月別アーカイブ: 2月, 2009

抗議するギリシャ人

22 2月
2009年2月22日

ギリシャに住んでいると、抗議する人にたくさん出会います。
ギリシャは民主主義の発祥地。誰でも、言いたいことを自由に主張するのが当然と思っているので、政治、体制、法律、社会福祉、待遇・・・など、何でも抗議したいことがあるとストライキ、抗議行動、デモです。これはもう、日常茶飯事なので、最近では「あーまたか」という諦めモードです。

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良くあるのが交通機関のストライキ。バス、電車、トローリーなどは良くストを行うので、旦那は高いタクシー代を払って会社に行き、文句タラタラ。それでもタクシーが見つかればラッキーで、そんな日は皆がタクシーやマイカーで移動するので、タクシーを見つけるも大変。道は大混雑で、クラクションや罵声の嵐です。このクラクションがうるさいのもギリシャ人の特徴で、抗議や主張の一種なんでしょう。航空会社や船会社のストもあるので、旅行者の方も要注意です。

ゴミ収集者のストも頻繁なので閉口します。夏場は、ゴミがたまって悪臭を放ち、衛生面でも大問題。路上にあるゴミ箱に入りきらず、街全体がゴミの山と化し、本当に見るにたえない光景です。また、子供を持つ親にとっての頭痛の種は、公立学校の先生のスト。1ヶ月以上の長期間にわたることもあり、勉強の遅れはどうするんだ??共働きの場合、子供の面倒は誰が見るんだ??と憤慨してしまいます。

記憶に新しい去年の暴動も、人民の抗議です。人命を守るべき警察の誤発砲で、15歳の少年が死亡してしまったという事件が発端となり、ギリシャ中が怒って体制に抗議。アナーキスト達や覆面の若者が、街や店、公共の物を無差別に破壊し、放火したりして大暴れ。大変な騒ぎになりました。幸い、今は落ち着いていますが、世界的にギリシャの印象を落としたのではないかと、とても残念です。

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これは、先日、家の近所で見かけた光景。大きな木がはえていた公園の地下を駐車場にするという市の計画で、木が伐採されてしまったことに対する抗議集会。整地された公園の中に、抗議者が陣取り、テント生活をしたり、ビラを配ったり、横断幕をはったり。地下に駐車場を作った後は、また、地上は公園にするらしいのですが、「木を伐採した。自然を破壊した。」ということに抗議する人々が集会。

こんな感じで、集会、抗議活動、デモ、などはギリシャの日常です。

テレビをつければ、パネルディスカッションで、大勢の識者や政治家が、同時に大声で主張しあって、どの人の意見も聞こえない・・・という場面が良くあります。あまりにも聞き苦しいので、私はすぐ消してしまうのですが・・・その反面、以心伝心など存在しないギリシャに住んでいると、大声で主張する訓練は必要だな・・・と実感しています。

フォリフォリのバレンタインデー限定商品

17 2月
2009年2月17日

日本で若い女性に人気のブランド、フォリフォリはギリシャ生まれのお店です。鮮やかなオレンジ色がトレードマーク。手頃でキュートなジュエリー、アクセサリー、時計、バッグなど、女心をくすぐる商品展開で、世界25ヶ国に進出しています。

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レートや商品にもよりますが、ギリシャでは、日本の価格の7割~半額位で買え、ネックレス、ピアス、指輪なども1万円位からあります。ペンダントヘッドは、1万円以下のリーズナブルなものもあるので、女性へのおみやげにも最適。革ひもはサービスでつけてくれます。その他にも、時計やバッグ、財布やポーチ、小物なども可愛い物がそろっています。あまり知られていませんが、男性用の時計もなかなか良いですよ。展示されていない商品の方が、小振りで日本人好みの物が多いので、引き出しの中にしまってある他の商品も、出して見せてもらいましょう。ちなみに、ギリシャ語で「他のデザインはありますか?」と聞く場合は「エヘテ・アロ・スケディオ?」です。

