月別アーカイブ: 12月, 2010

インドのアイロン屋さん

19 12月
2010年12月19日

インドの人々は、シャツやズボンにも折り目をつけて
パリッと着こなしていることが多いです。
インドで女性が着るパンジャービ・スーツやサリーも、
みなさん、しっかりアイロンをかけて着ているようです。
一度そんなにシワシワじゃないのでいいか、と思って
パンジャービ・スーツを着ていたところ、
「ちゃんと、アイロンかけなさいよ」と
つっこまれたこともあります。
というわけで「パリッとアイロンをかけて着る」というのが
インドでは日本以上に大切な様子。
そんなインドで非常に便利なのがアイロン屋さんです。

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町の所どころにあるアイロン屋さん。
「これお願い」と服を持っていくと
「じゃ、夕方とりに来てね~」と預かってくれます。
1枚3ルピーから5ルピーぐらい(約6円から10円)で仕上げてくれるので
大変便利!

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「パリッと仕上げるから待っていてね~」と明るいアイロン屋のお姉ちゃん。
たしかにパリパリに仕上げてくれます。

使用しているアイロンは非常にクラシックでアンティーク。
最初見た時「これで~!?」と驚きました。

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熱くした炭を入れて使います。
停電の多いインドでは、電気アイロンよりむしろ便利かもしれません。
ただやはりかなり重い…です。
重労働、お疲れ様ですね。

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「いやいや、こんなのへっちゃらよ~」とあくまでも
元気のいいアイロン屋のおじさん。
まわりに出された服が散乱しているのですが、大丈夫でしょうか…。

でも、毎日大量にアイロンがけをしていると思うのですが、
受け取りに行くと、間違えずにちゃんと私のものを渡してくれます。
そこはさすが、プロですね!

もちろん家でアイロンをかけてもいいのですが、
クシャクシャで出してもきれいに仕上げてくれるので
何かと便利なアイロン屋さん。
とっても助かっています!

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最近はさすがにあまり見ませんが、
昔はジーンズにもアイロンで折り目をつけている人が
けっこういました…!
「それはないでしょう~」と思ったものですが、
まあ、だらしなく見えないようにキチっと服を着るという
心構えのあらわれだったのでしょうね。

インドの結婚式

18 12月
2010年12月18日

お祭りの季節が終わって、町が少し静かになったなぁ~と思ったら、
今度はインドの結婚式シーズンに入りました。
インドの結婚式も、日本と同じように縁起の良しあしを見て
日取りを決めるので、吉祥の日となると町中でいくつもの結婚式が行われます。

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きれいな結婚式招待状。
結婚に関する儀式は何日にもわたって行われます。
親戚一同は、結婚行事にかかりっきりになりますが、
一般客は、普通は結婚パーティーに出席します。

私も招待を受けて行ってまいりました!

これはインド名物だと思うのですが、
結婚パーティーの会場には、花婿側の親戚がパレードをしながらやってきます。
これがとっても派手!

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花婿はなんと馬車にのって登場します。
楽団を引き連れての大パレード。まわりには電飾をもつ係や
花火をあげる係がいて、長い行列になります。
実はこれ渋滞の原因にもなるんですが、
おめでたいことなので、誰も文句は言わないようですね…。

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パーティー会場の壇上に、花嫁・花婿が座ります。
花嫁さんがほんとうにきれい!
ここで花輪を交換したり、みんなからの祝福を受けたりします。
たくさんのプレゼントが積み上げられていきます!

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食事はビュッフェ形式で。
インドの結婚パーティーでは、通常お酒は出ません。
日本人の感覚からすると、少し物足りないような気もしますが…。
でもおいしいインド料理が食べられて満足!

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宗教上の理由で、お肉・魚なしの菜食の食事が出ることが多いです。
(もちろん地域・宗教の違いによっても違いますが)。

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かなり混雑の会場の様子。
会場の一部にDJブースとダンスコーナーが設けられていることが多く、
そういう場合は、そこで踊りくるう招待客も…。
とにかく無礼講みたいです。

いろいろな規模の結婚式がありますが、
インドの結婚式はとにかく「ド派手婚」。
かかる費用もかなりだそうですが、
一生に一回のこと。
結婚が大切なイベントなのは
日本もインドも同じですね。

インドのスナック「ゴールガッパ」

16 12月
2010年12月16日

インドにもいろいろなストリートフードがありますが、
その中でも特にユニークなのが「ゴールガッパ」と呼ばれるもの。
中が空洞になっている小さな揚げ玉に、じゃがいもや豆などの具を入れ、
スパイスで味付けした汁を入れて食べます。
「なに、それ?」って感じですよね?
どんな感じで食べるのが、写真で紹介していきます!

