月別アーカイブ: 10月, 2010

気軽にパクパク。南インドの軽食

24 10月
2010年10月24日

とにかく広大なインドです。
大きくわけても北インドと南インドでは、言葉も違えば文化も違ってくるのが興味深いところ。
食文化も北と南では多少異なるのですが、南インド発祥の軽食類は全インドでよく食されています。
軽食といってもとにかくいろいろあるのですが、
今回は私のお気に入りをいくつかご紹介したいと思います。

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こちらはマサラ・ドーサーと呼ばれる南インドの軽食。
米と豆の粉を鉄板でクレープのように丸く薄く焼いたものです。
パリっとした食感が魅力のドーサー。
くるりとまいたドーサーの中には、マサラで味付けしたじゃがいも炒めが
入っています。
一緒に添えられている白いソースはココナッツ・ソース。
お好みでココナッツ・ソースをつけながら食べます。

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こちらはウタパムという料理。
豆の粉にたまねぎ、トマトなどを入れてカリっと焼いたもの。
インド風お好み焼きと言えばいいでしょうか。
白いココナッツ・ソースはウタパムにも必ずついてきます。
茶色いスープはサンバルと呼ばれるもの。
少し酸味のあるスープです。
ココナッツ・ソースとサンバルは大体おかわり自由!
なくなりかけると、お兄さんが「サンバル、よそうか?」と
おたま片手にやってきてくれます!

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こちらはワーダーというもの。
これ、どう見ても「おいしそうなドーナツ」に見えませんか?
こちらは豆の粉をまるめて揚げたもの。
味はドーナツとは違って、全然甘くありませんので、ご注意を…。
このワーダーにもサンバルをかけて食べます。
サクっとした食感がおいしいスナックで、食べ応え満点!

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こちらはイドリーと呼ばれるもの。
米粉でつくられたインド風蒸しパンです。
これも一瞬、少し甘いのかな?と思わせるのですが、甘みは全然なく
少し酸味のあるパンです。
こちらにもココナッツ・ソースとサンバルがついてきます。
たっぷりつけて食べるとおいしい!
ふかしたてのイドリーはインド人にも大人気です。

というわけで、気楽に食べられる南インドの軽食類。
インド人の人々は、ご飯とご飯の間の軽食として食べているみたいなのですが
日本人からすると十分な量!
私はお昼ごはんなどによく食べています。
日本人にも食べやすい味のものばかりなのでおすすめですよ~。

ヒンドゥーのお寺「ヴィシュワナート寺院」

21 10月
2010年10月21日

インドのベナレスはヒンドゥー教の聖地です。
市内には有名なヒンドゥー寺院がいくつかあって
たくさんの参拝客を集めています。
その中でも特に有名なのがヴィシュワナート寺院。
実はヴィシュワナート寺院はベナレス市内に二つあります。
一つは市内の中心部にあるヴィシュワナート寺院。
ただこちらは、基本的に外国人の参拝が禁止されているため
中に入るのは難しいです。
もう一つは、市内の南部に位置するバナーラス・ヒンドゥー大学という
大学内にあるヴィシュワナート寺院。
こちらの寺院は、異教徒でも立ち入り自由のオープンな雰囲気。
そのため、私もたまに訪れてお参りをしています。

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広々とした大学内にあるヴィシュワナート寺院。
市内や近郊の村からたくさんの参拝客が訪れます。

ヒンドゥー寺院は、靴を脱いで入場しなくてはならないのですが、
入り口にクロークがあるので安心。
靴をあずけて寺院内に入ると、総大理石で作られた空間が
広がります。

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寺院内はかなり広々として静か。

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壁には神話や宗教的な話に基づいた絵がはめこまれています。

奥にご本尊のある小さなホールがあります。
ここヴィシュワナート寺院にはご本尊としてシヴァリンガが
祀られています。
シヴァリンガとは男根をかたどった石柱のこと。
ヒンドゥー教の神様シヴァ神の象徴と考えられています。

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参拝客はここでお供え物を渡し、祈りを捧げます。
朝から晩まで参拝に訪れる人が跡をたたないのはさすが!
敬虔なヒンドゥー教徒が多いインドならではの風景です。

異教徒の立ち入りが制限されている寺院が多い中、
このヴィシュワナート寺院は外国人でもちゃんと参拝できる
貴重な存在。
わたしも手を合わせてお参りさせていただきました。

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寺院の外には、小さな商店街になっており、
軽食やお茶をいただくこともできます。
のんびり休日、娯楽もかねて参拝にくる
インド人家族たちがたくさん。
平和でのんびりした風景が好きなので、
また今度出かけてみようと思います。

■ヴィシュワナート寺院(Vishwanath Temple)
バナーラス・ヒンドゥー大学(Banaras Hindu University)内
時間:4:00~12時、13:00~21:00
休み:無休