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さて、2/14は言わずと知れたバレンタイン・デー。日本では、女性から男性にチョコレートやプレゼントを渡すのが普通ですが、外国では、男性から女性に花やプレゼントを贈るのが習慣です。
この時期になると、宝石店ではハートのモチーフのアクセサリーが出回り、花屋が繁盛します。
フォリフォリの今年のバレンタイン限定商品は、ネックレスです。ハートの中のモチーフがクルクル回るしかけになっており、1面はキラキラのジルコニア、もう1面には「I love you」と書いてあります。価格も1万円台とお手頃。
女性は、「海外でしか購入できない」とか「限定商品」というのには弱いですよね。このネックレスを3/14のホワイトデーに彼女に贈るというのはどうでしょう?もちろん、自分用のおみやげにも。(限定商品のため、品物が売り切れ次第、終了となります。)
フォリフォリは、クリスマス前にも、クリスマス限定商品を出したりしますので、こちらも要チェックです!2月末までは、バッグ類のセールもやっています。(アクセサリー類は除外)

フォリフォリのアテネセンターの店舗は下記のとおりです。
1)ERMOU: 18, ERMOU STR.,
TEL. 210 3230729 – 210 3230739
2)ERMOU: 37, ERMOU STR.,
TEL. 210 3230601 – 210 3230481
3)KOLONAKI: 25, SOLONOS STR.,
TEL. 210 3632487
4)KOLONAKI: 6, TSAKALOF STR.,
TEL. 210 3613983
空港内、シンタグマのアッティカデパート内にも店舗があります。
HP: http://www.follifollie.com

ギリシャ2月のカーニバル(アポクリエス)

16 2月
2009年2月16日

ギリシャには、2月にアポクリエスと呼ばれるカーニバルがあります。これは移動祝日なので、毎年日付が変わりますが、今年は2月初旬に始まり、クライマックスは2月22日ですので、その期間にギリシャにいらっしゃる方は、楽しみですね。
ギリシャでは、キリストの復活祭の前に動物系の食事を断つ節食期間(四旬節)があるのですが、このカーニバルは、その節食期間の始まる前の謝肉祭(肉に感謝する)のお祭りです。ギリシャ人がみんな、実際に、肉を食べて楽しむ日(チクノペンプティ)というのもあるんですよ。

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この、2月のお祭り期間には、そこかしこの仮設店舗で仮装の衣装やお面、鳴り物や紙吹雪、パーティーグッズが売られ、子供も大人も、パーティーに大忙しです。パトラなど、パレードが行われる街も多いんですよ。みんなが、どんな衣装で登場するかが注目の的です。様々なキャラクター、有名人のお面や衣装、各国の民族衣装風のもの・・・・日本の着物風の、こんな勘違い衣装も売っていて笑えます。大人用は、購入せずに、借りることも可能です。

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去年の我が家の例をご紹介しますと、長女は「眠れる森の美女」のオーロラ姫、次女は男の子風に三銃士の衣装。幼稚園でも仮装の衣装を着て登校する日があります。バレエ教室では、みんなが仮装してダンスパーティー。ひとり一人が、ちょっとづつオリジナルのダンスをやったり、みんなで連なって電車ごっこをやったり大騒ぎ。やっぱり、仮装は小さい子が可愛いです。特に、赤ちゃんは動物系がお勧め。バレエの先生は、チャイナドレスに日本髪のかつらというミスマッチな扮装で笑わせてくれました。といっても、本人は、何がおかしいのか、もちろん気づいていませんが・・・誰も、「正統」かどうかなんて、気にしないんですね。

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調度その時期に呼ばれた、長女の友達の誕生パーティーでも、やはり皆が仮装して参加。子供用の衣装は一着4-5000円するものもありますが、何度も活躍して元が取れました(笑)。

そして、最終のアポクリエスの日曜日(今年は2/22)、アテネのザピオン庭園では、様々な子供向けイベントが。屋台が建ち並び、ピエロが登場したり、子供用の移動遊園地、大道芸人のショー、などなど、毎年違ったイベントが行われます。

