カテゴリー: 生活

イタリア最大級のアンティーク市

17 7月
2011年7月17日
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フィレンツェとローマを繋ぐ主要線路上にある、中世の都市アレッツォ。
イタリアの中小都市の中では珍しく交通の便が良いこの街では、毎月第一日曜日とその前日の土曜日に、イタリア最大級とも言われる大きなアンティーク市が開かれます。 続きを読む →

小さな万博!?世界の手工芸展

03 6月
2011年6月3日
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4月30日から5月8日までの9日間、フィレンツェの大型催事場フォルテッツァにて「Mostra Internazionale dell’Artigianato」というイベントが開かれました。

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これは世界中の手工芸品と制作アーティストなどを集めた、大規模な見本市。
ジュエリー、バッグ、家具や食器、食品、洋服など、数え切れない製品が並ぶ見所たっぷりのイベントです。

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フードコーナーには世界各国の味自慢たちがブースを出店し、沢山の人たちで賑わっていました。
きっと、ここで自国の料理や文化を味わってもらうことは、観光の面から言っても大きなピーアールになるんでしょうね。
国の代表として自国の伝統文化や伝統食を紹介する・・・小さな万博と言ってもいいかもしれません。
我らが日本も、フィレンツェにある日本人団体の方々が和食屋台を出し、大好評だったようです。

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こちらは私が夕飯をいただいた、チュニジアの食事スペース。
今年はチュニジアが自国ピーアールに大きく力を入れていたようで、広大なスペースを借りてアラブの美しい雰囲気を全面的にアピールしていました。
テント式の半屋外座席や、まるで古代文明のような手の込んだセットなど、細かい所までよく出来ています。
ここで食事を食べると、気分はもうアラブの大富豪です。

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チュニジア店のメニューは、クスクス、ベルベル人のリゾット、そしてラム・鶏・豚肉の中から一種類を選ぶというもの。
私はラム肉をチョイスしたんですが、肉もしっかり柔らかく煮込んであって、なかなか美味しかったです。
どの料理もスパイスが効いていて、ソースはかなり辛め。
ビールとの相性はもちろん、食後にいただいた甘いミント茶も辛さをスッキリ流してくれるので意外とお食事に合いました。

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お腹を満たした後は、「アーティスト館」方面へ。
ここには様々なアーティストが自身の作品と一緒にブースを出しています。

そんな中で、古代中国文字を描いているイタリア人男性画家を見つけました。
彼はフランコ・パリアルロさん。
美しい女性像が彼の主な創作テーマなんですが、同時に東洋の文字にも大きく興味を持っているんだとか。
聞けば日本人マエストロの元で書道を30年来習っているというんですから、本格的です。
「君たちの漢字文化は本当に神秘的で美しいね。」とフランコさん。
「西洋の美術学校では、東洋美術を学ぶ手段がないんだ。そういうコースもないし、教師もいない。学ぶ機会がないから、せっかくの偉大な東洋美術も知る機会がない。それはすごく残念なことだと思っているよ。」
東洋美術や東洋文字と、西洋美術との融合を目指すアーティスト。
こうやって直接作者と話ができるのも、見本市ならではの醍醐味です。

フランコ・パリアルロ公式サイト
www.altamiradecor.com

クリスマスシーズン到来!

11 1月
2011年1月11日
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街がクリスマスに浮かれるこの時期、フィレンツェに珍しい大雪が降りました。
クリスマスプレゼントの調達のために中心街に行くと、街は雪化粧で白く輝き、雰囲気満点です!

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ドゥオモ前に設置された大きなツリーも、雪でキレイにデコレーションされています。
広場では子供たちが大はしゃぎで雪合戦を始めました。

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子供たちに混じって雪で遊びたいのは山々だけれど、まずはプレゼントの調達!
というわけで、ちょっとオシャレな文具や生活用品などが揃うデパートへ。
この時期は私と同じようにプレゼントを探す人々で、どのお店も大繁盛です。

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お目当ての物を手に入れた後は、サンタクローチェ広場で開かれていた毎年恒例のクリスマス市場へ。
前に紹介したヨーロッパ市場と屋台の顔ぶれは似ていますが、ヨーロッパ全土から様々なクリスマス用品や郷土品が揃う、とても楽しい市場です。

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可愛いツリーの飾りや、サンタクロースの置物がたくさんあって、見ているとついつい欲しくなってしまいます。
いつも楽しみにしているドイツソーセージの屋台や、オーストリアのお菓子も見逃せません。