インド最大のモスク「ジャマー・マスジッド」

19 10月
2010年10月19日

ヒンドゥー教・イスラム教・仏教など様々な宗教が混在しているインド。
それぞれの宗教に関する見所がたくさんあるのがインドの魅力です。
今回はデリーにあるイスラム教のモスク、ジャマー・マスジッドをご紹介します。

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モスクとはイスラム教の礼拝堂のこと。
このジャマー・マスジッドはイスラム教徒の祈りの場なのですが、
イスラム教徒じゃなくても見学に訪れることができます。
モスクはインドの各地にいくつもありますが、
このジャマー・マスジッドはインド最大の大きさ!
中庭になんと2万5千人を収容できるんだそうです。

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とにかく規模の大きいジャマー・マスジッド。
建物の両脇の塔はミナレットと呼ばれる礼拝を呼びかけるための塔なのですが、
高さはなんと40メートル!
祈りの時間帯はこの中庭がイスラム教徒でうまるそうです。

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見学に訪れるインド人もたくさん。
ピクニック気分でわいわい楽しんでいます。

ジャマー・マスジッドは1658年に造られたモスク。
当時のムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンによって造られたのだそうです。
赤砂岩と白大理石で造られたモスクは、アラビア文字やボタニカルなデザインで
飾られていて、建築物としてみてもかなり美しい建物です。

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モスク内に入ると、やはりそこは祈りの場。
静かに祈りを捧げている人々の姿が目に入ります。
イスラム教は偶像崇拝を禁止しているため、神像や祭壇などの類は一切ありません。
イスラム教の聖地とされているメッカのカーバ神殿の方向を示す壁のくぼみがあるのみ。
ミフラーブと言われるその壁のくぼみに向かって、みな静かに祈りを捧げていました。

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静かに祈りを捧げる人々を見て、こちらも厳粛な気持ちになってきたところで
ふと見ると……

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あ、居眠りしている人……。

他にも何人かで談笑している人や、子ども連れでわいわい騒いでいる人も。
涼しくて気持ちのよいこのジャマー・マスジッドは
祈りの場であると同時に人々の交流の場にもなっているようです。

■ジャマー・マスジッド(Jama Masjid)
住所:Jama Masjid, Delhi-110006
注意事項:短パン・ノースリーブなどの服装は避けること。入り口で靴を預けること。

インドのスイーツ「ミターイー」

14 10月
2010年10月14日

インド人はとにかく甘いものが大好きです。
インドで飲まれるチャーイ(インド風ミルクティー)にも、
これでもか!というほどの砂糖が入っています。
そんなインドで作られるスイーツも当然、激甘。
インドでは甘いお菓子のことを総称して
「ミターイー」と呼びます。

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様々な種類のミターイー。
牛乳を煮詰めた物や小麦粉などを練って
作られたものが多いです。
もちろん全てのミターイーがかなりの甘さ。

インド人は何かおめでたいことやお祭りなどがあると、
ミターイーを買ってお祝いします。
その買い方たるや、すさまじい!
キロ買いで、1キロ、2キロ普通に買っていくんですよ~。

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お祭りが近くなると、ミターイー屋さんは大盛況!
「そのお菓子1キロね」
「これとあれとそれと…全部で5箱ちょうだい」
といった感じで、みな大量に大人買いしていきます。

さて、ミターイーと一口に言いましたが、
とにかく様々な種類のミターイーがあるので、
そのうちのいくつかをご紹介します。

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こちらはバルフィーと呼ばれるミターイー。
ミルクを煮詰めて固めたお菓子です。
インドのミターイーの中では
ちょっと甘さ控えめ
で食べやすいです(十分甘いですけどね?)。
実はこちら私の好物!
薄い銀箔がついていますが、このまま食べられるんですよ。

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こちらはグラブジャムーンという名のミターイー。
牛乳や小麦粉などを混ぜて団子状にしたものを揚げて
甘いシロップに漬けたお菓子です。
作る工程から言って「一体何カロリーあるんだ?!」
と心配になりますが、その攻撃的な甘さがくせになる
おいしさ。
温かくして食べると、おいしさ倍増です。

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そしてこちらはラッドゥーというミターイー。
ひよこ豆の粉などから作られた団子菓子です。
サクっとした食感が楽しめます。
インド人はチャーイとともに食していますが、
個人的には日本茶に合わせて食べたい感じ。

インドではとにかく何かにつけてミターイーが配られます。
正直言って、最初は「この甘さはちょっと無理かも…」と思っていました。
しかし慣れてくると、その甘さがおいしく感じられるのが不思議!
インドの人々に至っては、平気な顔で2個3個たいらげています。
インド人、ほんとうにミターイーが好きなんですね。

今日ご紹介したミターイーはほんの一部。
とにかく種類がたくさんあるので、
全部制覇するのは難しそうなのですが、
今後もミターイー調査をすすめていきたいと思っています。

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