誕生日より重要な名前の祝日(オノマスティキ・ヨルティ)

10 4月
2007年4月10日

ギリシャでは、聖人にちなんだ名前が良くつけられます。

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通常、名前は、洗礼の時に、男の子は祖父の名前、女の子は祖母の名前をそのままもらうことになっているので、同じ名前が何代にも渡って継承されることになります。そして、ギリシャでは各聖人を祝う名前の祝日(英語ではネームデー、ギリシャ語ではオノマスティキ・ヨルティ)がたくさんあり、自分の名前と同じ聖人の日は、誕生日よりも重要視されるのです。(祝日といっても休みになるわけではありません。)
親しい人のネームデーは、毎年ちゃんとカレンダーでチェックしておかねばなりません。というのは、この日には、パーティーをしたり、電話で「フロニャ・ポラ(おめでとう!)」と祝う習慣があるからです。ですから、こちらの手帳やカレンダーには、今日はどの聖人のネームデーかというのが書いてあるものが多いです。
今年の4/23は聖ゲオルギオス、通称「ヨルゴス」のネームデーです。英語風にいうと「ジョージ」ですね。ギリシャでは、ヨルゴスは、ヤニス、コスタス、などと並び、男性の名前としてはありふれたものの一つです。石を投げればヨルゴスに当たるという位の確率です!?そういえば、テレビのCMで、サッカースタジアムで誰かが「ヨルゴーーー!」と叫ぶと、10人位、パッと後ろを振り返った・・・というのがありました(笑)。

このネームデーには、祝われる本人が、お菓子を皆に振舞うという習慣があります。だから、会社などでも、ありふれた名前のネームデーには、甘いものが氾濫します。ギリシャのお菓子は、一般的に、日本のものよりもかなり甘いですから、ギリシャ人が太りやすいというのもうなずけますね。

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パスハ(復活祭)の食べ物

10 4月
2007年4月10日

今年のパスハ(復活祭)は4月8日の日曜日。今回は、復活祭にちなんだ食べ物をご紹介しましょう。

ギリシャでは、伝統的に、この日には、マギリッツァという羊の内臓と米のスープ(卵とレモンの味)、羊(アルニ)のグリルと、ココレッツィという羊の内臓を串にグルグル巻きにしてグリルしたものなどを食べます。肉断ち期間も終わり、いよいよ「肉食ライフの復活」です。内臓系を食べるのは、EUではギリシャくらいかもしれませんね。羊肉は苦手な人も多いかもしれません。ちょっと脂っぽい感じですが、案外匂いも気にならないし、肉は柔らかくジューシーで、最高です!ココレッツィは、当たり外れが激しいですが、熱々で「当たり」の場合は、内臓の淡い苦味とコクと滋養がなんともいえずGOODです。

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田舎の方に行くと、のどかな田園地帯の家の裏庭やホテル、食堂などの屋外で羊一頭を串にさしてグルグル回しながらグリルする「羊の丸焼き風景」が見られ、肉の焼けるいい匂いがあたりに広がって、それがとってもパスハらしい光景なのです。できるなら、パスハは、伝統がまだ息づいているどこか田舎に行って過ごしたいものですね。昔は人が手で何時間もグルグル回していたので、大変な重労働でしたが、今は機械に任されていることが多いようです。アテネのような街中では、やはり丸焼きはあまり見られません。この日は食堂も休みのところがほとんどですしね・・・

こちらのシステムでおもしろいのは、タベルナという食堂でも、この日ばかりは近くのパン屋さんのオーブンを借りて、肉を焼いたりするんです。一般の家庭でも、下ごしらえした肉をパン屋さんに預けて焼いてもらう場合もあります。でも、その後焼いたパンは肉くさくなりそう??復活祭の時に食べるパンは、ツレーキというほんのり甘いパンです。この時期は、パンの上に赤く染めたゆで卵が飾ってあったりすることもあります。
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羊肉はかなりヘビーなので、後で胃がもたれることもしょっちゅうです。そんな時は、レモンをギュッと絞ってジュースにして飲むと、消化が早いです。お試しあれ!