ちなみに、イタリアではサンタクロースのことを「バッボ・ナターレ」と呼びます。
バッボとはトスカーナの方言でお父さん、ナターレはクリスマスという意味です。

思いがけない大雪のせいで、この日は人影もまばら。
私も歩き回ってすっかり体が冷え切ってしまったので、ホットワインの屋台で休憩することにしました。

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クリスマス市場のお供といえば、このお店のホットワインです。
ドイツから来た屋台で美味しいビールも飲むことができますが、この天気では寒くてとても飲むことができません。
2.5ユーロで、コップに溢れそうなくらい、熱々の甘いワインを注いでもらえます。
雪景色を眺めながら、カウンターで立ったままいただきます。

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雪は一向に止む気配がなく、どんどん降り積もっていきました。
急いで買い物を済ませたにもかかわらず、家に帰る頃には道がすっかり雪で埋もれてしまいました。

雪に慣れていないフィレンツェ市民。
交通機関も大幅に乱れてしまい、この日は家に帰れなかったという人も多いようです。
ホワイト・クリスマスは素敵だけれど、多すぎる雪はちょっと困りものですね。

世界一小さな映画館

17 12月
2010年12月17日
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先日、しばらく連絡を取り合っていなかった友人から、突然「明日の夕方手伝いに来てくれ!」とヘルプの電話が掛かってきました。
イタリア人の待ち合わせって本当に突然なことが多くて、数日前から約束してあるなんてことはほとんどありません。
それでもちゃんと人が集まるんだから、不思議です。

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翌日、約束の場所に行ってみると、友人のアツィーニが個性的な愛車と共にやって来ました。
彼は主にショートフィルムを撮っている映画監督です。
三年ほど前に友達に紹介されて、一度彼の映画の日本語字幕を作ったことがありました。

今回、彼の企画「世界一小さな映画館」がテレビのインタヴューを受けることになり、テレビ撮影用のお客さんが足りないと言うので、私がサクラになるためにやって来たというわけです。

到着と同時にアツィーニとその仲間たちがバタバタと映画館の準備をしていきます。

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こちらが、完成後の「世界一小さな映画館」です。
一見ちょっと派手なだけの車ですが、彼は古い車を改造して中にスクリーンを設置し、後部座席で映画を観ることができるようにしたんです。
座席は後方のたった二席のみ。

2006年に構想を練って以来、彼はこの車で自分の作った映画を上映して回っています。

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大慌てで準備をして、間一髪、取材班の到着に間に合いました。
さて、いよいよインタヴュー開始。

派手なジャケットを着て映画館の説明をしているのが、アツィーニです。
女性インタヴュアーの質問に、身振り手振りで元気に答えていきます。

インタヴューの後は実際に車の中に人が入っていく様子を撮るというので、私を始め数人のサクラたちがお手伝いをしました。

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こちらが、映画館の内部の様子です。
本当に小さなスクリーンなんですが、意外とくつろいで映画を見ることができるんですよ。

私たち観客は、車に乗り込む前にまず上映内容の説明を受けます。

アツィーニの映画館はレストランと同じ形式になっていて、渡されたメニューの中から観たい映画を「前菜はこれ、デザートはこれ」と言うように注文するんです。
選べる映画はどれも5分程度の短い物で、見終わったら車から出て次の人に交代する、というシステムです。

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撮影の後はアツィーニから集まった友人たちにお礼のジェラートが振る舞われ、翌日彼の自宅で夕食会をすることに決まって解散になりました。

果たして、アツィーニの世界一小さな映画館は、フィレンツェの新しい名物になるのか!?
街で彼の映画館を見つけた時は、是非体験してみてくださいね。

フィレンツェで、多国籍結婚式

14 12月
2010年12月14日
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11月のイタリアはお天気がずっと悪くて、気分が鬱々としてきます。
そんな中、憂鬱な気分を吹き飛ばすような「妊娠&結婚」という明るいニュースが舞い込み、友人の結婚式に出席することになりました。

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イタリアでは結婚の方法が二つあります。
一つは教会で神父さんが式を執り行う「教会婚」で、もう一つが市役所で挙げる「市役所婚」です。

敬けんなカトリックの多いイタリアでは、教会で式を挙げるのには色々と厳しい取り決めがあり、万が一離婚することになった時にも手続きがとても難しくなります。
今回の新郎新婦の場合のように、先に妊娠がわかっている場合にも、教会はなかなか受け入れてくれません。
そのため、最近では宗教に関係なく式を執り行うことができる「市役所婚」を選ぶカップルがとても増えているんです。

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しかしフィレンツェに限っては、宗教的な理由だけでなく「どうしても市役所で!」というカップルが世界中から集まってきます。
なぜなら、フィレンツェ市役所はかの有名なヴェッキォ宮殿の中にあるからです。