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ハルトポレモスという紙吹雪を投げ合う遊び、スプレーをかけたり、おもちゃの棍棒で殴り合ったり・・・プラカ地区(アクロポリスの麓、おみやげ物屋やレストランが集まった観光地)などは、この日の夜は大変なにぎわいです。お酒も入って、ちょっとはめをはずした若者もたくさん集まります。楽しいですが、人混みでスリなどに遭わないように、怪我をしないように気を付けて下さいね。

映画「マンマ・ミーア!」の舞台になったギリシャ

03 2月
2009年2月3日

1月30日から、日本でいよいよ、話題のミュージカル映画「マンマ・ミーア!」が公開されますね。
ギリシャでは、去年ミュージカルも来たし映画も公開されていましたが見そびれていたところ、幸運にも、旅行中の飛行機の中で偶然見ることができました!

とにかく、話題の映画ですよね。世界170都市以上で上演された大ヒットミュージカルの映画化。日本では、劇団四季の上演もロングラン。演技派の主演メリル・ストリープと、脇を固める個性派男性陣(007のピアース・ブロスナン、「ブリジッド・ジョーンズの日記」のコリン・ファース)、若くて可愛らしい娘役のアマンダ・セイフライド、バックに流れるアバの名曲の数々、美しいギリシャの島の風景、と来れば、おもしろくないはずはないですよね。イギリスでは、あの大作「タイタニック」を超えるヒットだとか。

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ストーリーは、こんなのあり?と思うような設定ですが、まあ、娯楽として楽しみましょう。
舞台は、エーゲ海に浮かぶギリシャの島。小さなホテルを経営するシングルマザーのドナと、その娘ソフィの物語。結婚式を控えた娘のソフィは、ある秘密の計画を立てていた!父親を知らないで育ったソフィは、偶然母の昔の日記を見つけ、自分の父親である可能性がある3人の男性の存在を知った。「バージンロードを父親と歩いてみたい!」と、母親に内緒で、いちかばちかで結婚式の招待状を出してみたら、なんと父親候補の3人が同時に現れて・・・その後の、母親のドナやその友人を含めたドタバタ劇・・・。さて、一体最後はどうなることやら!

この映画を見たら、きっと、「ギリシャに行きたい!」と思う方が続出するはずです。あくまでも青く蒼く輝く海とビーチ、美しくのんびりした風景、崖の上の小さな教会、白い家、隠れ家的なプチホテル・・・印象的なギリシャの島の風景に出会えます。一体、どこでロケしたの??と調べてみると、ギリシャ本土に近い東側の、北スポラデス諸島のスコペロス島とスキアソス島が主のようです。ミコノスやサントリーニ島といった有名どころではなく、スコペロス島というのは、私も実は初めて聞きました。結婚式が行われた場面の素敵な教会は、スコペロス島の教会のようです。ギリシャには、まだまだ知られざる良いところがあるのだなあ、と実感した次第です。

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個人的に、ギリシャに住んでいる者としてクスッと笑えたのは、ギリシャ人の描き方。ギリシャ人は、ストーリーの主要人物としては登場しないのですが、ホテルの従業員、村人など、描かれるギリシャ人のイメージは、「ちょっと野暮ったい、あまり真面目に働かない、おしゃべり・詮索好き、お祭り好き。」そして、すぐ備品が壊れる古いホテル・・・というのが妙にリアルでした(笑)。

そして、気になるアバの名曲は20曲以上。「ハニー・ハニー・ハニー」「ダンシング・クイーン」など、懐かしい名曲がてんこ盛り!台詞の途中で唐突に、オーバーアクションで歌が始まるというのが、ちょっとなじめない方もいらっしゃるかもしれませんが・・・ミュージカル舞台の映画化なので、大袈裟なのは仕方ないですね。とにかく年代がマッチする方なら、つい、体でリズムを取って、口ずさんでしまうはず。こんなにヒット曲があったんだなあ。歌詞も、ああ、こういう意味だったのね・・などと二度おいしいです。

暗い話題の多い中、こういう明るく笑えるコメディーは、精神衛生上、とても良いですね!
是非、ご覧になって下さい。お楽しみに!

(注:写真は、ギリシャの島のイメージで、「マンマ・ミーア」とは関係ありません。)

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