奇跡を起こすマリア様のイコン

10 3月
2007年3月10日

今日は、奇跡を起こすと評判のマリア様のイコンがある教会のご紹介です。どこのガイドブックにものっていないのですが、現地では知る人ぞ知る・・・という教会です。

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アクロポリスのふもと、モナスティラキという電車の駅から程近い場所に、ギリシャ正教の古い教会があります。パナギア・グリゴルサ、アギイ・タクシアルへス、アギオス・ファヌーリオスと3つ名前があって、看板のようなものは見当たらないのですが・・地図にはそう書いてあります。

さて、この教会ですが、9世紀に建設され、トルコ占領時代に火事で損傷したのですが1922年には修復され、内装はその時以来変わっていない古い教会。外装のみ、1995年に綺麗にされているので、外側からは新しく見えます。建物は上から見ると十字の形をしていてドームがあり、中にはビザンティン時代と西側の技術を融合したザキンソス島出身のイコン画家、ペレカシスのイコンが見られます。

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1945年に教会に寄贈されたマリア様のイコンは、人々の精神的苦痛や病気をあっという間に癒すという、知る人ぞ知る奇跡のイコンで、奇跡を求める多くの信者の巡礼の場所となっています。そのご利益(?)が素早く顕れることから、ギリシャ語でグリゴルサ(早い人―早く願いをかなえてくれる人、の意味)と呼ばれています。
中は敬虔な信者たちの神聖な場所なので、写真を撮るのもはばかられる雰囲気です。祭壇左側の赤い花で囲われているところにマリア様のイコンがあります。その中には、タマと呼ばれる貴金属のお供えものも見られます。

さて、この教会は、アギオス・ファヌーリオスと呼ばれる聖人もまつられていて、そのイコンは入って中央右側の壁面にあります。この聖人は、貧しい民に多くの施し物をしたことで有名です。その名残なのか、この教会では、決められた時間になると、毎日ファヌロピタと呼ばれるパウンドケーキを持って信者が訪れ、そのピタ(ケーキ)を前にして聖職者が願い事をする人の名前を読み上げ、神のご加護を得るという儀式があります。そして、そのピタを食べると神のご加護を受けられるというので、教会の出口には、その時間になると待ち受けていて、ピタのおすそ分けをもらおうとする人々も見られます。

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祈願成就には、3回行くことになっているそうです。9/8と11/8には、特別な大きなミサがあるようです。

また世間でも良く知られていて、ガイドブックにものっている奇跡を起こすマリア様のイコンが有名な教会は、ティノス島のパナギア(マリア様の意味)・エヴァンゲストリア教会です。ここには、毎年マリア様の日である8/15には、全国各地からの多くの巡礼者が訪れます。

パナギア・グリゴルサ、アギイ・タクシアルへス、アギオス・ファヌーリオス
場所:Dexipou Street and Taxiarchon (電車のモナスティラキ駅からAreos通りをアクロポリス方面に坂を少し上ったところ、風の塔の近く)
夏期開館時間:6:30~20:45 祈祷:9、10、11、18時  ピタの祈祷:9:30,10:30,11:30,17:45
冬季開館時間:6:30~18:45 祈祷:9、10、11、17時  ピタの祈祷:9:30,10:30,11:30,16:45
日曜日のピタの祈祷:10:00,11:30のみ
(これは、2007年1月現在掲示されていたスケジュールで、時間などは、予告なく変更になることがあります。観光地ではないので、訪問する方は、信者の方の迷惑にならないようにお願いします。)

シンタグマ近くの観光案内所

10 3月
2007年3月10日

アテネの観光案内所は、空港とシンタグマ近くにあります。
アテネ中心部の案内所は、シンタグマ広場と国会議事堂の間の通り、Amarias通りを国立庭園の方へ歩いて5分ほどの右側にあります。ここ、入って驚くのは、中があまりにもガラーンとしていること。資料は、ほとんどカウンターの向こうです。もうちょっと、壁に情報を貼ったりしてもいいと思うんですけれど・・

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でも、頼めばいいものが出てくるんですよ。(逆に言うと、頼まないとくれません!)まず、この地図(写真下)が優れものです。ラテン表記でセンターの主要な場所、通り、バス・トローリー路線などがとても分かりやすく書かれていて、裏にはピレウスやアテネ郊外の広域地図ものっていて、ギリシャに来たばかりの頃は、いつも私のかばんの中に常備してありました。特に、トローリーの番号と通り道が書いてあるのが便利です!また、下の索引を見れば、通り名が分かれば場所がすぐ分かるようになっています。

