月別アーカイブ: 4月, 2011

砂漠の町、プシュカル

23 4月
2011年4月23日

インド西部のラージャスターン州には、ピンク・シティとして有名なジャイプル、キャメルサファリで有名なジャイサルメールなど、たくさんの見どころがあります。
その中で特にわたしが好きなのがプシュカルという町。
静かでのんびりした雰囲気がただよう、砂漠の中の小さな町です。

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実は、ヒンドゥー教の聖地として有名なプシュカル。
上の写真はプシュカル湖という湖で、プシュカルの町はこの湖を中心に成り立っています。
湖の周りにはガートと呼ばれる沐浴場があるのですが、なんとその数50以上!
ヒンドゥー教徒の方々は、聖地を巡礼しにこのプシュカルを訪れて、
そしてこの湖で沐浴をしていくのだそうです。

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ヒンドゥー教徒にとってもう一つ大切なのが、こちらのブラーフマー寺院。
ブラーフマーとはヒンドゥー教の神様の名前なのですが、
プシュカルのこのお寺は、インドの中で唯一ブラーフマー神を御本尊にしている寺院なのだそうです。
ブラーフマー神を信仰する人にとっては、参拝必須の寺院になりますね。
14世紀に建てられたそうですが、たくさんのヒンドゥー教徒が参拝に訪れていました。

プシュカルは、のんびり滞在できるので外国人旅行者にも人気の観光地です。
外国人向けのヒッピーテイストな洋服や、アクセサリーがプチプライスで手に入るので
ショッピングも楽しみの一つ。

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コットンのワンピースやスカートなど、デザインや色合いが鮮やかでかわいい!
ちょっとしたリゾート気分です。

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安くてかわいいシルバーアクセサリーもたくさんあります。
買い付けに訪れるバイヤーもたくさんいるそうですよ。

さて夕方近くなってきたら、プシュカル湖のジャイプル・ガートへ。

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ここはサンセットポイントと呼ばれているガート。
夕暮れになるとたくさんの旅行者がサンセットを見にきます。
湖の向こうに沈みゆく太陽と夕日に染まるプシュカル湖が本当にきれい!
いつまでも座って見ていたくなる美しさです。

町の散策やショッピング、いろいろと楽しめるプシュカルは、砂漠の中のオアシスと言えるかも!
おすすめの町です。

インドの世界遺産【タージ・マハル】

16 4月
2011年4月16日

 

世界遺産がたくさんあるインド。
見どころがたくさんあって、観光には事欠かないのですが
その中でもインド最大級、いえ、世界最大級と言えるのがタージ・マハル。
首都デリーから車で約4時間のアーグラーという町にあります。

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白大理石が美しいタージ・マハルは、実はお墓。
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、王妃ムムターズ・マハルの死を悲しんで造らせたものです。
着工から22年の歳月を経て、1653年に完成しました。

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世界各地から最高の職人を集め、巨額の費用を投じて造られたタージ・マハル。
そのせいでムガル帝国の財政がかたむいたほどだそうです。
皇帝シャー・ジャハーンの妻への偏愛がうかがえますが、
そのおかげで、ここにムガル建築最高峰の建築物ができあがりました。

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彫りの細かさに驚きます。これはまさに当時の匠の技!

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白大理石に別の色の石をはめこんで造る象がん細工。
こんな細工が壁一面にはりめぐらされています。

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正面入り口を入ると中が墓室になっています(内部は撮影禁止)。
王妃ムムターズのためのお墓なので、もちろん彼女の棺が置かれていますが、
その隣にはシャー・ジャハーン帝の棺も。
シャー・ジャハーン帝の死後、愛する妻の棺の横に安置されたそうです。

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タージ・マハルの後ろへまわると、そこにはヤムナー河が流れています。
左方面遠方を望むと、アーグラー城と呼ばれるお城が見えます。
ここはムガル帝国代々の皇帝が住んだお城。
タージ・マハルを造ったシャー・ジャハーン帝は、晩年息子のアウラングゼーブに地位を奪われ、アーグラー城の塔に幽閉されてしまいます。
シャー・ジャハーン帝は遠くアーグラー城からこのタージ・マハルを見て
愛する王妃ムムターズの思い出とともに、失意の晩年を過ごしたといわれています。

タージ・マハルは、何度見てもその壮麗さに圧倒されてしまうのですが、
そんな悲しい恋物語がいっそうタージ・マハルを美しく見せていると思うのは
私だけでしょうか?

