月別アーカイブ: 1月, 2009

アテネでも人気のH&Mとハローキティ

28 1月
2009年1月28日

最近、日本に一時帰国した時に驚いたのがスウェーデンのブランド、H&Mの人気度。
銀座の1号店では、いつも長蛇の列。友人も1時間待ちでやっと入場できたとか。
日本では、今後も新店舗が続々と出来る予定みたいですが、アテネのH&Mは、上陸して間もない人気店にもかかわらず、行列なしで普通に入れます!

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また、ギリシャでは1月中旬から2月末頃まではバーゲンシーズン。価格は通常の3割引~半額になるので、まとめ買いして日本のお友達に差をつけるチャンスです。日本には入っていないデザインも発掘できるかも?もう春物も入ってきています。

私がH&Mと初めて出会ったのは、友人から譲り受けたお古の子供服。頂く物で、可愛いなと思うのが、すべてH&Mだったので、どこのブランドだろうと思っていたのですが、日本でこんなに人気だとは思ってもいませんでした。バーゲンも始まったので、私も早速行ってみましたが、自分の服は、ちょっと趣味やサイズが合わなくて買わず、子供の服を購入しました。下記の品、どれも半額で、1000円台です。

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そして、特に、H&Mの中で私のお気に入りは、ハローキティ柄の服やグッズ。何を隠そう、私は数十年来のキティファン。ここアテネでも、最近はキティの人気が上昇中。本物、偽物問わず、あの親しみのある柄の商品を街中で見かけることが、本当に多くなりました。異国で旧友に再会したようで、私も嬉しいです!日本はどうか知りませんが、アテネのH&Mでは、サンリオとの提携で、本物のハローキティ柄の製品が多く置かれており、子供服ならず、大人用のパジャマ、ソックス、下着などもあって、思わず、年甲斐もなく惹かれてしまいます。
ちなみに、今回購入した物は、こんなものです。価格もリーズナブルですね。特に、バレエシューズ、キティ子供用ショーツの7枚セットはお気に入りです。

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アテネでは6店舗ありますが、旅行者の方が行きやすいアテネ中心部の店をご紹介します。
日曜日は定休日です。

H&M エオルー通り店 (婦人服、インナー、子供服、雑貨)
Aiolou (Eolou) 89 (エオルー通りは、オモニアとモナスティラキを結ぶ、歩行者天国の通り。店は、地下鉄オモニア駅より徒歩5分)
Tel: 210-3223052

混雑した店内では、スリがうようよしています。お気を付けて買い物をなさって下さいね!

ギリシャ、今年の復活祭は?

18 1月
2009年1月18日

ギリシャをはじめ、キリスト教国では、キリストの復活祭が一大イベントです。キリストの誕生を祝うクリスマスよりも盛大かもしれません。というのは、キリストが十字架にかけられてから「復活した奇跡」の方が重用視されるからでしょうね。

この復活祭ですが、英語ではイースターですが、ギリシャ語では「パスハ」と呼ばれ、毎年日付が異なる移動休日なので、旅行の予定を立てる場合でも注意が必要です。また、キリスト教でも、カトリックとギリシャ正教では日付が異なることが多いです。

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春あたりにギリシャ旅行を計画されている方は、今年のパスハは4/19ということを知っておいた方が良さそうです。4/19の日曜日が一番重要な祝日ですが、その前の1週間(4/13~18)は、メガリ・エブドマーダ(big week)と呼ばれ、学校は休みになり、会社や店も休みになるところが多いです。その期間は、人々は教会に行ったり、旅行したり、家でパスハ料理の準備をしたり、ツレーキというパンを焼いたり、赤いゆで卵を作ったり、ランパダと呼ばれる美しく装飾されたキャンドル(下の写真)を買ったりして過ごします。復活祭の日までは、肉食の断食期間があり、敬虔な信者はそれを固く守っていたりしますが、旅行者向けのレストランはあまり影響はないと思います。でも、魚介類や野菜料理など、肉断ち期間限定の特別メニューというのに出会えるかもしれませんね。面白いことに、ファーストフード系の店でも、断食期間限定メニューができるんですよ。

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パスハ前後は、ギリシャ人も休暇を取って旅行したりするので、どこも混雑すると思います。計画はお早めに。子羊の丸焼きなど、パスハらしい風景や習慣も田舎の方が残っているので、機会があれば、行ってみると、忘れがたい思い出になると思います。パスハ前の金曜日に行われるキリストの埋葬を象徴する「エピタフィオス」の儀式は圧巻です。花を飾られたエピタフィオス(キリストのお墓を象徴)が街中を練り歩き、信者がランパダ(キャンドル)に火を灯して続く埋葬の儀式の荘厳さは胸を打たれるし、復活祭の日の喜びやご馳走は、旅行者でもウキウキしてしまうものです。ギリシャの生活に根付いているギリシャ正教、救い主の復活の喜びを人々が分かち合う姿を実感し、「ハレルヤ!」の歌が聞こえてきそうです。

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ギリシャのクリスマスは年明けまで

11 1月
2009年1月11日

日本では、クリスマスは12月25日を過ぎるとあっという間に終わり、とたんにお正月の準備に入りますが、ギリシャでは、年明けの1/6まで、まだまだクリスマス気分が続いています。ギリシャでは、サンタクロースはアギオス・バシリスと呼ばれ、この聖人のネームデーが1月1日に祝われます。また、1/6の「顕現祭」はキリストが洗礼された記念日ですが、洗礼された日が、神の子としての真の誕生日と見なされることもあって、年明けまで、ずっとクリスマスの飾りも残されているわけです。