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それから、右のアテネのガイドブックは英語ですが、オールカラーでとても綺麗。内容も結構充実しています。写真も豊富だし、記念にもなりますね。右から2番目の冊子は、全ギリシャの地域別ガイドで、欲しい場所を言えば、そこが含まれる地域のガイドを出してくれます。それから、アテネの情報誌(左から2番目)、メガロ・ムシキス(アテネ・コンサートホール)のプログラム(一番左)などもあります。

ザピオンやゼウス神殿に行く途中にでも寄ってみて下さいね。

観光案内所
月-金 9:00~19:00
土日祝 10:00~16:00
Amarias 26, Ahtens  tel:210-3310392

ギリシャ独立記念日とサマータイム

10 3月
2007年3月10日

3月25日はギリシャにとって大変重要な祝日、独立記念日です。

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ギリシャ人は、ビザンチン帝国がトルコに滅ぼされてから400年近くも、異民族の占領下で辛酸をなめてきました。その間、自由を愛するギリシャ人は何度も独立のために蜂起しましたが、そのたびに弾圧を受けてきたのです。しかし、遂に、1821年の3月25日、「自由か死か!」「勝利か死か!」という信念のもと、パトラ近郊のアギア・ラブラ修道院にて、パトラ主教のゲルマノスがトルコに対して独立戦争の宣言をし、1830年に待望の独立を成し遂げたのです。このような歴史背景があり、この日は、ギリシャの誇りと愛国心を、国民全体が感じる日でもあります。

この日、ギリシャの主要都市では記念式典が行われ、大規模なパレードが見られます。この式典の練習のためか、ただの移動のためか、数日前には、戦闘機が何機も、ものすごい爆音とともに街中を飛んでいき、知らない人は、戦争でも始まったのかと思いびっくりすることでしょう。
センターのシンタグマ広場(国会議事堂前)からオモニア広場まで、パネピスティミウ通りを行進する独立記念日のパレードは壮観です。

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見物客もすごいですが、こんなにたくさん兵士がいるのだとびっくりします。ギリシャは、今でも男性のみ徴兵制があり、陸、空、海、鼓笛隊などなど、それぞれの制服で隊列を組み、勇ましく行進していきます。中でも観衆からの拍手や歓声が多い人気者は、「チョリアデス」と呼ばれる、スカートのような伝統的な白い衣装に身を包んだ兵隊さん達です。彼らの衛兵交替は、シンタグマの国会議事堂前で日常的(1時間おき)に見られます。

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空には、戦闘機やヘリコプターなどが旋回し、パレードにはジープや戦車なども登場するので、見物の男の子達は大喜びです。

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また、3月25日は、聖母マリアが神の子を身ごもったことを知らされた日「エヴァンゲリスモス(受胎告知)」の祝日でもあります。

どちらにしても、ギリシャでは、3月25日はとっても大切な日で、街中にギリシャの青と白の国旗が誇らしげにはためいています。そして、翌日からギリシャはサマータイムに変わり、日本との時差は7時間から6時間となり、いよいよ、ギリシャらしい太陽の季節の到来となります。

アテネの交通機関

10 3月
2007年3月10日

アテネの公共交通機関は、トローリー、バス、地下鉄(電車)、タクシー、トラムがあります。これを乗りこなすのには、まず、観光案内所(空港内とシンタグマ近く、Amarias St. 26 にあります)で地図と地下鉄の路線図をもらいましょう。この地図には、トローリーの番号と通る道(往復で違う場合もあり)が矢印で書いてあるので分かりやすく大変便利です。

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バス・トローリーのチケットはキオスクで1枚0.5ユーロで売っています。チケットはギリシャ語でイシティリオと呼びます。一番重要な点は、乗ったらすぐにチケットを刻印機に入れて刻印することです。混んでいる場合は、刻印機のそばの人に渡すとやってくれます。電車の場合も改札はノーチェックですが、入り口に刻印機がありますのでお忘れなく。これを忘れると、抜き打ちの検札がきた時に大変なことになります。チケットを持っていても、刻印されていないと有効と見なされず、チケット代の40倍もの罰金を取られてしまうのです。しかも、その場で払えなければ警察に連行されます!