インドが優勝!クリケット・ワールドカップ

11 4月
2011年4月11日

インドの国民的人気スポーツと言えば、何といってもクリケット。
日本だと完全にマイナーなイメージのクリケットですが、
世界ではサッカーについで第二位の競技人口を誇るスポーツだそうです。
インドではプロリーグもあって大変な人気ですし、子どもたちが外で遊んでいるスポーツもクリケット。
日本の野球人気の約10倍(あるいはそれ以上)と考えていただければいいと思います。

そんな大人気のクリケットなのですが、今年2011年はクリケット・ワールドカップ開催の年でした。サッカーと同じように4年に一度行われるワールドカップ、今年の開催地はインド・スリランカ・バングラデシュの共同開催で、3月から4月にかけて行われました。

順調に勝ち進んでいたインド。
そもそも盛り上がっていたのですが、一層の盛り上がりを見せてきたのが
準々決勝のオーストラリア戦。
過去3年のワールドカップ王者だったオーストラリアなのですが、
なんとこれを破りインドが準決勝進出!
そして準決勝の相手はインドの宿命のライバル、パキスタン!

クリケットのインド・パキスタン戦は、サッカーの日韓戦の約100倍(あるいはそれ以上?)と考えていただければいいと思います。

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パキスタン戦当日は、インド各地で朝からすごい盛り上がり。
街中にはパブリックビューイングの会場がそこここに設置され
試合開始の午後2時半が近づくともう満員。
この日は平日だったのですが、みなさん仕事はどうしていたのでしょう?
後から聞いた話によると、オフィスでも早退・欠勤の人が続出していたそうです。

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クリケットの試合は長丁場で、かかる時間はなんと8時間以上。
インド人はその間試合の動向にかかりっきりで、いちいち喜んだり悲しんだりしていたのですが、夜10時すぎにインドの勝利が決定!

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パブで騒いでいたお兄さんたちも大喜び!

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外には、車やバイクを飛ばして勝利を喜ぶインド人や踊りまくるインド人が!
花火もバンバンあがって、ものすごい騒ぎでした~!

さて、準決勝のパキスタン戦で勝利し、すっかりやりとげた感じになっていたインド。
決勝ははたしてどうなるかな~と思っていましたが、ここもきっちり勝ってなんと優勝。
1983年に優勝して以来の、28年ぶりのワールドチャンピオンになりました!

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おめでとう!インド!!

大・大・大盛り上がりだった2011年クリケット・ワールドカップ。
ワールドカップが終わってしばらく静かになるのかなと思ったら、
今度は4月8日から国内のクリケット・プロリーグ「インディアン・プレミアリーグ」が始まっています!
またまたテレビにかじりつきのインド人。
インドは1年中クリケットブームということなのですね。

インドの水かけ祭り【ホーリー】

07 4月
2011年4月7日

年が明けてから、お祭り続きだったインドですが、
最後の大トリともいえるのが、ホーリーというお祭り。
ホーリーは、ヒンドゥー暦のチャイトラ月の初日に行われますが、
西暦でいうと大体3月ごろ。
毎年少しずつ日にちはずれますが、今年は3月20日に行われました。

北インドでかなり熱狂的かつ盛大に祝われるホーリー。
祭りの1か月前ぐらいから、道路には焚き木用の枯れ木が積み上げられます。

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ものすごい大きさでしょう?
この枯れ木は、ホーリーの前日の夜に火をつけて燃やすもの。
ヒンドゥー教の神話に基づいて、ホーリカという女性像が木々の真ん中に置かれ、
夜中すぎに燃やされます。

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しかし何といってもホーリーのメインイベントは、
ホーリー当日の早朝から始まる色水の掛け合い。
ホーリーの数日前から色粉を売る屋台や、水をかけるための水鉄砲を売る屋台が
ずらずらと町に並びます。

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色鮮やかなホーリー用の色粉。
この粉を水にといてかけまくります!

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水鉄砲も人気のアイテム。
一つ300ルピー(約600円)ぐらいするので、決して安くないのですが
飛ぶように売れていきます。

このイベントのためにインド人は命をかけているんじゃないか…?と
思われるほどの盛り上がりを見せるホーリー。
私の住んでいるベナレスは熱狂的なホーリーで有名なのですが、
熱狂的すぎて危ないので、実は前日の夜から当日の水かけが終わる午後まで
婦女子は外に出ないのが慣習になっています。
家の屋上や庭で、家族いっしょに平和にホーリーを祝います。
男性たちは大暴れをしに町へ!
色水で真っ赤や真っピンクになった顔で「これでもか!」と
色水をかけまくっています!

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隣の家の屋上でホーリーを祝っている人たち。
もう何色なんだかさっぱりわからない色に…。
でも、楽しそうですね!

ホーリーには春の訪れを祝うという側面があるのですが、
この時期の日差しはもうすっかり夏そのもの。
どちらかというと夏の訪れを祝うというイメージです。
水をかけあうのが気持ちのいいホーリーが過ぎると、本格的な夏に突入する北インド。
これから40度を超える酷暑がやってきます……!

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