月別アーカイブ: 8月, 2010

シク教徒のお寺「グルドワラ」

21 8月
2010年8月21日

インド人のイメージとして真っ先に思い浮かぶのが
「ターバン姿」ではありませんか?
実はあのターバンは、インド人誰でもがしているものではなくて、
シクと呼ばれる宗教の人々がしているものなんです。

インドにはヒンドゥー教・イスラム教・仏教など
様々な宗教が混在していますが、シク教もその中の一つです。
人工的には約2%を占めていて少数派。
でもあのターバンが目立つせいか(?)、デリーなどでは
よく見かけます。

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髭にターバンが特徴のシク教徒の男性。
なんとシクの男性は、髪の毛と髭を切らないそう!
あのターバンの中は超ロングヘアなわけですね。

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色鮮やかなターバンは毎朝かえるそうです。
シャツの色と合わせているおしゃれさんが多いんですよ。

さて、イスラム教にモスク、キリスト教に教会があるように
シク教にもグルドワラと呼ばれる祈りの場があります。
シク教徒の人口が多いデリーには、いくつか大きなグルドワラがあります。
有名なのはバングラサーヒブという名のグルドワラ。
デリーの中心にあるので、参拝はもちろんのこと観光に訪れる
人々も多いところです。

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金色のドームが美しいバングラサーヒブ。
インドの中でも特に規模の大きい寺院です。

インドでは、異教徒や外国人が入れない宗教的な場も多いのですが、
グルドワラは基本的に誰でも参拝することができます。
ただし入る時は、頭をスカーフやハンカチなどの布で覆わなければなりません
(布は寺院で借りることができます)。
それから靴は脱いで入り口のクロークに預けます。
宗教の場ですので、肌の露出が多い服装もNGです。

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絶えず聖歌が流れる本堂内。
中は大きなホールになっていて、みな祈りを捧げたり
静かに座って瞑想したりしています。

寺院の外には大きな池があります。
この池は病気治癒の効用があると言われているそう。
シク教徒の人々は、この池で足をつけたり
裸になって沐浴をしたりしています。
女性は他の人々から見えないように、
女性用の沐浴スペースがあるそうですよ。

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池の周りは広々として心地よい雰囲気。
のんびりくつろいでいる人々がたくさんいました。

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シク教の寺院バングラサーヒブは、家族連れやカップルがたくさんいて
参拝はもちろんのこと、憩いの場としてもにぎわっているんだなぁと
感じました。

様々な宗教や民族が共存しているインド。
いろいろな宗教の場所を訪れることができるのが
インド旅行の魅力の一つですね。

インドの市場を探検してみよう!

16 8月
2010年8月16日

海外旅行では、その土地の市場をのぞくのも一つの楽しみですよね。
インドにもたくさんの市場があります。
最近ようやく現代的なスーパーマーケットができてきたインドですが、
買い物の主流はやっぱりまだまだ市場。
インドの市場は、安くて良い品物を求めにやってくる人々でいつも賑わっています。

デリーの中心部にあるINAマーケットは、
食料品や生鮮食品、衣料品や家庭用品などが手に入る
「何でもアリ」のマーケット。
いかにもインド的なカオスにあふれた市場なので
訪れてみると楽しいと思います。

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ズラ~と店が並ぶINAマーケット。
外から見ると一瞬「スラム!?」と思ってしまうほど
ゴチャゴチャして見えるのですが、中に入ると案外清潔。
市場内は、売り物毎に何となくエリアが分かれています。

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こちらはインド料理に使うスパイス類。
カレーに使う、ターメリック・クミン・ガラムマサラなどが
売られています。
小分けにして売られているので外国人でも買いやすい雰囲気。

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こちらは量り売りしてくれるお米屋さん。
お米の値段は質によってピンからキリまであります。
インドの高級米は、バスマティーライスという細長いお米。
INAマーケットでは日本米のような米も売られているのですが、
値段は安めです。

食料品以外にも、衣料品・家庭用品などのお店もたくさん並んでいます。

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プラスチックのタッパーや、インドでよく使われているステンレス食器が
ズラリ。

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靴やサンダルが安売りされていました。
一足100ルピー(約200円)!!
掘り出し物があるかも……。

市場の奥に進んでいくと、生鮮食料品売り場があります。

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野菜売り場には、インド定番の野菜の他にも
パプリカやブロッコリーなども売られていて種類豊富。
他の市場にはあまり売られていない野菜を買えるのが
INAマーケットの魅力です。

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もちろん魚売り場も!
ぱっと見ただけではわからない謎の魚も売られていますが…。

INAマーケットは、実は在住外国人にも有名な市場。
というのは、他ではあまり扱っていない輸入食品や輸入食材などが手に入るから。
パスタやオリーブオイルなどはもちろんのこと、
なんと、日本のしょうゆや味噌なども売られているんですよ。

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海外のお菓子や缶詰なども売られています。
値段はべらぼうに高いわけでもなく良心的です。

というわけで、何でもアリのINAマーケット。
ちょっと冷やかすだけでも楽しいですし、
インドのおみやげを買うのにも便利ですので、
ぜひ探検に訪れてみてください!