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アテネでの公共交通機関乗り継ぎには、便利で安い方法があります。地下鉄、ISAP電車(LINE 1)、トローリー、バス、トラムなどを乗り継ぎしてどこかに行く場合、90分以内ならば1ユーロでどの線にでも自由に乗れるintegrated ticket (ギリシャ語ではエニエオ・イシティリオ)というのがあります。これは、現地の人もあまり知りません。また、1日乗り放題チケット(one day ticket)は3ユーロ。1週間乗り放題チケットは10ユーロ。ただし例外があり、空港往復のエクスプレスバスとSaronida linesは使用不可です。この便利なチケットはキオスクでは置いていないことが多く、地下鉄の窓口で買えます。

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また、タクシーは相乗りが常識で、行き先が同じなら乗せてくれるので、手を上げて、人が乗っていても行き先を大声で叫んで下さい。アテネ市内の最低料金は2.5ユーロです。クリスマスシーズンなどは、追加料金を要求されます。

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アテネ 国立考古学博物館 特別展

17 2月
2007年2月17日

アテネ観光の目玉、国立考古学博物館にて、「色彩を持った神々―彩色された古代彫刻」と題して、特別展が開かれています。(期間:3月24日まで)

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21の有名な彫刻のレプリカに彩色を施されたもの、オリジナルの色彩が残っている彫刻や壷、偶像など51点が一同に介されています。
色彩を施した21のレプリカ彫刻の展示は、2004年のミュンヘンを皮切りとして、ヨーロッパ各国で開催されてきました。この古代彫刻への彩色のコンセプトは、1982年以来ミュンヘン大学によって行われてきたリサーチに基づいています。この展示により、今では色がはげ落ちて真っ白になっている古代彫刻が、本来の色があった時はどんな風だったかを知ることができ、新たな視点で彫刻を鑑賞することできます。紫外線を当てて色や模様などの細部を調べる方法や、現存する他彫刻からの類推、残存色の分析などから割り出した本来の色を、岩石や植物の根から取られた当時と同じ顔料で復活させています(レプリカに彩色)。この極彩色に彩られた彫刻は、今までのギリシャ彫刻のイメージをガラッと変えてくれる別の躍動感にあふれています。

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常設展も、絶対に見逃せないギリシャの文化遺産の数々。是非、訪れて古代への思いを馳せてください。展示物は、1階(イソギオ)は彫刻、先史時代、ブロンズ像、エジプトコレクション、壷・陶器その他、2階(ギリシャでは1階と呼ばれる)は壷・陶器その他のコレクションとなっています。地下にはミュージアムショップ、くつろげる中庭もあります。細かい説明はガイドブックに任せますが、時間がない場合は「ミケーネの黄金のマスク」「馬に乗った少年」「ポセイドン像」など、お見逃しなく!歴史の教科書などに載っていた美術品の本物に出会えます。

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古典期の墓碑も、故人の生涯を象徴するような場面が、陰影のあるドラマティックな彫刻で表現されていて素敵です。

中は広いので、クロークに荷物を預けて身軽にどうぞ。写真は、フラッシュなしならば許可されています。ただ、彫刻と同じポーズをとった写真は、美術品に対する冒瀆と見られ、係員に注意されますので控えてくださいね。広々とした前庭には、アウトドアのカフェもリニューアルオープンしましたので、ここで見学後の感慨にふけるのもいいかもしれません。

下記は2月時点での情報ですが、予告なしに変更になる場合がありますのでご注意下さい。
入場料は結構高いですが、3月までに行かれる方は、冬季は毎日曜日、入場無料になりますのでお得です!その他、下記の日も入場無料になりますので、チェックしてみてくださいね。

国立考古学博物館(NATIONAL ARCHAEOLOGICAL MUSEUM、ギリシャ語では、エスニコ・アルヘオロギコ・ムシオ)

1)開館時間 :月 13:00-19:30 火~日、祝日 8:30-15:00

2)休館日: 1/1、3/25、5/1、復活祭の日曜日(2007年は4/8)、12/25、12/26

4)入場料: 大人 7ユーロ、 EU国以外の学生、65歳以上 3ユーロ

5)入場無料の日(2007年2月時点で、ギリシャ文化省HPに記載されていた情報):
4月、5月、6月、10月の最初の日曜日、11/1~3/31までの毎日曜日、3/6、4/18、5/18、6/5、9月の最終週末、祝日)