こちらが、フィレンツェ人の誇りとも言える、ヴェッキォ宮殿内「赤の間」です。
かつてはメディチ家の住居であり、フィレンツェの歴史上常に政治の中心であったヴェッキォ宮殿。
世界遺産にも登録されているこの建物で永遠の愛を誓うため、地元っ子だけでなく世界中の人々がこの地にやって来ます。

もちろん、日本人だってここで結婚することは可能です。
イタリアで結婚式を挙げると二人の結婚はフィレンツェ市に登録され、たとえ日本人同士であったとしても戸籍上には「イタリア共和国方式により婚姻」と記載されるんですよ。

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そんなわけで、赤の間はいつでも式の予約でいっぱい。
一日に幾つもの式を執り行うため、20分ほどで式は終わり、私たちも慌ただしく二次会会場へと移動することになりました。

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こちらが今回の新郎新婦。エンリーコとクラウディア夫妻です。

イタリアの結婚式では日本のように式と披露宴を同じ場所で挙げるのではなく、式の後レストランや新郎新婦の家などに移動して、親戚や友人を集めて盛大な昼食会を行うのが一般的です。

エンリーコたちが選んだレストランは、エジプト人一家が経営するイタリアンレストラン。
新郎新婦の到着後すぐに乾杯して、前菜、何種類ものパスタ、山盛りのお肉、そしてケーキ・・・と、次々に料理が出てきました。

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ラストはやっぱり、二人でケーキ入刀。

実はこの二人、エンリーコはペルー人、クラウディアはエルサルバドル人という国際結婚カップルです。
招待客もほとんどがペルー人なので、レストラン内の公用語がスペイン語になっていました。

ペルー人とエルサルバドル人のカップルがフィレンツェで結婚して、日本人の招待客(私)がいて、エジプト人のお店で昼食会を開く・・・ふと気付いたら何カ国も入り交じった多国籍結婚式になっていました。
「おめでとう!」「Auguri!」会場では幾つもの原語でお祝いのメッセージが飛び交います。

エンリーコ、クラウディア、そしてもうすぐ生まれる赤ちゃん、いつまでもお幸せに!

楽しい秋のイベント、ヨーロッパ市場

11 11月
2010年11月11日
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フィレンツェで暮らしていると毎日のように何かしらのイベントがあって、飽きるということがありません。
面白そうな物だけ選んでいてもすぐ多忙になってしまうので、体が二つ欲しい!と思うくらいです。

年に一度、この時期にヨーロッパ各国からの屋台が集合するヨーロッパ市場も、絶対欠かすことのできない大好きなイベントの一つ。

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昼間も多くの人で賑わいますが、夜の市場はまたひと味違って幻想的。

街の中心にあるサンタクローチェ教会広場では毎年この市場が開かれていますが、今年は例年に比べて少し規模が大きくなったようです。
教会へと続く道沿いにも、幾つかの屋台が並んでいました。

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この市場では、ヨーロッパ各国の名産品や特産品、食べ物などがずらっと一堂に会します。
お店を見てみると、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、スペインなどなど、バリエーションが豊富です。

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中には、こんな風に大量のニンニクと唐辛子を並べているお店も。
ニンニクの苦手な人が見たらぎょっとしてしまいそうですね。

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こちらはオランダからやって来たという花屋さん。
植木や球根を売っています。

ゆっくりと見て回りたいのは山々なんだけれど・・・まずは腹ごしらえをしないと、あちらこちらから漂ってくる美味しい匂いに負けてしまいそう!

何を食べようかな。炭焼きの肉?それともパエリア?煮込み料理?
各国の美味しい物が集まっているんですから、決めるのもなかなか大変です。

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でも結局、去年までと同じ物をチョイスしてしまいました。
ドイツの巨大炭焼きソーセージを、豪快にパンに挟んだホットドックです。
もちろん、本場ドイツのビールも欠かせません。
来年こそは何か違う物も食べてみようと思うのですが、ソーセージとビールの組み合わせが大好きな私は、いつもドイツ屋台の誘惑に負けてしまいます。

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小さな男の子が一人、ぐるぐる回る鳥の丸焼きの前でうっとりしていました。
炎が豪快に燃え上がる様子は、確かに魅力的!

私はこの日、フランスのアクセサリーとチーズ、スパイスを少々と、オーストリアのストゥルーデル(アップルパイのようなケーキ)を購入。
途中ココナッツの焼き菓子を買って口にほおばりながら、買い物を楽しみました。

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