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アテネでは、大規模なショッピングモールというものが以前はなかったのですが、ちょっと郊外になりますが、数年前にできた「The Mall  Athens」というショッピングモールがあります。近くには、2004年のアテネオリンピックのメインスタジアムが見渡せます。日本でも、クリスマス装飾の美しい名所があると思いますが、このモールは、クリスマスの時期になると、子供向けのイベントや、サンタと一緒に写真を撮る場所、華やかなイルミネーションやツリーもたくさんあり、とても綺麗で、プレゼントを買い求める人たち、クリスマス気分を味わう人たちで一杯になり、家族連れの憩いの場所となっています。ふと子供向けのプログラムを見ると、「ORIGAMI」なんていうのも発見して、興味津々。

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200もの店舗と25のレストランやカフェ・バー、映画館、ボーリング場、子供用のプレイスペースを持つ大型モール、5階建ての真ん中が吹き抜けになっていて、外の光をふんだんに取り入れた開放的な作りです。店としては有名どころでは、Marks&Spencer,Nike, Zara, Esprit, Calvin Klein Jeans, Timberland, Folli Folli, Springfield, Furla, Longchamp, Sephora, Swarovski などで、あまりブランド物は入っていませんが、他にもアテネの服や靴のブティックがたくさん入っています。地下には、大型の電化製品店「コチョポロス」や文房具店「プレシオ」、スーパー「マリノプロス」、オモチャの専門店、薬局、郵便局などもあります。個人的に気に入ったのは以下の2件。「Zara Home」は「Zara」の家庭用品版なのであまり高くなく、ベッド用品など、かわいいものがたくさんありました。「Octopus」はフランスとオランダの輸入雑貨で、ポップな色とデザインの時計や電気スタンド、食器や文房具など、惹かれるものがたくさん!最上階のレストランは、ファーストフード系が多く、シンタグマにある中華料理「Far East」のテイクアウト用の店もあります。

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場所は、キフィシア、ピレアスを結ぶ鉄道Line1の「Neratziotissa」の目の前です。モールからは、2004年のアテネオリンピックのメイン会場の大きなアーチも見え、壮観です。

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この駅はオリンピックを機に、郊外へ伸びる鉄道(「スタスモ・ラリシス」と空港間)にもつながり、アッティキ・オドス(国道)の出口11番(オリンピアコ・スタディオ/レオフォロス・キフィシアス)からもすぐで、どこからでもアクセスは抜群です。 営業時間: 9:00~21:00(土曜日のみ20:00まで、日曜は映画館、レストラン以外は休) URL: www.themallathens.gr

ギリシャですたれゆくもの

07 1月
2009年1月7日

古き良き時代・・・ギリシャの古い映画を見ていると、のどかで懐かしいギリシャの風景に出会います。日本でもそうですが、ギリシャでも、昔はあって、今はなくなりつつあるものがたくさんあります。時代はどんどんハイテク・能率主義になり、伝統的だけれど古くさい物、面倒なもの、割の合わない物・・・そういうものはすたれていく運命にあります。でも、その反面、そういうものは、郷愁を起こさせる魔力があります。

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まず、第一に感じるのは、建物。ヨーロッパの他の都市に比べて、アテネの街は、歴史を感じさせる美しい建築物がどんどんなくなっているような気がします。住宅街では、無味乾燥な似たような形のアパートが目立ちますが、昔の白黒映画を見ると、今私が住んでいる近所の町並みでさえ、とても美しかったのだということが分かり、それが失われてしまったことが残念です。こういうクラシックな建物は、老朽化して放置されているものは良く見かけるのですが、新しく建てられるものは皆、現代的なアパートです。昔建てられた家は、部屋の中の壁や天井にも装飾があり、陰影と趣があってとても素敵なのです。また、昔の建物に良く見られる螺旋階段、あれは、避難用というよりは、お手伝いさんが出入りする時に使う、裏口だったそうです。

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昔の女性は、若い頃から刺繍や手仕事にいそしみ、それを結婚する時に、嫁入り道具として持参したという習慣があります。今でも、土産物屋さんには、手刺繍のテーブルクロスや素朴な手織りの絨毯、装飾小物が売られていますが、実際の生活では・・・なんとなく古くさい印象があるのか、人気があまりないように思います。今の若い女性は・・・刺繍なんてする人はいるのでしょうか??多分、友達と、カフェやクラブでしゃべっている方が楽しそうです。

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あと、呪いをとく呪文のようなもの。これは、お婆さんが良くやるのですが、例えば、病気になったり、怪我をしたり、調子が悪いときは、「誰かの嫉妬や悪い気に当たった」せいだとして、その呪いをとく呪文のようなものがあるのです。口の中でもごもごと唱えるのですが、言葉は人によって違うらしく、教わるのではなく、見よう見まねで学び取るものらしいです。こういう神秘的なものも、失われていく方向なのでしょうね。
引退後のおじいさんのたまり場、カフェニオンというカフェ兼バーみたいな男の社交場や、秋になると道ばたで売っている焼き栗屋さんなども・・・これからは少なくなるような気がします。

のどかさと、暖かみと、お節介と、おしゃべり好きと・・・ヨーロッパの中の田舎のような第一印象があったギリシャ。あまり現代的になって欲しくないな、と個人的には思っています。

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