6)住所、電話
44 PATISSION ST. ,ATHENS
TEL: 210-8217717, 210-8217724

7)行き方:2、3、4、7、9、11,13番のいずれかのトローリーバスで「POLITECHNION(ポリテクニオン)」下車すぐ

ヒオス島のマスティックを使用した話題のギリシャ土産

11 2月
2007年2月11日

マスティック(ギリシャ語でマスティハ)は、ギリシャのヒオス島でのみ産出されるマスティハという木から取れる貴重な樹液で、殺菌、抗菌作用、様々な病気を治す作用があることから、古代ギリシャ時代から珍重されてきました。ギリシャでは、その卓越した効能のために金と同等に珍重され、その貴重さゆえに、無断で持ち出すと罰せられた時代もあったのです。ギリシャのお土産にも最適、自分用にも試してみてはいかがでしょうか。

氷砂糖の純粋な形で売られていたり、ガムやお菓子などの食品、シャンプー・リンス、歯磨き、石鹸などの日用品や化粧品にマスティックが添加されている商品が色々出回っています。

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毎日新聞では、下記のように、ピロリ菌に効くという記事が取り上げられました。

★抗ピロリ菌作用持つマスティック★

ピロリ菌は、胃の中に生息する細菌で、胃潰瘍(かいよう)、十二指腸潰瘍、胃がんの発生に大きくかかわっています。今日、日本人の40歳以上の人では、約7割がピロリ菌に感染しているといわれています。
最近、「マスティック」という名のギリシャのハーブが、抗ピロリ菌作用をもつことが注目を集めています。マスティックは、ギリシャのヒオス島だけに生えているウルシ科の高木で、その樹液を言います。ヒノキの香りがします。
ギリシャでは5000年も前から、ハーブやスパイスとして日常的に利用されてきました。昔からミイラの保存にも使われ、その殺菌力はよく知られていたのです。
このマスティックを一躍有名にしたのは、98年12月24日号の「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」という医学雑誌に掲載された「マスティックがピロリ菌を殺す」という論文です。英国のバーネット総合病院のフウェズ医師らは、マスティックを薄めた溶液をピロリ菌に加えたところ、ピロリ菌が検出できないほど減少したと報告したのです。
日本でも、静岡県立大学食品栄養化学部微生物学教室の研究者たちが、胃や十二指腸の患部から採取したピロリ菌で同様の効果を確認しました。
さらに、英国のフウェズ医師らは、難治性の胃潰瘍の患者に、1日1グラムのマスティックを2回に分けて、4週間与えたところ、わずか7日間で全患者(6人)の自覚症状が消え、4週間後には、内視鏡検査で8割の人が治ったと報告しています。
このほか、マスティックは「消臭」「歯を白くする」「歯周病を予防する」効果もあります。
(九段クリニック理事長)
(毎日新聞2002年3月14日東京朝刊より抜粋)

アテネでは、このマスティック製品は下記の店で買うことができます(下記以外の店舗もあります)。

ガムなどは、普通のスーパーやキオスク(売店)でも買えます。安いので、大勢に配るのにいいかもしれませんね。ただし、味の方はちょっと癖があるかもしれませんけれど・・・・

「Mastiha shop」
純粋なマスティハの結晶粒、歯磨き、石鹸、ガム、マスティックウォーター(料理用)、オイル、マスティハ入りギリシャの伝統的菓子、ギフト商品、本、オリーブ、オリーブオイル、ジャム、パスタ、チョコレート、ワイン、リキュール、クッキー、ラスク、化粧品(クリーム、シャワージェル、ボディーミルク、シャンプー、コンディショナー、クレンジングなど)
www.mastihashop.com/EN/home_en.htm

Panepistimiou & Kriezotou, 10671 Athens Tel: 210-3632750
アテネ国際空港内 Tel:210-3532969
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「mastic spa」
マスティハ入りの化粧品、メイクアップ用品、ボディケア、ヘアケア、バス用品、男性用化粧品、子供用パーソナルケア用品、マスティックとオリーブオイル・チョコレート・ワインなどを組み合わせた商品、石鹸、歯磨きなど
www.masticspa.com/index.php?lang=en

