月別アーカイブ: 11月, 2010

ジャイプールの「ハワー・マハル」

23 11月
2010年11月23日

ジャイプールは砂漠の多いラージャスターン州の州都。
18世紀にマハーラージャによって造られた旧市街は
昔ながらの姿を今も保っていて、アンティークな雰囲気です。
建物が全て赤砂岩で作られていて町全体がピンク色に見えるので
ピンク・シティとも呼ばれているジャイプール。
その旧市街の中には、今もマハーラージャが住んでいるパレスや
昔使っていたパレスなどが美しく残っています。
ジャイプールのシンボルともいえる「ハワー・マハル」もこの旧市街の中にあります。

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風の宮殿はジャイプールの旧市街の通りに面して建っています。
1799年に当時のマハーラージャによって建てられたそうです。
正面から見ると5階建てのこのハワー・マハル、壁全体にある窓の数はなんと953個!
当時の宮廷の女性たちが顔を見られずに外の様子を眺められるように
造られたのだそうです。

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中から見るとこんな感じ。
宮廷の女性たちはここに座って、外の風景を見おろしながら
あれやこれや話をしていたのでしょうね。

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細かく透かし彫りがほどこされた小窓。
全部石造りというのがすごい!

外から見ると5階建ての大きな宮殿に見える風の宮殿ですが、
実は奥行きはなく、あの小窓がついている建物は単なる壁のようになっています。

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裏から見るとこんな感じです。
屏風のような感じになっているんですね。

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小窓のついた建物の一番上から道を見下ろしたところ。
かなり高いので、ジャイプールの町全体を見渡すことができます。

宮殿の内部には中庭があって、大きな空間がひろがっています。

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ハワー・マハルとは日本語で言うと「風の宮殿」という意味。
あのたくさんある小窓から涼しい風が宮殿内に流れてくることから
この名前がつけられたのだそうです。
たしかに宮殿内は外の暑さがうそのような涼しさ。
心地の良い風がサ~ッと通り過ぎるのを感じます。

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ジャイプールのシンボルであるハワー・マハル。
美しくて優雅な雰囲気のハワー・マハルは
まさにピンク・シティにふさわしい宮殿と言えるかもしれません。

やっぱり牛はいます!インドの路上

19 11月
2010年11月19日

「インドってやっぱり牛が多いの?」
と日本の友人によく聞かれるのですが、やはり牛は多いです。
ヒンドゥー教徒が大多数を占めているインド、
そのヒンドゥー教で牛は神様として崇められています。
ですので、食べるのはもちろんのこと、邪険に扱ったりもしません。
「牛は神様」として大切に扱われているので、街のそこここでのんびり暮らしている(?)牛がたくさん!
都会の中心部ではさすがにあまり見かけなくなりましたが(それでもいることはいますが)地方の街ではまだまだ牛をあちこちで見かけます。

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道路の真ん中でもおかまいなしでくつろぐ牛たち。
渋滞の原因になるのですが、放置…されています。

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小道をふさぐ牛たち。
牛はやっぱり大きいので、かなり存在感があります。
さすがにこういう場合は人々も「コラッ!どけよ!」と怒ります。

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かわいい仔牛。こういう風景は心がなごみますね。
ん~、でもまた牛が増えるかも……。

実はこの一見自由そうな牛たち、野良牛かと思いきやそうでもないんです。
牝牛は牛乳がとれるので、ちゃんと家で飼われていることが多いです。
昼間は自由に街を闊歩していますが、夜になると自分の家に帰るんですね。
でも、もちろん野良牛もたくさんいます!
そういう牛たちは、夜中もそこらへんで寝ています。

ベナレスで、牛の他によく見かけるのが水牛。
黒い毛なのですぐにわかります。

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水牛の場合は、ちゃんと牛飼いに飼われていることがほとんど。
水牛からも乳をとるんです。
ガンジス河へ水浴びにいく水牛の列は、ベナレスの風物詩と言えるかもしれません。
いっけん無秩序に見えるのですが、牛使いの指示に従って
ちゃんと列をつくって歩いています。

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水浴び中の水牛たち。
心地よい時をすごして、おいしい乳を出してくれるのでしょうね!

というわけで、牛にとっては天国のような国インド。
知り合いのインド人いわく
「ワタシ、生まれ変わったら牛になりたいね!」
だそうですよ!

