先を大声で叫んで下さい。アテネ市内の最低料金は2.5ユーロです。クリスマスシーズンなどは、追加料金を要求されます。

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