Iraklitou 1 & Solonos, Kolonaki , Athens Tel: 210-3603413
オモニア ホンドス・センター内 Tel:210-5282800

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「アポクリエス(謝肉祭)」のから騒ぎと凧揚げの「カサラ・デフテラ」

19 2月
2006年2月19日

ギリシャの2月前半はアポクリエス(謝肉祭)という、お祭り期間にあたります。
カーニバルとも呼ばれるこの期間は、今年は2月18日までです。キリスト教国な
らばどこでもキリストの復活祭が盛大に行われますが、このアポクリエスも、そ
の復活祭(英語ではイースター、ギリシャ語ではパスハと呼ばれます)に連動し
たお祭りです。

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4月8日の復活祭に至るまでの48日間、肉断ち期間(キリストの死を悼む期間
、ニスティアと呼ばれる)があるので、その前の3週間は、逆に肉を十分食べ、
人生を楽しむ期間になるわけです。特に最後の週末は、各地で仮面をつけたり仮
装した人々のパレードなどが行われ、盛り上がりは最高潮に達します。ギリシャ
では、パトラのカーニバルなどは特に有名です。最後の日曜日(今年は2/18)は
、中心部のプラカ(アクロポリスふもとの、昔の風情を残した家が連なる迷路の
ような場所で、土産物店や、レストランがたくさんある)では思い思いの扮装を
した人でごったがえし、色とりどりの紙吹雪が舞い、ラッパや爆竹や花火などの
音も賑やかで、深夜まで大変なさわぎになります。夜はお酒も入るので、楽しい
のと共に、ちょっと危険なほどのお祭り騒ぎなので注意が必要です。一方、この
日の昼間のザピオン庭園(国会議事堂のすぐ横の公園)はうってかわって、かわ
いらしい仮装をした子供たちで一杯になり、妖精、お姫様、動物、ピーターパン
、怪傑ゾロ、などなど、見ていて飽きません。ギリシャの子供達は、皆天使のよ
うに美しく、親たちも子供を着飾らせるのを楽しんでいる様子が伺えます。

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仮装の衣装は期間限定で、玩具屋さんや仮設店舗で売っており、大人用の小物(
仮面、帽子、かつら、衣装、鳴り物など)もたくさんありますので、旅行者でも
、お祭り気分を十分に楽しめます。でも、調子に乗った若者に、プラスチック製
のバットで頭を叩かれたり、泡のスプレーなどをかけられたりする場合もありま
すので十分注意して下さいね。
また、2/8はチクノペンプティ(肉を焼く匂いの木曜日)と呼ばれる肉を食べ
る日で、ギリシャ人は必ず肉を食べることになっています。プシスタリアと呼ば
れる、肉のグリルをする専門店は超満員になり、皆、いい匂いのする焼きたての
肉に舌鼓を打つのです。

アポクリエスが終わった次の日(今年は2/19)の月曜日は「カサラ・デフテ
ラ」と呼ばれ、野外にピクニックに出かけ、凧揚げをする習慣があります。アテ
ネでは、アクロポリスの向かいにあるフィロパポスの丘やプニクスの丘で凧揚げ
を楽しむ人々の姿が見られます。この凧も、路上や仮説店舗で良く売っており、
凧揚げに自信のある方はギリシャ人と競ってみても楽しいのではないでしょうか
。ギリシャの凧は6角形です。

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アテネの冬のバーゲンセール

10 2月
2006年2月10日

冬の海外旅行の楽しみの一つは、バーゲンです。ギリシャの冬のバーゲンは1月
末から始まり、今年はだいたい2月24日(土)頃までの予定です。ギリシャでは
、バーゲンの時期は政府によって規制されています。
観光地のお土産物屋さんはバーゲンをほとんどしないですが、巷の店ではsaleの
意味の「ΕΚΠΤΟΣΕΙΣ(エクプトーシス)」と書いた紙が貼られ、通常の2
割から5割引位でお買い物ができます。「ΟΛΑ ΜΙΣΗ ΤΙΜΗ(オラ・ミ
シ・ティミ)」と書いてあれば、すべて半額という意味ですが、「έως
(エオス)50%」とあれば、最高割引率が50%まで、という意味なので、だまさ
れないようにしてくださいね。