ピンク・シティ、ジャイプール

07 11月
2010年11月7日

ラージャスターン州の州都であるジャイプールは、
18世紀にマハーラージャと呼ばれる藩王によって造られた町です。
城壁に囲まれた旧市街の街並みがとってもすてきなジャイプールの町。
旧市街の建物はすべて赤砂岩でつくられているため
街全体がピンク色に見えるのが特徴。
そのためジャイプールは別名「ピンク・シティ」とも呼ばれています。

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旧市街の所々にある門。ここを通って旧市街に入ります。
ピンクに塗られた門がキュートでしょう?

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旧市街の中に入ると建物はすべてピンク色!
古い建物が大切に残されています。

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町の景観を損なわないためでしょうか、看板もあえてシンプルな手書きスタイル。
電光看板などは使われていません。

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砂漠に近い町なので、たまに町でラクダを見ることも!
普通に物を運ぶのに使われています。
日本人としては「ええ~!道路でラクダ!?」と驚いてしまうのですが
こちらでは生活の一部という感じみたいです。

という感じで、旧市街全体が見所なジャイプールの町。
旧市街を歩きながらのバザールめぐりがおすすめです。
八百屋や生活雑貨のお店などが並んでいますが、
かわいい雑貨やおみやげになりそうなグッズを売っているお店も
たくさんあるんです。

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ジャラジャラっとお店にかけられたラージャスターン特産の布。
ラージャスターンの布は絞りやミラーワークで有名です。
色合いが鮮やかではなやかでしょう?
ミラーワークがかわいらしいクッションカバーやテーブルクロスなどもありますが、
そちらはおみやげに最適ですね。

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こちらはチューリーと呼ばれるバングル。
インド人の女性はこのチューリーをジャラジャラとたくさん手につけています。
あざやかな色とキラキラ感がかわいいですよね。
他にも七宝焼きのようなバングルや、ガラスでできたバングルなど
いろいろな種類がありました!

ジャイプールは首都デリーから、飛行機なら約40分、電車なら約4時間半という近さです。
見所がたくさんある町なので、ぜひ訪れてピンク・シティの魅力を味わってみてください。

インドのお祭り「ドゥルガー・プージャー」

06 11月
2010年11月6日

インドの10月・11月は大きなお祭りの季節です。
10月、インドにようやく秋が訪れはじめるころ
盛大に行われるお祭りがドゥルガー・プージャー。
ヒンドゥー歴に基づいて行われるので、毎年日にちはずれるのですが、
今年は10月中旬に行われました。

ドゥルガー・プージャーとは、ヒンドゥー教の女神であるドゥルガーを称えるお祭り。
インドの東にあるベンガル地方が、ドゥルガー女神信仰で有名ですが、
私の住んでいるベナレスにもベンガル人がたくさんいますのでドゥルガー・プージャーはかなり盛大!
ドゥルガー・プージャーになると、街のあちらこちらにドゥルガー女神の像が飾られます。

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こんな感じの即席会場が街のあちこちに作られて、その中にドゥルガー女神が安置されます。

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戦いの女神として知られるドゥルガー女神。
ライオンを従えた勇ましい姿で表されます。

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祈りを捧げるヒンドゥー教の僧侶。
像がかなり大きくて立派なのがわかるでしょう?

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会場内は、参拝・見学に来るインド人で押し合いへしあい!
みんな、熱心に参拝しています。

インド人は、街の各所に飾られたドゥルガー女神を参拝するために方々をねり歩きます。
ドゥルガー・プージャーの期間は夜中まで街は大変なにぎわい!
「あそこのドゥルガーの像が良かった」「いやいや、あっちのほうが大きくて立派だ」などと、ドゥルガー女神像の品評に忙しい様子です。

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電飾で飾られた街並み。
みんなおしゃれをして夜中まで歩きまわります。

かなり精巧に作られるドゥルガー女神の像ですが、
なんと最終日にはガンジス河に流されてしまいます。
安置されている場所から河岸まで、今度は盛大なパレードが行われるのですが、
これがまた派手で盛大!

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トラックやリヤカーで運ばれるドゥルガー女神を中心に
河に着くまで、信者が踊り狂ったり大音量で音楽をかけたり、大騒ぎ!
道路の渋滞もおかまいなしなんです~。

というわけで、熱狂的なドゥルガー・プージャー、今年も無事終了しました。
また来年が楽しみですね。

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