ジェラート作りを見学してきました

26 4月
2011年4月26日
Pocket

前にも一度紹介したことがある、フィレンツェのジェラテリア「サンタクローチェ」で、ジェラートを作る所を見せてくれることになりました。
イタリアに住んでいても、ジェラテリアの作業を見せてもらえるなんて、滅多にないチャンス!!
早速カメラを抱えて、興味津々で出かけてきました。

IT_0402_0201

こちらが店のオーナーの、ヴィエリ氏です。
今日はヴィエリ氏直々に、レモンジェラートの仕込みを見せてくれるそう。
「これがうちの秘密のレシピなんだ」と言いながら大きなバインダーを持ってきたヴィエリ氏。
残念ながら、店のすべてのジェラートについて細かく書かれたこのバインダーは門外不出で、中を見せるわけにはいかないとのこと。
お店で手作りしているジェラテリアでは、きっとそれぞれのお店にこういう秘密のレシピ集があるんでしょうね。

IT_0402_0202

まずはレモンを搾ります。
作る直前に自分の手で絞った果汁を使うというのも、大切なポイント。
最近のジェラテリアではたとえ店で製品を作っていても、果汁の代わりにもっと手軽な粉末を使うことが多いんだとか。
「粉末なんか使ったら、せっかくのジェラートが台無しだよ!やっぱり手で絞った新鮮な果汁に敵うものなんかないのさ!」と語りながら、慣れた手つきでどんどんレモンを搾っていきます。
砂糖の代わりに化学甘味料を使うお店も増えているんだそう。
「化学甘味料は、ベタベタに甘くなるからダメ。自然な砂糖が一番!」とのこと。
ジェラート作りも奥が深いんですね。

IT_0402_0203

すべての材料を計りながらカップに入れたら、一気に冷やしてジェラートを作る機械に入れます。
業務用のジェラート機なんて初めて見ました。
ゴオンゴオンと轟音を立てながら中の材料がかき混ぜられていく様子は、ちょっぴりドラム式の洗濯機にも似ています。
最初のうちはみぞれのようにシャリシャリしていたものが、時間が経つにつれて舌触りなめらかなクリーム状になっていきます。
一度機械に入れてしまったら、後はほんの数分で出来上がりです。

IT_0402_0204

おぉー!出てきました!出来たてフレッシュなジェラートです。
これを容器に入れて、すぐにお店に並べます。
「サンタクローチェ」の作業場は店舗からガラス一枚で仕切ったキッチンスペースですから、作りたてのジェラートはほんの3秒ほどですぐにショーケースに並びます。

IT_0402_0205

それではお待ちかね、試食タイム。
出来上がりはとってもなめらかで、見た目はまるで生クリームのようです。
お味は・・・レモンの風味がさっぱりしていて、これからの季節にぴったり。
このお店のレモンジェラートのこだわりは、氷の粒がきめ細かく、ふわふわしていることなんだそう。

化学調味料に頼る時代の波に流されない、素材にこだわったジェラート作り。
ヴィエリ氏はまだ若いオーナーで、「サンタクローチェ」は店の歴史も浅いですが、こうやって情熱を持ったジェラテリアが新しく生まれてきてくれるのは嬉しいことです。

Gelateria Santa Croce(ジェラテリア サンタクローチェ)
Via Magliabechi,17/R
Tel: +39 055 244302
アクセス:サンタクローチェ広場から徒歩2分。教会正面を向いて右側にある道をまっすぐ。

この記事のコメント

0 replies

Leave a Reply

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 2018 イタリアトレンドナビ All Rights Reserved.