アテネには、ヨーロッパの高級ブランド店もたくさんあり、シンタグマの目抜き
通りのErmou(エルムー)通り、最近できた大きなアッティカデパートやモール、Kolonaki(
コロナキ)と呼ばれるおしゃれなファッション街もあるので、ショッピングを楽し
んでみてはいかがでしょうか。
ギリシャの道は分かりやすく、角のところに必ず道の名前がギリシャ語とラテン
表記で書いてありますし、建物ごとに番号がついているので探しやすいです。道
をはさんで、偶数側と奇数側に分かれていますのでご注意下さい。

<シンタグマ地区>
歩行者天国になっていて、大道芸人を眺めるのも楽しいErmou通りには、日本で大
人気のフォリフォリ(2店)他、たくさんの靴、革製品、洋服、雑貨、化粧品、
子供服の店、イギリス系デパート「Marks & Spencer」などが並びます。

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「Folli Follie」  Ermou 18 tel:210-3230729 ジュエリー、時計、バッグ等
を扱うギリシャの人気ブランド。オレンジの看板、袋が目印。日本の価格と比べ
るとかなりお買い得です。
「Folli Follie」 Ermou 37 tel:210-3230601

1follifollie

「Hondos Center」Ermou 39 tel:210-3606156 一流ブランドの化粧品など
「Rollini」Ermou 16 靴を中心として、カバン、コートも扱う革製品の店

大型デパート「attica(アッティカ)」 Panepistimiou(El. Venizelou) 9  tel:
211-1802600
http://www.atticadps.gr

1attica

このデパート同じブロックの反対側、Stadiou通り沿いに、ドルチェ&ガッバーナ
、フェラガモ、バリー、エルメス、ディーゼルなどのブランド、横のVoukourestiou
通り沿いにはカルティエ、ブルガリ、ロンシャン、ギリシャジュエリーの「Li-La-Lo
」などのブランド店が並びます。この建物は、最近リニューアルが終わったばか
りで1階におしゃれなカフェもあり、綺麗です。

<コロナキ地区>ヨーロッパやアメリカのブランド、おしゃれなカフェが目白押
しで、流行に敏感なハイセンスな人々もよく見かける高級ブティック街です。散
策するだけでも楽しい街です。

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海外ブランド
「Gucci」   Tsakalof 27
「Nike」   Tsakalof 34
「Ralph Lauren」  Voukourestiou 11
「Louis Vuitton」  Voukourestiou 19
「Laura Ashley Home」Voukourestiou 28
「Burberry」  Voukourestiou 33
「Max Mara」  Acadimias 14
「Lancel」 Panepistimiou 6
「Emporio Armani」  Solonos 4 & Milioni 5
「Lacoste」  Solonos 5
「DKNY」  Solonos 8
「Zara」   Skoufa & Pindarou 22
「Zara」   Tsakalof 13
「Boutique Giorgio Armani」   Koubari 8
「Furla」 Patriarhou Ioakim 8

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ギリシャブランド
「Folli Follie(フォリ・フォリ)」  Tsakalof 6 & Anagnostopoulou 9
(Soto Center
内) ジュエリー、時計、バッグ等を扱うギリシャの人気ブランド
「Folli Follie」  Solonos 25
「Zolotas(ゾロタス)」Panepistimiou 10 古代ギリシャの芸術品をモチーフ
にしたギリシャの高級ジュエリーブランド
「Ilias Lalaounis」ギリシャから出土した装飾品、美術品をモチーフにしたギ
リシャらしいデザインの宝飾品店

<The Mall Athens> 35 Andrea Papandreou St., Marousi tel:210-6300000-5
ギリシャ初の大型ショッピングセンター。200の店、25のレストラン、15
の映画館があります。 (電車Line1 Neratziotissa 駅 下車すぐ。駅から2
004年アテネオリンピックのスタジアムが見えます。)
http://www.themallathens.gr/uk/themallathens.htm

ギリシャの普通の店の営業時間はだいたい下記のとおりですが、季節・場所・店
によっても異なります。大型店、スーパー、観光地などは朝から夜まで、一日中
開いています。また、観光地では、日曜日も開いている店が多いです。クリスマ
スシーズンは、営業日、時間が変更になります。

営業時間
月水土:朝9時頃~15時頃
火木金:朝9時頃~14時頃、17時~20時頃
日:定休日

ギリシャのお勧めのお土産については、また別の記事でご紹介します。

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