<INAマーケット>
住所:INA Market, Aurobindo Marg, New Delhi

キャメルサファリへ出かけよう

10 8月
2010年8月10日

砂漠の中にあるオアシス都市ジャイサルメールまで行ったら、
やはり砂漠を見なくてはいけません。
ジャイサルメールでは、気楽に行ける2時間ほどの砂漠ツアーや
数泊かけて砂漠の見所を回る本格的なツアーまで
いろいろな種類の砂漠見学ツアーを扱っています。

砂漠へはジープでササ~っと行くこともできるのですが、
やっぱりここは本格的にラクダで行かなくては!

というわけで初めてのキャメルサファリにトライしてみました。

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こ~んな感じのラクダさんに乗って砂漠へ出発です!
私はあまり時間がなかったので
2~3時間で帰ってこられる砂丘へ行くツアーを選びました。

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乗るとけっこう高くて、ちょっとびっくりするラクダの背中。
でも、後ろにはラクダ使いのお兄さんが乗ってくれるので安心です。
ラクダの手綱さばきと道案内は、お兄さんに任せておけば大丈夫!
の~んびりラクダの背中にゆられながら、砂漠の風景を楽しむことができます。

ジャイサルメールのあるラジャスターン州の砂漠は、
一面砂だらけの砂砂漠と違って
所々植物が生えていたり岩が顔をのぞかせていたりする、いわゆる岩砂漠。
砂漠に生える植物や生物を見るのがこれまた楽しいんです。
私は野生のシカを見かけましたよ~!

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2時間ほどラクダに揺られているうちに、
目的地の砂丘へ到着。
ここまで来ると一面砂の本格的な砂漠!
ずっと遠くまで砂の斜面が続いていました。

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砂丘って案外大きいんですよ。
高低差もかなりあって、上に登ったり下がったりすると
息が切れました。

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砂丘の砂は細かくて本当にサラサラ!
自然にできた砂の波が幾重にも重なって、
まるで砂の海のようでした。

ジャイサルメール近郊の砂漠には、
他にも大きな砂丘や見所がたくさんあるので、
希望にあわせてサファリを楽しむことができます。
時間に余裕があればやっぱり砂漠で泊まるツアーがおすすめ。
静かな砂漠の真ん中で、ご飯を作ってテントを張って寝るのだそうです。
砂漠から眺める夜空の星…
砂漠で食べるインドご飯…
想像するだけですばらしい!

私も時間を作って、もう一度必ず訪れたいと思っています。

砂漠の中のオアシス、ジャイサルメールへ!

03 8月
2010年8月3日

とにかく広い広~いインドですが、北はヒマーラヤから南はビーチまで
たくさんの見るべきスポットがあります。
そんな中、私が旅行した中で、特に印象深かったのがジャイサルメールという街。
インドの中でもかなり西寄りにあるジャイサルメールは、
ラジャスターン州に広がるタール砂漠の中央に位置しています。
そう、ジャイサルメールは、砂漠の中のオアシス的な街なのです。

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ジャイサルメールは12世紀に造られた城と、それを囲む街並みからできています。
この街の魅力の一つは、当時の雰囲気をそのまま残す美しい街並み!

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城塞内にはこんな感じの建物が立ち並んでいます。
のんびり小道を歩いていると、中世に迷いこんだような気分に。
お城も立派に残っていて、城内を見学することができます。

そして市内には、当時の商人や富豪が建てた
ハヴェーリーと呼ばれる邸宅がいくつも残っていて、
いくつか内部を見学することができます。
ハヴェーリー内外を飾る、細かい彫刻や石細工が見もの!
特に有名なのはパトウォーンのハヴェーリー(Patwon ki Haveli)
という18世紀に建てられたジャイナ教の商人のハヴェーリーです。

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これ、石造りですよ!一体どうやって作ったのか……
精緻すぎてびっくり!

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こちらは木彫りの扉。
当時のお金持ち商人が贅を尽くして作らせたのでしょうね……。

ジャイサルメールのもう一つの魅力は、街から眺めるサンセット。
街にはいくつかサンセット・ポイントがあるのですが、
そこから眺める夕陽の美しいこと!
砂漠の向こうに少しずつ沈んでいく夕陽が
街並みを美しく染めていきます。

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ジャイサルメールは別名「ゴールデン・シティー」とも呼ばれています。
旧市街の城や建物が全て砂岩でできていて、
街全体が黄金色に輝くように見えるからだそうです。
ゴールデン・シティーの名を心から実感するのは何と言っても夕暮れ時。
夕焼けが染めるジャイサルメールはまさに「黄金色」に輝いて
ロマンチックな雰囲気満点です。

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ラジャスターン州の中でもかなり西にあるジャイサルメールですが、
ここは本当に印象に残る街でした。
みなさんも機会があったらぜひ訪れてみてください。

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