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これがプリと呼ばれる揚げ玉。
小麦粉などから作ります。これはちょうどピンポン玉ぐらいの大きさ。

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揚げ玉にパリッと指で軽く穴をあけ、じゃがいもなどの具を投入。
そして、写真に写っているジャルジーラと呼ばれる
スパイスで味付けした少しすっぱいスープを入れます。

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ゴールガッパ完成!できあがりはこんな感じです。
これを一気にパクっと食べます。
パリっとした揚げ玉を食べると、絶妙な味付けのスープが
口の中にひろがって…これはクセになるおいしさ!

揚げ玉のパリっとした食感がいいので、作ってもらったら
すぐに口に含むのがおすすめ。
のんびりしていると、水分で揚げ玉がふやけてしまいます!
ゴールガッパは別名「パニプリ」とも呼ばれています。

このゴールガッパ、基本的にストリートフードなので、
道によく屋台が出ています。
インドの方々、本当にこのゴールガッパがお好きなようで…
屋台はいつも大人気!

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手に小皿を持っていると、お店の人が作りたてのゴールガッパを
どんどん乗せてくれます。
パクパク食べて、どんどん乗せて、という感じで
ほぼわんこそば状態!
勢いづいて、食べ過ぎてしまうことが多いので要注意なんですよ~。

とにかくこのゴールガッパ、ユニークですよね。
だれがこのスナックを考えたんでしょう?
最初は「何だ、これは!」と驚きましたが、
今では私も大好き。
特に夏の暑い季節にいいそうですが、
おいしいので、寒い冬でもおやつに食べていますよ!

インドのお祭り「ダーラー・チャット」

11 12月
2010年12月11日

10月11月は、インドのお祭りの季節です。
ダシェラー、ドゥルガー・プージャ、ディワリーなど、大きな祭りが目白押しなのですが、
そんな秋の季節の最後のほうに行われるのが「ダーラー・チャット」という祭礼。
北インドのベナレスではかなり盛大に行われるお祭りです。
このお祭りは、女性たちが家族の無病息災や、一家の繁栄を祈願するもの。
二日間にわたって、ガンジス河で沐浴したり祈りを捧げたりします。

一日目は夕方、日の沈むころに祈りを捧げます。
そのため、この日は午後3時ぐらいからガンジス河へ向かう人々で道は大混雑!

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「ダーラー・チャット」の別名は「スーリヤ・シャシュティー」。
スーリヤという太陽神に、サトウキビや穀物・果物などの収穫を感謝し、
家族の無事を祈願するのだそうです。

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女性たちがいろいろな供物を持って、ガンジス河へ出かけます。

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サトウキビをかついで行く女性。
この日は大きな丈のサトウキビが、あちらこちらで売られているんですよ。

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「よっこいしょ」と供物をかかえる女性たち。
この赤い布の中には果物・穀物や、祭礼に使う道具などが入っています。

ガンジス河の岸辺まで到着すると、サトウキビを組んで供物をおいて祭礼の準備。
そして女性たちは沐浴をし、沈んでいく太陽に向かって祈りを捧げます。

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ガンジス河の岸辺は、ものすごい人出です。
祭礼の場所取りも大変です……。

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無事沐浴を終え、祈りを捧げる女性たち。

1日目はこれで終了なのですが、次の日は、今度は朝早く日の出のころに
また同じようにガンジス河で祈りを捧げます。
今度は早朝4時ぐらいから、ガンジス河へ向かう人々で外がガヤガヤ。
ガンジス河岸辺は、朝からまたもすごい人出で大混雑です…!

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この時期は、朝晩少し冷え込んで沐浴をするのも大変だろうなぁと思うのですが、
二日間の祭礼を終えた女性たちの顔はとても満足げ。
このダーラー・チャット、
家族の為の大切なお祭りとして行われているのでしょうね。

インドにはダーラー・チャットの他にも、
女性が、家族や旦那さんの無病息災を祈る祭りがたくさんあります。
祭礼のたびに、断食したり沐浴したりプージャー(祈りの儀式)をしたり
いつもいろいろと忙しい女性たち。
インドでは、一家の繁栄を支えるのは、旦那さんではなくて奥さんなのかもしれません。

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